7694 M-いつも 2021-08-13 15:30:00
2022年3月期第1四半期決算説明会資料 [pdf]

2022年3月期 第1四半期
  決算説明会資料
         2021年8月13日



     D2C・E-COMMERCE MARKETING



  株式会社いつも          東証マザーズ:7694
目次

1.業績ハイライト                                      2

2.2022年3月 Q1期 業績                               5

3.2022年3月期 通期業績予想と進捗状況                         10

4.参考資料                                         13

5.本資料の取扱いについて                                  17




                         © 2021 itsumo. inc.        1
 2022年3月期 Q1 業績ハイライト:経営指標の主要項目
 売上高


      2,633
                                      Q1ハイライト
                   百万円
 前年同期                                全ての経営指標において
                      10.8% 増
                                     今期予算を上回り順調な進捗
 売上:2,377百万円

 売上総利益


         653
                                     ※今期予算
                                     売上114.5億円/YoY30.0%   売上総利益28.9億円/YoY36.7%   調整後EBITDA8.2億円/YoY42.3% )

                   百万円             ■ECマーケットプレイスサービス売上は、前年同期比で6.1%増加
 前年同期                               ※前年同期の緊急事態宣言に伴う一時的な需要増の影響(474百万円)を差し引いて比較
 売上総利益:547百万円         19.3% 増        すると、前年同期比 で39.3%増

                                   ■ECマーケティングサービス売上は、前年同期比で34.8%増加
 調整後EBITDA                         ■全体売上総利益は、前年同期比で19.3%増加


         178
 注1
                                   ■販売費及び一般管理費については、新規事業の成長を見据えた人員増等による
                                    積極的な先行投資を実施中
                   百万円
                                    ※2021年3月末:168人 → 2021年6月末:203人、前年同期比66百万円増加
 前年同期
 調整後EBITDA:193百万円      7.7% 減      ■調整後EBITDAについては、当初予算を上回って着地

注1.調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&Aにかかる取得費用
注2.2021年3月期 第1四半期累計期間の数値及び調整後EBITDAは、四半期財務諸表を作成していないため、監査法人のレビュー対象外                                             2
                                                                                          © 2021 itsumo. inc.
2022年3月期 Q1 事業ハイライト:EC事業代行
ECマーケットプレイスサービス:EC事業代行 Q1新規増加ブランド※




     5
                                      当社サービス導入後の平均売上成長率の推移
                                      (全て導入後1年目との比較)
                                                             3.5倍




  現在、計画通りに推移
                                                   2.0倍
 2022年通期の増加目標ブランド数:15
 ※ 同一ブランドにおける別プラットフォームへの出店数を含めたサイト数
 ※ 6月末時点で契約済みのブランド数を記載                     基準
 (契約からサイトOPENまで平均3-6か月程度を要します)



 2022年度におけるブランド増加ロードマップ
                                         導入後1年目   導入後2年目   導入後3年目
 上期(2021年4月~9月)      8件(見込)

EC事業代行の基本戦略                           新規加入ブランドによる実質的な業績寄与は、新サイ
                                      トの立ち上げから、ブランドネームの拡散や、ブラン
当社が大手ブランドメーカーから直接商品を仕入れ、ECサイ          ドバリュー市場への浸透に一定程度の期間を要する
トを通じ、一般消費者に直接販売
対象ブランド:ナショナルブランド                      →導入2年目以降から本格化
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2022年3月期 Q1 事業ハイライト:ブランドバリューアップ(新規事業)
ECマーケットプレイスサービス: ブランドバリューアップ             Q1取得ブランド※




   5        ×
                        主な取得対象                当社売上
                        年商50百万~300百万規模        =取得ブランド数×年商×成長率

 現在、計画通りに推移

 2022年通期                    2022年度における取得ロードマップ
 取得目標ブランド数:25               上期(2021年4月~9月)   10件(見込)

 ※ 同一ブランドにおける別プラットフォームへの出店数を含めたサイト数
 ※ M&Aに係る契約締結済みのブランド数を記載


ブランド・バリューアップ基本戦略

事業分野や現在の知名度を問わず、売上実績があり、商品開発力や優秀な経営者がいる中小規模のブランド企業を取
得(M&A)。
M&A後に当社ノウハウ・人材・資金を投資するにより、早い売上成長と高い投資効率を目指す。


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2022年3月期 Q1 業績サマリー
               2021年Q1   2022年Q1   増減率
                           実績       (%)
                                                          業績のポイント
 単位:百万円          実績


                                             両サービスともに順調に進捗
売上高             2,377    2,633      10.8%
                                             ECマーケットプレイスサービスの各ブランドが順調に成長中

売上総利益            547       653      19.3%    ECマーケティングサービスにおけるストック売上も順調に増加し、安定的
                                             な利益に貢献
売上総利益率          23.0%    24.8%         -
                                             【販管費】
販売費及び                                        当期はブランド増加に向けた成長戦略の初年度であり、先行して費用発生する
  一般管理費
                 365       488      33.8%    投資フェーズ
                                             特に採用強化により、人件費は前年同期から66百万円(+43%)増加
営業利益             182       164     △9.7%


経常利益             201       163     △18.6%    前期は「キャッシュレス推進手数料補助金」の計上あり


調整後EBITDA 注1     193       178      △7.7%    先行投資による販管費増加により調整後EBITDAは減少しているものの、当
                                             初予想を上回る着地

当期純利益            131       112     △14.8 %

 注1.調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&Aにかかる取得費用
 注2.2021年3月期 第1四半期累計期間の数値及び調整後EBITDAは、四半期財務諸表を作成していないため、監査法人のレビュー対象外     © 2021 itsumo. inc.   5
2022年3月期 Q1 サービス別売上高の推移

        単位:百万円

                                                                      ■ECマーケットプレイスサービス
         ECマーケットプレイス        一時的な影響(※)         ECマーケティング

                                                                      ・既存ブランドが順調に成長、前年同期比+6.1%
                                                                      ・前年同期の緊急事態宣言に伴う一時的な需要増
                                                            2,113      の影響(474百万円)を差し引いて比較すると、
                     56
         474                                                           前年同期比 で39.3%増
                    1,713                          1,676              ・既存ブランドの成長に加え、新規ブランド獲得
                                      1,566
        1,517                                                          による売上拡大で、中長期における更なる成長
                                                                       を目指す


                                                                      ■ECマーケティングサービス
                     409                                     519
         385                          515           482               ・Amazon、楽天、PayPay、自社EC向け各
                                                                       サービスが順調に成長。大手企業の獲得も順
         Q1          Q2                Q3           Q4       Q1        調で収益貢献し、前年同期比で34.8%増
                                                                         Q2      Q3       0
                                                                                          Q4
                           2021年3月期                        2022年3月期   ・売上連動型の契約形態も増加し、収益に貢献


 注1.2021年3月期 第1四半期累計期間の数値及びサービス別売上高の数値は、監査法人のレビュー対象外
 注2.同一ブランドにおける別プラットフォームへの出店数を含む
 ※   一時的な影響とは、ECマーケットプレイスの売上高において、2020年4~5月に係る各ブランドの前年比成長率と、
     他の期間における前年成長率との差を一時的な需要増の影響額と仮定し当社にて試算                                            © 2021 itsumo. inc.   6
2022年3月期 Q1 サービス別売上総利益の推移

     単位:百万円

                                                   ※
      ECマーケティング     ECマーケットプレイス          一時的な影響
                                                         260
                                                                  ■ECマーケットプレイスサービス
                    6           185
        69
                                             156
                                                                  ・利益率は12.9%と、QoQで2.9%改善
       224         210                                             既存ブランドが順調に推移し、売上増加による
                                                                   仕入率の低下、リピート客増による販促費の削減
                                378                      392
                                             353
                                                                  ■ECマーケティングサービス
                   282
       253                                                        ・ストック売上(継続契約)の比率は、94.7%
                                                                   と安定的な売上総利益の獲得に貢献
                                                                  ・売上連動型の契約形態も着実に増加し収益
                                                                   に貢献中

        Q1         Q2               Q3       Q4          Q1          0      0        0

                                                       2022年3月期
                         2021年3月期



(注)2021年3月期 第1四半期累計期間の数値及びサービス別売上総利益の数値は、監査法人のレビュー対象外
※   一時的な影響とは、ECマーケットプレイスの売上高において、2020年4~5月に係る各ブランドの前年比成長率と、
    他の期間における前年成長率との差を一時的な需要増の影響額と仮定し当社にて試算
                                                                                   © 2021 itsumo. inc.   7
2022年3月期 Q1 販売費及び一般管理費、調整後EBITDA※の推移

販売費及び一般管理費                            調整後EBITDA

人件費       広告宣伝費                      前期    当期                単位:百万円    当期はブランド増加に向けた成長戦略の初年度
                                                                        であり、先行して費用発生する投資フェーズ
減価償却費     支払手数料
                                                                       販管費は前年同期で123百万円(+33.8%)増加
その他                        114
                    119
                                     193
                                                                     ・採用強化に伴い、人件費は前年同期比66百万円増加
                                                               178
              117                                 171
 96                 75     93              161
        88                                                           ・WEB広告費やオンラインイベント等により広告宣伝費
              65
                    11     13                                         は前年同期で27百万円増加
                    72     46
 84     66    12
        11    31
 10
 19     30                                                           【調整後EBITDA】
                           220                                       ・当初予算ベースとの比較では、予算上回る着地であ
                    196
 154    151   176
                                                        48           り、順調な進捗


 Q1     Q2    Q3    Q4     Q1        Q1    Q2     Q3    Q4     Q1
        2021年3月期          2022年3月期         2021年3月期            2022年3月期


  注1.2021年3月期 第1四半期累計期間の数値は、監査法人のレビュー対象外
  注2.人件費には、賞与、採用関連費用を含む
  注3.支払手数料は、主にECマーケットプレイスサービスにおける決済手数料
  注4.調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&Aにかかる取得費用                                          © 2021 itsumo. inc.   8
2022年3月期 Q1 貸借対照表

                                2022年3月期
                2021年3月期
                                    Q1
                                              増減額                 ポイント
      単位:百万円

現金及び預金                2,828           2,892         +63

売掛金                    641             770      +128

棚卸資産                   503             921      +418      ECマーケットプレイスサービスの各ブランド
                                                          が好調なため、需要に備えた在庫を積み増し

流動資産                  4,089           4,715     +626

固定資産                   342             460      +117

資産 合計                 4,431           5,175     +744

流動負債 合計               1,711           2,015     +304

                                                          事業拡大に伴う資金需要に備え追加借入を
固定負債 合計                693            1,020     +327
                                                          実施し、長期借入金が増加+327百万円
純資産 合計                2,027           2,139     +112

  (注)2021年3月期 第1四半期累計期間の数値は、監査法人のレビュー対象外
                                                                    © 2021 itsumo. inc.   9
2022年3月期 通期 業績予想と進捗状況
• 営業利益の年度予算進捗率は28.9%と好調な進捗
• 売上高、段階利益の各指標にて予算を上回る進捗で推移
                              2021年3月期                         2022年3月期
単位:百万円
                              通期実績              業績予想             Q1実績             予算進捗率(%)

売上高                                  8,797         11,448                 2,633                    23.0 %

   ECマーケティングサービス                     1,792             2,306               519                       22.5%
   ECマーケットプレイスサービス                   7,004             9,141              2,113                      23.1%

売上総利益                                2,120             2,898               653                      22.5%

営業利益                                     526            569                164                      28.9%

経常利益                                     547            557                163                      29.4%

調整後EBITDA 注1                             574            817                178                      21.8%


当期純利益                                    419            386                112                      29.1%

   注1.調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&Aにかかる取得費用
   注2.調整後EBITDAについては、監査法人のレビュー対象外                                                  © 2021 itsumo. inc.       10
2022年3月期 通期 業績予想について

上方要因、下方要因を考慮し、2021年5月発表の当期予算は現           【上方要因】
状達成できる見込みであり、現時点で予算修正は不要と判断              ・両サービスが順調に推移し、1Q実績で
                                          予算比2億円の上振れ
                                         ・ブランドバリューアップ事業のM&Aも順
                                          調に推移し、当初予算を上回る見込み
                                         ・ブランドバリューアップ
                                          ビーラン社による下期の貢献に加え、
                                          M&Aについても好調な進捗であり、
                                          売上高10-15億程度の増収を見込む
          2億             10-15億
         (Q1実績)   ▲12億   (見込)

                                  114~   【下方要因】
  114億                            120億   ・SK-IIの事業移管
                                          12月以降の売上高▲12億が減収見込




                                                    © 2021 itsumo. inc.   11
2022年3月期 Q2以降 へ向けての動きと見通し

取扱いブランド数の増加により、従来の大手ブランドを中心とした収益体制から、よりバラン
スの取れたポートフォリオへ徐々に移行し、収益体制のさらなる強化と安定化を目指す


ECマーケットプレイスサービス              ECマーケティングサービス
■EC事業代行とブランドバリューアップの2つのサービ   ■優良ブランドには、Amazon、楽天、PayPay、自社EC各チャ
ス展開を図ることで、中長期で粗利益率を増加していく    ネル毎の支援サービスを提供する上で、売上連動型による契約
ビジネスモデルを推し進める(商品仕入率、商品原価、    形態を増加し、高収益体制のビジネスモデルを推し進める
物流コストの3つのコスト低減)
                             ■SNSマーケティングを一層の強化していく
■マルチ商品カテゴリー、季節性など考慮し、バランス
のとれたポートフォリオでブランド増加を図る
                             販管費
1)EC事業代行
                             のれん償却費:
上期の増加計画8件に沿って、現在、順調に推移       M&Aによる取得ブランドが好調な進捗であり、今後のれん償却費
                             の負担が増加する見込み

                             人件費:
2)ブランドバリューアップ                ブランド・バリューアップ戦略の進捗を見据えた人員確保のた
                             め、先行して採用を強化中。採用事態も順調に進んでおり、当期
上期の取得計画10件に沿って、順調に推移         最大70~80人の増員を見込む(Q1で35人増員済)
資金需要に備えQ2にて追加借入を実施し、資金確保へ                            © 2021 itsumo. inc.   12
参考資料




       © 2021 itsumo. inc.   13
当社サービス導入実績事例:味の素株式会社様




2021年7月に味の素グループ 公式ショップ PayPayモールとしてOPEN。
機能性表示食品の睡眠サポートサプリ「グリナ」を中心に、アミノバ
イタル、アミノエールの販売。定番の調味料の味の素やほんだし、
加工食品のクノール(スープ)などの顧客のブランド体験頂ける支援
をしています。


  解決課題    ECに事業を拡大するためPayPayモールへのチャネル展開を実施
  サービス                        ECマーケットプレイス
  支援内容                         EC事業代行 (D2C)
               https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/ajinomotogroup/top/
 サイトURL
          https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/ajinomotogroup/item/pp0001/




                                                                             © 2021 itsumo. inc.   14
当社サービス導入実績事例:株式会社吉野家様




    店舗不在地域にも、ECによる顧客のブランド体験を拡大する支援をしています。
    支援サービス導入以降、月次売上が導入時比で倍増。
    また、2021年セール時には、月次売上が過去最高を達成

 株式会社吉野家におけるEC事業展開の経緯

《Amazon出店ケース》                                              マーケティングの戦略立案・
                                                  解決課題
                                                          商品ページの改善、広告費用の運用
           課題:
           EC事業運営                                 サービス         ECマーケティング
           のノウハウ、
                      月次売上                               Amazon・Yahoo!ショッピング運営代行
           人材不足                                   支援内容
                      イメージ        プライムデーで                           サービス
                                  月商過去最高
          ・EC運用人員体制
Amazonへ   ・商品ページの改善
 出店開始     ・広告費の運用

 2013年    2017年2月     2019年   2019年   2021年
                                              ※     は、当社支援期間
                      4月導入
                                                                       © 2021 itsumo. inc.   15
 当社サービス導入実績事例:Bugaboo Japan株式会社様



実店舗とオンライン店舗のハイブリッドスタイルで
さらなる収益向上を目指し、現在4つのECチャネルで事業展開さ
れています。当社は2つのチャネルでご支援させて頂き、特に楽
天市場店は急成長をしています。

Bugaboo Japan株式会社におけるEC事業展開の経緯

《楽天市場への出店ケース》
                                                  https://item.rakuten.co.jp/bugaboo-official/bee6-set-sl/
オランダの老舗
ベビーカーブランド日本支社
                                        楽天市場店       目標と戦略                   EC事業のさらなる拡大
                  課題:                   急成長                        マーケティングの戦略立案・Webサイトの
                  EC事業運営                              解決課題          制作・受注対応・カスタマーサポート・
                  のノウハウ、                                                   SNS運用
                  人材不足
自社      Amazon               楽天市場及び                   サービス                    ECマーケティング
                  アウトソース
ECサイト   出店        パートナーの選定   Yahoo!出店                 支援内容            楽天・Amazonの運営代行サービス

2016年   2019年7月    2020年1月   2020年      2021年3月
                                                  ※       は、当社支援期間
                             8月導入
                                                                                            © 2020 itsumo. inc.   16
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