7715 長野計器 2020-05-12 15:00:00
「中期経営計画」のお知らせ [pdf]
2020 年5月 12 日
各 位 会 社 名 長 野 計 器 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 佐 藤 正 継
(コード番号7715 東証第一部)
問い合せ先 経 理 部 担 当 取 締 役
角 龍 徳 夫
(TEL 03-3776-5333)
「中期経営計画」のお知らせ
当社グループは、2018 年 8 月に中期経営方針を掲げ、3 年先を想定した主要指標を策定してまいり
ました。
しかしながら、2019 年度(2020 年 3 月期)の当社グループの業績は、米中貿易摩擦に端を発する世界
情勢の景況悪化、および半導体業界の減速による関連業界の連鎖影響を受け、経営目標は未達となり
ました。
今般、激変する事業環境下で中長期的に企業価値を向上していくことを目的に、2020 年度を開始年
度とする新たな中期経営計画を策定しました。
株主をはじめとしたステークホルダーと共存共栄の関係を築くとともに、目標達成に対する揺るぎない
決意をここに表明し、グループの総力を挙げて邁進してまいります。
中期経営計画
~成長に向けた新たな挑戦~
1.業績の振り返り
売上高においては 2019 年 3 月期をピークに右肩上がりで伸長しました。特に半導体向けを中心に産
業機械・空調機器向けが好調に推移してきたのが要因であり、全社一丸となり取り組んできた成果に繋
がりました。利益面も 2018 年 3 月期をピークに大きく伸ばしてきましたが、2019 年 3 月期は半導体向け
が後半失速し、製品売上構成の変動と材料費の高騰により利益率は低下しました。
2020 年 3 月期は世界的な設備関連投資の抑制により、売上高、営業利益ともに前年度を下回る業績
となりました。
【業績推移】
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なお、取組施策については着実に進めており、グループ全体のシナジー効果を上げるために子会
社化するなど、部品の安定供給や効率化が図られています。
同時に今後の課題も顕在化しており、解決を図るべく、新中期経営計画に施策展開いたしました。
2. 当社グループを取り巻く環境
3. 経営ビジョンと目指すべき姿
1) 経営ビジョン
当社グループは「一芸を極めて世界に挑戦」の企業理念のもと圧力計測一筋に駆け抜けてきました。
今回、新たな中期経営計画を策定するにあたり、“安全・安心・信頼を基軸とした収益力強化と事業
構造改革により持続的成長を目指す” を経営ビジョンに掲げております。
2) 中期経営計画の位置づけと目指すべき姿
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4. 基本方針
成⻑戦略 1 既存事業の競争⼒強化
①製品の事業採算性向上
②顧客視点の⾼付加価値サービスの提供
③市場ニーズを踏まえた成⻑分野への積極参⼊
成⻑戦略 2 グローバル戦略の強化
①ワールドワイドな地産地消の体制整備
②海外⼦会社によるグローバル展開加速
成⻑戦略 3 新たな事業領域の拡⼤
①⾼付加価値サービスの提供 〜サービスプラットフォームの構築〜
②代替困難な計測システムの開発と提供 〜極限環境計測センサ事業の創出〜
成⻑戦略 4 経営基盤の強化
①ESG 経営の取り組み推進
②IT 化による業務改善
③グループ組織運営の強化
④⼈事制度の刷新
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5. 経営目標 (2021 年 3 月期~2023 年 3 月期)
長野計器グループは圧力計測技術を生かし、” 安全・安心” な製品を提供することをプライドに、
今後も蓄積したノウハウと卓越したモノづくりで圧力計測のリーディングカンパニーとして、より高い
『信頼』を築いてまいります。
以上
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