2022年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年７月30日
上 場 会 社 名 株式会社トプコン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7732 URL https://www.topcon.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 平野 聡
取締役兼常務執行役員
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 秋山 治彦 (TEL) 03-3558-2536
財務本部長
四半期報告書提出予定日 2021年８月11日 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：有
四半期決算説明会開催の有無 ： 有 (アナリスト・機関投資家・メディア向け )
(百万円未満切捨て)
１．2022年３月期第１四半期の連結業績（2021年４月１日～2021年６月30日）
（１）連結経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2022年３月期第１四半期 38,898 58.8 3,458 － 3,208 － 1,823 －
2021年３月期第１四半期 24,493 △25.2 △2,322 － △3,043 － △2,482 －
(注)包括利益 2022年３月期第１四半期
2,116百万円( －％) 2021年３月期第１四半期 △1,888百万円( －％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年３月期第１四半期 17.33 17.33
2021年３月期第１四半期 △23.60 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 １株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円 銭
2022年３月期第１四半期 164,779 71,702 42.7 669.14
2021年３月期 168,210 70,687 41.2 659.31
(参考) 自己資本 2022年３月期第１四半期 70,384百万円 2021年３月期 69,351百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年３月期 － 0.00 － 10.00 10.00
2022年３月期 －
2022年３月期(予想) 10.00 － 10.00 20.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ：無
３．2022年３月期の連結業績予想（2021年４月１日～2022年３月31日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 149,000 8.6 10,000 51.7 8,000 43.2 5,000 110.4 47.54
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ：無
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：有
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（注）詳細は、添付資料８ページ「２．四半期連結財務諸表及び主な注記（３）四半期連結財務諸表に関する注記事
項（会計方針の変更）」をご覧ください。
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2022年３月期１Ｑ 108,156,842株 2021年３月期 108,156,842株
② 期末自己株式数 2022年３月期１Ｑ 2,969,435株 2021年３月期 2,969,391株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2022年３月期１Ｑ 105,187,429株 2021年３月期１Ｑ 105,161,663株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料における業績予想は、本資料の発表日現在においての将来の事業環境の動向、競合状況、為替変動等に関す
る予想を前提としており、実際の業績は、今後様々な要因により、業績予想と異なる場合があります。なお、業績
予想に関する事項は、添付資料３ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
株式会社トプコン(7732) 2022年３月期 第１四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… ２
（１）経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… ２
（２）財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… ２
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… ３
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… ４
（１）四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… ４
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… ６
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… ８
（継続企業の前提に関する注記） …………………………………………………………………… ８
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） …………………………………………… ８
（会計方針の変更） …………………………………………………………………………………… ８
（セグメント情報等） ………………………………………………………………………………… ９
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１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期における経済環境は、北米・欧州・中国地域では新型コロナウイルスの感染抑制により経済活動の
正常化が進みコロナ禍からの回復が見られ始めました。その一方で、日本やアジア等では経済活動に制約が残って
おり、原材料価格高騰、半導体不足、コンテナ不足による物流混乱や海上・航空運賃の高騰といった新たな事象に
加え、東南アジアを中心とした変異株感染拡大の懸念も含め、先行きの不透明感が強く残っています。
このような経済環境にあって当社グループは、『「医・食・住」に関する社会的課題を解決し、豊かな社会づく
りに貢献します。』を経営理念に掲げ、持続的な企業価値向上の実現に取り組んでまいりました。
こうした中で、当第１四半期の当社グループの［連結］業績は、次のようになりました。
売上高は、世界各国での経済活動回復に伴って増加し、38,898百万円（前年同期と比べ58.8％の増加）となりま
した。利益面では、主にこの売上高増加の影響により、営業利益は3,458百万円（前年同期と比べ5,781百万円の増
加）となり、経常利益は3,208百万円（前年同期と比べ6,252百万円の増加）となりました。これらの結果、親会社
株主に帰属する四半期純利益は1,823百万円（前年同期と比べ4,305百万円の増加）となりました。
（事業セグメント毎の経営成績）
スマートインフラ事業は、アジア地域での新型コロナウイルス感染拡大影響は続いているものの、日本国内にお
いてi-Construction適用工事の拡大や新製品投入の効果等により売上高が増加したこと等により、売上高は8,700百
万円（前年同期と比べ37.4％の増加）となりました。営業利益は、主にこの売上高の増加により1,287百万円（前年
同期と比べ446.1％の増加）となりました。
ポジショニング・カンパニーは、主力の北米・欧州において土木建築・農業市場が順調に拡大し、ICT自動化施工
及びIT農業システムを始め各製品の販売が増加したことにより、売上高は22,645百万円（前年同期と比べ57.1％の
増加）となりました。営業利益は、主にこの売上高の増加により3,061百万円（前年同期と比べ453.2％の増加）と
なりました。
アイケア事業では、前年同期はロックダウンの影響を強く受けて販売が大きく減少しておりましたが、その後堅
調に回復し、当第１四半期は主に北米・欧州・中国でのスクリーニング機器の販売拡大等により、売上高は11,398
百万円（前年同期と比べ79.7％の増加）となりました。営業利益は、主にこの売上高の増加により233百万円（前年
同期と比べ2,138百万円の増加）となりました。
（２）財政状態に関する説明
当第１四半期末の財政状態は、総資産が164,779百万円、純資産が71,702百万円、自己資本比率が42.7％となりま
した。総資産は、主に売上債権や固定資産等が減少したこと等により、前期末（2021年３月期末）に比べ、3,431百
万円減少いたしました。また、純資産は、利益剰余金が増加したこと等により、1,014百万円増加いたしました。こ
れらの結果、自己資本比率は、前期末（2021年３月期末）から1.5％の増加となりました。
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（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
第１四半期においては旺盛な住宅・インフラ投資や、高値圏で推移する穀物価格を背景に、欧米を中心に建設・
農業分野の需要は拡大が継続しましたが、その一方で、原材料価格と物流コストの高騰や、半導体不足による生産
への影響、それに伴うリードタイムの長期化に加え、東南アジアを中心に変異株感染拡大の懸念もあり、先行き不
透明な状況が継続しております。
通期の連結業績予想につきましては、上記の状況に鑑みて、2021年５月11日に公表致しました前回予想からの変
更は行いません。
なお、今後の業績推移、市況動向を注視し、業績予想を見直す必要が生じた場合には速やかに開示いたします。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年６月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 20,815 22,688
受取手形及び売掛金 42,028 37,500
商品及び製品 17,570 18,303
仕掛品 1,537 1,902
原材料及び貯蔵品 13,298 13,460
その他 9,665 8,430
貸倒引当金 △2,973 △3,025
流動資産合計 101,942 99,259
固定資産
有形固定資産 22,520 22,294
無形固定資産
のれん 9,307 8,866
その他 18,648 18,273
無形固定資産合計 27,955 27,140
投資その他の資産 15,792 16,084
固定資産合計 66,268 65,519
資産合計 168,210 164,779
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,880 12,480
短期借入金 12,530 9,306
リース債務 1,357 1,379
未払法人税等 1,005 1,110
製品保証引当金 1,009 1,142
その他 20,278 19,552
流動負債合計 49,062 44,971
固定負債
社債 30,000 30,000
長期借入金 5,162 5,021
リース債務 3,937 3,778
役員退職慰労引当金 51 53
退職給付に係る負債 4,582 4,541
その他 4,727 4,710
固定負債合計 48,460 48,105
負債合計 97,522 93,077
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年６月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 16,697 16,697
資本剰余金 20,599 20,599
利益剰余金 37,074 37,845
自己株式 △3,170 △3,170
株主資本合計 71,200 71,971
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,095 1,024
繰延ヘッジ損益 △14 0
為替換算調整勘定 △2,360 △2,084
退職給付に係る調整累計額 △569 △527
その他の包括利益累計額合計 △1,849 △1,586
新株予約権 67 17
非支配株主持分 1,269 1,299
純資産合計 70,687 71,702
負債純資産合計 168,210 164,779
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第１四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年６月30日) 至 2021年６月30日)
売上高 24,493 38,898
売上原価 12,812 18,566
売上総利益 11,680 20,331
販売費及び一般管理費 14,003 16,872
営業利益又は営業損失（△） △2,322 3,458
営業外収益
受取利息 35 18
受取配当金 47 16
為替差益 － 34
投資有価証券評価益 － 55
その他 78 49
営業外収益合計 160 174
営業外費用
支払利息 201 117
持分法による投資損失 63 34
為替差損 169 －
その他 446 272
営業外費用合計 881 424
経常利益又は経常損失（△） △3,043 3,208
特別損失
特別退職金 31 －
特別損失合計 31 －
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△3,074 3,208
純損失（△）
法人税、住民税及び事業税 △13 1,170
法人税等調整額 △600 176
法人税等合計 △614 1,346
四半期純利益又は四半期純損失（△） △2,460 1,862
非支配株主に帰属する四半期純利益 21 39
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△2,482 1,823
に帰属する四半期純損失（△）
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四半期連結包括利益計算書
第１四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年６月30日) 至 2021年６月30日)
四半期純利益又は四半期純損失（△） △2,460 1,862
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 142 △70
繰延ヘッジ損益 35 15
為替換算調整勘定 296 271
退職給付に係る調整額 50 41
持分法適用会社に対する持分相当額 46 △4
その他の包括利益合計 572 253
四半期包括利益 △1,888 2,116
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,901 2,085
非支配株主に係る四半期包括利益 13 30
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株式会社トプコン(7732) 2022年３月期 第１四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（会計方針の変更）
「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）
等を当第１四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
なお、当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であります。
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株式会社トプコン(7732) 2022年３月期 第１四半期決算短信
（セグメント情報等）
〔事業の種類別セグメント情報〕
前第１四半期連結累計期間(自 2020年４月１日 至 2020年６月30日)
(単位：百万円)
報告セグメント 四半期連結
スマートインフラ ポジショニング・ 調整額 損益計算書
事業 カンパニー
アイケア事業 その他 計 計上額
売上高
外部顧客への売上高 4,312 13,677 6,272 229 24,493 － 24,493
セグメント間の内部
売上高又は振替高
2,018 738 70 0 2,827 △2,827 －
計 6,331 14,416 6,343 229 27,320 △2,827 24,493
セグメント利益又は
235 553 △1,904 △138 △1,253 △1,069 △2,322
セグメント損失(△)
（注）セグメント利益の調整額△1,069百万円は、主に各報告セグメントに配分していないのれんの償却額及び全社費用（先端研究開発費
用）であります。
当第１四半期連結累計期間(自 2021年４月１日 至 2021年６月30日)
(単位：百万円)
報告セグメント 四半期連結
スマートインフラ ポジショニング・ 調整額 損益計算書
事業 カンパニー
アイケア事業 その他 計 計上額
売上高
外部顧客への売上高 5,651 21,609 11,361 275 38,898 － 38,898
セグメント間の内部
売上高又は振替高
3,049 1,036 37 0 4,122 △4,122 －
計 8,700 22,645 11,398 275 43,020 △4,122 38,898
セグメント利益又は
1,287 3,061 233 △89 4,493 △1,034 3,458
セグメント損失(△)
（注）セグメント利益の調整額△1,034百万円は、主に各報告セグメントに配分していないのれんの償却額及び全社費用（先端研究開発費
用）であります。
〔海外売上高〕
前第１四半期連結累計期間(自 2020年４月１日 至 2020年６月30日)
(単位：百万円)
アジア・
北米 ヨーロッパ 中国 その他 合計
オセアニア
海外売上高 7,763 5,847 1,781 1,948 1,614 18,955
連結売上高 24,493
連結売上高比(％) 31.7 23.9 7.3 8.0 6.6 77.4
当第１四半期連結累計期間(自 2021年４月１日 至 2021年６月30日)
(単位：百万円)
アジア・
北米 ヨーロッパ 中国 その他 合計
オセアニア
海外売上高 12,604 10,142 2,986 3,259 2,506 31,500
連結売上高 38,898
連結売上高比(％) 32.4 26.1 7.7 8.4 6.4 81.0
（注）１．売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
２．「その他」の区分に所属する主な国又は地域の内訳は以下のとおりであります。
中南米、中東、ロシア、アフリカ
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