7747 アサヒインテック 2021-04-12 16:30:00
新社屋(研究開発拠点の拡充など)の建設に関するお知らせ [pdf]
2021 年4月 12 日
各 位
会 社 名 朝 日 イ ン テ ッ ク 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 宮田 昌彦
( 東証第一部・名証第一部 コード番号:7747)
問合せ先 取締役 管理本部長 伊藤 瑞穂
( TEL. 0561-48-5551)
新社屋(研究開発拠点の拡充など)の建設に関するお知らせ
当社は、本日の取締役会において、当社グローバル本社・R&Dセンター(愛知県瀬戸市)の敷地内
に、新社屋(研究開発拠点の拡充など)を建設することについて、下記のとおり決議いたしましたの
でお知らせいたします。
記
1.新社屋建設の目的
① 「持続可能な事業活動を実現するための就業環境整備」
ウィズコロナ、アフターコロナに対応するニューノーマルの考え方により、就業様式にも
変化が求められております。当社グループの営業マーケティングや管理系機能などにおきま
しては、在宅勤務やサテライトオフィスの活用などを推し進めて参りますが、研究開発型の
製造業である当社におきましては、研究開発機能を中心としてモノや設備から離れて就業す
ることは困難であるため、出勤型のインフラを整えていく必要があります。
新社屋建設にあたっては、これまでの座席間隔、換気機能などの就業様式を見直し、安全
安心な就業環境を整備することで、今後、当社が構想する10年先までの成長に見合ったイン
フラを整えて参ります。
② 「研究開発環境の充実」
当社は中期経営計画「ASAHI Road to 1000」に基づき、「グローバルニッチ市場における
新規事業の創出」を基本方針の1つと定めております。
グローバル競争に勝ち、連結売上高1,000億円を超えて永続的に成長発展する企業であり続
けるために、その礎となる施策を推進していくことが必要であると認識しております。
そのため、従来事業領域である血管系製品の開発に加え、消化器分野・ロボティクス分野
(スマート治療含む)・脳血管系分野などの新事業領域における開発強化・加速を図る上で、
開発部門の増床を含めた研究開発環境を充実させることが必須であると考えております。当
社グループのコア技術及び医療機器分野のノウハウと、センサー技術・エネルギー技術・ロ
ボティクス技術を融合させることにより、新たな次世代スマート治療の確立や、そのロボテ
ィクス化を目指しており、そのためのインフラを整えて参ります。
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③ 「BCP視点の緊急時生産機能の整備」
当社グループは、患者様の命に関わる製品を世に送り出している医療機器メーカーの使命と
して、どのような事態においても製品を安定供給できる体制を構築することが求められており
ます。当社グループの量産機能は、海外工場に帰属しておりますが、過去に遭遇したタイ洪水
などの災禍やコロナウィルスの蔓延などの緊急事態などで経験した生産停止や輸送困難など
の教訓を生かし、当新社屋には、クリーンルームを設置するなどし、緊急時には生産の一部を
担うことができる機能を整備して参ります。
④ 「モノづくり精神の国内回帰」
当社グループは、研究開発型の製造業であり、素材から完成品までの一貫生産体制が可能な
ことを強みとしています。それを支える根幹として、国内エンジニアのモノづくり精神を醸成
していく仕組みが必要です。当社グループの量産機能は海外工場が担っており、これまでは国
内エンジニアの海外出張や赴任などによって、このモノづくり精神の醸成を図っておりました
が、コロナ禍においてはそれらの対応・運用が困難になりつつあります。つきましては、当新
社屋において、多品種に対応する試作ラインや少量生産が可能な設備を設け、海外の量産プロ
セスを疑似的に経験できる環境を整えることにより、一貫生産体制を支える国内エンジニアの
育成を推進して参りたいと考えております。
2.新社屋の概要
(1) 所 在 地 愛知県瀬戸市暁町3-104 他 (当社 グローバル本社・R&D センター 内)
(2) 構 造 重量鉄骨造 地下1階、地上7階建
(3) 建 築 面 積 2,800 ㎡(約 850 坪)
(4) 延 床 面 積 16,200 ㎡(約 4,900 坪)
(5) 投 資 金 額 約 50 億円(概算減価償却費 2.5 億円/年)
3.新社屋建設の日程
2022年1月 工事着工予定
2023年11月 竣工予定
4.今後の見通し
本件に伴う2021年6月期連結業績の業績予想の修正はございません。
以上
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