7731 ニコン 2020-10-30 15:00:00
一時費用の計上及び2021年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 10 月 30 日
各 位
上場会社名 株式会社 ニコン
代表者 代表取締役 兼 社長執行役員
馬立 稔和
コード番号 7731 (東証第一部)
問合せ先 財務・経理本部長 奥村 徹也
(TEL 03-6433-3626)
一時費用の計上及び 2021 年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は第2四半期連結会計期間において、固定資産の減損損失と棚卸資産の廃棄・評価損を下記のとおり一時費用として計
上するとともに、2020 年8月6日に公表しました 2021 年3月期第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想を下記の通り
修正することといたしましたので、お知らせいたします。
記
1.固定資産にかかわる減損損失の計上
当社の保有する固定資産に関しまして、その使用状況や新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う事業活動への影響を踏まえ、
減損兆候が認められた資金生成単位について回収可能価額を見積もった結果、第2四半期連結会計期間において、映像事業を
中心に約 189 億円の減損損失を計上することといたしました。
2.棚卸資産にかかわる廃棄・評価損の計上
当社の保有する棚卸資産に関して公正価値を精査した結果、第2四半期連結会計期間において、開発および改造目的で設備
転用する精機事業関連装置の評価損を中心に、約 107 億円の廃棄・評価損を計上することといたしました。
3.連結業績予想の修正
(1) 2021 年3月期第2四半期連結累計期間業績予想の修正(2020 年4月1日~2020 年9月30日)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益
帰属する四半期利益 四半期利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年8月6日公表) 165,000 △40,000 △35,000 △25,000 △68.10
今回修正予想 (B) 175,000 △47,000 △39,000 △32,000 △87.16
増減額 (B-A) 10,000 △7,000 △4,000 △7,000 △19.06
増減率 (%) 6.1% △17.5% △11.4% △28.0% △28.0%
(ご参考)前期実績
(2020 年3月期第2四半期 291,052 17,504 20,138 16,343 41.70
連結累計期間)
(2) 2021 年3月期通期連結業績予想の修正(2020 年4月1日~2021 年3月31日)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益 当期利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年8月6日公表) 420,000 △75,000 △70,000 △50,000 △136.19
今回修正予想(B) 430,000 △75,000 △70,000 △50,000 △136.19
増減額 (B-A) 10,000 0 0 0 0
増減率 (%) 2.4% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
(ご参考)前期実績
591,012 6,751 11,864 7,693 19.93
(2020 年3月期)
4.業績予想修正理由
2021 年3月期第2四半期累計期間の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を含む本業の業績は改善傾
向にあり、売上収益は前回予想を 100 億円上回り 1,750 億円となる見込みです。営業利益は一時費用約 296 億円(固定資産減
損損失約 189 億円および棚卸資産廃棄・評価損約 107 億円)を計上することから 470 億円程度の損失計上を見込みますが、前回
公表予想比 70 億円の悪化に留まる見通しです。
また、2021 年3月期通期の連結業績予想につきましては、売上収益は第 2 四半期累計期間の実績を踏まえ 4,300 億円と 100 億
円上方修正いたします。上期に一時費用計上を主因に下方修正した営業利益以下は、足元の業績回復基調を踏まえ、前回公表
どおり据え置きます。
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものです。
実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。
以 上