7733 オリンパス 2021-01-28 08:30:00
オランダ医療機器メーカーQuest Photonic Devices B.V.の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ [pdf]
2021 年1月 28 日
各 位
会 社 名 オリンパス株式会社
代表者名 取締役 代表執行役 社長兼 CEO 竹内 康雄
(コード番号 7733 東証第1部)
問合せ先 IR 部門 バイスプレジデント 櫻井 隆明
(TEL. 03-3340-2111(代))
オランダ医療機器メーカー Quest Photonic Devices B.V.の
株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
当社は、医療用蛍光イメージングシステムのリーディングカンパニーであるQuest Photonic
Devices B.V.(本社:オランダ、以下「Quest」)の発行済株式の全てを、当社の連結子会社Olympus
Winter & Ibe GmbH(本社:ドイツ、以下「OSTE」(Olympus Surgical Technologies Europe))を通
じて取得し、完全子会社化すること(以下「本買収」)についてQuestと合意に達しましたのでお知
らせいたします。
記
1.本買収の目的
当社は真のグローバル・メドテックカンパニーへとして成長し、持続的な成長を実現させる
ための新たな経営戦略(以下「本経営戦略」といいます) 2019年11月6日付で公表しました。
を
本経営戦略において、当社は「世界をリードするメドテックカンパニーへと成長し、革新的な
価値によって患者さんや医療従事者などの顧客、医療機関、医療経済にベネフィットをもたら
し、世界の人々の健康に貢献する」ことを戦略的目標としております。
蛍光イメージングは、特殊光観察技術の1つであり、特定の蛍光色素が生体構造に集積する
という性質を利用した観察方法です。観察用途・目的に応じた色素を特定の励起波長と組み合
わせ、通常の白色光の下では観察の難しい組織や病変を可視化する技術であり、外科手術にお
けるイメージング技術の向上への貢献が期待されています。
蛍光ガイド手術向け医療用イメージング機器の世界市場規模は、2018年の約3億1,000万米ド
ルから2027年には8億2,700万米ドル以上と、年率12%以上の成長が見込まれています(注)。再
建手術及び低侵襲手術への需要の高まりが、蛍光ガイド手術市場の成長を牽引しており、さら
に、がんと特異的に結合する抗体を組み合わせた蛍光薬剤を用いる分子イメージングという技
術の新たな研究が進んでいることから、蛍光イメージング技術の適用がさらに拡大することも
見込まれています。この分子イメージングが実用化されることによって、がんの再発率低減を
目指し外科医ががん病変の摘出手術を行う際に、がん病変を可視化できるという技術的貢献が
期待されています。
Questは、さまざまな光の波長を活用したイメージング技術の開発に強みを持っており、開腹
手術や腹腔鏡手術における蛍光ガイド手術用のイメージングシステム「Spectrum®」をはじめ、
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光線力学療法向け機器など、幅広い医療用イメージング機器を提供しています。当社はこれま
でも内視鏡イメージングの分野において3D、4Kなどの技術を導入してきました。本買収に
より、蛍光イメージング技術及び製品ラインアップを強化するとともに、当社の外科手術用内
視鏡システムと、Questの持つ蛍光ガイド手術向け技術を組み合わせることで、開腹手術・腹腔
鏡手術の両方をカバーできる高品質な蛍光イメージングソリューションの提供が可能になると
考えています。
(注) Transparency Market Research; Near-Infrared Fluorescence Imaging System Market
Global Industry Analysis, Size, Share, Growth, Trends and Forecast, 2019–2027.
2.本買収の要旨
(1) 本買収の方法
OSTE が Quest の発行済株式の全てを取得し、Quest の株主に対しては現金対価が支払わ
れる予定です。
(2) 本買収に要する資金について
本買収に必要な資金は借入金を充当いたします。
3.異動する子会社の概要
(1) 名称 Quest Photonic Devices B.V.
(2) 所在地 Middenmeer, North Holland, the Netherlands
(3) 代表者の役職・氏名 CEO Richard Meester
(4) 事業内容 医療機器の開発・製造・販売
(5) 資本金(注) 474百万円(2019年12月末時点)
(6) 設立年月日 2008年8月21日
(7) 大株主及び持株比率 Quest Management B.V.、 77%
Stichting Administratiekantoor Quest Photonic Devices、 23%
(8) 上場会社と当該会社 資本関係 記載すべき事項はありません。
との間の関係 人的関係 記載すべき事項はありません。
取引関係 記載すべき事項はありません。
関連当事者への
記載すべき事項はありません。
該当状況
(9) 当該会社の最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態(注)
決算期 2017年12月期 2018年12月期 2019年12月期
連結純資産 2百万円 434百万円 474百万円
連結総資産 790百万円 1,011百万円 1,283百万円
連結売上高 162百万円 224百万円 396百万円
連結営業利益 19百万円 65百万円 120百万円
親会社株主に帰属する
-28百万円 36百万円 42百万円
当期純利益
(注)1ユーロ=126.95円(2020年12月末の為替レート)で換算。
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4.株式取得の相手先の概要
(1) 名称 Quest Management B.V.、 77%
Stichting Administratiekantoor Quest Photonic Devices、 23%
(2) 所在地 Quest Management B.V.、 Industrieweg 41, 1775 PW Middenmeer
the Netherlands
Stichting Administratiekantoor Quest Photonic Devices、
Industrieweg 41, 1775 PW Middenmeer the Netherlands
(3) 上場会社と当該会社 資本関係 記載すべき事項はありません。
との間の関係 人的関係 記載すべき事項はありません。
取引関係 記載すべき事項はありません。
関連当事者への
記載すべき事項はありません。
該当状況
5.取得株式数、取得価格及取得前後の所有株式の状況
(1) 異動前の所有株式数 ―
(2) 取得株式数 1,928,160株
(3) 取得価格 約36百万ユーロ(約46億円(注1)
)
条件付対価(注2) 約14百万ユーロ(約18億円(注1)
)
(4) 異動後の所有株式数 1,928,160株(所有割合:100%)
(注1) 1ユーロ=126.95 円(2020 年 12 月末の為替レート)で換算。
(注2) 条件付対価の支払いは、現時点で確定していません。
6.日程
(1) 契約締結日 2021年1月28日
(2) 株式取得日 2021年2月8日(予定)
7.今後の見通し
本買収に係る当社業績への影響等については現在精査中です。今後開示すべき事象が発生し
た場合は、 速やかにお知らせいたします。
以上
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(参考)当期連結業績予想(2020 年 11 月 13 日公表分)及び前期連結実績
(単位:百万円)
親会社の所有者に
売上高 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益
当期連結業績予想
697,000 60,500 58,500 △5,500
(2021 年3月期)
前期連結実績
755,231 92,200 86,617 51,670
(2020 年3月期)
(注1)当社は、第2四半期連結会計期間より、映像事業を非継続事業に分類しております。これにより、
売上高、営業利益、税引前利益は継続事業の金額を表示し、親会社の所有者に帰属する当期利益は、継
続事業及び非継続事業の合算を表示しております。
(注2)2020 年3月期の数値は監査前の数値となります。
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