7695 M-交換できるくん 2020-12-23 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2020 年 12 月 23 日
各位
会 社 名 株 式 会 社 交 換 で き る く ん
代表者名 代表取締役社長 栗原 将
(コード番号:7695 東証マザーズ)
問合せ先 執行役員管理本部長 田中 顕
(TEL 03-6427-5381)
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2020 年 12 月 23 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお一
層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2021 年3月期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)における当社の業績予想は、以下のとお
りであり、また最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【個別】 (単位:百万円、%)
決算期 2021 年3月期 2021 年3月期 2020 年3月期
(予想) 第2四半期累計期間 (実績)
(実績)
項目 対売上高 対前期 対売上高 対売上高
比率 増減率 比率 比率
売上高 4,700 100.0 17.3 2,182 100.0 4,008 100.0
営業利益 220 4.7 37.2 115 5.3 160 4.0
経常利益 230 4.9 34.0 123 5.7 171 4.3
当期(四半期)純利益 190 4.0 42.3 96 4.4 133 3.3
1株当たり当期(四半期)純利益 87 円 56 銭 46 円 53 銭 64 円 51 銭
1株当たり配当金 0 円 00 銭 0 円 00 銭 0 円 00 銭
(注)1.当社は連結財務諸表及び四半期連結財務諸表を作成しておりません。
2.2020 年3月期(実績)及び 2021 年3月期第2四半期累計期間(実績)の1株当たり当期純
利益又は1株当たり四半期純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
3.2021 年3月期(予想)の1株当たり当期純利益は、公募株式数(100,000 株)を含めた予定
期中平均発行済株式数により算出し、オーバーアロットメントによる売出し関する第三者割
当増資分(最大 52,500 株)は考慮しておりません。
ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありま
せん。投資を行う際は、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項
分)」をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。
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【2021 年3月業績予想の前提条件】
(1)当社全体の見通し
我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞や個人消費の低迷等
により、景気及び先行きについて極めて不透明な状況が続いております。
このような厳しい経済環境下ではありますが、キッチン・トイレ・洗面室・浴室まわりという
日常生活に欠かせない住宅設備機器の交換という需要は堅調であり、加えて、インターネット上
で住宅設備機器の交換サービスを展開している当社では、交換工事以外のサービスを非接触・非
対面(インターネット及び電話)で行っており、顧客の感染不安を抑えることができるため、オ
ンラインサービス市場の拡大とともに売上・利益ともに拡大しております。なお、オンラインサ
ービス市場の需要は、今後より一層加速することが予想されることから、当社の事業機会のさら
なる増加にも繋がることを見込んでおります。
また、当社が運営する Web サイト「交換できるくん」は、当社がこれまでに培ってきた Web マ
ーケティングのノウハウや実績をもとに、検索エンジンへのインターネット広告(リスティング
広告)の出稿と Web サイトを検索エンジン上位に表示させるための検索エンジン最適化(SEO※)
に取組み、新規顧客の獲得を着実に進めております。
以上を踏まえ、期初に策定した予想値に9月までは実績値を採用することで業績予想数値を見
直した結果、2021 年3月期の当社業績は、売上高 4,700 百万円(前期比 17.3%増)、営業利益 220
百万円(前期比 37.2%増)、経常利益 230 百万円(前期比 34.0%増)、当期純利益 190 百万円(前期
比 42.3%増)を見込んでおります。
(※)SEO とは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略で、Google や Yahoo!
の検索結果で自社 Web サイトを上位に表示させるために様々なアプローチで Web サイト
を最適化する手法です。
(2)売上高
当社は、「交換できるくん」という Web 媒体を通じて、住宅設備機器の故障や劣化などによる
機器交換時のニーズに対して、「透明性のある料金体系を提示し安心施工を約束すること」を事
業コンセプトに住宅設備機器と工事をセットで販売する e コマース事業を展開しております。当
サービスでは、交換工事の見積りから発注までを Web サイト上においてワンストップで提供する
もので、主な顧客は個人となっております。
当社の主要なサービスである「交換できるくん」の収益構造は、「工事件数×平均単価=売上
高」により構成されておりますが、平均単価は毎期大きな変動がないため、その中でも工事件数
を重要な指標としており、当該指標を伸ばすことで売上高の拡大を図ってまいります。
なお、Web サイトでの集客予想については、検索エンジンや Web 広告等の各 Web サイトへの流
入経路別に、Web サイトへの流入数、広告費(投下量)、見積り依頼数、見積り依頼1件当たりの
ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありま
せん。投資を行う際は、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項
分)」をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。
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コストの過去5ヶ年の実績等を踏まえ策定しております。また、これらの積み上げから各月及び
通年の全体広告費(投下量)を計算しており、サイトへの流入経路別に効果測定を行い、広告投
資の効果が最大化されるように継続的に改善活動を実施しております。
以上の結果、2021 年3月期の売上高は 4,700 百万円(前期比 17.3%増)を見込んでおります。
(3)売上原価、売上総利益
売上原価は、メーカー代理店や問屋からの商品仕入原価をはじめ、施工作業にかかる人件費、
諸経費(決済手数料、賃借料等)により構成されております。商品仕入原価につきましては、当
社の販売力の強化及びサービス品質の向上により、メーカー代理店や問屋に対する継続的な原価
改善に取組んでおり、直近の実績を踏まえた原価率をもとに策定しております。また、人件費及
び諸経費につきましても、直近の実績を踏まえ策定しております。
これにより、売上原価は 3,560 百万円(前期比 14.9%増)を見込んでおります。
以上の結果、売上総利益は 1,140 百万円(前期比 25.3%増)を見込んでおります。
(4)販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、主に売上高に連動する変動費(広告宣伝費、コールセンターにかか
る通信費等)、人員数に連動する変動費(旅費交通費等)、固定費(人件費、システム保守費用、
オフィス賃借料等)により構成されております。
人件費は、事業規模拡大に伴う採用予定者の増加を1割程度見込んでおり、想定給与水準を織
り込んで策定しております。広告費は、Web マーケティング費用が主要なものとなっており、見
積り依頼数の獲得予算達成に必要と見込まれる金額について、
「見積り依頼1件当たりのコスト」
に「見積り依頼数」を乗じることで算出して計上しております。その他の費用につきましては、
いずれも直近の実績を踏まえて策定しております。
この他、上場関連費用 42 百万円を計上し、2021 年3月期の販売費及び一般管理費の合計は 920
百万円(前期比 22.7%増)を見込んでおります。
以上の結果、営業利益は 220 百万円(前期比 37.2%増)を見込んでおります。
(5)営業外損益、経常利益
営業外収益につきましては、2020 年6月までキャッシュレス・消費者還元事業にかかるクレジ
ットカード会社からの加盟店手数料還元を見込んでおります。営業外費用につきましては、直近
の実績をもとに策定しており、毎期恒常的に見込まれる借入金及び社債に対する支払利息などを
見込んでおります。
これにより、営業外収益 10 百万円、営業外費用1百万円を見込んでおります。
以上の結果、経常利益は 230 百万円(前期比 34.0%増)を見込んでおります。
ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありま
せん。投資を行う際は、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項
分)」をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。
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(6)特別損益、当期純利益
特別損益は見込んでおりません。
以上の結果、当期純利益は 190 百万円(前期比 42.3%増)を見込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合
理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異
なる場合があります。
なお、今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により市場環境が頻繁に変化する状況で
あることに鑑み、引続き業績動向を注視し、業績予想の修正が必要となった場合は、速やかに開示い
たします。
以上
ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありま
せん。投資を行う際は、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項
分)」をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。
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2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年12月23日
上 場 会 社 名 株式会社交換できるくん 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7695 URL https://www.dekirukun.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)栗原 将
問合せ先責任者 (役職名)執行役員管理本部長 (氏名)田中 顕 (TEL)03-6427-5381
四半期報告書提出予定日 - 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 2,182 - 115 - 123 - 96 -
2020年3月期第2四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 46.53 -
2020年3月期第2四半期 - -
(注)1.2020年3月期第2四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2020年3月期第2四半期の数値及び対前年同四半
期増減率並びに2021年3月期第2四半期の対前年同四半期増減率は記載しておりません。
2.2021年3月期第2四半期の「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上
場であり、期中平均株価の把握ができませんので記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 1,106 384 34.8
2020年3月期 855 288 33.7
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 384 百万円 2020年3月期 288 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 4,700 17.3 220 37.2 230 34.0 190 42.3 91.79
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 2,070,000株 2020年3月期 2,070,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q -株 2020年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 2,070,000株 2020年3月期2Q -株
(注)1.当社は、2020年2月28日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。2020年3月期の期首に当該株式分割
が行われたと仮定して、期末発行済株式数を算出しております。
2.当社は、2020年3月期第2四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2020年3月期第2四半期の期中平
均株式数を記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
にあたっての注意事項については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………2
(3)キャッシュ・フローの状況 …………………………………………………………………3
(4)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………6
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………7
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………8
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………8
ー1ー
株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞や個
人消費の低迷等により、景気及び先行きについて極めて不透明な状況が続いております。
このような厳しい経済環境下ではありますが、キッチン・トイレ・洗面室・浴室まわりという日常生活に欠か
せない住宅設備機器の交換という需要は堅調であり、加えて、インターネット上で住宅設備機器の交換サービス
を展開している当社では、交換工事以外のサービスを非接触・非対面(インターネット及び電話)で行っており、
顧客の感染不安を抑えることができるため、オンラインサービス市場の拡大とともに、当第2四半期累計期間に
おける工事件数は1.6万件となりました。なお、オンラインサービス市場の需要は、今後より一層加速することが
予想されることから、当社の事業機会のさらなる増加にも繋がることを見込んでおります。
また、当社が運営するWebサイト「交換できるくん」は、これまでに培ってきたWebマーケティングのノウハウ
や実績をもとに、検索エンジンへのインターネット広告(リスティング広告)の出稿とWebサイトを検索エンジン
上位に表示させるための検索エンジン最適化(SEO)に取組み、新規顧客の獲得を着実に進めております。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は2,182,022千円、営業利益は115,035千円、経常利益は123,999千
円、四半期純利益は96,312千円となりました。
なお、当社は住宅設備機器のeコマース事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しており
ます。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は977,637千円となり、前事業年度末に比べ236,255千円の増加と
なりました。これは主に、営業活動に関わる収入により現金及び預金が220,198千円、売掛金が8,748千円それ
ぞれ増加したことによるものであります。また、認知度向上のためのプロモーション費用により前払費用が
19,109千円増加した一方で、商品が14,567千円減少したことによるものであります。
固定資産は128,624千円となり、前事業年度末に比べ14,472千円の増加となりました。これは主にサーバOS更
改に伴う設備投資として無形固定資産が10,936千円増加したことと、大阪商品センター移転に伴う敷金により
投資その他の資産が5,324千円増加した一方で、有形固定資産が1,788千円減少したことによるものでありま
す。
この結果、総資産は1,106,262千円となり、前事業年度末に比べ250,728千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は591,216千円となり、前事業年度末に比べ85,137千円の増加とな
りました。これは主に、商品仕入れが増加したことに伴い買掛金が67,067千円、1年内返済予定の長期借入金
が15,036千円、未払金が16,121千円、賞与引当金が9,504千円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が14,829
千円、未払消費税等が12,714千円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は130,309千円となり、前事業年度末に比べ69,279千円増加いたしました。これは新型コロナウイル
ス感染症の先行き不透明な影響に備えるための手元運転資金の確保に向けて資金調達を実施したことにより、
長期借入金が69,279千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は721,525千円となり、前事業年度末に比べ154,416千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は384,736千円となり、前事業年度末に比べ96,312千円の増加と
なりました。これは四半期純利益を計上したことにより利益剰余金が96,312千円増加したことによるものであ
ります。
ー2ー
株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ
220,198千円増加し、565,043千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は、149,913千円となりました。これは主に、業績拡大により税引前四半期純利
益を123,999千円計上したこと及び仕入債務の増加額が67,067千円となった一方で、認知度向上のためのプロモー
ション費用により前払費用の増加額が19,053千円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は、9,029千円となりました。これは主に、大阪商品センター移転に伴う敷金の
差入による支出5,940千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は、79,315千円となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症の先行
き不透明な影響に備えるための手元運転資金の確保に向けて資金調達を実施したことに伴う長期借入による収入
120,000千円によるものであります。
(4)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月23日の「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」で公表しました業績
予想に変更はありません
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株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 344,844 565,043
売掛金 186,058 194,806
商品 179,324 164,756
仕掛品 625 2,002
前払費用 23,181 42,290
その他 7,349 8,738
流動資産合計 741,381 977,637
固定資産
有形固定資産
建物 26,016 26,016
減価償却累計額 △11,083 △12,211
建物(純額) 14,933 13,805
機械及び装置 306 306
減価償却累計額 △257 △269
機械及び装置(純額) 48 36
工具、器具及び備品 10,879 11,144
減価償却累計額 △6,222 △7,134
工具、器具及び備品(純額) 4,657 4,009
有形固定資産合計 19,639 17,851
無形固定資産
ソフトウエア 22,067 33,003
無形固定資産合計 22,067 33,003
投資その他の資産
投資有価証券 19,833 19,714
出資金 510 510
長期前払費用 337 108
敷金 40,516 45,713
繰延税金資産 11,247 11,247
その他 - 475
投資その他の資産合計 72,445 77,769
固定資産合計 114,151 128,624
資産合計 855,533 1,106,262
ー4ー
株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 270,010 337,078
1年内償還予定の社債 10,000 5,000
1年内返済予定の長期借入金 48,560 63,596
未払金 8,635 24,757
未払費用 55,479 61,088
未払法人税等 45,727 30,897
未払消費税等 35,544 22,830
賞与引当金 22,870 32,374
その他 9,250 13,593
流動負債合計 506,079 591,216
固定負債
長期借入金 61,030 130,309
固定負債合計 61,030 130,309
負債合計 567,109 721,525
純資産の部
株主資本
資本金 113,250 113,250
資本剰余金 33,250 33,250
利益剰余金 141,924 238,236
株主資本合計 288,424 384,736
純資産合計 288,424 384,736
負債純資産合計 855,533 1,106,262
ー5ー
株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:千円)
当第2四半期累計期間
(自2020年4月1日
至2020年9月30日)
売上高 2,182,022
売上原価 1,643,177
売上総利益 538,845
販売費及び一般管理費 423,810
営業利益 115,035
営業外収益
受取利息 2
補助金収入 9,777
雑収入 278
営業外収益合計 10,058
営業外費用
支払利息 943
社債利息 10
投資事業組合運用損 118
雑損失 23
営業外費用合計 1,094
経常利益 123,999
税引前四半期純利益 123,999
法人税等 27,687
四半期純利益 96,312
ー6ー
株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
当第2四半期累計期間
(自2020年4月1日
至2020年9月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 123,999
減価償却費 6,761
賞与引当金の増減額(△は減少) 9,504
受取利息及び受取配当金 △2
支払利息 943
売上債権の増減額(△は増加) △8,748
たな卸資産の増減額(△は増加) 14,128
仕入債務の増減額(△は減少) 67,067
未払消費税等の増減額(△は減少) △12,714
前払費用の増減額(△は増加) △19,053
未払費用の増減額(△は減少) △7,685
その他 16,033
小計 190,234
利息及び配当金の受取額 1
利息の支払額 △1,009
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △39,312
営業活動によるキャッシュ・フロー 149,913
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形及び無形固定資産の取得による支出 △2,614
敷金の差入による支出 △5,940
その他 △475
投資活動によるキャッシュ・フロー △9,029
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入による収入 120,000
長期借入金の返済による支出 △35,685
社債の償還による支出 △5,000
財務活動によるキャッシュ・フロー 79,315
現金及び現金同等物に係る換算差額 -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 220,198
現金及び現金同等物の期首残高 344,844
現金及び現金同等物の四半期末残高 565,043
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株式会社交換できるくん(7695) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用の計算については、当第2四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。た
だし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税
率を使用する方法によっております。
(セグメント情報等)
当社は住宅設備機器のeコマース事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り
当社では、繰延税金資産の回収可能性の会計上の見積りにおいて、財務諸表作成時において入手可能な情
報に基づき、新型コロナウイルス感染症に伴う経済への影響が2021年3月期末まで続くとの仮定のもと、会
計上の見積りを行っております。
なお、前事業年度末時点の仮定から重要な変更はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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