7747 アサヒインテック 2019-02-13 15:30:00
オリンパス株式会社との胆膵内視鏡処置具に関する基本合意書の締結について [pdf]
2019 年 2 月 13 日
各 位
会 社 名 朝 日 イ ン テ ッ ク 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 宮田 昌彦
( 東証第一部・名証第一部 コード番号:7 7 4 7)
問 合 せ 先 取締役 管理本部長 伊藤 瑞穂
( TEL.0561-48-5551 )
オリンパス株式会社との胆膵内視鏡処置具に関する基本合意書の締結について
当社は、本日、当社グループが開発・製造する消化器疾患用の胆膵内視鏡処置具をオリンパス株式会
社が販売することについて、オリンパス株式会社と基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおり
お知らせいたします。
記
1. 基本合意の概要
近年、胆嚢・胆管・膵臓の結石・嚢胞・がんなどの消化管疾患に対する内視鏡を用いた検査・治療は、
外科的に開腹を伴う手術と比較して身体への負担が少なく、医療技術の進歩に伴い世界的に拡大傾向に
あり、その手技に用いられる医療機器に求められる性能も適応の拡大などにより高度化しています。
その様な環境の中、当社グループは「患部・治療領域の拡大」
「新規事業の創出」を中長期戦略に掲げ、
消化器分野への参入を積極的に進めております。
当社は、これまで循環器分野で培った技術を活用し、消化器疾患用の胆膵内視鏡処置具である細径
0.018”(0.46mm)ガイドワイヤーなどの製品を開発・製造し、オリンパス株式会社が同製品を販売するこ
とについて、オリンパス株式会社と基本合意書を締結いたしました。同製品については、日本市場を皮
切りに、将来的には海外市場においても導入を進めていく予定です。
消化器内視鏡の世界トップシェアを誇り、消化器分野において強い販売力を有するオリンパス社とは、
今後ガイドワイヤー以外の製品についても提携を進めるなど、幅広い分野でパートナーシップを強化し
て参る所存です。これらの提携を通じて、幅広い分野での低侵襲治療製品の普及と患者様のQOL
(Quality of Life)向上に努めて参ります。
・細径 0.018”(0.46mm)ガイドワイヤー
販 売 名:内視鏡ガイドワイヤー2 「Fielder 18」
認 証 番 号:230ADBZX00112000
製造販売元:朝日インテック株式会社
販 売 元:オリンパス株式会社
ERCP(注 1)の中でも、細径のカテーテルを使用する症例に用いられるガイドワイヤーです。
将来的には、ERCP のみならず、EUS(注 2)に用いられるガイドワイヤーに適応拡大する予定で
す。
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注1 ERCP(Endoscopic retrograde cholangiopancreatography)
:内視鏡的逆行性胆管膵管造影
十二指腸にある胆管・膵管の出口(乳頭)からカテーテルを挿入して、胆管・膵管を造影する検
査や、結石の摘出や胆汁の排泄などの治療を行う手技となります。
注2 EUS(Endoscopic Ultrasonography)
:超音波内視鏡
先端に超音波エコー装置がついた内視鏡を用いて、胆管・膵管の体内からの観察や、組織を採取
しての診断及び ERCP が困難な症例において体内からの治療を行う手技となります。
2.日程
・取締役会決議日:2019 年 2 月 13 日
・契 約 書 締 結 日:2019 年 2 月 13 日
3.オリンパス株式会社の概要
社 名:オリンパス株式会社
代 表 者:代表取締役社長執行役員 笹 宏行
所 在 地:東京都新宿区西新宿 2-3-1 新宿モノリス
創 業:1919 年(大正 8 年)10 月 12 日
売 上 高:7,865 億円(連結・2018 年 3 月期)
事業領域:精密機械器具の製造販売
U R L :https://www.olympus.co.jp/
4.業績に与える影響
2019 年 6 月期の業績に与える影響は軽微ですが、中長期的には業績の向上に資するものと見込んで
おります。
以上
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