7748 J-ホロン 2021-11-09 15:30:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年11月9日
上 場 会 社 名 株式会社ホロン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7748 URL https://www.holon-ltd.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 張 皓
問合せ先責任者 (役職名) 取締役総務部長 (氏名) 菅野 明郎 (TEL) 042-537-7990
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月7日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 1,583 3.8 424 △1.5 415 3.3 288 5.0
2021年3月期第2四半期 1,526 △29.1 431 △44.7 401 △47.7 275 △47.2
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 75.57 -
2021年3月期第2四半期 81.02 -
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 6,936 5,203 75.0
2021年3月期 6,320 5,128 81.1
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 5,203百万円 2021年3月期 5,128百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 10.00 - 10.00 20.00
2022年3月期 - 10.00
2022年3月期(予想) - 10.00 20.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
当社の主力事業である製品事業では、装置1台あたりの販売価格が非常に高額なことから、得意先の検収のタイミン
グにより売上計上時期は大きく変動する可能性があります。従って、月次ごと及び四半期ごとの見通しは立てにくい
状況にあるため、業績予想は当社の年間目標として通期のみ開示いたします。
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,234 4.1 686 12.2 673 14.8 464 7.6 121.57
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
業績予想の修正につきましては、本日(2021年11月9日)に公表しました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご
参照ください。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料7ページ「2.(4)四半期財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧くださ
い。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 3,823,900株 2021年3月期 3,823,900株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 520株 2021年3月期 440株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 3,823,395株 2021年3月期2Q 3,397,983株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社ホロン(7748) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………6
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………7
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株式会社ホロン(7748) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの影響を受けるなか輸出は緩やかな増加が続いて
おり、生産は一部に弱さがみられるものの、持ち直しております。
半導体業界におきましては、SEMIが世界全体の投資額は2021年に最高を更新する見通しを発表しました。当社主要顧
客もデータセンターなどで使う最先端半導体の開発・生産に必要な投資が増大していることを背景に2021~2023年度の
累計投資額を1000億ドルと見込んでおり、設備投資は順調に進む様相をみせ、当社への需要も大変旺盛であります。
一方、昨今の世界的な部材不足につきまして、当社業績への影響は現在発表しているものについては順調に進捗して
おりますが、前述の増大する需要に対する対応という点におきましては、一部で不透明感が出てきている状況です。
引き続き当社装置へのすべての需要に対し、来期にずれ込むことなく顧客の希望する納期での提供が出来るよう全社
一丸となり努めてまいります。
このような状況のもと、当第2四半期累計期間におきましても業績は計画通りに推移しております。
この結果、売上高は1,583百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。損益につきましては、営業利益424百万円
(前年同四半期比1.5%減)、経常利益415百万円(前年同四半期比3.3%増)、及び四半期純利益288百万円(前年同四半
期比5.0%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産・負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて0.2%増加し、4,729百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が726
百万円減少した一方、仕掛品が469百万円、その他中の未収消費税等が154百万円それぞれ増加したことなどにより
ます。
固定資産は、前事業年度末に比べて38.1%増加し、2,206百万円となりました。これは、建物の取得等により有形
固定資産が584百万円増加したことなどによります。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて9.7%増加し、6,936百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて59.9%増加し、1,559百万円となりました。これは、その他中の前受金が426
百万円、支払手形及び買掛金が64百万円、未払法人税等が72百万円それぞれ増加したことなどによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて20.0%減少し、173百万円となりました。これは、長期借入金が50百万円減少
したことなどによります。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて45.4%増加し、1,732百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べて1.5%増加し、5,203百万円となりました。これは、利益剰余金が75百万円
増加したことなどによります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べて123百万
円増加(前第2四半期累計期間は1,740百万円の増加)し、2,589百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は902百万円(前第2四半期累計期間に獲得した資金は568百万円)となりました。
これは主に、棚卸資産の増加額が401百万円あった一方、税引前四半期純利益が415百万円、前受金の増加額が369百万
円、売上債権の減少額が460百万円あったことなどによります。
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株式会社ホロン(7748) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は658百万円(前第2四半期累計期間に使用した資金は833百万円)となりました。
これは、建物の取得等により有形固定資産の取得による支出が638百万円あったことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は118百万円(前第2四半期累計期間に獲得した資金は2,005百万円)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出が78百万円、配当金の支払いが38百万円あったことなどによります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、当第2四半期累計期間における業績の動向を踏まえ、2021年5月11日に発表いたしました
業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日(2021年11月9日)公表の「業績予想の修正に関するお知ら
せ」をご参照ください。
なお、業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績につきましては、今後様々な
要因によって予想数値と異なる場合があります。
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株式会社ホロン(7748) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,485,871 2,609,577
受取手形及び売掛金 1,209,867 482,893
仕掛品 668,889 1,138,233
原材料 199,990 187,992
その他 157,560 310,876
流動資産合計 4,722,179 4,729,572
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 0 1,186,132
土地 626,031 626,031
建設仮勘定 613,935 -
その他(純額) 65,085 77,452
有形固定資産合計 1,305,052 1,889,615
無形固定資産 84,205 85,270
投資その他の資産 208,729 231,568
固定資産合計 1,597,987 2,206,454
資産合計 6,320,166 6,936,027
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 372,787 437,181
電子記録債務 143,058 172,648
1年内返済予定の長期借入金 140,834 112,496
未払法人税等 15,186 87,238
賞与引当金 96,384 103,704
製品保証引当金 59,383 57,094
その他 147,363 588,787
流動負債合計 974,997 1,559,151
固定負債
長期借入金 75,000 25,000
退職給付引当金 131,957 140,022
その他 9,934 8,440
固定負債合計 216,891 173,463
負債合計 1,191,889 1,732,614
純資産の部
株主資本
資本金 1,764,024 1,764,024
資本剰余金 1,235,416 1,235,416
利益剰余金 2,129,834 2,205,332
自己株式 △998 △1,360
株主資本合計 5,128,276 5,203,412
純資産合計 5,128,276 5,203,412
負債純資産合計 6,320,166 6,936,027
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(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 1,526,078 1,583,377
売上原価 681,985 750,931
売上総利益 844,092 832,446
販売費及び一般管理費
役員報酬 39,300 61,150
給料及び手当 36,731 40,978
賞与引当金繰入額 19,683 25,138
研究開発費 80,895 76,255
販売手数料 109,850 79,260
製品保証引当金繰入額 11,771 6,266
その他 114,849 118,930
販売費及び一般管理費合計 413,082 407,979
営業利益 431,010 424,466
営業外収益
受取利息 26 24
その他 10 199
営業外収益合計 36 224
営業外費用
支払利息 991 579
株式交付費 24,860 -
為替差損 3,317 8,994
その他 34 -
営業外費用合計 29,204 9,573
経常利益 401,842 415,117
税引前四半期純利益 401,842 415,117
法人税、住民税及び事業税 120,010 75,324
法人税等調整額 6,528 50,850
法人税等合計 126,538 126,174
四半期純利益 275,303 288,942
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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 401,842 415,117
減価償却費 49,342 64,877
株式交付費 24,860 -
賞与引当金の増減額(△は減少) 12,221 7,320
製品保証引当金の増減額(△は減少) 3,992 △2,288
退職給付引当金の増減額(△は減少) 7,350 8,065
受取利息及び受取配当金 △26 △24
支払利息 991 579
為替差損益(△は益) 2,303 5,082
売上債権の増減額(△は増加) 700,002 460,474
棚卸資産の増減額(△は増加) 15,985 △401,792
仕入債務の増減額(△は減少) △148,083 93,983
前受金の増減額(△は減少) 3,300 369,300
未収消費税等の増減額(△は増加) △102,778 △154,358
未払消費税等の増減額(△は減少) △37,289 1,715
預り金の増減額(△は減少) 1,023 185
その他 △21,328 35,669
小計 913,709 903,905
利息及び配当金の受取額 26 24
利息の支払額 △991 △579
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △344,716 △452
営業活動によるキャッシュ・フロー 568,028 902,899
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △781,767 △638,908
無形固定資産の取得による支出 △40,372 △19,625
敷金及び保証金の差入による支出 △56,290 -
敷金及び保証金の返還による収入 45,115 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △833,315 △658,533
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △78,338 △78,338
リース債務の返済による支出 △3,495 △1,792
自己株式の取得による支出 △181 △362
配当金の支払額 △33,199 △38,140
株式の発行による収入 2,120,392 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,005,178 △118,634
現金及び現金同等物に係る換算差額 650 △2,025
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,740,542 123,706
現金及び現金同等物の期首残高 1,573,341 2,465,871
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,313,884 2,589,577
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株式会社ホロン(7748) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当
該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、海外向
け製品販売については、従来、船積時点で売上計上しておりましたが、船積時点及び検収時点で売上計上する方法
に変更いたしました。また、国内向け製品販売については、従来、検収時点で売上計上しておりましたが、引渡時
点及び検収時点で売上計上する方法に変更いたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。また、収益認識会
計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期会計期間の期首より前までに行われた契約変更に
ついて、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期
会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高が28,000千円、売上原価が36,329千円それぞれ増加し、販売費及び
一般管理費が1,740千円減少し、営業利益、経常利益及び税引前四半期純利益はそれぞれ6,589千円減少しており
ます。また、利益剰余金の当期首残高は175,210千円減少しております。
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