7731 ニコン 2021-04-26 15:00:00
一時費用の計上及び2021年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                       2021 年 4 月 26 日


各    位


                                                   上場会社名 株式会社 ニコン
                                                   代表者     代表取締役 兼 社長執行役員
                                                           馬立 稔和
                                                   コード番号   7731 (東証第一部)
                                                   問合せ先    財務・経理本部長        奥村 徹也
                                                           (TEL 03-6433-3626)



               一時費用の計上及び 2021 年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ


    当社は第4四半期連結会計期間において、固定資産の減損損失と棚卸資産の廃棄・評価損を一時費用として計上するとともに、
2021 年2月4日に公表しました 2021 年3月期の連結業績予想を下記の通り修正することといたしましたので、お知らせいたします。




                                       記


1.固定資産の減損損失の計上


    当社の保有する固定資産に関しまして、その使用状況や新型コロナウイルス感染症拡大を始めとする様々な事業活動への影
響を踏まえ、想定し得る中で最も厳しい将来計画に基づいて資金生成単位毎に回収可能価額を厳格に見積もった結果、第4四
半期連結会計期間において、精機事業とヘルスケア事業を中心に約 72 億円の減損損失を計上することといたしました。


2.棚卸資産の廃棄・評価損の計上


    当社の保有する棚卸資産に関して公正価値を精査した結果、第4四半期連結会計期間において、映像事業及び精機事業の
棚卸資産を中心に、将来、収益の確保が困難となったものについて約 80 億円の廃棄・評価損を計上することといたしました。


3.連結業績予想の修正


2021 年3月期連結業績予想の修正(2020 年4月1日~2021 年3月31日)
                                                      親会社の所有者に         基本的1株当たり
                     売上収益       営業利益       税引前利益
                                                      帰属する当期利益           当期利益
前回発表予想(A)              百万円        百万円        百万円             百万円                  円 銭
(2021 年2月4日公表)        450,000    △65,000    △60,000         △42,000             △114.40
今回修正予想(B)             451,000    △57,000    △46,000         △35,000             △95.33
増減額      (B-A)          1,000      8,000     14,000            7,000                 -
増減率      (%)             0.2%          -        -                -                   -
(ご参考)前期実績
                      591,012      6,751     11,864            7,693              19.93
(2020 年3月期)
4.業績予想の修正理由


2021 年3月期連結会計年度の連結業績につきましては、売上収益は前回予想を若干上回り 4,510 億円となる見込みです。営業
利益は、第4四半期会計期間に一時費用約 152 億円(固定資産減損損失約 72 億円および棚卸資産廃棄・評価損約 80 億円)を
計上しましたが、本業の業績改善傾向が継続したこと等により、業績予想を上方修正いたします。


         上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものです。
          実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。


                                                            以 上