7743 シード 2021-05-07 17:00:00
通期業績予想の修正及び特別利益・特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月7日
各 位
会社名 株式会社シード
代表者 代表取締役社長 浦壁 昌広
(コード番号 7743・東証一部)
問い合わせ先 取締役管理本部長 杉山 哲也
TEL 03-3813-1111(大代表)
通期業績予想の修正及び特別利益・特別損失の計上に関するお知らせ
当社は、2021年3月期におきまして、2021年2月5日付当社「通期業績予想及び配当予想の公表に関するお知らせ」
において発表いたしました、2021年3月期通期業績予想について、下記のとおり修正するとともに、特別利益・特別
損失を計上することといたしましたのでお知らせいたします。
記
1.業績予想の修正について
(1)2021年3月期通期(連結・個別)業績予想の修正
①連結通期業績予想の修正
(単位:百万円※単位未満切捨て表示)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
前 回 予 想 ( A ) 28,500 1,000 950 900 35.95 円
今 回 修 正 ( B ) 28,600 1,190 1,200 1,100 43.94 円
増減額(B-A) 100 190 250 200
増 減 率 0.4% 19.0% 26.3% 22.2%
参 考 : 前 期 実 績 31,792 1,733 1,691 252 10.10 円
②個別通期業績予想の修正
(単位:百万円※単位未満切捨て表示)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
前 回 予 想 ( A ) 25,400 1,550 1,500 250 9.99 円
今 回 修 正 ( B ) 25,500 1,750 1,780 △420 △16.78 円
増減額(B-A) 100 200 280 △670
増 減 率 0.4% 12.9% 18.7% -
参 考 : 前 期 実 績 27,783 1,749 1,772 388 15.54 円
2.修正理由(連結・個別)
2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今後
の回復の見通しが立てにくい状況でありましたが、 第3四半期までの実績と現時点で入手可能な情報や予測等に基
づき公表いたしました。
新型コロナウイルス感染症の業績に与える影響は続いておりますが、 国内における消費者の購入活動の回復が想
定を上回っていたこと、販売費及び一般管理費の削減が寄与したこと等の結果、連結・個別ともに売上高、営業利
益及び経常利益において、前回予想を上回る見込みとなったことから、上方修正することといたしました。
一方で、海外の新型コロナウイルス感染症の状況については、北部欧州の感染状況及び、これに起因する商業活
動の制限が現在も進行中であるため、 海外各子会社の事業計画の見直しが必要となったことから、 無形資産、株式、
債権につきまして評価の見直しを実施し、その結果下記4.に記載した特別損失を計上することに至り、個別の当
期純利益を下方修正することといたしました。
なお、2021年3月期の決算発表につきましては、当初の予定通り5月12日を予定しております。
3.特別利益の内容
・子会社の事業譲渡益 700百万円
当社の連結子会社である株式会社アイスペースが運営する関西エリアを中心としたコンタクトレンズ販売事業
につきまして、当社グループのコンタクトレンズ小売事業の運営効率化を目的とし、HOYA株式会社との間で2
月1日をクロージング日とする事業譲渡契約を締結し、特別利益を計上いたします。
4.特別損失の内容
・子会社に関連する損失 1,567百万円
① スイス連邦共和国のSensimed AG.において、新型コロナウイルス感染症に係る、業績の悪化等により、同社
への貸付金につきまして、貸倒引当金を計上することといたしました。(120百万円)
② 連結子会社であるアイスペースが事業譲渡を実施したことにより、子会社株式会社シードアイサービスを通
じて有する同社宛債権のうち回収不能と推定される金額について、貸倒引当金を計上することといたしまし
た。(185百万円)
③ ドイツ連邦共和国のWoehlk Contactlinsen GmbHにおいて、新型コロナウイルス感染症に係る業績の悪化およ
び将来の業績見通しの変更により、今後の同社の収益性の低下が不可避であることから、以下の対応を行う
ことにいたしました。
(1) 同社への貸付金について、貸倒引当金を計上(470百万円)
(2) 同社株式の評価について、減損損失を計上(563百万円)
(3) 「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社が保有する無形資産について、減損損失を計上
(226百万円)
※①、②、③(1)、③(2)の株式の減損及び貸倒引当金の計上については、連結決算において戻入処理を実施いた
します。
※③(3)の無形資産の減損損失については連結決算財務諸表上においてのみ計上いたします。
※③(2)は、2021年2月5日公表時点での通期業績予想に算定しておらず、今回新たに計上いたします。
5.配当金について
2021年3月期の期末配当につきましては、2021年2月5日に公表いたしました1株当たり12 円の予想から
変更はございません。
【業績等の予想に関する注意事項】
当該資料に掲載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は、業況の変化
等により予想数値と異なる場合があります。
以 上