（証券コード：７７４５ 東証１部）
2020年3月期第3四半期
決算説明資料
2020年2月6日
X線検査機
AD-4991シリーズ
2020年３月期第3四半期ハイライト
前年同期比増収、営業利益、経常利益は増益
前期に連結子会社化した（株）ホロンの半導体機器関連の売上は３Ｑを通
して貢献する一方、法人税の増加等により四半期純利益は減益
ＤＳＰシステムは、自動車メーカーの設備投資の見直しの影響等により、
※
連結では前年同期比マイナスで着地
家庭用血圧計は、ロシア、米国、カナダで引き続き売上が好調
※ＤＳＰシステム：計測・制御シミュレーションシステム
1
2020年３月期第3四半期業績の概況
(単位：百万円)
2019/3期 2020/3期 2020/3期 達成率／
連 結 損 益 3Q累計(実績) 3Q累計(実績) 前年同期比 (修正後予想) 計画比
売 上 高 33,798 35,016 +3.6% 50,000 70.0%
売 上 原 価 19,441 19,557 +0.6% 28,690 68.2%
販 売 費 及 び
一 般 管 理 費 13,298 13,523 +1.7% 18,110 74.7%
営 業 利 益 1,058 1,935 +82.8% 3,200 60.5%
経 常 利 益 951 1,824 +91.8% 2,900 62.9%
税 引 き 前
利 益 974 1,809 +85.6% 2,885 62.7%
親会社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益 530 440 -16.9% 1,720 25.6%
１ 株 当 た り
四半期純利 益（ 円） 25.88 21.51 -16.9% 83.95 25.6%
2
事業内容と2020年３月期第3四半期累計売上規模
医療・健康機器事業 計測・計量機器事業
健康機器 １０８億円 計測機器 １９億円
小型振動・騒音
引張・圧縮試験機 解析システム
家庭用血圧計 超音波温熱吸入器
計量機器 １２０億円
医療機器 ２４億円 売上高
350億円
分析用電子天秤 ウェイトチェッカ
※ＤＳＰ＝
ＤＳＰ機器 ３５億円 高速演算処理装置
生態情報モニター 全自動血圧計
半導体関連 ４４億円
車載統合計測 リアルロード タイヤ転がり
システム(VMS) シミュレータ 抵抗試験機
電子銃・ビーム偏向回路
3
セグメント別業績の概要
(単位：百万円)
2019/3期 2020/3期 2020/3期 達成率／
連 結 損 益 3Q累計(実績) 3Q累計(実績) 前年同期比 （修正後予想）
計画比
売 上 高 33,798 35,016 +3.6% 50,000 70.0%
計測・計量機器 20,685 21,779 +5.3% 31,200 69.8%
医療・健康機器 13,113 13,237 +0.9% 18,800 70.4%
売 上 原 価 19,441 19,557 +0.6% 28,690 68.2%
計測・計量機器 12,057 12,392 +2.8% 17,950 69.0%
医療・健康機器 6,956 7,244 +4.1% 10,740 67.5%
販 管 費 13,298 13,523 +1.7% 18,110 74.7%
計測・計量機器 7,564 7,919 +4.7% 10,440 75.9%
医療・健康機器 4,710 4,547 -3.4% 6,170 73.7%
営 業 利 益 1,058 1,935 +82.8% 3,200 60.5%
計測・計量機器 1,063 1,466 +37.9% 2,810 52.2%
医療・健康機器 1,446 1,445 -0.1% 1,890 76.5%
全 社 ／ 消 去 △1,450 △976 — △1,500 —
4
計測・計量機器事業 実績－１
売上高 営業利益
(単位：百万円) (単位：百万円)
１．半導体機器関連が売上の伸長を
1,466 牽引
21,779
20,685
⇒売上高は前年同期比
5.3％増
1,063
＋5.3％
＋37.9％
２. 売上の増加に伴い営業利益も
増加
⇒営業利益は前年同期比
37.9％増
2019年 2020年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期
3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計
5
計測・計量機器事業 実績－２
製品別売上高 (単位：百万円)
計測機器 前年同期にあった韓国での
試験機の特需が一段落した
ことから売上が減少
計量機器 国内は、ウェイトチェッカ
やＸ線検査機が売上伸長
海外は、前年同期の豪州で
の金属検出機・ウェイト
チェッカの特需が一段落し、
売上・利益とも減少
ＤＳＰ パワートレインベンチ等好
調な品目があった一方で全
般的に苦戦し、売上は減少
電子ﾋﾞｰﾑ 半導体関連の売上が大幅増
関連事業
2019年3月期 2020年3月期
3Q累計 3Q累計
6
計測・計量機器事業 新製品＆注力製品－１
X線検査機
高感度異物検査で
製品の安全と安心をサポート
製品特長
スリムデザイン設計による小型・
省スペースを実現
便利で豊富な検査機能
X線漏洩防止設計で安心・安全運
転
今後の展開
HACCP義務化で食品検査機の導入
を検討する企業に本格営業
AD-4991-2515 AD-4991-3530
NEW:2019年10月ﾘﾘｰｽ
7
計測・計量機器事業 新製品＆注力製品－２
マイクロ天秤 高分解能の追及，静電気の問題を解決
製品特長
Ａ＆Ｄ製のマイクロ(ミクロ)電子天びんの
トップモデル。無風イオナイザー標準装備
【特許取得済】
BM-5 今後の展開
NEW:2020年1月ﾘﾘｰｽ 製薬分野での本格採用に注力
引張試験機 卓越した機能を搭載・低騒音
製品特長
センサと機械をつなぐ計測・制御技術をベー
スに、多くの企業・研究所が愛用
今後の展開
材料や製品等の引張試験に各種の付属試験装
RTH-1225 RTH-1310 置を付加し、価値を向上
NEW:2020年3月ﾘﾘｰｽ予定
8
医療・健康機器事業 実績－１
売上高 営業利益
(単位：百万円) (単位：百万円)
１．海外（米州・カナダ・ロシア）
1,446 1,445
の健康機器の売上が引き続き増加
13,237
13,113 した一方、国内は売上減少
△0.1％ ⇒売上高は前年同期比
＋0.9％
0.9％増
２．売上は増加したものの販管費の
増加により、営業利益は微減
⇒営業利益は前年同期比
0.1％減
2019年 2020年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期
3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計
9
医療・健康機器事業 実績－２
製品別売上高 (単位：百万円)
医療機器 国内は看護用血圧計が好調
で利益増に貢献
米州でも看護用血圧計を中
心に売上が好調
健康機器 国内は活動量計を中心に売
上減少
海外でロシアおよび米国、
カナダを中心に売上は好調
に推移するも、ロシアでの
積極的な広告活動による販
管費増加のため営業利益は
微減
2019年3月期 2020年3月期
3Q累計 3Q累計
10
医療・健康機器事業 新製品＆注力製品－１
上腕式ホースレス血圧計 アプリで新習慣
スマートフォンから操作できる
モバイル医療アプリ
製品特長
上腕に巻くだけで血圧測定が可能
血圧測定と同時にスマートフォンに記録
され、クラウド上にデータを記憶
初の医療機器の認定取得
今後の展開
健康機器におけるIoT商品としての付加価
値を高め、医療現場の効率化や企業の健
康経営の推進をサポート
UA-1200BLE スマートフォン側アプリ画面
NEW:2020年3月ﾘﾘｰｽ予定
11
医療・健康機器事業 新製品＆注力製品－２
全自動血圧計 自然な姿勢で測定可能
製品特長
軽量・コンパクトを追求した、設置場所を選
ばない省スペース型
今後の展開
医療機関のみならず、薬局、スポーツ施設、
TM-2657 公共機関、企業健康管理などへ拡販
バリアフリースケール 安全性重視の丸みのあるやさしいデザイン
製品特長
従来の強度や測定精度はそのままに大幅軽量
化、大型キャスターを採用した3Way走行で移動
性はさらに進化
今後の展開
AD-6106R グローバルチャレンジ事業として海外市場へ
NEW:2019年4月ﾘﾘｰｽ 積極展開
12
四半期別売上高および営業利益の推移
売上高・営業利益とも着実に前年同期を上回り推移
単位：百万円
売上高
14, 519 14, 545
12, 795
12, 372 10, 511 12, 136 12, 189
10, 417 11,561 10, 690
10, 381 9, 442
9, 500
7,944 8, 671
1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
営業利益 単位：百万円
1, 680 1, 692
1, 247
991
865
710
630
518
382
277
204 79
-596 -203 -281
1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
13
営業利益増減要因（前年同期比）
Ｍ＆Ａの効果により営業利益が前年同期比で大幅に増加
(単位：百万円)
＋1,198 △415
＋876
Ｍ ＋228 （＋82.8％）
＆ ＋ 44 △154
Ａ 売 人 ＋39 △58 △4 1,935
に 上 件 運
総 広
よ 費 告 送 そ
利 減 研 製
る 宣 費 品 の
増 益 少 究
伝 減 開 保 他
加 減 （ 少 減
少 費 発 証
研 増 少
究 費 関
1,058 開
加 増 連
発 加 費
費 増
を 加
除
く
）
2019年3月期3Q累計 2020年3月期3Q累計
営業利益 営業利益
14
2020年３月期通期業績見通し
第２四半期連結累計期間の実績と今後の為替相場や需要予測等、最新の見通しを
ふまえ、2019年11月7日に下記の通り通期業績予想を修正しております
(単位：百万円)
2019/3期 2020/3期 2020/3期
連 結 損 益 (実績) 上期実績 下期予想 (修正後予想)
前期比
売 上 高 48,344 22,826 27,173 50,000 +3.4%
売 上 原 価 27,513 12,788 15,901 28,690 +4.3%
販 売 費 及 び
一 般 管 理 費 18,079 9,093 9,016 18,110 +0.2%
営 業 利 益 2,751 944 2,255 3,200 +16.3%
経 常 利 益 2,683 771 2,128 2,900 +8.1%
税 引 き 前
利 益 2,711 756 2,128 2,885 +6.4%
親会社株主に帰属す
る 当 期 純 利 益 1,900 182 1,537 1,720 -9.5%
１ 株 当 た り
利 益 （ 円 ） 92.74 8.93 75.02 83.95 -9.5%
1. 2020年3月期通期予想は、11月7日付の「2020年３月期 第２四半期連結累計期間の業績予想値と実績値の
差異及び 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」にて発表した予想
2. 想定為替レート：１ドル=108円、１ルーブル=1.7円
15
セグメント別通期業績見通し
(単位：百万円)
2019/3期 2020/3期 2020/3期
連 結 損 益 (実績) 上期実績 下期予想 (修正後予想)
前期比
売 上 高 48,344 22,826 27,173 50,000 +3.4%
計測・計量機器 29,896 14,107 17,092 31,200 +4.4%
医療・健康機器 18,448 8,718 10,081 18,800 +1.9%
売 上 原 価 27,513 12,788 15,901 28,690 +4.3%
計測・計量機器 17,222 8,034 9,915 17,950 +4.2%
医療・健康機器 10,034 4,765 5,974 10,740 +7.0%
販 管 費 18,079 9,093 9,016 18,110 +0.2%
計測・計量機器 10,181 5,274 5,165 10,440 +2.5%
医療・健康機器 6,447 3,106 3,063 6,170 -4.3%
営 業 利 益 2,751 944 2,255 3,200 +16.3%
計測・計量機器 2,491 799 2,010 2,810 +12.8%
医療・健康機器 1,965 847 1,042 1,890 -3.9%
全 社 ／ 消 去 △1,706 △702 △797 △1,500 —
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ホロンの連結子会社化による通期業績への影響
(単位：百万円)
2019/3期 2020/3期
ホロン ホロン
ホロン ホロン 含まない 含む
ホロン含む ホロン含む
含まない 含まない 前期比 前期比
売 上 高 46,416 48,344 46,253 50,000 -0.4% +3.4%
営 業 利 益 2,309 2,751 2,079 3,200 -9.9% +16.3%
経 常 利 益 2,235 2,683 1,793 2,900 -19.8% +8.1%
当期純利益 1,745 1,900 1,335 1,720 -23.5% -9.5%
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下期重点施策
ガバナンス強化による海外子会社の収益改善
開発効率を意識した研究開発費の抑制
グローバル調達によるコストダウンの推進
自動車業界およびタイヤ業界向けDSPシステムの受注活動強化
新製品の上市（新型上腕式ホースレス血圧計等）
上腕式ホースレス血圧計
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中期経営計画 数値目標
(単位：百万円)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
60,200 5,300 5,030
56,400 3,500
50,000 4,250
3,980 2,800
3,200
2,900
1,720
3Ｑ
3Ｑ 3Ｑ
3Ｑ
2020年 2021年 2022年 2020年 2021年 2022年 2020年 2021年 2022年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
（業績予想） （目標） （目標） （業績予想） （目標） （目標） （業績予想） （目標） （目標） （業績予想） （目標） （目標）
2019年３月期 2020年３月期 2021年３月期 2022年３月期
（百万円）
実績 業績予想 目標 目標
売上高 48,344 50,000 56,400 60,200
営業利益 2,751 3,200 4,250 5,300
経常利益 2,683 2,900 3,980 5,030
親会社株主に帰属する当期純利益 1,900 1,720 2,800 3,500
売上高営業利益率（％） 5.7% 6.4% 7.5% 8.8%
※ 当社では経営環境の変化等に対応するため、毎年度中期経営計画を改訂するローリング方式を採用しております。
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ご注意
本資料に含まれる予想に関する記載は、現時点における情報に基づき判断したものであり、今後、
日本及び世界の経済動向、新たな技術開発の進展により変動することがあります。従って、当社と
しては、その正確性を保証するものではありません。