7727 オーバル 2019-08-09 15:30:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上 場 会 社 名 株式会社オーバル 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7727 URL https://www.oval.co.jp
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 谷 本 淳
取締役兼専務執行役員
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 奥 野 保 (TEL) (03)3360-5061
管理部門部長
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 2,458 11.2 △24 - △17 - △24 -
2019年3月期第1四半期 2,210 △0.3 △69 - △50 - △51 -
(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 △34百万円( -%) 2019年3月期第1四半期 △118百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 △1.11 -
2019年3月期第1四半期 △2.29 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 21,283 13,079 59.8
2019年3月期 20,744 13,185 61.8
(参考) 自己資本 2020年3月期第1四半期 12,723百万円 2019年3月期 12,815百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 3.00 - 3.00 6.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 4.00 - 3.00 7.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2020年3月期(予想)第2四半期末配当金の内訳 普通配当 3円00銭 記念配当 1円00銭
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 12,500 6.7 400 △4.6 420 △15.7 210 △55.6 9.37
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 26,180,000株 2019年3月期 26,180,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 3,775,991株 2019年3月期 3,775,891株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 22,404,065株 2019年3月期1Q 22,404,109株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述についてのご注意)
本資料に記載されている業績等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、第1四半期の業績を鑑み、現在、第2四半期以降の施策等について検討中であり、業績予想につきまして
は修正すべきと判断した場合は、速やかに開示いたします。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………8
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の激化やIT関連需要の停滞などにより緩やかに減
速しており、通商問題の動向に留意が必要な状況にあります。わが国経済も、世界経済の減速を背景に製造業が悪
化しているほか、設備投資は、省力化投資が下支えしているものの伸びが鈍化傾向にあります。
このような経営環境のもと、当企業グループは、中期経営計画「ADVANCE 2.0‐2021」の2年目として「新製
品」「グローバル」「新規事業」の拡大戦略を掲げ、業績の向上による継続的成長を目指し、一方で「収益性向
上」を経営基盤強化の基本方針とし、現在の厳しい経済環境に左右されにくい強固な経営基盤を構築するため、効
率的な組織の改編および最適化にも取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間では、「無線ネットワークシステムLink920」の販売開始、北海道営業所の移転およ
び苫小牧サテライト事務所開設などを実施してまいりましたが、受注高は、前年同四半期のような大口システム案
件が無かったことにより2,836百万円(前年同四半期比13.3%減)となりました。売上高はセンサ部門が好調で
2,458百万円(同11.2%増)となりました。利益面では、売上高増に因る売上総利益増および経費圧縮により販売費
及び一般管理費率が2.6ポイント低減したものの利益確保までには至らず、営業損失は24百万円(前年同四半期は
営業損失69百万円)、経常損失は17百万円(前年同四半期は経常損失50百万円)親会社株主に帰属する四半期純損
失24百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失51百万円)となりました。
事業部門別の業績は、以下のとおりであります。
(センサ部門)
受注高は、ガス市場向けに天然ガスや都市ガス計測案件などの大口案件を受注したこと、また石油市場向けが、
業界再編の逆風の中でも、地道な販促により容積流量計・コリオリ流量計を中心に堅調に推移していることによ
り、2,047百万円(前年同四半期比14.3%増)となりました。
売上高は、前年度業績好調だった国内化学市場向けの受注案件を出荷したこと、また受注高同様に、石油市場
向けが、容積流量計・コリオリ流量計を中心に堅調に推移していることにより、1,759百万円(同18.1%増)とな
りました。
(システム部門)
受注高は、当第1四半期連結累計期間では前年同四半期のような大口案件の受注が無かったことにより、前年
同四半期を大きく下回りました。しかしながら、原油価格の下落の影響は下げ止まっており、市場は復調の兆し
を見せております。機械装置製造業向けの小口案件の集積などの結果、受注高は260百万円(同72.6%減)、売上
高は193百万円(同9.3%減)となりました。
(サービス部門)
受注高は、石油市場向けは、業界再編など事業分野を取り巻く市場環境は厳しい状況が継続しているため、保
全計画サポートサービスなどに注力いたしました。その結果、前年同四半期を上回りました。しかしながら、化
学市場向けのメンテナンス案件が落ち込んだ影響で、全体では前年同四半期並みの527百万円(同0.5%減)とな
りました。
売上高も、受注高同様に石油市場向けは堅調でしたが、化学市場向けが落ち込んだ影響で前年同四半期度並み
の505百万円(同0.2%減)となりました。
2
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ539百万円増加し、21,283百万円と
なりました。流動資産は前連結会計年度末に比べ359百万円減少し、10,124百万円となりました。これは主に、た
な卸資産が305百万円、電子記録債権が168百万円、前払消費税等が44百万円、仮払金が17百万円増加しましたが、
受取手形及び売掛金が748百万円ならびに現金及び預金が247百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は898百万円増加し、11,158百万円となりました。これは主にのれんが610百万円、繰延税金資産が312百
万円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ645百万円増加し、8,203百万円とな
りました。流動負債は前連結会計年度末に比べ9百万円減少し、3,913百万円となりました。これは主に、未払費用
が387百万円、短期借入金が256百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が223百万円、賞与引当金が204百万
円、未払法人税等が146百万円、未払消費税等が77百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債
は654百万円増加し、4,290百万円となりました。これは主に長期借入金が660百万円増加したことによるものであ
ります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ106百万円減少し、13,079百万
円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が26百万円増加しましたが、利益剰余金が92百万円、その他有価
証券評価差額金が33百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期通期の連結業績予想につきましては、2019年5月13日に公表いたしました連結業績予想に変更はご
ざいません。
ただし、今後の業績の推移に応じて見直す必要が生じた場合には、速やかに公表する予定です。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,771,749 2,523,996
受取手形及び売掛金 3,891,951 3,143,315
電子記録債権 1,019,285 1,187,917
商品及び製品 643,827 803,879
仕掛品 525,254 614,027
原材料及び貯蔵品 1,453,466 1,509,769
その他 186,881 351,150
貸倒引当金 △8,427 △9,547
流動資産合計 10,483,990 10,124,509
固定資産
有形固定資産
土地 5,753,545 5,753,510
その他(純額) 2,647,279 2,659,117
有形固定資産合計 8,400,825 8,412,628
無形固定資産
のれん - 610,161
その他 397,228 403,037
無形固定資産合計 397,228 1,013,199
投資その他の資産
その他 1,475,778 1,746,820
貸倒引当金 △13,650 △13,650
投資その他の資産合計 1,462,128 1,733,170
固定資産合計 10,260,182 11,158,998
資産合計 20,744,173 21,283,507
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 949,527 726,512
短期借入金 1,097,330 1,354,007
未払法人税等 206,979 60,047
賞与引当金 458,781 253,814
製品回収関連損失引当金 2,882 2,882
その他 1,207,796 1,516,388
流動負債合計 3,923,297 3,913,652
固定負債
長期借入金 377,912 1,038,732
再評価に係る繰延税金負債 1,513,700 1,513,700
役員退職慰労引当金 12,421 12,628
環境対策引当金 5,465 5,465
退職給付に係る負債 1,384,432 1,399,462
資産除去債務 22,956 23,360
その他 318,327 296,848
固定負債合計 3,635,217 4,290,199
負債合計 7,558,515 8,203,851
純資産の部
株主資本
資本金 2,200,000 2,200,000
資本剰余金 2,122,305 2,122,305
利益剰余金 5,293,021 5,200,881
自己株式 △402,962 △402,987
株主資本合計 9,212,364 9,120,200
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 142,907 109,342
土地再評価差額金 3,386,928 3,386,928
為替換算調整勘定 233,336 260,154
退職給付に係る調整累計額 △159,914 △153,241
その他の包括利益累計額合計 3,603,257 3,603,183
非支配株主持分 370,035 356,271
純資産合計 13,185,657 13,079,655
負債純資産合計 20,744,173 21,283,507
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 2,210,058 2,458,085
売上原価 1,361,609 1,523,506
売上総利益 848,449 934,579
販売費及び一般管理費 918,401 959,011
営業損失(△) △69,952 △24,432
営業外収益
受取利息 2,852 2,431
受取配当金 8,118 9,566
持分法による投資利益 1,016 3,946
受取賃貸料 19,332 19,327
為替差益 12,479 -
その他 2,663 5,296
営業外収益合計 46,463 40,569
営業外費用
支払利息 6,942 10,212
賃貸収入原価 14,815 11,985
為替差損 - 11,808
その他 5,491 52
営業外費用合計 27,249 34,059
経常損失(△) △50,739 △17,922
特別利益
固定資産売却益 2,837 -
特別利益合計 2,837 -
特別損失
有形固定資産除却損 115 0
子会社移転費用 4,000 -
特別損失合計 4,115 0
税金等調整前四半期純損失(△) △52,017 △17,922
法人税、住民税及び事業税 57,872 44,013
法人税等調整額 △52,507 △27,574
法人税等合計 5,364 16,438
四半期純損失(△) △57,381 △34,360
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △5,989 △9,433
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △51,392 △24,927
6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純損失(△) △57,381 △34,360
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 16,446 △33,564
為替換算調整勘定 △84,483 26,668
退職給付に係る調整額 7,434 6,673
持分法適用会社に対する持分相当額 △266 △117
その他の包括利益合計 △60,868 △339
四半期包括利益 △118,250 △34,700
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △97,049 △25,001
非支配株主に係る四半期包括利益 △21,200 △9,699
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当企業グループの一部の在外連結子会社は、当第1四半期連結会計期間の期首からIFRS第16号「リース」を適
用しております。IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている当該会計基準の適用による累
積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しています。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の有形固定資産の「その他」が12,958千円増加し、流動負債の「その
他」が10,304千円および固定負債の「その他」が2,704千円それぞれ増加しております。なお、当第1四半期連結
累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
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