7746 J-岡本硝子 2019-02-12 11:30:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月12日
上場会社名 岡本硝子株式会社 上場取引所 東
コード番号 7746 URL https://ogc-jp.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 岡本 毅
常務取締役コーポレートサービス本部
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 阿部 裕 TEL 04-7137-3111
長
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日∼平成30年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 4,862 10.5 374 136.6 345 289.0 237 225.7
30年3月期第3四半期 4,399 15.4 158 89.1 88 113.0 72 94.3
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 200百万円 (100.4%) 30年3月期第3四半期 99百万円 (51.3%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 10.44 10.42
30年3月期第3四半期 3.73 3.73
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 7,580 2,385 31.5
30年3月期 7,272 2,185 30.0
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 2,384百万円 30年3月期 2,184百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
31年3月期 ― 0.00 ―
31年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成31年 3月期の連結業績予想(平成30年 4月 1日∼平成31年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 6,140 6.0 280 31.8 200 87.3 110 31.5 4.84
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 22,715,040 株 30年3月期 22,715,040 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 750 株 30年3月期 710 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 22,714,314 株 30年3月期3Q 19,511,471 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料
3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
岡本硝子株式会社(7746) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………… 8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 10
1
岡本硝子株式会社(7746) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国では、個人消費と設備投資が堅調であることから景気の拡
大を続けており、ヨーロッパ地域では、ドイツなどで景気が回復しており、中国では、景気は穏やかに減速すると
ともに、米国との貿易摩擦が懸念材料となっております。日本経済は、堅調な個人消費により、景気は緩やかな回
復基調を続けております。
プロジェクターの需要は、堅調に推移しておりますが、当社グループの反射鏡およびフライアイレンズへの需要
は、平成30年10月以降、サッカーワールドカップ需要の反動などにより弱含みとなっております。
平成30年2月に受託生産を開始した多層膜蒸着技術によるガラス容器への加飾蒸着は、当期に入り順調に生産量
を増加させております。
平成30年12月に国立研究開発法人海洋研究開発機構へ契約総額200百万円の海底設置型の長期モニタリング装置
(江戸っ子1号365型6機)を納入いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高4,862百万円(前第3四半期連結累計期間比10.5%
増)、経常利益345百万円(前第3四半期連結累計期間比289.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益237百万円
(前第3四半期連結累計期間比225.7%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①光学事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は2,840百万円と前年同期と比べ82百万円(2.8%)の減収となり、セグメント
利益(営業利益)は618百万円と前年と比べ73百万円(13.5%)の増益となりました。
プロジェクター用反射鏡は、販売数量が前年同期比で1.1%減少し、売上高は6.7%減少いたしました。フライアイ
レンズは、販売数量が前年同期比で1.6%増加し、売上高は2.7%増加いたしました。
平成29年11月に再稼働したフライアイレンズを生産する本社工場(千葉県柏市)のガラス溶融炉1基での生産が順調
に立ち上がったことにより、製造コストは低減いたしました。
②照明事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は618百万円と前年同期と比べ34百万円(5.8%)の増収となり、セグメント利
益(営業利益)は33百万円と前年と比べ11百万円(55.2%)の増益となりました。自動車分野の固体光源用レンズの
売上高が増加いたしました。
③その他
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,403百万円と前年同期と比べ512百万円(57.5%)の増収となり、セグメン
ト利益(営業利益)は88百万円と前年と比べ144百万円(前第3四半期連結累計期間のセグメント損失は55百万円)の
増益となりました。江戸っ子1号を主力製品とした海洋特機、ガラス容器への加飾蒸着、銀ミラー(Hi-Silver®)、
洗濯機用ドアガラス及びフリット(ガラス粉末)の売上高が増加いたしました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比べて307百万円増加し、7,580百万円となりまし
た。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ296百万円の増加となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が
386百万円増加、仕掛品が219百万円増加し、現金及び預金が245百万円減少したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ11百万円の増加となりました。この主な要因は、無形固定資産が78百万円
増加したことなどによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ307百万円の増加となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ205百万円の増加となりました。この主な要因は、未払金が206百万円増加
したことなどによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ98百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金が65百万円減少
2
岡本硝子株式会社(7746) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は107百万円の増加となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ200百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が237百万円増
加したことなどによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成30年10月26日に公表いたしました平成31年3月期の連結業績予想から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 744,414 499,234
受取手形及び売掛金 1,341,891 1,728,400
商品及び製品 385,943 353,888
仕掛品 667,895 887,033
原材料及び貯蔵品 79,146 81,540
その他 93,934 59,492
流動資産合計 3,313,226 3,609,589
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,136,237 1,099,253
機械装置及び運搬具(純額) 1,149,713 956,259
土地 703,014 703,014
リース資産(純額) 310,834 211,774
建設仮勘定 143,184 450,674
その他(純額) 60,267 86,197
有形固定資産合計 3,503,252 3,507,173
無形固定資産 8,854 87,391
投資その他の資産
投資有価証券 323,248 254,087
その他 124,408 122,331
投資その他の資産合計 447,656 376,418
固定資産合計 3,959,763 3,970,983
資産合計 7,272,990 7,580,573
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 498,299 482,683
短期借入金 324,000 230,000
1年内返済予定の長期借入金 597,130 711,289
リース債務 62,846 56,976
未払法人税等 28,304 64,074
賞与引当金 41,160 37,263
未払金 200,764 406,877
その他 150,226 119,301
流動負債合計 1,902,732 2,108,465
固定負債
長期借入金 2,587,295 2,521,714
リース債務 279,543 236,684
繰延税金負債 31,427 23,463
退職給付に係る負債 227,130 233,493
資産除去債務 45,572 47,505
その他 14,186 24,124
固定負債合計 3,185,155 3,086,985
負債合計 5,087,888 5,195,450
純資産の部
株主資本
資本金 2,444,474 2,444,474
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資本剰余金 683,069 683,069
利益剰余金 △1,037,538 △800,398
自己株式 △421 △429
株主資本合計 2,089,583 2,326,716
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 57,277 31,403
為替換算調整勘定 38,373 36,253
退職給付に係る調整累計額 △548 272
繰延ヘッジ損益 - △9,938
その他の包括利益累計額合計 95,103 57,990
新株予約権 415 415
純資産合計 2,185,101 2,385,122
負債純資産合計 7,272,990 7,580,573
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岡本硝子株式会社(7746) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 4,399,096 4,862,934
売上原価 3,253,574 3,373,012
売上総利益 1,145,522 1,489,921
販売費及び一般管理費
役員報酬 67,642 68,805
給料及び手当 268,508 307,476
賞与 17,482 28,598
退職給付費用 9,321 10,219
減価償却費 30,329 33,449
賞与引当金繰入額 5,579 9,912
旅費及び交通費 36,236 35,080
支払手数料 68,491 77,408
運賃 70,827 65,345
研究開発費 141,185 165,902
その他 271,699 313,349
販売費及び一般管理費合計 987,304 1,115,547
営業利益 158,217 374,374
営業外収益
受取利息 72 168
受取配当金 5,066 3,740
為替差益 - 26,339
助成金収入 1,291 19,566
業務受託料 12,201 7,675
その他 13,911 3,785
営業外収益合計 32,542 61,274
営業外費用
支払利息 42,301 40,720
為替差損 1,533 -
シンジケートローン手数料 16,884 6,863
持分法による投資損失 32,974 41,217
その他 8,329 1,640
営業外費用合計 102,023 90,443
経常利益 88,736 345,205
特別利益
固定資産売却益 414 3,785
特別利益合計 414 3,785
特別損失
固定資産除却損 5,118 42,659
固定資産売却損 2,192 -
減損損失 - 9,295
特別損失合計 7,311 51,954
税金等調整前四半期純利益 81,839 297,036
法人税、住民税及び事業税 8,928 59,802
法人税等調整額 90 93
法人税等合計 9,019 59,895
四半期純利益 72,820 237,140
親会社株主に帰属する四半期純利益 72,820 237,140
6
岡本硝子株式会社(7746) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 72,820 237,140
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 22,049 △25,874
為替換算調整勘定 7,217 △2,120
退職給付に係る調整額 △2,290 820
繰延ヘッジ損益 - △9,938
その他の包括利益合計 26,977 △37,112
四半期包括利益 99,797 200,027
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 99,797 200,027
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.配当に関する事項
該当事項はありません。
2.株主資本の著しい変動
当第3四半期連結累計期間において、行使価額修正条項付第9回新株予約権の一部行使により資本金及び資本
剰余金がそれぞれ196,769千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本金が2,292,076千円、資本剰
余金が530,671千円となっております。
当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.配当に関する事項
該当事項はありません。
2.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
光学事業 照明事業 計
売上高
外部顧客への売上高 2,923,607 584,644 3,508,252 890,844 4,399,096
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 2,923,607 584,644 3,508,252 890,844 4,399,096
セグメント利益又は損失(△) 544,713 21,645 566,359 △55,424 510,934
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、デンタルミラーなどの医療向けガラ
ス製品、洗濯機用ドアガラス、フリット、紫外線照射装置に使われるエキシマランプの蒸着加工などを含んで
おります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 566,359
「その他」の区分の損失(△) △55,424
全社費用(注) △352,717
四半期連結損益計算書の営業利益 158,217
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
光学事業 照明事業 計
売上高
外部顧客への売上高 2,840,788 618,824 3,459,613 1,403,320 4,862,934
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 2,840,788 618,824 3,459,613 1,403,320 4,862,934
セグメント利益 618,315 33,598 651,913 88,723 740,637
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、デンタルミラーなどの医療向けガラ
ス製品、洗濯機用ドアガラス、フリット(ガラス粉末)、銀ミラー(Hi-Silver®)、ガラス容器への加飾蒸着など
を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 651,913
「その他」の区分の利益 88,723
全社費用(注) △366,262
四半期連結損益計算書の営業利益 374,374
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません
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