2019 年 4 月 24 日
会 社 名 株式会社インターアクション
代表者名 代表取締役会長兼社長 木地 英雄
（コード番号 7725 東証第一部）
アナリスト・機関投資家向け決算説明会を開催いたしました
当社は、2019 年 4 月 12 日(金)にアナリスト・機関投資家の皆様向けとして、2019 年
5 月期第３四半期決算説明会を開催いたしました。
〈平成 2019 年 4 月 12 日（金）17：30～18：30〉
１． 2019 年 5 月期第３四半期業績サマリー及び決算詳細についてのご説明
（代表取締役副社長 木地 伸雄）
２．2019 年 5 月期通期連結業績予想についてのご説明 （代表取締役副社長 木地 伸雄）
３．質疑応答
ご説明内容及び質疑応答内容に関しましては、以下に添付しております資料をご参照
下さい。
以上
お問い合わせ先：
神奈川県横浜市金沢区福浦１－１ 横浜金沢ハイテクセンター１４Ｆ
株式会社インターアクション 経営管理部 IR 担当 宛
TEL 045-788-8373 FAX 045-788-8371 E メール：ir@inter-action.co.jp
決算説明会
2019年５月期(第27期)第3四半期
(2018年6月1日 ～ 2019年2月28日)
目次
1. サマリー
① TOPICS
② 業績サマリー
2. 決算詳細
① IoT関連事業
② 環境エネルギー事業
③ インダストリー4.0推進事業
④ 連結貸借対照表・連結損益計算書
⑤ 受注高・売上高・受注残高
3. 2019年５月期 通期連結業績予想
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１．サマリー
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① TOPICS
第三者割当による第10回新株予約権（行使価額修正条項付）の発行を決議（2019年2月14日）
＜実施の理由＞
現在のイメージセンサビジネスが予想以上のスピードで拡大しており、売上の増加と共に運転資金の増加も見込まれます。そのため、現状のキャッシュおよびコミットメントラインによ
る借入枠（20億）は、今後既存事業への充当が必要になると予想しております。
一方で、当社は2019年１月11日に開示した中期事業計画に基づき、2つの新規事業の立上げを行っております。今回の新株予約権により調達した資金は、これらの事業を
確立するために活用する予定であります。
当社グループの継続的な事業成長および企業価値の向上にむけた新たな挑戦をぜひ応援頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
第10回新株予約権（行使価額修正条項付）の発行による調達（ＳＭＢＣ日興証券への第三者割当）
• 想定調達額： 約44億円（差引手取概算額）
調達の概要 • 潜在株式数： 2,000,000株（希薄化率（対議決権総数）20.78%）
• 行使可能期間：約3年間（2019年3月5日 ～ 2022年2月28日）
① 新規事業に係るＭ＆Ａ及び資本・業務提携のための待機資金（約27億円充当）
資金使途 ② 新規事業に係る設備投資資金（11億円充当）
③ 新規事業の立ち上げ及び基盤構築に係る研究開発費及び人材採用費等（6億円充当）
＜新株予約権の行使進捗率（2019年4月10日 開示時点）＞
発行した全新株予約権個数：20,000個
・行使済個数：14,402個（1,440,200株）
・残存個数：5,598個（559,800株）
・進捗率：72.0％
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② 業績サマリー
➢ 環境エネルギー事業およびインダストリー4.0推進事業においては、前年とほぼ同水準で推移した。
➢ IoT関連事業セグメントは前年と比べ引き続き好調に推移し、売上及び利益のトップラインを押し上げている。
インダストリー4.0 IoT関連事業 （百万円） 前第3四半期 当第3四半期 前年比増減率
推進事業
1,435
百万円
売上高 4,206 5,550 32.0%
営業利益 678 1,206 77.8%
売上高
5,550百万円 3,262 経常利益 689 1,180 71.3%
百万円
852 親会社株主に帰属する
百万円 470 764 62.4%
四半期純利益
環境エネルギー事業
1株当たり四半期純利益 49.74円 80.26円 -
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2．決算詳細
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① IoT関連事業
引き続き、当社グループの主力製品であるCCD及びCMOSイメージセンサ向け検査用光源装置及び瞳モジュールの販売は好調に推移。
売上高・セグメント利益 前年比 受注高・売上高推移 (累計) 受注高・売上高・受注残高推移(発生)
売上高 利益
3,500 1,800 5,000 2,500
1,600 4,500
3,000
4,000 2,000
売上 1,400
+70.1% 2,500 3,500
1,200
3,000 1,500
2,000 1,000
2,500
1,500 800 1,000
2,000
利益
600
+51.9% 1,000 1,500
400 1,000 500
500
200 500
0 0
0 0 前期 前期 前期 前期 当期 当期 当期
前第３四半期 当第３四半期 前期 前期 前期 前期 当期 当期 当期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
売上 1,917 3,262
セグメント利益 1,047 1,591 受注高 1,034 1,548 2,204 2,903 1,781 3,535 4,621 受注高 1,034 514 655 699 1,781 1,753 1,085
売上高 512 1,254 1,917 2,722 764 2,195 3,262 売上高 512 742 663 804 764 1,430 1,066
受注残 959 731 723 618 1,635 1,963 1,981
単位：百万円 単位：百万円 単位：百万円
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② 環境エネルギー事業
➢ 印刷関連の乾燥脱臭装置や排ガス処理装置の大型工事が第２四半期連結会計期間に集中していたため、売上が落ち着いた状況となった。
➢ 中国向け排ガス処理装置の初号機の納入が完了し、海外展開を積極的に推進中。
売上高・セグメント利益 前年比 受注高・売上高推移 (累計) 受注高・売上高・受注残高推移(発生)
売上高 利益
1,000 80 1,400 800
70
1,200 700
売上
△3.6% 950 60 600
1,000
50 500
800
900 40 400
600
30 300
利益
△25.2% 850 20
400
200
10 200 100
800 0 0 0
前第３四半期 当第３四半期 前期 前期 前期 前期 当期 当期 当期 前期 前期 前期 前期 当期 当期 当期
売上 885 852 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
セグメント利益 74 55 受注高 475 651 927 1,216 364 628 834 受注高 475 176 276 288 364 264 206
売上高 174 478 885 1,239 216 604 852 売上高 174 303 406 353 216 387 248
受注残 670 543 412 347 492 369 398
単位：百万円 単位：百万円 単位：百万円
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③ インダストリー4.0推進事業
➢ 精密除振装置の国内需要は比較的好調であったものの、海外メーカーの設備投資意欲は引き続き落ち着いた状況となった。
➢ 歯車業界においては、顧客の設備投資意欲はあるものの、米中の関係悪化の影響によって設備投資判断が慎重となっている状況であり、歯車試験機の売上は
落ち着いた状況となった。
売上高・セグメント利益 前年比 受注高・売上高推移 (累計) 受注高・売上高・受注残高推移(発生)
売上高 利益 2,500 800
1,500 70 700
売上 2,000
+2.3% 60 600
50 500
1,460 1,500
40
400
30 1,000
1,420 300
利益
+80百万円 20
200
10 500
1,380
100
0
0 0
△ 10 前期 前期 前期 前期 当期 当期 当期 前期 前期 前期 前期 当期 当期 当期
1,340 △ 20 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
前第３四半期 当第３四半期
受注高 331 934 1,420 2,103 473 782 1,171 受注高 331 603 486 682 473 309 389
売上 1,403 1,435
売上高 369 859 1,403 2,047 590 1,034 1,435 売上高 369 490 543 644 590 444 400
セグメント利益 △ 14 65
受注残 140 262 221 261 170 65 176
単位：百万円 単位：百万円 単位：百万円
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④ 連結貸借対照表・連結損益計算書
連結貸借対照表 連結損益計算書
2018年 2019年 2018年 2019年
（百万円） 5月期 第3四半期 5月期 第3四半期 （百万円） 前第3四半期 当第3四半期
資産 負債 実績
資産 計 6,573 7,145 負債 計 2,891 2,755 売上高 4,206 5,550
流動資産 5,238 5,736 流動負債 1,871 1,958 売上原価 2,322 2,993
固定資産 1,335 1,409 固定負債 1,019 796 売上総利益 1,883 2,557
有形固定資産 635 697 販売費及び一般管理費 1,205 1,350
無形固定資産 475 429 純資産
営業利益 678 1,206
投資・その他の資産 224 282 純資産 計 3,682 4,390
経常利益 689 1,180
株主資本 3,668 4,396
特別利益 - 0
資本金 610 610
特別損失 1 3
資本剰余金 1,570 1,570
税金等調整前四半期純利益 687 1,177
利益剰余金 1,804 2,443
法人税、住民税及び事業税 199 426
自己株式 △317 △228
法人税等調整額 17 △13
その他の包括利益累計額 14 △6
法人税等合計 216 412
四半期純利益 470 764
資産 合計 6,573 7,145 負債・純資産合計 6,573 7,145
親会社株主に帰属する四半期純利益 470 764
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⑤ 受注高・売上高・受注残高
事業セグメント 受注高 売上高 受注残高
(百万円) 当第3四半期 前年比増減率 当第3四半期 前年比増減率 当第3四半期 前年比増減率
IoT関連事業 4,621 109.7% 3,262 70.1% 1,981 173.8%
環境エネルギー事業 834 △10.0% 852 △3.6% 398 △3.4%
インダストリー4.0推進事業 1,171 △17.5% 1,430 2.3% 176 △20.4%
合計 6,627 45.6% 5,550 32.0% 2,557 88.2%
受注高 四半期推移（百万円） 売上高 四半期推移（百万円） 受注残高 四半期推移（百万円）
7,000 7,000 3,000
6,000 1,171 6,000
2,500 176
65
5,000 2,103 834 5,000 2,047 170 398
1,435 369
782 2,000
492
4,000 1,420 628 4,000 140
1,216 1,403 852
1,239 1,034 1,500
3,000 3,000 262
670 221
934 927 604
473 4621 885 261
859 1,000 543 412 1,963 1,981
2,000 651 364 2,000 1,635
331 3,535 3,262 347
2,903 478 2,722
475 590
1,000 2,204
1,781 1,000 369 1,917 216
2,195 500 959
1,548 174 1,254 731 723 618
1,034 764
512
0 0 0
前期1Q 前期2Q 前期3Q 前期4Q 当期1Q 当期2Q 当期3Q 前期1Q 前期2Q 前期3Q 前期4Q 当期1Q 当期2Q 当期3Q 前期1Q 前期2Q 前期3Q 前期4Q 当期1Q 当期2Q 当期3Q
IoT関連 環境エネルギー インダストリー4.0 IoT関連 環境エネルギー インダストリー4.0 IoT関連 環境エネルギー インダストリー4.0
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３．2019年５月期 通期連結業績予想
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３．2019年５月期 通期連結業績予想
➢ イメージセンサ業界は、スマートフォンカメラの複眼化によるイメージセンサ需要及び3Dセンシング向けイメージセンサ需要が高
まっていくと想定し、メーカーの設備投資意欲は好調に推移すると予想
➢ 一方でフラットパネル・有機ELディスプレイ業界及び印刷業界の国内の設備投資は堅調に推移すると予想
2018年 2019年 前年比
（百万円）
5月期実績 5月期予想 増減率
売上高 6,009 7,158 19.1%
営業利益 1,006 1,421 41.2%
経常利益 988 1,401 41.8%
親会社株主に帰属する
686 895 30.4%
当期純利益
1株当たり当期純利益 72.58円 92.13円 －
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メール配信サービス お問い合わせ
インターアクショングループに関する様々な情報をメールでお届けします 株式会社インターアクション
経営管理部 IR担当
当社HP「メール配信サービス」画面
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もしくは下記QRコードよりご登録下さい TEL：045-788-8373 FAX：045-788-8371
ご登録いただきました情報は、IRメール配信サービスのみに使用します。 http://www.inter-action.co.jp/inquiry/
個人情報の取り扱いにつきましては、当社ホームページに記載しております「個人情報 HPお問い合わせ画面よりお問い合わせ下さい
保護方針」をご参照下さい
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本資料に記載されている情報には、将来の業績等に関する見通しが含まれております。これらの見通しは、公表時点で入手可能な情報
に基づいて当社グループにより判断されたものであり、様々な潜在的なリスクや不確定要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の事
業領域を取り巻く経済状況、市場の動向等の影響を受けるものであり、記載された見通しと大きく異なる結果となることがあることをご承知
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appendix - 会社紹介 -
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会社概要 Company profile
商号 株式会社インターアクション 上場市場 東京証券取引所
INTER ACTION Corporation 市場第一部
設立 1992年6月25日 証券コード 7725
代表者 代表取締役会長兼社長 木地 英雄 事業年度 自6月1日 至5月31日
資本金 610百万円 URL http://www.inter-action.co.jp
従業員 151名（2018年5月末時点 グループ全体） グループ会社 株式会社エア・ガシズ・テクノス
明立精機株式会社
本社所在地 神奈川県横浜市金沢区福浦1-1 株式会社東京テクニカル
横浜金沢ハイテクセンター14階 西安朝陽光伏科技有限公司
TEL:045-788-8373 FAX:045-788-8371 陕西明立精密设备有限公司
MEIRITZ KOREA CO.,LTD
Taiwan Tokyo Technical Instruments Corp.
事業所 横浜市中区・千葉市中央区・熊本県合志市
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経営方針 Strategy
Equity Spread
重要指標 ROE
WACC
配当方針 総還元性向30%
成長分野・今後成長を見込める分野であること
M&A方針 培ってきた技術や事業のノウハウが、事業展開に活用できる分野であること
5年間の想定キャッシュ・フローをWACCで割り引いたNPVがプラスになること
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2019 年 4 月 12 日
質疑応答(抜粋)
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質問１：IoT 関連事業に関して、第 1 四半期及び第 2 四半期と比較して第３四半期の受注高につ
いて教えて欲しい。又、第 4 四半期の受注高は維持されるのか教えて欲しい。
回答１：当社の傾向として、第１四半期及び第２四半期で 受注を取り第３四半期及び第４四半
期で売上になります。特に、第４四半期は毎期、正念場となります。第 4 四半期の受注高を示すことは
困難ですが、引き合いは国内外ともに強い状態にあります。第４四半期について懸念材料はございませ
ん。来期に関しても堅調に推移すると認識しております。当社としては製品のリニューアルを図り、製品ごと
の利益率を高めていきたいと考えております。
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質問 2：主力製品である光源装置及び瞳モジュールの、第３四半期までの受注は、どちらが多かったの
か教えて欲しい。また、お客様の志向を教えて欲しい。
回答 2：第３四半期の受注内容については、第１四半期及び第２四半期と比較して瞳モジュールが
増えています。設備投資として光源装置が稼働をしたあとに、瞳モジュールが稼働していると想定しており
ます。光源装置は用途ごとにスペックが異なりますが、傾向としては、今までなかった光の波長域に対する
ソリューションを求められております。RGB の可視光域から NIR など近赤外を使った製品の引き合いが増
加しております。
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質問 3：イメージセンサの種類は RGB よりも近赤外が増加傾向にあるという認識で間違いないか教え
て欲しい。
回答 3：近赤外のソリューションとしては監視カメラ、車載カメラなど多岐に渡るが、距離をはかる用途が
ございます。当社が納めている光源装置が最終的にどのセンサーに使われるのか判断は非常に難しく、精
査はいたしますが、確信をもって申し上げる状況にはございません。
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質問 4：IoT 関連事業の第 3 四半期の受注に関して光源装置より瞳モジュールの受注が伸びたとあり
ますが、第 2 四半期と比較した状況を教えて欲しい。瞳モジュールの受注増加に比べると、光源装置の
受注増加が少ないと感じている。日系や韓国メーカーの設備投資意欲が弱くなっていることへの懸念はな
いのか教えて欲しい。また、瞳モジュールの受注に関して、日系メーカーの稼働状況から考えると１月～
３月は落ちているが、それでも瞳モジュールの受注が伸びているのは、複眼化の流れの中で瞳モジュール
の使用方法が広がっているという認識でいいか教えて欲しい。
回答 4：受注に関して四半期ごとの製品別での正確な数字はございません。現場から報告を受ける中
で瞳モジュールが多かったと認識しております。設備投資意欲に関して心配はしておりません。光源装置
についてはお客様から毎月大きな設備投資があるわけではございません。先方の事業の担当者様がトッ
プマネージメント層に設備投資の依頼をしていると思います。また、スマートフォンが一眼のままだった場合、
瞳モジュールの受注については、ここまで増加しなかったと認識しております。瞳モジュールの複眼化の中で、
高スペック及びロースペックなものもあり、２分化も始まっております。当社としては、高スペックなもので利
益を出したいと考え、戦略をもった製品開発を実行して参ります。
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質問 5：３月に大口受注が 3 件リリースされており、合計して約９億円ということを踏まえ、心配してい
ないという認識でいいか教えて欲しい。
回答 5：全体の状況を考えて心配はしておりません。今後、自動車向けイメージセンサなどの設備投資
も始まっていくだろうと考えております。
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質問 6：新規事業について、必ずレーザー加工機市場と FA 画像処理市場の２つを進めていくことで決
定しているのか教えて欲しい。（他の新規事業に変わる可能性はあるか）
回答 6：３年は必ずやっていきます。事業をするにはそのくらいの時間がかかると考えておりますし、３年
は２つの方向で行きたいと考えております。
レーザー加工の短期的ゴールとしては、セラミックの微細加工に挑戦させていただきたいと考えています。扱
いづらい光を扱えるようにすること、そしてそれを製品化してお客様のラインに入れること。製品の安定性が
難しいと思うが、そこができるのは光の技術がある当社であると考えています。
FA 画像処理も金属の画像処理に挑戦しておりまして、当社の子会社の東京テクニカルが持っているお
客様より既に引き合いを頂いております。金属は光沢があるので光が乱反射し、画像処理が難しい。光
の調整の部分で当社が役立てるだろうと思っている。そういったことができれば、マーケットも大きなところに
属しているので、競争優位が認められれば、営業利益率やセグメント利益等が上がっていくと考えている。
現時点ではそこまで大きな設備投資は考えておりません。
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