7743 シード 2019-05-24 18:00:00
2019年3月期 決算説明会資料 [pdf]

2019年3月期
連結決算説明会
      2019年5月24日




                   証券コード
                    7743
目次




     1. 2019年3月期業績総括
     2. 2020年3月期見通し
      参考資料




                  ※連結数値でのご説明となります
                                    2
1. 2019年3月期業績総括




                  3
通期連結決算:ポイント


      売上高は既往ピークを更新するも目標未達
          海外売上は好調に推移
 ●主力であるコンタクトレンズ売上高 前期比 6.5%増
   ワンデーピュアシリーズ +9%   ワンデーファイン +6%   サークル・カラー +2% (単体卸売ベース)
 ●海外売上高 前期比 50.7%増                  *現地法人売上+当社から現地代理店への卸売合計
   中国 +28% CLPL連結寄与 455百万円


    積極的な広告宣伝投下等に伴い販管費増加
 ●粗利率 前期比 0.7%増
   全体粗利金額が960百万円増

 ●販管費 前期比 11.6%増
   積極的な広告宣伝投下、人件費、物流費、買収に伴う一過性の費用等が増加


            当初計画を下回り増収減益に
                                                              4
通期連結決算:概要

                                            金額単位:百万円 百万円未満切捨て
(連結)

           2017年3月期   2018年3月期   2019年3月期     前期比較

 売上高        24,463     27,827     29,489    1,662      +6.0%


 粗利益        10,050     12,408     13,369     960       +7.7%

  (粗利率)       41.1%      44.6%      45.3%     +1.6 %

 販管費          8,531    10,302     11,494    1,192      +11.6%


 営業利益         1,518      2,106     1,874    △231    △11.0%

 (営業利益率)       6.2%       7.6%       6.4%     △15.8%

 経常利益         1,364      2,157     1,840    △316    △14.7%


 当期純利益         876       1,198       963    △234    △19.6%

                                                                5
公表値との差異について


(連結)                                          金額単位:百万円 百万円未満切捨て

            2018.5.10付   2019.4.15付     2019年3月期
                                                         増減
              公表数値       公表数値修正       (2019.5.10発表値)


 売上高           31,000       29,460           29,489         +29

 営業利益           2,200        1,700            1,874       +174
 (営業利益率)          7.1%         5.8%             6.4%      +0.6%

 経常利益           2,200        1,700            1,840       +140

 当期純利益          1,500          800              963       +163


・流通チャネル多様化による分散の影響                     売上伸長率<販管費伸長率 により
・新商品が目標に対して大きく未達等により、                  営業利益が当初目標に未達
                                       ※3月の販管費が予定より下回ったため修正値よりは上回る
 目標としていた310億円達成ならず。
                         製品等の廃棄及び子会社に係る
                         特別損失293百万円が影響                            6
売上高の状況:事業別

   コンタクト     ケア用品       眼鏡        その他                               金額単位:百万円 百万円未満切捨て

     (連結)
                                                     675
2017年3月期                     22,371                        884                           24,463
                                                              533


                                                                     686
2018年3月期                          25,635                                   830            27,827
                                                                                 675
                                        +6.4%                       △7.1% +1.2% +6.6%

                                                                            637
2019年3月期                              27,291                                      840     29,489
                                                                                        720

        10,000           15,000             20,000            25,000                    30,000


      ワンデーピュア       9%増                                                           オルソケラトロジー
      サークル・カラー      2%増                         ケア市場縮小傾向                                増加
      ワンデーファイン      6%増
      2ウィークピュア      7%増
        ※対前期増減比率は単体卸売ベース
        ※ワンデーファイン以外はシリーズ合計
                                                 主力ブランド好調も、その他ブランド・
                                                  小売り部門が苦戦しほぼ横ばい
                                                                                                 7
 ※その他:光学器械・眼内レンズ・オルソケラトロジーなど(決算短信のセグメントとは異なる)
売上高の状況:四半期推移
 ◆当社コンタクト売上高(単体卸売りベース)
(連結)                                                     金額単位:百万円 百万円未満切捨て
 7,000
                                                              6,244
                                                5,873
 6,000
                                      5,365
         消費税
         反動減
                         4,725
 5,000

            3,960
 4,000



 3,000



 2,000



 1,000



    0
         2015年3月期    2016年3月期    2017年3月期     2018年3月期      2019年3月期

                    1Q    2Q     3Q      4Q   四半期平均
                                                                         8
利益増減分析
                                                                  金額単位:百万円 百万円未満切捨て
         +1,011   -4     -2    -44
                                               人件費 +314 広告宣伝費 +349
                       コンタクト                   研究開発費 +26 物流関連費 +166
                       ケア用品
                       眼鏡
                       その他


                  粗利益の増加
                    +960
                                              営業外収                  税金等
                                                                    の減少 純利益
                                                               特別損失
                                              益の減少
                                                                の減少
                                               △5                   +70 △235
                                                               +16
                                     販管費の
                                      増加         営業外 特別利益
                                     △1,192     費用の増加 の減少
   当期                                               △79   △3              当期
  純利益             営業利益 △231                                              純利益
 1,198                                                                   963

                            経常利益 △316


2018年3月期                                                               2019年3月期 9
 販管費の状況
                                                                            金額単位:百万円 百万円未満切捨て

  (連結)
           0       2,000     4,000            6,000        8,000           10,000   12,000

                人件費        広告宣伝費 研究開発費 物流関連費                       その他
2018年3月期
               2,816       1,662      1,158      1,749             2,917              10,302
  実績

                +314         +349       +26           +166               +337          +1,192
                (111%)       (121%)     (102%)        (109%)             (112%)        (112%)

2019年3月期
  実績
                3,130         2,011      1,184        1,915                3,254      11,494




 ●人件費  :新卒・中途採用の強化による人員増、教育訓練費
 ●広告宣伝費:TVCM(Pureシリーズ、JILL)、新商品発売経費、イベント
 ●研究開発費:前期比微増に留まる
 ●物流関連費:出荷数増加、配送費値上げの影響
 ●その他  :海外CLメーカー買収に伴う経費、新商品のトライアルレンズ費用、
        減価償却費など                          10
財務状況推移
                                      金額単位:百万円 百万円未満切捨て

             2018年3月期        2019年3月期
                                               前期末比較
             金額      構成比     金額        構成比
  資産の部計     34,726   100.0   39,946    100.0    +5,220
流動資産        12,837    37.0   17,131      429    +4,294
                                                          新商品ローンチによる
 内 現預金       1,780     5.1    2,631      6.6     +851     初期在庫の増加

  たな卸資産      4,259    12.3    6,857     17.2    +2,598
固定資産        21,888    63.0   22,814     57.1     +926
 内 有形固定資産   18,641    53.7   19,101     47.8     +460     海外子会社の
                                                          のれん計上に伴う増加
  無形固定資産      892      2.6    1,434      3.6     +542
  負債の部計     24,643    71.0   29,169     73.0    +4,526
流動負債        14,511    41.8   18,291     45.8    +3,780    子会社の運転資金
 内 短期借入金     8,666    25.0   12,985     32.5    +4,319    新商品の在庫拡充
                                                          鴻巣研究所の設備導入
固定負債        10,131    29.2   10,878     27.2     +747
 内 長期借入金     5,407    15.6    5,217     13.1    △ 190
  長期リース債務    2,826     8.1    2,656      6.6    △ 170
 純資産の部計     10,082    29.0   10,776     27.0     +694
 負債・純資産計    34,726   100.0   39,946    100.0    +5,220                 11
キャッシュ・フロー推移
                                                        金額単位:百万円
                      2018年3月期    2019年3月期    前期比較      百万円未満切捨て

営業活動によるC・F               3,012       △170      △3,182
内 税金等調整前純利益               1,854       1,551     △303      新商品ローンチによる
                                                          初期在庫の増加
 減価償却費                    1,973       2,273     +300
 たな卸資産の増減                 △385      △2,270     △1,885
                                                          合否判定前在庫の
 その他                      △235      △1,039      △804      仮払金
 法人税等の支払額                 △550        △920      △370
投資活動によるC・F              △5,312      △1,895     +3,417
                                                         鴻巣研究所の新規
内 有形固定資産取得支出            △3,790      △1,513     +2,277    設備導入

 連結範囲の変更を伴う子会社
 株式の取得による収入
                             -         347      +347
 関係会社株式の取得による支出              -        △133      △133    海外子会社を連結対象
                                                        に加えたことによる増加
 預け金の預け入れによる支出          △1,196           -     +1,196   ※株式取得の対価は前期に支払済

財務活動によるC・F               2,177       2,957      +780
内 短期借入金の純増減額              1,316       4,295    +2,979    運転資金
                                                         新商品の在庫拡充
 長期借入金の借入                 4,000       2,105    △1,895
 長期借入金の返済               △1,865      △2,286      △421
現金及び現金同等物期首残高・換算差額等       1,903       1,739     △164
                                                                    12
現金及び現金同等物 期末残高           1,780       2,631      +851
キャッシュ・フロー関連指標推移①
                                                                 金額単位:百万円 百万円未満切捨て

                       2016年3月期          2017年3月期           2018年3月期          2019年3月期

 営業活動によるC・F                4,217             2,158              3,012             △170
 投資活動によるC・F                △811            △4,643             △5,312            △1,895
 財務活動によるC・F              △2,548              2,322              2,177             2,957

    EBITDA                2,729             3,406              4,422             4,415

 EBITDAマージン               12.5%             13.9%              15.9%             15.0%
   EBITDA÷売上高


 百万円
 20,000                                                                              倍
            EBITDA       NET債務総額         EBITDA倍率
                                                                                    7.00
 16,000
                                                                                    6.00
                                                                       4.34
 12,000                                                                             5.00
                                  3.80               3.65
                                                                                    4.00
  8,000                                                                             3.00

  4,000
                3.23                                                                2.00
                                                                                    1.00
     0                                                                              0.00
           2016年3月期          2017年3月期           2018年3月期           2019年3月期
  ※EBITDA=経常利益+減価償却費+のれん償却+支払利息                                                            13
  ※NET債務総額=有利子負債+リース債務-現預金
キャッシュ・フロー関連指標推移②
百万円
  6,000
              現預金残高      営業利益      営業活動によるC・F       投資活動によるC・F       財務活動によるC・F




  4,000




  2,000




     0
           13/3期      14/3期      15/3期     16/3期        17/3期        18/3期        19/3期



                                                                          2019
▲ 2,000                                                                  在庫拡充


                        2014/8
                                           2016/4
            2013/3     2号棟竣工
                                          研究棟竣工
▲ 4,000   2号棟土地取得




▲ 6,000                                                     2017/9
                                                           3号棟竣工


                                                                                          14
財務・株価指標の推移①
 ◆借入金の推移
 百万円   22,000                                                                                     50.0%
                       借入金残高                  借入依存度                                45.6%
                                                                                                  45.0%
       17,000                                                        40.5%

                                               33.9%                                              40.0%
                                                        36.5%
       12,000
                                 33.9%
                                                                                                  35.0%
                    28.8%
          7,000
                                                                                                  30.0%

          2,000                                                                                   25.0%
                    2014/3期     2015/3期       2016/3期   2017/3期      2018/3期       2019/3期
       ※借入依存度=有利子負債/総資産


 ◆自己資本比率                                              ◆自己資本当期純利益率(ROE)
  50.0%                                                 15.0%
                                                                                          12.6%
           33.8% 32.0%                                                            10.3%
  40.0%                                                                                           9.3%
                              30.8% 29.0% 26.9%
                                                        10.0%
  30.0%
                                                                          6.0%
  20.0%                                                           2.6%
                                                         5.0%
  10.0%

   0.0%                                                  0.0%
            15/3期    16/3期    17/3期   18/3期   19/3期               15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期
                                                                                                          15
財務・株価指標の推移②

  ◆株主資本配当率(DOE)
    百万円   12,000                                                                                     3.5%
                            自己資本            DOE                                           2.8%
                                                                            2.3%
          10,000                                                                                     3.0%
                                                            2.6%
                          2.3%
                                           2.4%
            8,000                                                                                    2.5%


            6,000                                                                                    2.0%


            4,000                                                                                    1.5%
                          2015/3期          2016/3期          2017/3期         2018/3期      2019/3期

  ◆1株当たり純利益                                                  ◆1株当たり純資産額
      円 60.0                                                     円 500
                                             47.9                                                    430
                                                     38.5                                      403
                                    35.0                                                 360
          40.0                                                        400
                                                                            327    318
                           19.2
          20.0      8.4                                               300


           0.0                                                        200
                 15/3期    16/3期   17/3期    18/3期    19/3期                   15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期

※当社は、2018年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。2015年3月期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定して、                                 16
1株当たり当期純利益及び1株当たり純資産額を算出しております。
株主還元策について

          株主の皆様に安定的かつ適切な配当継続を実施
               2019年3月期は12.0円を予定(分割前基準36.0円)
  円
  20                                                                     40.0%
       配当金      配当性向

                                                         31.2%
  15                                                                     30.0%
              26.2%


                                  19.2%
  10
                                                          12.0           20.0%

              9.1                   9.1

   5        分割前基準                 分割前基準                  分割前基準           10.0%
              27.5                  27.5                   36.0


   0                                                                     0.0%
             2017/3期               2018/3期               2019/3期


※当社は、2018年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。2017年3月期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定して、
1株当たりの配当金を算出しております。
                                                                              17
2. 2020年3月期見通し




                 18
中期経営ビジョン・目標
2018年6月1日開示 3ヶ年中期経営計画


             ~ 61年目からの新たな挑戦~
        日本のシードから世界のSEEDへ
            “より多くのお客様の『見える』をサポートする”


     製造メーカーとしての生産規模の拡大と製品の多様化を実現し、
     連結売上高400億円を目指す土台作りの3年間と位置付ける


       “『Made in Nippon』と『Japan Quality』のプライドを通じて
          安全で高品質な製品とサービスを提供することを追求”
            日本国内での安定した成長と同時に積極果敢な世界展開を実現
       積極的に研究開発費用を投下し、計画的かつ確実な研究成果(商品開発)を実現
        省人化・自動化などの技術力の向上により規模の拡大多品種少量生産を実現
           検査用・治療用・医療用等の新たな付加価値をコンタクトレンズに実現
         ダイバシティ―と多様な働き方を実現、CSR(企業の社会的責任)の充実

                                         6月アップデート予定   19
2020年3月期見通し:ポイント


   連結売上高 グループ初の330億円突破を目指す

 ●ワンデーピュアシリーズを基盤とした機能性商品
   +新商品・リニューアル商品の拡販
    コンタクト売上高 約13.8% 増
    ワンデーピュアシリーズ 約8%、サークル・カラー 約20%増     (単体卸売ベース)


 ●海外子会社の事業拡大
    海外売上 43億円、比率 10%突破を目指す ※現地法人売上+当社から現地代理店への卸売合計
    海外子会社の運営強化、当社初のシリコーンレンズの展開等


           国際化に対応した体制強化
            経費・在庫管理の徹底
                                               20
2020年3月期見通し:重点方針



       商品・販売戦略                   財務の健全性向上
  • 高付加価値商品の市場投入              • 経費管理の徹底と適正化
   (シリコーン素材CL・新光学設計の遠近両用CL)
                              • 在庫の削減によりキャッシュを捻出
  • 多様化する流通チャネルへの対応強化
  • 事業の集中:眼鏡・ケア事業の適正化




        国際化対応                      生産力拡大
  • 社内の国際化を進め、海外市場での          • 生産効率向上による原価低減
    売上拡大を狙う
                              • 多品種少量生産への対応
  • 海外子会社であるCLPL・Wöhlkとの
    シナジー効果
  • 中国向け越境ECサイトでの販売開始

                                                   21
2020年3月期見通し:概要


 (連結)                                  金額単位:百万円 百万円未満切捨て


             2019年3月期    2020年3月期見通し      前期比較

  売上高          29,489        33,100    3,611    +12.2%


  売上総利益        13,369        15,600    2,231    +16.7%


  販管費          11,494        13,400    1,906    +16.6%


  営業利益           1,874        2,100      226    +12.0%

   (営業利益率)        6.4%          6.3%      △0.1%

  経常利益           1,840        2,050      210    +11.4%


  当期純利益           963         1,450      487    +50.4%


                                                           22
2020年3月期見通し:売上高事業別

                                                               金額単位:百万円 百万円未満切捨て


  コンタクト      ケア用品   眼鏡       その他
    (連結)


                                                      637
2019年3月期                     27,291                         840              29,489
                                                               720

                             +13.8%                   +2.0% △28.6% +11.1%


                                                                     650
2020年3月期                           31,050                              600    33,100
                                                                          800


          10,000    15,000         20,000    25,000           30,000

                                                                         オルソケラトロジー
                                            ・市場縮小傾向
・ワンデーピュアシリーズの出荷増や新商品の投入                     ・OEM商材の強化                      販売強化
・乱視・遠近両用・サークル・カラー等の高付加価値
 アイテムの販売促進                                            ・眼鏡営業拠点集中
・海外事業拡大により売上高伸長                                       ・眼鏡小売事業縮小
                                                                                   23
   ※オルソケラトロジーは、第一四半期決算短信よりセグメントをコンタクトレンズに変更する予定です。
製造設備 ~Made in Nippon~

埼玉県にある鴻巣研究所の3つの生産棟(研究棟を除く)は、約4,700万枚/月のコンタクトレンズ製造能力を有しています。
            <鴻巣研究所全体の鳥瞰図>
                                                          <月間製造能力推移(1day・2week)>
                                            百万枚
                  研究棟                                                                  9月
                                      3号棟
                                            50                                       3号棟竣工                47.0
                                                                                                  44.0

           2号棟
                                            40
                                                                8月                        33.0
                                                              2号棟竣工
                                1号棟         30                                    28.0

                                                                          21.8
                                            20            17.4    18.2
     建物名         延べ床面積      ライン
     1号棟         約14,200㎡   多品種対応ライン              12.5

     2号棟          約9,700㎡   大量生産ライン         10
     3号棟         約12,500㎡   大量生産ライン
     研究棟          約3,640㎡   -
                                            0
                                                  12/3期   13/3期   14/3期   15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期
                                                                                                          (予)




                                                                                                           24
設備投資・減価償却
 ◆設備投資・減価償却                       業容拡大の対応、かつ企業活動継続のための投下

                  設備投資           減価償却費                                             3号棟設備増設
百万円
                                                       鴻巣研究所3号棟                     倉庫棟の建設
 7,000                             研究棟の竣工               建屋・設備導入
           鴻巣研究所2号棟               3号棟設備増強                福利厚生
            建屋・設備導入                他事業譲受
 6,000
                                                                              5,300
                                                        5,103
 5,000
                                             4,254
                     3,967                                         3号棟設備増設
 4,000                                                             1号棟設備刷新


 3,000

          1,968                                                    2,052
 2,000                            1,488

 1,000                               1,783      1,906      1,973           2,273    2,419
             1,539        1,538

      0
           14/3期         15/3期     16/3期       17/3期      18/3期      19/3期     20/3期計画
 ※設備投資額は、有形固定資産ベース(リース資産含む)
 ※減価償却費は、有形・無形(のれん除く)・長期前払費用
                                                                                             25
中長期的な取り組み:R&D
非コモディティ製品・DDSコンタクトレンズ・医療分野など、新しい分野にも積極的に進出していきます。

 非コモディティ製品               価格競争に陥らない高機能・高付加価値レンズの開発


                         ●DDS(薬物送達システム)コンタクトレンズの承認取得へ向け対応中
DDSコンタクトレンズ              ●当技術を応用した、より医療グレードの高い製品の研究


 医療分野への進出                センシングなど、医療用、検査用、治療用コンタクトレンズの商業化


                 次世代市場を創造する研究テーマへR&D投下
 百万円
 2,000                                   1,805

 1,500
                         1,158   1,180
                 927
 1,000
         667
  500


    0                                               LEDライトを搭載したコンタクトレンズ
         16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期(予)
                                                                          26
海外展開①

 アジア地域、ヨーロッパ地域を中心に27の国と地域に展開中(2019年3月現在)
 既存取引国では、地域の特徴に即した展開を図りながら、未進出国へ積極的にアプローチしています。   ※太字は現地法人



 ヨーロッパ地域                                    アジア地域
   ベルギー                                     中国
   イギリス                                     シンガポール
   イタリア                                     モンゴル
   デンマ-ク                                    マレーシア
   ノルウェー                                    香港
   スウェーデン                                   マカオ
   アイスランド                                   台湾
   フィンランド                                   ベトナム
   ドイツ                                      フィリピン
   ポルトガル                                    インドネシア
   スイス                                      インド
   オランダ                                     レバノン
   ハンガリー NEW                                バングラデシュ


        Made in Nippon/Japan Qualityを世界へ
                                                       27
海外展開②
 アジア地域、欧州市場ともに、ニーズを的確に把握し多様な商品展開をおこなっていきます。

〈中国・台湾等現地の主要商品群〉          億円                     《海外売上高推移》
                          45                                                43.5

                          40
                                                                                   Wöhlk
                          35                                                       13.8
                                                                +80%
                          30

                                                                        +23%
                          25                                         24.1
                                                          +50%
                          20
                                                              16.0
                          15                                                       29.7
                                                       11.5
                          10                     8.5

                           5               3.9
                                     1.8
                               0.5
                           0
〈欧州向けCE適合商品〉                   13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
                                                                            見込み


                                                 ※現地法人売上+当社から現地代理店への卸売合計
                                                                                      28
海外展開③:Wöhlk Contactlinsen GmbH 【ドイツ】


2019年3月 独Wöhlk(ボルク)の株式を40%取得、連結子会社化

概要
・1948年設立。コンタクトレンズの材料研究から設計開発、製品の製造・販売まで幅広い業務を手掛ける。
・2014年より当社シリコーンハイドロゲルレンズの開発や、ZEISSブランドの当社からの提供等で協働。


今後の展望                              百万円      Wöhlk売上実績
・特殊コンタクトレンズやシリコーンハイドロゲルレンズの技術力や、   2,500
 当社のドイツ周辺の営業拠点としての役割を担う。
                                   2,000
                                           1,612   1,546   1,509
                                   1,500


                                   1,000


                                    500


                                      0
                                           2016    2017    2018
                                                     (€=130円換算)
                                                                   29
海外展開④:3社間コラボレーション

    3社間で商品の相互供給や共同開発、ライセンス付与等を対象に
         「効率的な製造・販売体制の構築」を推進

                            1.技術コラボレーション・交換
                              研究開発活動における新レンズ材料の共同開発
  大量生産技術                      製品製造に関する技術交流
アジア圏での営業拠点
                            2.CEマーク代表機能
                              シード製品のCEマークの管理運営
                            3.物流
                              欧州におけるシード製品の物流業務
                            4.セールス&マーケティング
                              OEM製品をシードブランドでアジア市場へ拡大




  イギリス                        ドイツ

特殊・カスタマイズレンズデザイン力    材料研究から設計開発
   イギリス圏の営業拠点       ドイツ周辺の営業・物流拠点                  30
海外展開⑤ 新商品 ~ SEED 1day Silfa ~


   当社初のシリコーンハイドロゲルレンズ          CEマーキング取得




  2019年度内に、海外において発売を予定しています。


                                           31
3社共同事業化契約 ~ブレスオーコレクト~

       オルソケラトロジーの国内外における普及、拡販を進めることが使命



 2019年3月   UV株の議決権33.3%を保有、持分法適用関連会社化
 2019年4月   3社でオルソケラトロジーレンズ分野での「共同事業化契約」を締結

   3社での協力体制
                                百万円
   ① 営業促進体制を強化
                                300    オルソ 市場
   ② 効果効能の改良に関する協力体制構築
                                250
   ③ 物流における効率化への協力                     +55%

                                200
   ④ 販売体制、製品供給体制について再構築
                                150              287
   オルソケラトロジーとは?
                                100    185
  オルソケラトロジーレンズを就寝前
  に装用することで睡眠中に角膜の                50
  形状が矯正されます。朝起きて外
  した後も、しばらく角膜の形が矯                 0
  正された状態で維持され、その間                     2017年     2018年
  は視力が回復します。                          ※メーカー出荷額ベース
                                       (日本コンタクトレンズ協会) 32
BLUE SEED PROJECT ~海に愛(Eye)を~

プラスチック廃材のリサイクル
 ブリスター回収による再製品化リサイクル活動を実施しています




 当社は、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標のうち、5つに貢献しています。
                                                  33
当社シェアの推移


         《コンタクトレンズ市場と当社シェア》                                         《1日使い捨てタイプ市場と当社シェア》
 億円
2,500                                             18%        億円
                                                                                                              16.0%
                   出荷額シェア




                                                        百
                                                                               出荷額シェア
                                                  16%       2,000
                                                                                                    13.5%
                                                                                                              14.0%
2,000
                                                  14%                             13.5%
                                                                                      13.5%                   12.0%
                                                                               12.1%
                                       10.8% 12%            1,500                         13.1%
1,500
                                                                            11.1%                             10.0%

                        10.4%
                                                  10%                 10.0%
                                                                                                              8.0%
                     9.9% 10.3%                   8%        1,000
1,000             8.6%                                              7.4%
              8.0%                                                                                            6.0%
                                                  6%
           7.2%
        5.8%                                                                                                  4.0%
                                                  4%         500
 500

                                                  2%                                                          2.0%


   0                                              0%           0                                              0.0%
        2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019                     2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
                                          (予) (年)                                                     (予)     (年)


                                           ※メーカー出荷額ベース(当社推計:日本コンタクトレンズ協会出荷額調査ベース)
                                                                                                                34
参考資料




       35
会社概要

■本社:東京都文京区本郷二丁目40番2号               ■設立:1957年10月9日(昭和32年)

■上場:1989年12月(平成元年12月) 店頭公開(現 JASDAQ市場)

■資本金:1,841百万円

■従業員:977名(連結) ※2019年3月31日現在

■営業所:8 (札幌・東京・名古屋・大阪・福岡 他)、その他駐在11 (盛岡・静岡 他)        ※2019年3月31日現在


■工場・研究所:鴻巣研究所(埼玉県鴻巣市)

■沿革
  1957年10月   会社設立 商号「㈱東京コンタクトレンズ研究所」
  1985年11月   ブランド名をマイコンから「シード(SEED)」に変更
  1987年2月    商号変更 「㈱シード」
  2007年7月    鴻巣研究所を竣工
  2011年1月    鴻巣研究所 ISO13485取得、CEマーキング指令適合
  2014年3月    東京証券取引所市場第二部に市場変更
  2014年8月    鴻巣研究所2号棟竣工
  2016年6月    研究棟竣工
  2017年3月    東京証券取引所市場第一部に指定
  2017年 9月   鴻巣研究所3号棟竣工
  2017年10月   おかげさまで創立60周年
             保育・児童施設 ふくろうの森 開園                                      36
  2018年 4月
取扱商品 ~コンタクトレンズ~
 1day・2weekコンタクトから、ハードコンタクトまで、幅広い商品展開で細分化するニーズに
 きめ細かく対応しています。

                                                                                                   19/3期 連結売上高
■純国産Pureシリーズ
                                                                                                        構成比
                                                                                                      92.5%

                                                                                          ■Fineシリーズ
                                                               シード2weekPure                                リニューアル
  シード1dayPure                  シード1dayPure
                                                                 うるおいプラス
   うるおいプラス                     うるおいプラスFlex
                                                       乱視用             遠近両用
 乱視用                     遠近両用
                                                                                            シード1dayFine UV plus

                                                       シード2weekPure     シード2weekPure
   シード1dayPure                 シード1dayPure             うるおいプラス乱視用        マルチステージ
  うるおいプラス乱視用                    マルチステージ                                                                     リニューアル


■サークルレンズシリーズ                                             ■カラーレンズ
                                                                                            シード2weekFine UV plus




                                                                                   ■従来型コンタクトレンズ




          リニューアル                     NEW     乱視用             JILL STUART 1day UV
                                                                                       ハードコンタクトレンズ ソフトコンタクトレンズ
   シード Eye coffret 1day UV M         シード Eye coffret                                     全7種8品         全4種
                                    1day UV M TORIC                                                           37
新商品 ~トリガーフィッシュ~
  2018年12月25日 新発売




                             販売名:トリガーフィッシュ センサー 承認番号:23000BZX00272000
                             販売名:トリガーフィッシュ      承認番号:23000BZX00273000

トリガーフィッシュ センサー(一般的名称:角膜曲率変動測定計)
トリガーフィッシュ(一般的名称:テレメトリー式生体信号測定装置)
コンタクトレンズ型センサーである「トリガーフィッシュ センサー」を検査対象者の眼に装用し、得られた測定信号
を「トリガーフィッシュ」にて受信・記録する仕組みにより、眼圧の変化により誘発される角膜曲率の変動を測定
し、眼圧変動におけるピークパターンを検出します。
                                                                  38
眼科を有する国内の大学病院・総合病院を中心に営業活動をおこない、納入を開始しています。
新商品 ~シード Eye coffret 1day UV M TORIC~
   2019年2月4日 新発売




大人気アイコフレシリーズに乱視用レンズが登場
その日の気分やシチュエーションに合わせて選ぶことができるサークルレンズ「シード Eye coffret 1day UV M」
から、1日使い捨て乱視用サークルレンズ「シード Eye coffret 1day UV M TORIC」を発売しました。


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リニューアル ~シードFine UV plusシリーズ~
  2019年2月4日 リニューアル




  うるおい成分を新たに配合したコンタクトレンズ
  「シードFine UV シリーズ」が、新しく生まれ変わりました。レンズデザインはそのままに、保存液に天然
  保湿成分「アルギン酸」を配合し、たっぷりうるおう、こだわりの保水力を実現しました。


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取扱商品のご紹介 ~コンタクトレンズケア用品/眼鏡~

 コンタクトレンズケア用品事業                                                  2.2%
 コンタクトレンズを快適にお使いいただくためのケア用品を各種提供しています。                              19‘3期連結売上高
                                                                        構成比




         フォレストリーフ     シードゥ ソフトケア ピュア            ピュアティモイスト          ジェルクリンW
       ソフトコンタクトレンズ用    ソフトコンタクトレンズ用         酸素透過性ハードコンタクトレンズ用      酸素透過性ハード・
       洗浄・保存・すすぎ液      洗浄・保存・すすぎ液               酵素洗浄保存液         ソフトコンタクトレンズ用洗浄液



 眼鏡事業                                       2.9%
 イメージキャラクターを採用したオリジナルブランドのメガネフレームなどを展開しています。
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     プラスミックス                          ビビッドムーン
 福士蒼汰さんイメージキャラクター              北川景子さんイメージキャラクター
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SEED PROJECTS OF ROAD TO SPORTS ~スポーツ支援~
 スポーツ選手の「見える」と子どもたちの「夢」を応援します




 SEED花道ハイタッチ
 2019年5月5日”こどもの日”より開始
 シード鴻巣研究所を構えている埼玉県のチーム
 「埼玉西武ライオンズ」とともに子どもたちの夢を応援します




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                           ※1 SEED Projects Of Road To Sportsの頭文字を取ると“SPORTS”になります
シードグループ

                                           国内連結子会社

          株式会社シードアイサービス                                      株式会社アイスペース

             株式会社タワービジョン                                  * 株式会社ユニバーサルビュー
                                                                            *持分法適用関連会社


                                               海外子会社


     *実瞳商易有限公司(中華人民共和国)                                 * Wöhlk Contactlinsen GmbH
                                                                  (ドイツ)

   *SEED CONTACTLENS ASIA PTE.LTD.                 * SEED Contact Lens Europe GmbH
               (シンガポール共和国)                                        (ドイツ)


       *台灣實瞳股份有限公司(台湾)                             SEED CONTACT LENS(M)SDN.BHD
                                                                 (マレーシア)

    *Contact Lens Precision Laboratories Ltd       SEED CONTACT LENS (ANZ) PTY LTD
                   (イギリス)                                       (オーストラリア)

        * Ultravision international Ltd.               SEED Contact Lens Europe S.A.
                   (イギリス)                                        (ベルギー)

        * SEED INTERNATIONAL LTD.                  SEED CONTACT LENS VIET NAM CO, LTD.
                   (イギリス)                                         (ベトナム)
  *:連結子会社
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                本資料に関するお問い合わせ

               株式会社シード 経営企画部
               TEL 03-3813-1650
             又はホームページお問い合わせフォーム
          https://www.seedcontact.jp/seed/fm_ir/

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