7707 M-PSS 2020-08-28 15:15:00
新中期事業計画(2021年6月期~2023年6月期)策定のお知らせ [pdf]
2020 年8月 28 日
各 位
会社名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代表 取 締役 社長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 取締 役 総務 部長 田中 英樹
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)
新中期事業計画(2021 年 6 月期~2023 年 6 月期)策定のお知らせ
当社は、このたび、2018 年8月 27 日に発表した三ヶ年中期事業計画について現状の事業の進捗と取り巻
く事業環境を鑑みて見直しを行い、新たに中期事業計画を策定しましたので、お知らせいたします。
記
1. 新中期事業計画の方針と戦略的事業テーマ
1)既存 OEM 取引の深耕及び新規 OEM 契約の獲得、2)自社製品のラインアップの充実と販売強化、
3)試薬・消耗品ビジネスをはじめとする製品コストダウンによる利益率の向上にて、その中で当期よ
り戦略的に推進する事業テーマとしては①製品製造拡大のための大館第2工場の設立、②医療診断シ
ステム(geneLEAD シリーズ)としての製品品質向上/新規機能導入、③PCR(診断)試薬事業の推進を掲げ
ています。
2.中期事業計画の内容 (別添資料:2020 年度 6 月期 事業説明参照)
● 事業拡大 社会貢献のためのテーマ
● 新規事業内容
● 2020/6 期業績概況と三ヶ年中期事業計画の業績推移
3.数値目標
(単位: 百万円)
2020 年 6 月期 2021 年 6 月期 2022 年 6 月期 2023 年 6 月期
(実績) (予想) (計画) (計画)
売上高 5,067 7,700 8,800 10,000
営業利益 △82 500 750 1,000
*為替レートは、1ドル=110 円、1ユーロ=120 円を前提とします。
注)本資料に記載する計画数値は、現時点において入手可能な情報に基づき、独自の判断により作成したものであり
ますが、実際の業績は、今後さまざまな要因によって計画数値と異なる場合があります。
以 上
-1-
2020年度6月期 事業説明
2020.8.28
長年取り組んできたPSSオリジナル技術を
集積したシステムがCOVID-19対策に実用された
Magtration プレフィルド “Simple is Best”
(磁性体ビーズ) カート ッジ試薬
リ システムコンセプト
開発中製品
PCR 試薬
販売事業への参入
2
01. 事業拡大 社会貢献のためのテーマ
02. 新規事業内容
03. 業績推移
3
01 事
C O V I D - 1 9 対 策を 中 核とした 新 規 事 業 計 画 の 立 案 推 進
社 業
会
貢 拡
献 大
の
た
め
の
テ
ー
マ
4
第2次量産計画
サプライチェーン対策費の活用
大館に第2工場を設立予定
01 事
社 業 装 置 DNA抽出試薬 プラスチック消耗品
会
貢 拡
大
2~3倍 4~5倍 4~5倍
献
の
た
め
の
テ
ー
マ
5
全自動PCR検査システム geneLEAD 3機種の
活用と新機能の導入
開発中製品
01 事
※年内上市予定
社 業 だ液サンプリング だ液サンプリング だ液サンプリング
会
貢 拡 プーリング リオフィライズカート ッジ
リ プーリング
献 大
の リオフィライズカート ッジ
リ
た
め
の
テ
ー geneLEAD XXIVですべての新機能に対応
マ
6
PCR試薬販売事業推進
(新規事業)
液状
CerTest BIOTEC リオフィライズ
DN
A
の 性能、特徴を生かした販売計画推進
置
抽
02 装
出試
薬
新 COVID-19
規
事 PCR試薬 将来は... 重篤感染症
業
内 がん細胞変異
容 PSS中核事業と して注力 早期発見
(COVID-19 認可承認済)
7
PSSグループERPによる事業運営改善
開発 生産 販売
02 新
の合理化
規
事
業
内
容
8
第35期(2020/6)連結業績
連結業績は、前期比増収なるも、積極的な設備投資と製品開発投資により業績は赤字となりました。
前期(2019/6)業績比
1 第34期 (2019年6月) 第35期 (2020年6月)
1 売上高の増収
(単位:百万円)
+685
6,000 世界的な新型コロナウイルス
「COVID-19」
確定迅速検査の需
03
(15.7%) 対前期比増減額
(増減率) 要に対応するために、
全自動PCR検査装置や、
DNA自動抽出
5,067
5,000 装置及びそれらに付属する消耗品(抽出試薬、
プラスチック
4,381
消耗品)の販売は好調に推移し した。
ま
4,000 2 3
業 2 売上総利益はほぼ前期並み
3,000 +6 -244
(0.4%) (-%)
績 2,000 1,639
試薬量産コストダウンの積極的な設備投資により減価償却費
推
1,551 1,557 が増加したこと、見込んでいた受注開発案件が獲得できな
1,387
移
1,000 かったこと等によりほぼ前期比並みなり した。
ま
163 139 130
0 3 販売管理費は増加
△82 △91 △114
-1,000 研究開発費は全自動PCR検査システムの応用開発費用等も
売上高 売上総利益 販売管理費 営業利益 経常利益 当期純利益
あり、
研究開発費は522百万円(前年同期比38.4%増)と増加し
(親会社株主帰属)
たこと等によるものです。
9
第35期(2020/6)連結業績
(構成別売上)
構成別売上高 1 装置売上高の増収
売上高は2,947百万円(前年同期比9.3%増)となり した。
ま 特に、
第34期 (2019年6月) 第35期 (2020年6月)
エリテック社向け全自動PCR検査装置の販売は好調であり、
(単位:百万円)
増収となり した。
ま
3,500
03
1
3,000
2,500
業 2,000
2
2 試薬 消耗品売上高の増収
・
績 1,500 売上高は1,559百万円(前年同期比47.3%増)となりました。
特
推 に世界的な新型コロナウイルス
「COVID-19」
確定迅速検査の
移
1,000 急増する需要に対応するための増産により、前年同期比で
増収となり した。
ま
500
0
装置 試薬 消耗品
・ メンテナンス関連 受託製造
10
新中期事業計画
(2021年6月期~2023年6月期)
のポイント)
中期事業計画の方針としては、
1)既存OEM取引の深耕及び新規OEM契約の獲得、
2)自社製品のラインアップの充実と販売強化、
3)試薬 消耗品ビジネスをはじめとする製品コストダウンによる利益率の向上
・
03
を掲げており、
業
績
推 第36期における戦略的に推進する事業テーマとしては
移 ① 製品製造拡大のための大館第2工場の設立
② 医療診断システム(geneLEADシリーズ)としての製品品質向上/新規機能導入
③ PCR(診断)試薬事業の推進
を掲げています。
11
大館試薬センター プレフィルドカート ッジ試薬製造数推移
リ
(2018/6の製造数を と
1 した場合)
1 当初計画製造数は達成
年間10百万テスト以上の 2018/8に計画をした4倍の製造数は1年前倒しで達成したた
安定供給体制の確立へ め、
2020/8に新たに中期事業計画を策定して、
3年で更に 倍
3
の製造数を見込んでいる。
2018/8計画 2018~2020実績 2020/8計画
03
18.0
16.0
14.0
2
大館第2工場を開設して安定供給
業
12.0
2
10.0 体制を確立
績 8.0 2022/7以降の本格的稼働により日本を含めた全世界への安
推 6.0 1 定供給体制の確立するための、
国産化、
サプライチェーン体制
移 4.0
を日本国内に構築する。
2.0
0.0
2018/6 2019/6 2020/6 2021/6 2022/6 2023/6
12
新中期事業計画(2021年6月期~2023年6月期)策定
1 大幅な増収の見込み
売上高 営業利益
(単位:百万円) COVID-19をはじめ重篤感染症の脅威から掛け替えのない
12,000 人命や経済を守るためPCR検査体制の構築を目指し、最新
の製品販売計画及び製品供給能力を鑑みて、2021年6月
10,000
03
10,000 の売上高は7,700百万円(前年同期比51.9%増)にて大幅な
8,800
増収となる見通しです。
8,000 7,700
6,000
収益を確保しつつ事業拡大のための
業
5,067
1 2
積極的な投資
績 4,000
PCR検査体制の構築への対応に向けた積極的な設備投資
推 2,000
とgeneLEAD24等の短期間の製品応用開発投資を継続し
移 500 750 1,000 て行いつつも、営業利益は確保する見込みです。
0
△82
2
-2,000
第35期2020年 第36期2021年 第37期2022年 第38期2023年
6月(実績) 6月(予想) 6月(計画) 6月(計画)
13
新中期事業計画(2021年6月期~2023年6月期)策定
売上構成比の推移
1 自動化装置主体の売上構成
全自動PCR検査システム(geneLEADシリーズ)だけではなく、
第35期売上構成比 第36期売上構成比 第38期売上構成比 PCR検査の前処理にて煩雑な手作業を解消したいユー
2020年6月 2021年6月 2023年6月 ザ ーニーズ に 対 応した D N A ( 核 酸 ) 抽 出 自 動 化 装 置
03
(magLEADシリーズ)の販売は数多くの引き合いを受けて
います。
1
業 2 試薬 消耗品主体の売上構成
・
績 大館試薬センター プレフィルドカートリッジ試薬製造数増
推 0% 2 25% 加に伴いDNA抽出試薬と全自動PCR検査装置販売国内販
移 10%
売に伴うPCR試薬の販売増加が期待されています。
装置 PCR試薬 DNA抽出試薬 消耗品
・ メンテナンス関連 受託製造
14
日本PSSシステムモデルを海外にも展開
機器 試薬
geneLEADシリーズ PCR試薬オープン
(VIII XII XXIV) 提携による項目品揃え
統合事業の確立
15