7747 アサヒインテック 2021-08-13 15:30:00
新中期経営計画『ASAHI Going Beyond 1000』に関するお知らせ [pdf]
2021 年8月 13 日
各 位
会 社 名 朝 日 イ ン テ ッ ク 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 宮田 昌彦
( 東証第一部・名証第一部 コード番号:7747)
問 合 せ 先 取締役 管理本部長 伊藤 瑞穂
( TEL.0561-48-5551 )
新中期経営計画『ASAHI Going Beyond 1000』に関するお知らせ
当社グループは、2022 年6月期~2026 年6月期の5ヶ年にかけての新中期経営計画「ASAHI Going Beyond
1000」を策定しましたので、お知らせいたします。
記
1. 策定の背景
当社グループは、現中期経営計画「ASAHI Road to 1000」(2019 年6月期~2023 年6月期)期間中では
あるものの、 年先を見据え、
10 2021 年7月からの5年間を対象とする新中期経営計画
『ASAHI Going Beyond
1000』(2022 年6月期~2026 年6月期)を新たに策定・刷新いたしました。その背景は、新型コロナウイ
ルス感染症の影響が想定外であったことや、2021 年7月付にて実施した4社の M&A 戦略の実行は、現中
期経営計画の期限である 2023 年を超えて更に長期的な事業拡大を視野に入れたものであり、更なる中長
期期間における将来成長イメージを明確化することが必要であると考えたことなどによります。
なお、戦略そのものにつきましては、現中期経営計画の戦略骨子をそのまま継続する内容であり、大
幅な変更はございません。
2.目標達成のための基本方針
低侵襲治療を究極的に追及することで、医師や患者様の QOL の向上を目指し、現中期経営計画の最終
年度である 2026 年6月期において連結売上高 1000 億円を超えることを目標とし、更に長期的に成長す
るための事業ポートフォリオの構築を進めて参ります。
<基本方針>
①グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
②グローバルニッチ市場における新規事業の創出
③グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
④持続的成長に向けた経営基盤の確立
重点施策や業績目標数値の詳細につきましては、以下の添付資料、新中期経営計画『ASAHI Going Beyond
1000』をご参照ください。
3.補足
なお、本資料に記載されている将来に関する見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した
ものであり、 潜在的なリスクや不確実性が含まれております。したがって、実際の結果は様々な要因によ
って見通しと異なる可能性があることをご了承下さい。
以 上
新中期経営計画
「ASAHI Going Beyond 1000」
2021年8月13日
(証券コード:7747 東証一部、名証一部)
All Rights Reserved.Copyright © 2018 ASAHI INTECC CO.,LTD. 1
長期経営ビジョン
世界中のプロフェッショナルと共に、
「ASAHI TECHNOLOGY」でイノベーションを創出し、
次世代の医療や産業のニーズを捉え、
グローバルな課題をグローバルに解決する。
Only One技術で強固なグローバルニッチNo.1を目指す
All Rights Reserved.Copyright © 2018 ASAHI INTECC CO.,LTD. 2
グローバルニッチNO.1企業を目指して
ASAHI Going Beyond 1000
低侵襲治療を究極的に追究し、医師や患者様のQOL向上を目指し、
連結売上高1,000億円を超えて、更に成長するための 連結売上高
事業ポートフォリオを構築する
1,000億円
連結売上高
800億円
次世代スマート治療
(治療領域の拡大)
次世代スマート治療 次世代スマート治療
(消化器領域) (消化器領域)
医療機器販売 医療機器販売 医療機器販売
(国内・海外の推進) (国内・海外の推進) (国内・海外の推進)
医療機器販売 医療機器販売 医療機器販売 医療機器販売
(国内直販) (国内直販) (国内直販) (国内直販)
医療機器製造 医療機器製造 医療機器製造 医療機器製造 医療機器製造
産業機器製造 産業機器製造 産業機器製造 産業機器製造 産業機器製造 産業機器製造
研究開発 研究開発 研究開発 研究開発 研究開発 研究開発
産業機器部材 医療機器完成品 医療機器製造販売 グローバル グローバルニッチ 次世代スマート治療
メーカー メーカー 企業 医療機器企業 No.1 の確立
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新中期経営計画「 ASAHI Going Beyond 1000 」策定の背景
【外部要因】 【内部要因】
新型コロナウイルス感染症による 2021年7月の4社の戦略的M&Aは
グローバル規模での症例数減少などの 現中期経営計画期間(~2023年)を超え
影響が想定外であったこと 更に長期的な拡大を視野に入れたもの
であること
現中期経営計画「ASAHI Road to 1000」の期間中であるものの
更なる長期的な将来成長イメージを明確にすることが必要であると判断
新中期経営計画 『ASAHI Going Beyond 1000』
2021年7月~2026年6月末 5カ年計画
基本的な戦略骨子は継続
低侵襲治療を究極的に追究することで、医師や患者様のQOLの向上を目指し
連結売上高1,000億円を超えて更に成長するための事業ポートフォリオの構築を進めます
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10年先を見越した売上構成イメージ
新規事業
次世代スマート治療などの
新中期経営計画期間 実現
既存事業(非循環器)
末梢・脳・腹部・消化器分野
などの非循環器系領域の
拡大+OEM事業の拡大
既存事業(循環器)
循環器系領域の拡大
5年後 10年後
①既存事業(循環器) ②既存事業(非循環器) ③新規事業 の3軸の成長拡大を推進
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新中期経営計画(2022/6期~2026/6期)の基本戦略
「 ASAHI Going Beyond 1000 」
連結売上高1,000億円を超えて更に成長するための事業ポートフォリオの構築
既存事業の収益力強化 新規事業の創出
1 グローバル市場の戦略的な開拓
2 グローバルニッチ市場における
と患部・治療領域の拡大 新規事業の創出
成長戦略を支えるビジネス基盤
グローバル展開に
持続的成長に向けた
3 最適な研究開発・ 4 経営基盤の確立
生産体制の構築
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新中期経営計画「 ASAHI Going Beyond 1000 」
売上高(百万円)
連結売上高
110,000
1000億円
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大 連結売上高
800億円
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
83,540
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築 75,296
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
61,507
57,216
56,546
ASAHI
50,124
Going Beyond
42,709
39,511 1000
35,323
28,145 2022年6月期
19,968 ~2026年6月期
16,007
12,71815,339 5カ年計画
11,64311,700 14,852
6,271 7,8889,883
5,176 5,498
02/6期 03/6期 04/6期 05/6期 06/6期 07/6期 08/6期 09/6期 10/6期 11/6期 12/6期 13/6期 14/6期 15/6期 16/6期 17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期 22/6期 23/6期 24/6期 25/6期 26/6期
(※) (計画)
上場
(※)タイ洪水の影響を受け、一時的な減収減益となっております
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新中期経営計画:2026年6月期までの収益目標
売上高 営業利益
(百万円)
ASAHI Going Beyond 1000 (百万円)
110,000
2026年6月期に連結売上高1000億円を超える計画 110,000
36,000
コロナウイルス
売上高
影響 31,000
90,000 営業利益率
営業利益 83,540
23~25%
75,296 26,000
70,000
61,507 21,000
57,216 56,546
50,124
17,632 16,000
50,000 42,709
39,511 15,168 14,510
35,323 13,773 12,795 11,000
12,445
28,145 10,795
30,000 10,002
19,968 7,976 6,000
16,007
15,339 14,852 5,995
4,351
10,000 2,929 3,247 2,038 1,000
10/6期 11/6期 12/6期 13/6期 14/6期 15/6期 16/6期 17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期 22/6期 23/6期 24/6期 25/6期 26/6期
(※1) (計画) (計画) (計画) (計画) (計画)
(※1)タイ洪水の影響を受け、一時的な減収減益となっております。 (※2)
(※2)新型コロナウイルスの影響は、一部地域を除き、回復する見通しを前提に計画立案しております。
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新中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」の基本方針
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
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新中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」の基本方針
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
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既存事業の収益力強化+新規事業の創出
将来のフロンティア
海
外
市
市 場
場
の
広
が
り 国
内
市
場
循環器系 末梢血管系 腹部血管系 脳血管系 消化器系 先端技術融合分野
既存事業の収益力強化 新規事業の創出
患部・治療領域の広がり
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グローバル規模での収益基盤の強化
現在、循環器系製品を中心として、110の国と地域に販売
海外販売代理店のネットワーク
Ireland Netherlands France Estonia
UK Belgium Italy Latvia
Norway Luxembourg Liechtenstein Lithuania
Sweden Germany Spain Belarus Korea USA
Denmark Austria Portugal Ukraine Taiwan Canada
Finland Switzerland Greece Russia China(main land) Cuba
Georgia Hong Kong
Malta Croatia Costa Rica
Turkey Hungary Philippine
Iceland Bosnia & Dominican Republic
Iran Rumania Thailand
Herzegovina Mexico
Iraq Bulgaria Indonesia
Slovenia Panama
Egypt Saudi Arabia Czech Singapore
Serbia
South Africa Lebanon Slovakia Malaysia
Montenegro Argentina
Morocco Jordan Poland Myanmar
Cyprus Brazil
UAE Syria Brunei
Israel Chile
Libya Kuwait India
Pakistan Colombia
Tunisia Yemen Ecuador
Kenya Oman Bangladesh dish
Sri Lanka Peru
Algeria Qatar Venezuela
Sudan Bahrain Vietnam
Australia
Azerbaijan New Zealand
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地域別の販売戦略マトリックス
患部領域
循環器
末梢 腹部 脳
PTCA-GW PTCA-GW 以外
全製品について、直接販売に移行。新製品投入などにより、更なる市場シェア拡大を目指す
日本
販売先 自社 (2012年1月~) 自社 (2014年6月30日~) 自社 (2013年7月~)
全製品について、直接販売に移行。販促活動強化により、市場シェア拡大を目指す
米国
自社 自社 自社
販売先 自社 自社
販 (2018年7月~) (2015年7月~) (2021年1月~)
売
地 2011年7月からアボット社より現地代理店へ販売切替。段階的な直接販売化への切り替えを推進中
域 EU
中近東
販売先 現地代理店 ⇒ 一部の地域について、直接販売化を推進
循環器系領域でのシェアアップに加え、患部領域の拡大を目指す。 市場拡大に伴い、複数代理店への分散化も含めて代理店網を強化
アジア
(中国含む)
販売先 現地代理店
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地域別の成長戦略
日本 米国
• ガイドワイヤー中心として、循環器・非循環器共に • PTCAガイドワイヤーのシェア向上(24/6期末50%)
No1マーケットシェアを維持向上 -病院内シェアアップ
• プラズマガイドワイヤー(循環器)の販売開始 -SIONシリーズ・MINAMOシリーズを強化
• 消化器系の新製品を展開強化 • CTO用ガイドワイヤーのNo.1ポジションを維持向上
• ロボティクス製品(末梢血管、外科領域)の販売開始 • 末梢血管系、脳血管系の新製品販売開始による
売上拡大
-営業体制の更なる強化
• 既存事業(循環器、非循環器)は
償還価格下落の影響により、売上高は微減 • Rev1社の活用によるOEM事業の強化
欧州 中国
• 直販地域におけるシェアアップ • グローバルに実績ある製品の投入による売上拡大
(フランス、ドイツ、イタリア) (循環器系、脳血管系)
-イタリアKardia社の連結化による売上増加 -貫通カテーテル、ガイディング
• 段階的な直販化の推進(主に西欧地域) カテーテルの新製品投入と販促強化
• 末梢血管系の新製品販売開始による売上拡大 • 集中入札制度への適切な対応
-製品力・価格政策・代理店政策などの総合的な
判断により施策を実施
• MDRによる規制強化に伴う薬事承認の遅延リスク -当面は代理店政策にて価格下落を吸収するも、
-体制強化などに伴うコストアップ 将来的には下落リスクあり
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米国:直接販売によるシェア拡大のイメージ
シェア拡大のイメージ
末端
シェア
米国市場
シェア
50%
コロナウイルスの影響により
米国市場シェア
30% 達成時期を一年延期にて変更
26%
重複販売期間 当社グループによる直接販売
代理店販売 (6ケ月)
時間軸
2018年 2019年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年
7月~ 1月~ 6月期 6月期 6月期 6月期 6月期 6月期 6月期 6月期
24年6月期末に50%を目標にシェア拡大予定
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欧州:直接販売を推進
イタリアの現販売代理店を連結子会社化することで、
2021年7月よりイタリアの直接販売を開始
直接販売体制
脳血管系製品 (2014年6月~)
フランス 末梢血管系製品 (2018年9月~) フランス支店
循環器系製品 (2019年7月~)
病院等
脳血管系製品 (2016年2月~) ASAHI INTECC EUROPE B.V.
循環器系製品 (2021年1月~)
ドイツ 末梢血管系製品 (2021年1月~) ASAHI INTECC
腹部血管系製品 (2021年1月~) Deutschland GmbH
循環器系製品 (2021年7月~)
イタリア 末梢血管系製品 (2021年7月~) KARDIA S.R.L
脳血管系製品 (2021年7月~)
欧州市場の約34%が直接販売化
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中国:複数代理店制のブラッシュアップによるシェアアップ
循環器系製品の販売チャネルを改革(新規代理店の拡充)
2019年12月
2016年7月 2017年1月 2017年8月
複数代理店制へ移行
3社 4社
5社 複数代理店
の推進
2社
(関係会社含む9社)
朝日英達科貿(北京)
有限公司
■新規代理店 ■新規代理店
C社 ■B社+E社 C社
■新規代理店 ■B社
B社 北京
上海
広州 上海事務所
■代理店 ■新規代理店
■A社
A社 広州事務所 D社
販売代理店体制を活かし、更なる市場シェア拡大を見込む
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既存事業(非循環器)の拡大
将来のフロンティア
海
外
市
市 場
場
の
広
が
り 国
内
市
場
循環器系 末梢血管系 腹部血管系 脳血管系 消化器系 先端技術融合分野
既存事業の収益力強化 新規事業の創出
患部・治療領域の広がり
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末梢血管系製品についてグローバル展開を強化
末梢血管 地域別症例数
地域別比率
末梢血管系市場は、
日本
その他
循環器系に次いで、グローバルで
中国 7% 4%
5% 市場規模が大きい患部領域である
(特に米国・欧州)
米国
21/6期 38% 日本・米国地域を皮切りに、
欧州 ガイドワイヤー・貫通カテーテルなどの
46% 新製品を順次投入し、
グローバルに展開を図ることで、
更なる売上拡大を目指す
(社内調査データにて作成)
米国・欧州地域での末梢血管製品の強化を実施
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消化器系の強化(製品ラインナップの増加イメージ)
製品ラインナップを増加し、国内のみならず海外地域への展開を予定
<国内市場>
0.025サイズ M-Through
:販社 直接販売に移行(21年7月26日~)
0.018サイズ Fielder 18
:販社 オリンパス株式会社
ガイド
ワイヤー
ステント バルーン
消化器
デバイス
EST
バスケット
ナイフ
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消化器系のERCP治療
ERCP(Endoscopic Retrograde Cholangio-Pancreatography):内視鏡的逆行性胆管膵管造影
胆膵の病気
• 腫瘍による狭窄→拡張、経路の確保が必要
• 結石症→結石の除去が必要
狭窄 結石
治療方法
• ERCP(内視鏡的)が主流な手技
• ERCP適用不可時には超音波内視鏡を用いたInterventional-EUSを実施
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OEM事業の広がり
事業拡大領域
新 M&Aに伴う事業拡大① M&Aに伴う事業拡大②
規 Rev.1社設計受託 当社グループ
事 領 • アブレーションカテーテル 製造拠点の活用により
業 域
• ドラッグデリバリーシステム など 製造受託が可能
領
域
の 既
存
広 ビ
が ジ
ネ
り ス
顧客要求 インプットまとめ プロトタイプ 評価 設計検証 工程バリデーション 量産 改良
設計開発 量産
M&Aに伴う事業拡大
① 特に最先端のカテーテルなど幅広いインターベンション製品の設計開発ノウハウを保
持するRev. 1社の子会社化により、カテーテル類の開発強化に繋がる
② 当社グループ製造拠点の活用により、設計開発受託が主体であったRev. 1社の既存
ビジネスについて、設計開発から製造に至るまでの受託が可能
米国市場を中心としたOEMビジネスの拡大を見込む
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M&AによるCDMOビジネスへの参入
CDMOビジネス※
連結
子会社化
幅広いインターベンション ガイドワイヤー
製品の設計開発ノウハウ カテーテル技術
設計開発受託 製造
設計 開発 製造
※CDMOビジネス( Contract Development Manufacturing Organization )
• 医療機器 開発製造支援事業。企業の委託を受け、医薬品・医療機器などの開発から製造まで
包括的なサービス(ワンストップサービス)を提供するビジネス
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デバイス事業の戦略
医療部材分野
素材加工技術優位性、「ASAHI TECHNOLOGY」を活かした事業展開
Rev.1社 CDMOビジネスでの医療部材活用
医療機器メジャー企業との連携による市場拡大
医療機器ベンチャー企業との連携による新規技術への製品展開
産業機器分野
当社技術の活用による新規事業(B to C事業)への参入
当社技術を活用した消費者ユーザビリティの向上
医療機器企業としてヘルスケア領域への幅広い貢献
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新中期経営計画「 ASAHI Going Beyond 1000 」の基本方針
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
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新規事業の創出
将来のフロンティア
海
外
市 プラズマワイヤー
市 場 システム
場
の 脳血管新製品
広
が
り 次世代スマート治療
国
内
市
場 ロボティクス分野
循環器系 末梢血管系 腹部血管系 脳血管系 消化器系 先端技術融合分野
既存事業の収益力強化 新規事業の創出
患部・治療領域の広がり
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先端技術の探究と自社技術との融合
新たなテクノロジーとの融合
新技術
多様な素材加工技術の蓄積 エネルギー(電気、熱、力学)
高機能医療機器・医療部材の AI、IoT
ノウハウ・経験 等
~ 4つのコアテクノロジー ~ センサー技術
・ トルク技術 ・ 樹脂コーティング技術
・ 伸線技術 ・ ワイヤーフォーミング技術 コーティング
+ (生体親和性・親水性)
レーザー加工技術
金型射出成形技術 再生医療 等
技術的イノベーションによる新規事業の創出
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次世代スマート治療への取り組み
内科領域 外科領域
新技術
センサー技術 コア技術
ガイドワイヤー技術 エネルギー技術 ワイヤーロープ・
AI IoT 5G 射出成型・金型
スマートガイドワイヤー ハンドリスト・鉗子
新技術
ロボティックス技術
次世代スマート治療のロボティックス化を目指す
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プラズマガイドワイヤーの開発
新たなテクノロジーとの融合
AMT社
多様な素材加工技術の蓄積
高機能医療機器・医療部材の プラズマ・エネルギー技術
ノウハウ・経験 等
CTO領域の向上につながる画期的な医療機器実現の可能性
CTO領域の外科手術から 循環器系領域のみならず、末梢血管系領域に
PTCA治療への移行の加速化に期待 対する閉塞など幅広い分野での使用に期待
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プラズマガイドワイヤーの開発
プラズマガイドワイヤーの今後
臨床研究を通してプラズマワイヤーの有効性と安全性は確認済み
広く普及させるための課題
プラズマワイヤーの操作性の向上
ユーザビリティ向上のためのナビゲーションソフトウェア開発
当中期経営計画期間内に製品化と販売を目指す
循環器系のみならず、末梢血管系領域での展開も予定
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脳血管系領域への新製品展開を強化
脳動静脈奇形と硬膜動静脈瘻 脳動脈瘤 脳梗塞
ガイドワイヤー のラインナップ追加
腫瘍塞栓用 ストローク用
マイクロカテーテル 脳動脈瘤塞栓用コイル
スマートガイドワイヤー
脳動脈瘤塞栓用 バルーン付
マイクロカテーテル ガイディングカテーテル
脳用サポートカテーテル 吸引カテーテル
血栓回収用デバイス
日本・米国を中心に、各疾患の治療に必要な製品ラインナップを充実させ
シェア拡大を目指す
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ストローク・スマートガイドワイヤーの共同開発
ストローク・スマートガイドワイヤーの実現
ガイドワイヤーの細く曲率を持った表面に、極薄膜の導電層を形成することで
トルク性、剛性、強度などガイドワイヤーとしての基本性能の維持が可能
新たなテクノロジーとの融合
Pathways
Medical
センサー ガイドワイヤー 極薄膜導通体
技術 技術 形成技術
100%連結子会社化
センサー付きのガイドワイヤーやカテーテルの開発強化に繋がり、
これまでに無い画期的な新製品への応用展開が可能
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ストローク・スマートガイドワイヤーの共同開発
血栓判別センサーのワイヤーへの搭載
血栓性状の判別による最適デバイスの選択
センサーワイヤーとタブレットはBluetooth
で交信、AIが「血液」「白色血栓」「混成血
栓」「赤色血栓」を判定し、分類表示する
血栓の種類により、適切な治療が異なる
赤色血栓は柔らかく、脆く、飛散しやすい
白色血栓は硬く、粘着性があり回収困難
事前に血栓の種類が分かれば WhiteClot
Mixed Clot
Red Clot
White
迅速で安全な治療が可能になる
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ストローク・スマートガイドワイヤーの共同開発
技術の融合により多様性が拡大
センサー付きのガイドワイヤーやカテーテルなどの開発を強化し
次世代スマート治療の実現を推進
新たなテクノロジーとの融合
Pathways
新技術 Medical
センサー技術 ガイドワイヤー
極薄膜導通体
●●技術 カテーテル
形成技術
○○技術 技術
100%連結子会社化
次世代スマート治療のロボティックス化など
新規領域ビジネスの実現及びその拡大
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ロボティクス分野への挑戦
内科領域
カテーテル治療分野における次世代医療機器
株式会社FUJIとの連携によりエコーガイドシステムを開発
外科領域
次世代手術支援ロボットへの部材供給
外科手術支援ロボット「ANSUR」の販売強化
㈱A-Tractionは「朝日サージカルロボティクス㈱」に社名変更
MIS腹腔鏡下施術用デバイス
(Minimally Invasive Surgery:最少侵襲手術)
トヨフレックス社の成形技術を活用した手動型ロボットデバイス
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エコーガイドシステムの共同開発
FUJI社
ガイドワイヤー 電子部品実装ロボット
カテーテル技術 技術
カテーテル治療分野における次世代医療機器の共同開発
エコーガイドシステム
操作者に代わり、ロボットが超音波プローブを血管
の狭窄部に追従させることが可能となるシステム。
医師はその超音波画像を見ながら、血管の中心に
ガイドワイヤーを操作することが可能となる。
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次世代手術支援ロボットの開発
外科領域手術支援ロボット
ー Another Surgeon ー
もう一人の外科医
主に腹腔鏡手術で使用
助手医師2名の役割を担う
術者が自らロボットを操作しつつ、
従来の腹腔鏡手術と同様に患者の
傍らに立って手術を実施
既存のロボットとは異なる独自コンセプトで
視野確保や臓器の牽引など、
術者をサポートする助手の機能に特化
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次世代スマート治療の確立を目指した活用
遠
隔
治
療
技術シナジー
次
世
代
ス ロボティックス技術との融合により、 手術支援ロボット
マ
ー 新たなインターベーションロボットの実現 ANSUR
ト ※直腸のTaTMEを中心に
治 結腸などの消化器系、婦人科系など
療
循環器系 末梢血管系 腹部血管系 脳血管系 消化器 その他領域
内科領域 外科領域
全ての治療領域にまたがる「次世代スマート治療」のロボティクス化を推進
患部・治療領域の広がり
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将来の遠隔治療の実現を目指して
M&Aや提携先企業の新たな技術と
「朝日インテックのコア技術・医療機器分野のノウハウ」の
融合により新たな次世代スマート治療や遠隔治療を実現
遠隔治療
ス
マ
ー ストローク・スマート・
ト ガイドワイヤー
・
ロ
(仏SENSOME社との提携)
ボ
テ ナビゲーション
プラズマ
ィ システム
ク ガイドワイヤー
ス
技
術 腹腔鏡支援ロボット
の
高 Asahi Surgical Robotics 次世代
度
化 スマート治療
次世代高感度磁気センサー
既存製品
新たな =GSRセンサー
ガイドワイヤー
カテーテル エコーガイドシステム
アクセスアプローチ (マグネデザイン社との提携)
(Fuji社との提携)
時間軸
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新中期経営計画「 ASAHI Going Beyond 1000 」の基本方針
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
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グローバル展開に最適な研究開発体制の構築
製品開発・試作
精密加工技術の グローバル本社R&Dセンター
研究開発・製造 米国向け研究開発
東北R&Dセンター ASAHI INTECC USA, INC.
製品改良開発 生産技術開発 最先端研究開発
タイ工場
米国研究開発企業
ASAHI Medical Technoloies, Inc.
(旧 RetroVascular, Inc.)
素材開発 樹脂開発 先端技術開発 新設
大阪R&Dセンター 静岡R&Dセンター 東京R&Dセンター
2022年2月
業務開始予定
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製品開発の川上から川下まで網羅した研究開発体制
試作品対応を含めた研究開発体制のグローバル化により「現場力」を強化
素材開発
大阪R&Dセンター 製品改良開発
米国医療機器市場
樹脂開発 製品開発・試作
生産技術開発
ジーマ研究センター
グローバル本社
精密機器加工技術 R&Dセンター タイ工場 大手販売代理店
東北R&Dセンター
先端技術開発
新設 東京R&Dセンター 大手医療機器メーカー
米国向け研究開発
米国 KOLドクター
(KOL: Key Opinion Leader)
開発拠点
医療現場のニーズ
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当社グループの技術の進化と広がり
先端技術分野の広がり 素材加工技術分野の広がり
A.I. 次世代移動通信 新素材(金属・高分子)
伸線技術
センサー MEMS 機能性コーティング
I oT ワイヤーフォーミング技術 表面処理 接合・接着
画像処理・信号処理 微細加工 金属加工
コーティング技術
ロボティクス 配線形成・実装 技術
トルク技術
技 +
術
の レーザー加工
進
化 金型・射出成型
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研究開発費の推移
売上高比率12%を目途に、更なる成長に向けて研究開発費を継続投入
売上高
研究開発費 研究開発比率
(百万円)
14,000 研究開発費 14.0%
13,200
売上高研究開発費比率
12.2% 12.1%
11.6% 11.9%
12,000 12.0%
10.6% 12.0%
10.5%
9.8% 10.1%
10,000 9.1% 9,358 10.0%
8,868
8,000 7,524 8.0%
6,579
6,036
6,000 6.0%
5,052
4,496
3,886
4,000 4.0%
3,230
2,000 2.0%
0 0.0%
15/6期 16/6期 17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期 22/6期 23/6期 24/6期 25/6期 26/6期
(計画) (計画) (計画) (計画) (計画)
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グローバルに最適な生産体制の構築
生産効率の向上とBCP対応のための分散化を目的に生産拠点の再編を実施
原産化が求められる地域においては、規制を鑑みながら、地域に密着した新たな
生産拠点の設置を検討
開発・試作・生産移管 量産・生産効率化
日本 ハノイ工場(ベトナム)
技術伝承のための試作ラインを拡充 「量産工場」として生産効率化を追求
研究開発が主体であるものの緊急時 更なる量産化に向けて新工場の生産
の生産バックアップ体制を保持 余地を活用予定
<グローバル本社 R&Dセンター><東北R&Dセンター>
タイ工場 セブ工場(フィリピン)
「量産・試作工場」から「改良開発の実 「量産工場」として生産効率化を追求
行体制」、「開発案件のスムーズな生 メディカル新工場建設で医療機器分野
産移管」の役割へと開発寄りにシフト の生産も可能な体制へ
<メディカル工場>
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設備投資の実績及び計画
開発拠点の増設や将来の増産に向けた海外工場拠点の拡充などを実施
(百万円) 主な投資案件 19/6期(実績) 20/6期(実績) 21/6期(実績) 22/6期(計画) 23/6期(計画)
瀬戸 新社屋の設立・拡張 2,154 157 81 2,831
30,000
東北R&Dセンターの設立・拡張 294 249 2,038
大阪R&Dセンターの拡張 2,041
25,000 タイ メディカル新工場土地・建物 1,574 258
タイ メディカル工場拡張 1,478 267 211 346
セブ メディカル第1工場の設立・拡張 302 636
20,000 セブ メディカル第2工場の設立・拡張 478 961 945 686
セブ デバイス新工場・建物 881 20
基幹系システム(SAP)の導入(2021年7月稼働) 507 954 1,125 595 300
15,000
設備投資額
11,361 11,764
減価償却費 10,195 10,669
9,702
10,000
8,183
6,858
5,169 5,576
4,819
5,000 3,836 4,198
3,460
2,287 2,552 2,886
0
16/6期 17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期 22/6期 23/6期
(通期実績) (計画)
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新中期経営計画「 ASAHI Going Beyond 1000 」の基本方針
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
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サステナビリティレポート
サステナビリティの重要課題に対し、成長戦略・経営基盤強化の両面から取り組むこと
で、社会と当社グループのサステナビリティの実現を目指す
「サステナビリティレポート2021」
「サステナビリティレポート2021」より抜粋
朝日インテックの価値創造プロセス サステナビリティの重要課題
現場の課題解決に挑戦し続けることで、高付加価値を創 環境変化に対応し、成長戦略、
出。現場思考による挑戦を通して技術を蓄積し、基盤を強 経営基盤の強化の両面に取り組む。
化し、その基盤を活かして、新たな課題解決へ挑戦する。
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ESG:当社の価値創造プロセス
高付加価値な
機能を開発・製造
「Only One」 安心と信頼を
技術・ 基盤とする すべてのお客様の
現場の課題 「Only One」技術 「夢」を実現する
現場 試作 「Number
を共有 One」製品を や「Number とともに、
主義 対応力 One」製品を 広く社会に貢献
現場の課題 世界に発信 世界に発信
技術を蓄積・基盤を強化
4つの強み
4つのコアテクノロジー
社内一貫生産体制
研究開発体制
グローバル展開に最適な生産体制
DNAを継承する優れた人財
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ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組み
環境・社会への配慮に加え、人財マネジメント、ガバナンスの強化により経営
基盤・技術基盤を強化し、グローバル水準の収益力を確立できる体制を構築
サステナビリティの重要課題 E S G
患者様の肉体的・精神的・経済的
イノベーションを通じた 負担を軽減
イノベーション
を通じた現場の 医療現場の課題解決
医療費抑制に貢献
課題解決
環境保全に配慮した製品提供
環境負荷低減への取り組み 省資源・省エネルギー・廃棄物削減
化学物質管理など
EHS(環境・安 サプライチェーンマネジメント
サプライチェーン
全衛生)への取 マネジメント
環境改善に有益な購買品の活用
サプライチェーンマネジメント
り組み 社会
安全・安心な製品の供給 品質管理への取り組み
人財マネジメント
グローバル人財基盤の強化
働きやすい職場づくり
経営基盤強化
リスクマネジメントの強化
(BCP、情報セキュリティ)
リスクマネジメントの強化
コンプライアンス
コーポレートガバナンスの強化 コーポレートガバナンスの強化
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新中期経営計画「 ASAHI Going Beyond 1000 」
売上高(百万円)
連結売上高
110,000
1000億円
1 グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大 連結売上高
800億円
2 グローバルニッチ市場における新規事業の創出
83,540
3 グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築 75,296
4 持続的成長に向けた経営基盤の確立
61,507
57,216
56,546
ASAHI
50,124
Going Beyond
42,709
39,511 1000
35,323
28,145 2022年6月期
19,968 ~2026年6月期
16,007
12,71815,339 5カ年計画
11,64311,700 14,852
6,271 7,8889,883
5,176 5,498
02/6期 03/6期 04/6期 05/6期 06/6期 07/6期 08/6期 09/6期 10/6期 11/6期 12/6期 13/6期 14/6期 15/6期 16/6期 17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期 22/6期 23/6期 24/6期 25/6期 26/6期
(※) (計画)
上場
(※)2012年6月期においては、タイ洪水の影響を受け、当社グループの主力工場である連結子会社ASAHI INTECC THAILAND CO., LTD.が一時的に稼働を停止し、
減産を余儀なくされたために、一時的な減収減益となっております
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新中期経営計画:2026年6月期までの収益目標
売上高 営業利益
(百万円)
ASAHI Going Beyond 1000 (百万円)
110,000
2026年6月期に連結売上高1000億円を超える計画 110,000
36,000
売上高 31,000
90,000 営業利益率
営業利益 83,540
コロナウイルス 23~25%
影響 75,296 26,000
70,000
61,507 21,000
57,216 56,546
50,124
17,632 16,000
50,000 42,709
39,511 15,168 14,510
35,323 13,773 12,795 11,000
12,445
28,145 10,795
30,000 10,002
19,968 7,976 6,000
16,007
15,339 14,852 5,995
4,351
10,000 2,929 3,247 2,038 1,000
10/6期 11/6期 12/6期 13/6期 14/6期 15/6期 16/6期 17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期 22/6期 23/6期 24/6期 25/6期 26/6期
(※) (計画) (計画) (計画) (計画) (計画)
(※)2012年6月期においては、タイ洪水の影響を受け、当社グループの主力工場である連結子会社ASAHI INTECC THAILAND CO., LTD.が
一時的に稼働を停止し、減産を余儀なくされたために、一時的な減収減益となっております。
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P/L構成の基本的な考え方
売上原価
+
SGA
(減価償却費
及び
70%目安
のれん償却
を除く)
売上高
100%
研究開発費
12%
のれん償却費
減価償却費
10%目安 EVITDA=30%目安
営業利益
20%目安
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キャピタルアロケーション
営業CFの一部を戦略投資に充当予定
21/5~7の調達資金残 研究開発投資
設備投資
経常的投資:70億円
設備投資 +
投資CF スポット投資
• 研究開発の充実
• 海外工場拡張
営業CF • システム導入など
配当性向
株主還元 30%基準
フリーCF 戦略的投資
戦略投資 • 事業投資
• 事業拡大
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株主配当方針の一部変更について
当社は、長期にわたり安定した配当を行うことを基本方針としつつ、
中長期的な利益成長による配当額増加を目指す
株主の皆様への利益還元の更なる充実及び株主層の拡大を図るため、
目標とする連結配当性向の見直しを行い、
当期の剰余金の配当より、連結配当性向について25%から30%へ引き上げ
中期経営計画期間中は、連結配当性向30%程度を目安に、
業績実績や見通し、内部留保の確保の水準状況等を総合的に勘案の上、決定
配当金(円) 普通配当 記念配当 配当性向 配当性向
20 35%
15 30%
10 25%
5 20%
0 15%
14/6 15/6 16/6 17/6 18/6 19/6 20/6 21/6 22/6(予想)
※14/6~19/6期について
2014/1/1付で株式1株につき2株の割合で、2015/8/1付で株式1株につき2株の割合で、2018/1/1付で株式1株につき2株の割合で、2019/7/1付で株式1株につき2株
の割合で株式分割を行っておりますので、2014/6~2019/6については、株式分割の影響を加味し、遡及修正を行っております。
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本資料における注記事項
本資料に記載されている、将来の業績に関する計画、見通し、戦略などは現在入手可能な
情報に基づき判断したものであり、リスクや不確実性を含んでおります。
実際の業績は、様々な重要な要素により、大きく異なる結果となりうることをご承知おき下さい。
【本資料及び当社IRに関するお問合せ先】
朝日インテック株式会社 経営戦略室
TEL 0561-56-1851 (Direct)
URL http://www. asahi-intecc.co.jp/