7745 Ａ＆Ｄ 2021-02-05 15:30:00
2021年３月期第３四半期 決算説明資料 [pdf]
（証券コード：７７４５ 東証１部）
2021年3月期第3四半期
決算説明資料
2021年2月5日
Bluetooth®内蔵
上腕式ホースレス血圧計
UA-1200BLE
はじめに
2020年8月6日に開示いたしました2021年3月期業績予想につき
まして、2020年11月6日に修正を公表いたしましたが、昨今の事
業動向を踏まえ、2021年2月5日付「2021年３月期業績予想及び
配当予想の修正に関するお知らせ」により再度修正させていただ
きました。従って本資料につきましても、再度修正の予想に基づ
き説明させていただきます。
なお中期経営計画（ローリング方式）につきましては引き続き公
表を見合とさせていただき、中期的な見通しが可能になった段階
で公表させていただく予定です。
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新型コロナウイルス感染症の影響
新型コロナウイルス感染症拡大による生産面・販売面の状況
生産面：中国・ベトナム・韓国・国内の各生産拠点は平常時レベルに回復
サプライチェーンは正常に機能、ただし輸出入における輸送手段
(船・air)の確保が課題
販売面：健康意識の高まりから家庭向け健康機器が引続き好調に推移
販売活動は活動規制等により依然として苦戦を強いられているが、
米州・欧州ではeコマースルートでの家庭向け血圧計が好調を維持、
日本では非接触体温計が特需となる
引続き健康と安全を最優先に予防策を実施しつつ企業活動に努めています
テレワーク・時差通勤・食堂の時差使用等の対策を継続
Web商談・Web会議・設置のリモート対応・Webinar等々Webの機能
を積極的かつ最大限に活用
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Contents
1. 2021年3月期修正業績予想
2. 2021年3月期第3四半期業績の総括
3. 2021年3月期重点課題
3
1. 2021年3月期修正業績予想
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2021年3月期修正業績予想 ①
健康機器の需要増を背景に売上高は前年度並みに回復、前回修正予想を
更に上回るものと予想
コスト削減・販管費圧縮に向けた施策・活動により各段階利益は前回予想
を大幅に上回るものと予想 (単位：百万円)
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2021年3月期修正業績予想 ②
(単位：百万円)
(参 考)
連 結 損 益 前回発表予想 今回発表予想 増減率
前期実績 前期実績比
売 上 高 46,400 48,000 3.4% 49,197 97.6%
売 上 原 価 25,900 26,466 2.2% 27,411 96.6%
販 売 費 及 び
一 般 管 理 費
17,000 17,034 0.2% 18,085 94.2%
営 業 利 益 3,500 4,500 28.6% 3,700 121.6%
経 常 利 益 3,450 4,520 31.0% 3,432 131.7%
税引 き前 利益 3,450 4,520 31.0% 3,423 132.0%
親 会社株主に帰 属
す る 当 期 純 利 益
2,360 3,080 30.5% 1,576 195.4%
１ 株 あ た り 当 期
純 利 益 ( 円 )
114.41 149.31 30.5% 76.88 194.2%
想定為替レート：１ドル=105円 １ルーブル=1.4円
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株主還元
2021年3月期修正予想に鑑み年間配当は5円増配の25円を予想
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1. 2021年3月期第3四半期業績の総括
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2021年3月期第3四半期業績ハイライト
売上高は前年並みへ回復、営業利益は対前年大幅増
売 上 高 ： 前年同期比 99.7%
営 業 利 益 ： 前年同期比 157.6%
■要因
計測・計量機器事業：製造業の稼働状況回復により業績も回復基調
医療・健康機器事業：家庭向け健康機器が引続き好調を維持
原価改善・販管費削減活動により売上原価・販管費とも減少率は売上高の
減少率を上回る
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2021年3月期第3四半期業績の概況
売上高は前年並へ回復、原価・販管費削減で各段階利益は大幅増
(単位：百万円)
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四半期別売上高および営業利益の推移
2Q同様3Qも単独では増収増益、売上高も対前年微増
(単位：百万円)
売上高
営業利益
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営業利益増減要因（前年同期比）
原価低減および販管費削減により営業利益は増加
(単位：百万円)
諸経費の主要因
旅費・渡航費・交際会議費 +265
販売促進費・広告宣伝費 +177
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2021年3月期第3四半期事業別売上実績
医療・健康機器事業 計測・計量機器事業
健康機器 計測機器
１３４億円 １６億円
家庭用血圧計 引張・圧縮試験機
医療機器 計量機器
２５億円 １１１億円
全自動血圧計 分析用電子天秤
半導体関連 ＤＳＰ機器
２９億円 ３５億円
電子銃・ビーム偏向回路 車載統合計測システム(VMS)
※ＤＳＰ：計測・制御・シミュレーションシステム
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セグメント別業績の概要
(単位：百万円)
２０２０/３期 ２０２１/３期 ２０２１/３期 達成率
連 結 損 益 ３Ｑ累計(実績) ３Ｑ累計(実績)
前年同期比
修正予想 (対修正予想)
売 上 高 35,016 34,904 99.7% 48,000 72.7%
計測・計量機器 21,779 19,040 87.4% 26,270 72.5%
医療・健康機器 13,237 15,863 119.8% 21,300 74.5%
売 上 原 価 19,557 19,202 98.2% 26,466 72.6%
計測・計量機器 12,392 10,657 86.0% 14,987 71.1%
医療・健康機器 7,244 8,266 114.1% 11,201 73.8%
販 管 費 13,523 12,651 93.5% 17,034 74.3%
計測・計量機器 7,919 7,473 94.4% 9,973 74.9%
医療・健康機器 4,547 4,094 90.0% 5,589 73.3%
営 業 利 益 1,935 3,050 157.6% 4,500 67.8%
計測・計量機器 1,466 908 62.0% 1,740 52.2%
医療・健康機器 1,445 3,502 242.3% 4,510 77.7%
全 社/消 去 △ 976 △ 1,361 ---- △ 1,750 ----
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事業別実績
医療・健康機器事業は好調維持、営業利益の対前年比大幅増を牽引
(単位：百万円)
注)ＤＳＰ：計測・制御・シミュレーションシステム 注)セグメント利益調整前
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事業別動向
計測機器 アジア・オセアニアでは活動制限の緩和と共に需要動向は
回復基調、豪州では計量器全般の売上増加
計 日本・米州で未だ回復の兆しが見えず需要は低調に推移
測 計量機器 結果対前年同期未達に終わる
・
計 受注活動が依然制約を受ける状況下、受注は低調な推移と
量 ＤＳＰ機器 なったが、前期末受注残は延期等無く順調に売上となり、
機 結果ほぼ前年並みの実績で着地
器
半導体メーカの検査装置への設備投資は前年度で一巡か
半導体関連
実績は対前年割れもほぼ計画どおり
医 医療機関等の逼迫した状況から苦戦を強いられていたが、
医療機器
療 補正予算の執行もあり実績はほぼ前期並みとなる
・
健 日本・米州・欧州で健康機器が好調維持
康 日本では非接触型体温計、米州では遠隔医療需要から通信
健康機器
機 機能付き機器の需要が増加、欧州ではeコマースルートの
器 伸長継続
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2. 2021年3月期重点課題
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アフターコロナに向けて
社会的価値観と産業構造の変化を好機と捉え経営体質を強化
経営体質強化による 新規分野・次世代領域
継続的収益確保 への開発投資
最大効率を引出す仕組み創りのための業務の見直し
DXの推進による効率改善と収益力強化
事業環境の変化を掴み更なる成長へ挑戦
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アフターコロナに向けて
コロナ後、社会は変化が加速 ⇒ ビジネスのチャンスは増加
主要事業で想定される変化と創出されるビジネスチャンス
メディカル事業
健康意識の高まりから家庭向け健康機器の需要増
ICT・クラウドと連携する健康サービス市場も加速
遠隔医療・リモート診療の認可が新市場を創出
→ICT対応の血圧計・体重計・体温計・SpO2計
体組成計販売のグローバル化
半導体関連事業
リモートワーク・Web会議等は通信環境の高度化を要求
5G普及とAI・IOT対応に伴う大容量メモリと半導体微細化要求
→半導体検査装置のマスク測長機
自動車関連ツール(DSP)事業
ゼロエミッション社会へ向けEV化は加速
→モーターHILS・バッテリーHILS対応の促進とSILSへの参入
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ESG経営の推進
中長期での価値創出（サステナビリティ）へ向けて
「組織の存続・成長」と「ステークホルダーの重要視点」
２つの側面から解決すべき社会課題の特定を推進中
当社が生かすアセット：
アナログとデジタルの変換技術を原点に計測・制御技術を駆使
したツールの提供による新しい価値の創出支援
産業の発展と健康な生活に貢献
事業を通じて当社が解決する課題：
健康経営の実践、エネルギー/環境問題
関連するSDGｓ
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ご注意
本資料に含まれる予想に関する記載は、現時点における情報に基づき判断したものであり、今後、
日本及び世界の経済動向、新たな技術開発の進展により変動することがあります。従って、当社と
しては、その正確性を保証するものではありません。