（証券コード：７７４５ 東証１部）
2021年3月期
決算説明会資料
2021年5月28日
Bluetooth®内蔵
上腕式ホースレス血圧計
UA-1200BLE
Contents
1. 2021年3月期業績の総括
2. 2022年3月期の業績予想
3. 2022年3月期重点課題
1
1. 2021年3月期業績の総括
2
2021年3月期業績ハイライト
売上高はほぼ前年並み、営業利益は前年度に引続き続伸
売 上 高 ： 前年同期比 98.4%
営 業 利 益 ： 前年同期比 119.0%
■要因
計測・計量機器事業：需要の低迷・設備投資の先送り等から減収減益
医療・健康機器事業：健康機器が大幅増、医療機器も回復し業績を牽引
原価改善・販管費削減活動により売上原価・販管費とも前年同期比減
売上高は減少するも営業利益増
3
2021年3月期業績の概況
売上高はほぼ前年並み、原価・販管費削減で各段階利益は続伸
(単位：百万円)
4
四半期別売上高および営業利益の推移
売上高は四半期の差が縮小、営業利益は2期連続で各期黒字化
(単位：百万円)
売上高
営業利益
5
2021年3月期事業別売上実績
医療・健康機器事業 計測・計量機器事業
健康機器 計測機器
１８０億円 ２４億円
家庭用血圧計 引張・圧縮試験機
医療機器 計量機器
３７億円 １５２億円
全自動血圧計 分析用電子天秤
半導体関連 ＤＳＰ機器
４０億円 ５０億円
電子銃・ビーム偏向回路 車載統合計測システム(VMS)
※ＤＳＰ：計測・制御・シミュレーションシステム
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セグメント別業績の概要
(単位：百万円)
２０２０/３期 ２０２１/３期 ２０２１/３期 達成率
連 結 損 益 累計(実績) 累計(実績)
前年同期比
修正予想 (対修正予想)
売 上 高 49,197 48,424 98.4% 48,000 100.9%
計測・計量機器 30,742 26,662 86.7% 26,700 99.9%
医療・健康機器 18,455 21,762 117.9% 21,300 102.2%
売 上 原 価 27,411 26,787 97.7% 26,466 101.2%
計測・計量機器 17,650 14,814 83.9% 14,987 98.8%
医療・健康機器 10,207 11,574 113.4% 11,201 103.3%
販 管 費 18,085 17,232 95.3% 17,034 101.2%
計測・計量機器 10,546 10,154 96.3% 9,973 101.8%
医療・健康機器 6,118 5,579 91.2% 5,589 99.8%
営 業 利 益 3,700 4,404 119.0% 4,500 97.9%
計測・計量機器 2,545 1,693 66.5% 1,740 97.3%
医療・健康機器 2,129 4,608 216.4% 4,510 102.2%
全 社/消 去 △ 974 △ 1,897 ---- △ 1,750 ----
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事業別実績
医療・健康機器事業は好調維持、営業利益対前年比増を牽引
(単位：百万円)
注)ＤＳＰ：計測・制御・シミュレーションシステム 注)セグメント利益調整前
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事業別動向
計測機器 需要の低迷・設備投資先送りのなか売上は前年同期比減少
したものの、豪州では計量機器全般売上増、韓国・インド
計 においても経済活動と同調して回復基調
測 計量機器 前年度連結子会社化した台湾子会社の売上も寄与
・
計 受注活動が依然制約を受ける状況下、売上は不調に終るも
量 ＤＳＰ機器 受注は下期から回復基調
機 EV関連の引合も増加、引続き受注獲得へ注力
器
半導体メーカの検査装置への設備投資一巡の様相
半導体関連
計画通りの売上獲得も減収となる
医 医療機関等の逼迫した状況から苦戦を強いられていたが
医療機器
療 徐々に回復、売上は前年を上回り着地
・
健 日本・米州・欧州で健康機器が好調維持
康 日本では非接触型体温計、米州では遠隔医療需要から通信
健康機器
機 機能付き機器の需要が増加、欧州ではeコマースルートの
器 伸長継続
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営業利益増減要因（前年同期比）
原価低減および販管費削減により営業利益は続伸
諸経費の主要因 (単位：百万円)
旅費・渡航費・交際会議費 +311
販売促進費・広告宣伝費 +215
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財務分析（貸借対照表）
財務状況 負債・純資産・自己資本比率
2021/3末 ※( )内は2020/3期末比 (単位：百万円)
60,000 純資産 負債 自己資本比率 （％）
負 債 50,000
30,731
45.4
30,731百万円 30,726
資 産 （+5百万円）
40,000
38.4
40.4
54,119百万円 30,000
34.9 35.4
（+4,817百万円） 純資産 20,000 30.4
23,387百万円 10,000
18,576 23,387 25.4
（ +4,811百万円）
0 20.4
（単位：百万円） 2020/3末 2021/3末 2020年3月期末 2021年3月期末
流動資産 36,269 40,028
固定資産 13,033 14,091 現金及び預金の増加 +33.6億円
土地及び建設仮勘定の増加 +12.3億円
資産合計 49,302 54,119
流動負債 23,869 24,588
短期借入金の増加 +2.4億円
固定負債 6,857 6,143 未払い法人税等の増加 +3.8億円
負債合計 30,726 30,731
株主資本の増加 +28.9億円
純資産合計 18,576 23,387 非支配株主持分
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財務分析（キャッシュフロー）
税金等調整前当期純利益の増加等により、期末現預金残高は増加
(単位：百万円)
2020年3月期 2021年3月期
税金等調整前当期純利益 4,536百万円
減価償却費 1,615百万円
法人税等の支払額 △1,089百万円
営業活動によるCF 4,309 5,194
投資活動によるCF △1,100 △2,222 有形固定資産の取得による支出△1,645百万円
無形固定資産の取得による支出 ,△507百万円
財務活動によるCF △1,308 △257
長期借入れによる収入 2,811百万円
非支配株主からの
期末現金残高 9,105 12,129
払い込みによる収入 1,021百万円
長期借入金の返済による支出 △3,488百万円
12
設備投資・減価償却費の推移
(単位：百万円)
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
2016／3期 2017／3期 2018／3期 2019／3期 2020／3期 2021／3期
設備投資 1,300 1,131 1,049 1,056 715 1,696
減価償却費 877 864 978 1,047 1,171 912
注）上記、設備投資額及び減価償却費は有形固定資産に対するもののみ集計しております
2016年3月期はベトナム工場新設のため、
2021年3月期は連結子会社ホロンの新本社工場建設のため設備投資が増加。
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株主還元
2021年3月期年間配当は前年度から5円増配の25円を予定
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2. 2022年3月期業績予想
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2022年3月期業績予想 ①
EV・CASE対応へグループ間連携の強化と遠隔医療・リモート診断に対応
する製品とアプリケーションの拡充
利益面は、半導体等の材料価格の高騰と活動規制緩和に伴う販管費の戻り
から前期比減を見込む (単位：百万円)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
50,000
48,424 4,564
4,404
4,200
4,020
3,339
2,552
2021年3月期 2022年3月期(予想) 2021年3月期 2022年3月期(予想) 2021年3月期 2022年3月期(予想) 2021年3月期 2022年3月期(予想)
2021年 2022年 2021年 2022年 2021年 2022年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
（予想） （予想） （予想） （予想）
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2022年3月期業績予想 ②
(単位：百万円)
２０２１/３期 ２０２２/３期
連 結 損 益 (実績) (予想)
増減額 増減率
売 上 高 48,424 50,000 1,575 3.3%
売 上 原 価 26,787 28,206 1,418 5.3%
販 売 費 及 び
一 般 管 理 費
17,232 17,593 361 2.1%
営 業 利 益 4,404 4,200 -204 △4.6%
経 常 利 益 4,564 4,020 -544 △11.9%
税引き前利益 4,536 4,020 -516 △11.4%
親会社株主に帰属
す る 当 期 純 利 益
3,339 2,552 -787 △23.6%
１ 株 あ た り
当 期 純 利 益 ( 円 )
161.87 123.71 -38.16 △23.6%
想定為替レート：１ドル=105円 １ルーブル=1.4円 １元=16円
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中期経営計画 数値目標
(単位：百万円)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
57,500 5,900 5,760
54,000
50,000 5,200 5,060
4,200 3,510
4,020 3,150
2,552
2022年 2023年 2024年 2022年 2023年 2024年 2022年 2023年 2024年 2022年 2023年 2024年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
(業績予想) (目標) (目標) (業績予想) (目標) (目標) (業績予想) (目標) (目標) (業績予想) (目標) (目標)
２０２１年３月期 ２０２２年３月期 ２０２３年３月期 ２０２４年３月期
実績 業績予想 目標 目標
売上高 48,424 50,000 54,000 57,500
営業利益 4,404 4,200 5,200 5,900
経常利益 4,564 4,020 5,060 5,760
親会社株主に帰属する当期純利益 3,339 2,552 3,150 3,510
売上高営業利益率(％) 9.1% 8.4% 9.6% 10.3%
＊ 当社では経営環境の変化等に対応するため、毎年度中期経営計画を改定するローリング方式を採用しております。
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3. 2022年3月期重点課題
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アフターコロナに向けて
社会的価値観と産業構造の変化を好機と捉え経営体質を強化
経営体質強化による 新規分野・次世代領域
継続的収益確保 への開発投資
最 大 効 率 を 引 出 す 仕 組 み 創 り
DXの推進による効率改善と収益力強化
事業環境の変化を掴み更なる成長へ挑戦
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社会的課題への貢献
カーボンニュートラルの実現と社会のデジタル化
変化への対応と社会的課題解決への貢献
ICT対応製品とアプリケーションを拡充し遠隔医療・リモー
ト診断の体制構築へ寄与することにより健康長寿社会の実現
に貢献
リモートワーク・Web会議、5Gの普及とAI・IOT対応等から
求められる半導体の更なる微細化実現に対応する機器の供給
を通じ、進化するデジタル社会に貢献
自動車関連業界向けシミュレーションツール・開発ツールの
性能・ラインナップの充実を通じて加速するEV化に寄与する
ことによりカーボンニュートラルの実現に貢献
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ESG経営の推進
中長期での価値創出（サステナビリティ）へ向けて
新しい価値の創出を支援することで産業の発展と健康な生活
に貢献
関連するSDGｓ
＜実践例＞
・健康経営への取組
昨年度に引続き「健康経営優良法人2021」の認定取得
・梱包材の脱プラスチック化
電子天秤の梱包材をプラスチックからダンボールに変更
環境にやさしい素材の採用を全社的に展開予定
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ご注意
本資料に含まれる予想に関する記載は、現時点における情報に基づき判断したものであり、今後、
日本及び世界の経済動向、新たな技術開発の進展により変動することがあります。従って、当社と
しては、その正確性を保証するものではありません。