7746 J-岡本硝子 2019-05-15 11:30:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月15日
上場会社名 岡本硝子株式会社 上場取引所 東
コード番号 7746 URL https://ogc-jp.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 岡本 毅
常務取締役コーポレートサービス本部
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 阿部 裕 TEL 04-7137-3111
長
定時株主総会開催予定日 2019年6月29日 有価証券報告書提出予定日 2019年7月1日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト・新聞記者向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 6,078 5.0 331 55.9 271 154.3 186 123.3
2018年3月期 5,790 8.4 212 43.9 106 61.4 83 93.1
(注)包括利益 2019年3月期 88百万円 (16.5%) 2018年3月期 76百万円 (△21.7%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 8.21 8.20 8.3 3.7 5.4
2018年3月期 4.14 4.13 4.7 1.5 3.7
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 △57百万円 2018年3月期 △42百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 7,572 2,340 30.9 101.21
2018年3月期 7,272 2,185 30.0 96.18
(参考) 自己資本 2019年3月期 2,340百万円 2018年3月期 2,184百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 397 △631 209 717
2018年3月期 72 △409 512 744
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― 0.0
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― 0.0
2020年3月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 2,980 △6.6 10 △94.7 △60 ― △25 ― △1.08
通期 6,270 3.1 260 △21.5 125 △54.0 115 △38.4 4.97
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 23,126,440 株 2018年3月期 22,715,040 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 750 株 2018年3月期 710 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 22,761,316 株 2018年3月期 20,222,131 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 6,028 5.9 232 21.0 227 87.8 267 ―
2018年3月期 5,690 8.4 192 60.5 121 65.3 △26 ―
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 11.74 11.73
2018年3月期 △1.30 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 6,892 2,375 34.5 102.72
2018年3月期 6,406 2,082 32.5 91.66
(参考) 自己資本 2019年3月期 2,375百万円 2018年3月期 2,082百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な原因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料
3ページ「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………3
2.企業集団の状況 ……………………………………………………………………………………3
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………5
4.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………… 11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………… 13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………… 15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………… 15
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………… 18
1
岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における世界経済は、米国では、個人消費と設備投資が堅調であることから景気の拡大を続けて
おり、ヨーロッパ地域では、ドイツで景気の足踏み状態になりつつも全体としては緩やかに回復し、中国では、景
気は緩やかに減速するとともに、米国との貿易摩擦が懸念材料となっております。日本経済は、堅調な個人消費に
より、景気は緩やかな回復基調を続けております。
プロジェクター市場は、一部に低調さも現れており、当社グループの反射鏡およびフライアイレンズへの需要
は、2018年10月以降、サッカーワールドカップ需要の反動などにより弱含みとなっております。
2018年2月に受託生産を開始した多層膜蒸着技術によるガラス容器への加飾蒸着は、当期に入り順調に生産量を
増加させております。
2018年12月に国立研究開発法人海洋研究開発機構へ契約総額200百万円の海底設置型の長期モニタリング装置
(江戸っ子1号365型6機)を納入いたしました。
この結果、当期の連結業績は、売上高6,078百万円(前期比5.0%増)、経常利益271百万円(前期比154.3%増)、親会
社株主に帰属する当期純利益186百万円(前期比123.3%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①光学事業
当連結会計年度の売上高は3,513百万円と前期と比べ233百万円(6.2%)の減収となり、セグメント利益(営業利
益)は752百万円と前期と比べ38百万円(5.4%)の増益となりました。
プロジェクター用反射鏡は、販売数量が前期比で3.8%減少し、売上高は7.9%減少いたしました。フライアイレン
ズは、販売数量が前期比で5.1%減少し、売上高は3.8%減少いたしました。
2017年11月に再稼働したフライアイレンズを生産する本社工場(千葉県柏市)のガラス溶融炉1基での生産が順調に
立ち上がったことにより、製造コストは低減いたしました。
②照明事業
当連結会計年度の売上高は789百万円と前期と比べ3百万円(0.4%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は
26百万円と前期と比べ20百万円(324.1%)の増益となりました。自動車分野の固体光源用レンズの売上高が増加いた
しました。
③その他
当連結会計年度の売上高は1,775百万円と前期と比べ524百万円(41.9%)の増収となり、セグメント利益(営業利
益)は73百万円と前期と比べ112百万円(前期のセグメント損失は39百万円)の増益となりました。江戸っ子1号を主
力製品とした海洋・特機、ガラス容器への加飾蒸着、銀ミラー(Hi-Silver®)、洗濯機用ドアガラス及びフリット(ガ
ラス粉末)の売上高が増加いたしました。
(2)当期の財政状態の概況
(イ)資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べ272百万円の増加となりました。この主な要因は仕掛品が328百万円増加し
たことなどによるものであります。
有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ31百万円の増加となりました。
無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ106百万円の増加となりました。
投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ111百万円の減少となりました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度に比べ299百万円の増加となりました。
(ロ)負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べ907百万円の増加となりました。この主な要因は、1年以内返済予定の長期
借入金が1,184百万円増加し、仕掛金及び買掛金が122百万円減少し、短期借入金が200百万円減少したことなどによ
るものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ764百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金が799百万円
減少したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度に比べ143百万円の増加となりました。
(ハ)純資産
2
岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
純資産は、前連結会計年度末に比べ155百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が186百万円増
加したことなどによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ26百万円減少し、717百万円となりま
した。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により資金は397百万円増加(前連結会計年度は72百万円増加)しました。税金等調整前当期純利益235百
万円(前連結会計年度は101百万円)、減価償却費450百万円(前連結会計年度は331百万円)などの増加要因に対し、た
な卸資産の増加額311百万円(前連結会計年度はたな卸資産の増加額55百万円)、仕入債務の減少額120百万円(前連結
会計年度は仕入債務の減少額21百万円)などの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により資金は631百万円減少(前連結会計年度は409百万円減少)しました。有形固定資産の取得による支
出563百万円(前連結会計年度は400百万円)などの減少要因がありました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により資金は209百万円増加(前連結会計年度は512百万円増加)しました。長期借入れによる収入1,100百
万円などの増加要因に対し、短期借入金の純減額200百万円、長期借入金の返済714百万円などの減少要因がありま
した。
(4)今後の見通し
2020年3月期連結会計年度において、自動車向けレンズ製品、海洋探査機などの海洋・特機は、売上高の減少を予想し
ていますが、フリット(ガラス粉末)、ガラス容器への加飾蒸着により売上高の増加を予想しています。開発期間が長く、
売上高計上時は粗利率が高い製品の売上高の減少、ITシステム更新による償却費増、人件費の増加などにより、営業利
益は減少を予定しています。政策保有株式について、売却による縮減を進める方針です。
これらにより、2020年3月期の連結業績につきましては、売上高6,270百万円、営業利益260百万円、経常利益125百万
円、親会社株主に帰属する当期純利益115百万円を見込んでおります。
2.企業集団の状況
当社グループは、当社、連結子会社(新潟岡本硝子株式会社、蘇州岡本貿易有限公司及び岡本光学科技股份有限公
司)、持分法適用関連会社(JAPAN 3D DEVICES株式会社)の計5社で構成され、特殊ガラス及び薄膜製品の製造販売を
主な事業の内容としております。
当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
なお、セグメントと同一の区分であります。
(1) 光学事業
プロジェクター用反射鏡、フライアイレンズ、デジタルシネマ用映写機の反射鏡、自動車用赤外線透過フィルタ
ーなどの製造及び販売を行っております。
<主な関係会社>
岡本光学科技股份有限公司、蘇州岡本貿易有限公司、新潟岡本硝子株式会社、JAPAN 3D DEVICES株式会社
(2) 照明事業
自動車用ヘッドレンズ・フォグレンズ、一般用照明用ガラス製品などの製造及び販売を行っております。
<主な関係会社>
岡本光学科技股份有限公司、蘇州岡本貿易有限公司
(3) その他
デンタルミラーなどの医療向けガラス製品、洗濯機用ドアガラス、フリット、機能性薄膜などの製造及び販売を
行っております。
<主な関係会社>
岡本光学科技股份有限公司、蘇州岡本貿易有限公司、JAPAN 3D DEVICES株式会社
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〔事業系統図〕
以上述べた事実を事業の系統図によって示すと次のとおりであります。
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3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を
作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 744,414 724,387
受取手形及び売掛金 1,341,891 1,349,162
商品及び製品 385,943 366,305
仕掛品 667,895 996,874
原材料及び貯蔵品 79,146 81,279
その他 93,934 68,157
貸倒引当金 - -
流動資産合計 3,313,226 3,586,167
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 3,651,121 3,702,938
減価償却累計額 △2,514,884 △2,611,017
建物及び構築物(純額) 1,136,237 1,091,920
機械装置及び運搬具 4,467,780 4,224,382
減価償却累計額 △3,318,066 △3,207,174
機械装置及び運搬具(純額) 1,149,713 1,017,208
工具、器具及び備品 1,131,375 985,479
減価償却累計額 △1,071,108 △887,774
工具、器具及び備品(純額) 60,267 97,704
土地 703,014 703,014
リース資産 652,879 450,725
減価償却累計額 △342,045 △239,434
リース資産(純額) 310,834 211,290
建設仮勘定 143,184 413,263
有形固定資産合計 3,503,252 3,534,401
無形固定資産
その他 8,854 115,477
無形固定資産合計 8,854 115,477
投資その他の資産
投資有価証券 323,248 212,227
その他 124,408 123,741
投資その他の資産合計 447,656 335,969
固定資産合計 3,959,763 3,985,847
資産合計 7,272,990 7,572,015
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 498,299 376,062
短期借入金 324,000 124,000
1年内返済予定の長期借入金 597,130 1,781,668
リース債務 62,846 60,656
未払金 200,764 236,593
未払法人税等 28,304 57,381
賞与引当金 41,160 75,438
設備関係支払手形 58,107 8,419
その他 92,119 90,272
流動負債合計 1,902,732 2,810,491
6
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固定負債
長期借入金 2,587,295 1,788,047
リース債務 279,543 243,077
繰延税金負債 31,427 23,195
退職給付に係る負債 227,130 292,843
資産除去債務 45,572 47,767
その他 14,186 25,979
固定負債合計 3,185,155 2,420,912
負債合計 5,087,888 5,231,404
純資産の部
株主資本
資本金 2,444,474 2,477,986
資本剰余金 683,069 716,581
利益剰余金 △1,037,538 △850,715
自己株式 △421 △429
株主資本合計 2,089,583 2,343,423
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 57,277 27,751
為替換算調整勘定 38,373 35,546
退職給付に係る調整累計額 △548 △54,819
繰延ヘッジ損益 - △11,290
その他の包括利益累計額合計 95,103 △2,812
新株予約権 415 -
純資産合計 2,185,101 2,340,611
負債純資産合計 7,272,990 7,572,015
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 5,790,967 6,078,943
売上原価 4,260,961 4,260,528
売上総利益 1,530,006 1,818,415
販売費及び一般管理費
役員報酬 90,545 91,273
給料及び手当 357,222 411,463
賞与 21,021 30,713
賞与引当金繰入額 12,952 23,946
退職給付費用 12,306 13,647
減価償却費 40,841 46,338
旅費及び交通費 47,652 45,432
支払手数料 90,867 109,111
運賃 89,249 81,374
研究開発費 186,001 214,037
その他 368,945 419,921
販売費及び一般管理費合計 1,317,606 1,487,260
営業利益 212,399 331,155
営業外収益
受取利息 314 291
受取配当金 5,082 3,752
為替差益 - 27,324
助成金収入 25,306 20,502
業務受託料 15,033 10,035
その他 11,848 7,432
営業外収益合計 57,584 69,338
営業外費用
支払利息 56,248 54,182
為替差損 32,991 -
シンジケートローン手数料 19,108 9,634
持分法による投資損失 42,098 57,459
その他 12,774 7,685
営業外費用合計 163,221 128,962
経常利益 106,762 271,531
特別利益
固定資産売却益 536 4,138
投資有価証券売却益 - 11,162
国庫補助金受贈益 - 6,000
特別利益合計 536 21,300
特別損失
固定資産除却損 3,375 42,659
固定資産売却損 2,192 -
減損損失 - 9,295
固定資産圧縮損 - 5,734
特別損失合計 5,568 57,688
税金等調整前当期純利益 101,730 235,143
法人税、住民税及び事業税 18,070 48,320
法人税等合計 18,070 48,320
当期純利益 83,660 186,823
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親会社株主に帰属する当期純利益 83,660 186,823
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連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 83,660 186,823
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 14,342 △29,526
為替換算調整勘定 3,408 △2,827
退職給付に係る調整額 △25,107 △54,270
繰延ヘッジ損益 - △11,290
その他の包括利益合計 △7,356 △97,915
包括利益 76,303 88,907
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 76,303 88,907
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,095,307 333,902 △1,121,199 △421 1,307,589
当期変動額
新株の発行(新株予
349,167 349,167 698,334
約権の行使)
親会社株主に帰属す
83,660 83,660
る当期純利益
自己株式の取得 0 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 349,167 349,167 83,660 0 781,994
当期末残高 2,444,474 683,069 △1,037,538 △421 2,089,583
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 42,935 34,965 24,558 ― 102,459 ― 1,410,048
当期変動額
新株の発行(新株予
698,334
約権の行使)
親会社株主に帰属す
83,660
る当期純利益
自己株式の取得 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 14,342 3,408 △25,107 ― △7,356 415 △6,940
額)
当期変動額合計 14,342 3,408 △25,107 ― △7,356 415 775,053
当期末残高 57,277 38,373 △548 ― 95,103 415 2,185,101
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,444,474 683,069 △1,037,538 △421 2,089,583
当期変動額
新株の発行(新株予
33,512 33,512 67,024
約権の行使)
親会社株主に帰属す
186,823 186,823
る当期純利益
自己株式の取得 △7 △7
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 33,512 33,512 186,823 △7 253,839
当期末残高 2,477,986 716,581 △850,715 △429 2,343,423
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 57,277 38,373 △548 ― 95,103 415 2,185,101
当期変動額
新株の発行(新株予
67,024
約権の行使)
親会社株主に帰属す
186,823
る当期純利益
自己株式の取得 △7
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △29,526 △2,827 △54,270 △11,290 △97,915 △415 △98,330
額)
当期変動額合計 △29,526 △2,827 △54,270 △11,290 △97,915 △415 155,509
当期末残高 27,751 35,546 △54,819 △11,290 △2,812 ― 2,340,611
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 101,730 235,143
減価償却費 331,673 450,191
減損損失 - 9,295
貸倒引当金の増減額(△は減少) △16 -
賞与引当金の増減額(△は減少) △369 34,278
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 9,738 11,443
受取利息及び受取配当金 △5,396 △4,044
支払利息 56,248 54,182
為替差損益(△は益) △109 -
持分法による投資損益(△は益) 42,098 57,459
固定資産売却損益(△は益) 1,655 △4,138
固定資産除却損 3,375 42,659
国庫補助金受贈益 - △6,000
固定資産圧縮損 - 5,734
投資有価証券売却損益(△は益) - △11,162
売上債権の増減額(△は増加) △306,380 △9,664
たな卸資産の増減額(△は増加) △55,298 △311,557
仕入債務の増減額(△は減少) △21,800 △120,552
その他の資産の増減額(△は増加) △29,356 8,433
その他の負債の増減額(△は減少) 4,285 24,808
小計 132,079 466,510
利息及び配当金の受取額 5,396 4,044
利息の支払額 △57,027 △54,102
法人税等の支払額 △8,018 △19,216
営業活動によるキャッシュ・フロー 72,428 397,236
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △2,400 △6,001
定期預金の払戻による収入 3,600 -
投資有価証券の取得による支出 △7,318 △7,629
投資有価証券の売却による収入 - 34,595
有形固定資産の取得による支出 △400,444 △563,984
有形固定資産の売却による収入 599 4,606
無形固定資産の取得による支出 - △95,211
国庫補助金による収入 - 6,000
貸付金の回収による収入 201 204
その他の支出 △3,608 △3,916
投資活動によるキャッシュ・フロー △409,370 △631,337
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 100,000 △200,000
長期借入れによる収入 300,000 1,100,000
長期借入金の返済による支出 △858,261 △714,710
新株予約権の発行による収入 3,838 -
株式の発行による収入 694,911 66,608
自己株式の取得による支出 △0 △7
リース債務の返済による支出 △57,234 △63,123
セール・アンド・リースバックによる収入 329,480 20,772
財務活動によるキャッシュ・フロー 512,733 209,540
現金及び現金同等物に係る換算差額 △815 △2,066
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 174,976 △26,628
現金及び現金同等物の期首残高 569,437 744,414
現金及び現金同等物の期末残高 744,414 717,786
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、プロジェクターなどの電子機器に組み込まれるガラス製部品の製造販売に関する光学事業及び照明用
ガラス製品の製造販売に関する照明事業を主力に事業展開をしております。
したがって、当社は「光学事業」、「照明事業」の2つを報告セグメントとしております。
「光学事業」は、プロジェクター用反射鏡、フライアイレンズ、デジタルシネマ用映写機の反射鏡、自動車用
赤外線透過フィルターなどの製造及び販売を行っております。
「照明事業」は、自動車用ヘッドレンズ・フォグレンズ、一般照明用ガラス製品などの製造及び販売を行って
おります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、連結財務諸表の作成方法と概ね同一であります。報告セグ
メントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
光学事業 照明事業 計
売上高
外部顧客への売上高 3,746,465 793,341 4,539,807 1,251,160 5,790,967
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 3,746,465 793,341 4,539,807 1,251,160 5,790,967
セグメント利益
713,713 6,202 719,916 △39,295 680,621
又はセグメント損失(△)
セグメント資産 4,105,218 660,593 4,765,812 1,183,483 5,949,295
その他の項目
減価償却費 239,634 25,450 265,085 52,862 317,947
有形固定資産及び
355,013 4,271 359,284 25,116 384,400
無形固定資産の増加額
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、デンタルミラーなどの医療向
けガラス製品、洗濯機用ドアガラス、紫外線照射装置に使われるエキシマランプの蒸着加工、ガラス偏光
子、太陽光発電ガラス部品などを含んでおります。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
光学事業 照明事業 計
売上高
外部顧客への売上高 3,513,374 789,906 4,303,280 1,775,663 6,078,943
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 3,513,374 789,906 4,303,280 1,775,663 6,078,943
セグメント利益
752,444 26,300 778,744 73,505 852,250
又はセグメント損失(△)
セグメント資産 4,382,334 565,659 4,947,993 1,347,237 6,295,231
その他の項目
減価償却費 337,516 10,855 348,371 86,093 434,465
有形固定資産及び
164,390 549 164,939 220,408 385,348
無形固定資産の増加額
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、デンタルミラーなどの医療向
けガラス製品、洗濯機用ドアガラス、フリット(ガラス粉末)、銀ミラー(Hi-Silver®)、ガラス容器への加
飾蒸着などを含んでおります。
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 4,539,807 4,303,280
「その他」の区分の売上高 1,251,160 1,775,663
セグメント間取引消去 - -
連結財務諸表の売上高 5,790,967 6,078,943
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 719,916 778,744
「その他」の区分の利益又は損失(△) △39,295 73,505
全社費用(注) △468,221 △521,095
連結財務諸表の営業利益 212,399 331,155
(注) 全社費用は、主にセグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 4,765,812 4,947,993
「その他」の区分の資産 1,183,483 1,347,237
全社資産(注) 1,323,694 1,276,784
連結財務諸表の資産合計 7,272,990 7,572,015
(注) 全社資産は、主に親会社での余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部
門に係る資産等であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 265,085 348,371 52,862 86,093 13,725 15,726 331,673 450,191
有形固定資産及び
359,284 164,939 25,116 220,408 9,746 207,224 394,147 592,572
無形固定資産の増加額
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主にセグメントに帰属しない自動車、ネットワーク
サーバー及びソフトウェアの購入であります。
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岡本硝子株式会社(7746) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
光学事業 照明事業 計
減損損失 9,295 - 9,295 - -- 9,295
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 96円18銭 101.21円銭
1株当たり当期純利益 4円14銭 8円21銭
潜在株式調整後
4円13銭 8円20銭
1株当たり当期純利益金額
(注1) 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益
83,660 186,823
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属
83,660 186,823
する当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 20,222 22,761
潜在株式調整後1株当たり当期純利
益
親会社株主に帰属する当期純利益
― ―
調整額(千円)
普通株式増加数(千株) 36 32
(うち新株予約権(千株)) (36) (32)
希薄化効果を有しないため、潜在株
式調整後1株当たり当期純利益の算 ―
定に含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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