7686 カクヤスグループ 2020-02-14 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月14日
上場会社名 株式会社カクヤス 上場取引所 東
コード番号 7686 URL https://corp.kakuyasu.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 佐藤 順一
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 財務経理部長 (氏名) 前垣内 洋行 TEL 03-5959-3088
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 84,225 ― 1,300 ― 1,307 ― 803 ―
2019年3月期第3四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 802百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期 ―百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 110.88 107.61
2019年3月期第3四半期 ― ―
(注)1.当社は、2019年3月期第3四半期については四半期財務諸表を作成していないため、2019年3月期第3四半期の数値及び2020年3月期第3四半期の
対前年同四半期増減率について記載しておりません。
2.当社は、2019年9月30日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮
定して、「1株当たり四半期純利益」を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 33,803 5,577 16.5
2019年3月期 28,920 4,682 16.2
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 5,577百万円 2019年3月期 4,682百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 498.00 ― 498.00 996.00
2020年3月期 ― 24.90 ―
2020年3月期(予想) 24.90 49.80
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注)当社は、2019年9月30日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。2019年3月期については当該株式分割前の実際の配当
金の額を記載しております。
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 110,460 1.6 1,820 2.3 1,842 2.0 946 26.9 129.31
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 7,584,100 株 2019年3月期 7,240,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q ― 株 2019年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 7,250,873 株 2019年3月期3Q ―株
(注)1.当社は、2019年3月期第3四半期については四半期財務諸表を作成していないため、2019年3月期第3四半期の期中平均株式数を記載して
おりません。
2.当社は、2019年9月30日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われ
たと仮定して、期末発行済株式数及び期中平均株式数を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また実際の業績等様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績
予想のご利用にあたっての注意事項等につきましては、添付資料のP3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
- 1 -
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日)におけるわが国経済は、個人消費が持ち
直し、雇用・所得環境の着実な改善が続く中、緩やかに回復しています。一方で、米中貿易摩擦の影響や10月
に実施された消費税率の引き上げなどもあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが事業活動の中心としております酒類食品流通業界におきましては、小売業の業態を超えた販
売競争が激化するとともに、人手不足を背景とした人件費や物流費の上昇などにより、依然として厳しい経営
環境となっています。
このような状況のもと、当社グループは「お客様のご要望になんでも応えたい」という基本コンセプトのも
と、中期経営計画に掲げた「トップラインの成長」、「収益力の向上」に向けて、新規顧客の開拓及び既存販
売先との関係強化、店舗の新規出店・リニューアルやWEBサイトの充実等、各種施策を推進しました。
当社グループは、今後も中長期的な企業価値向上と持続的な成長の実現を目指して、さまざまなサービスの
提供に積極的に取り組んでまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、売上高84,225百万円、営業利
益1,300百万円、経常利益1,307百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益803百万円となりました。
売上区分別の売上状況につきましては、「業務用」の売上高は、59,995百万円となりました。顧客数は、新
規顧客の獲得件数の増加などにより前年同期の実績を上回って推移しております。客単価は、10月の台風19号
による関東全店休業の影響や競争環境の激化などにより前年同期を下回りました。
商品群では、ハイボール市場の需要が高まっているウイスキーについて、国産ウイスキーの原材料不足によ
る生産量が減少しているものの、輸入ウイスキーでカバーすることにより引き続き伸張しております。
「宅配」の売上高は、12,303百万円となりました。消費税率の引き上げ前の駆け込み需要の取り込みや配達
可能件数の増加により、顧客数は前年同期を上回りました。客単価は、昨年の猛暑と比較して今年の天候不順
により、ミネラルウォーターなどの飲料需要が伸び悩んだことや、消費税率の引き上げ後の節約志向の景況な
どにより、前年同期を下回りました。
「POS」の売上高は、11,647百万円となりました。4月から5月の大型連休や6月から7月にわたる長期
の天候不順、消費税率の引き上げ前の一時客数は増加したものの、消費税率の引き上げ後の反動や10月の台風
19号による関東全店休業などの影響により、顧客数は前年同期を下回りました。客単価は、ビール類等のケー
ス単位での購入が減少し、前年同期を若干下回りました。
なお、当社グループは、酒類販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりませ
ん。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,882百万円増加し、33,803百万
円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ4,600百万円増加し、21,103百万円となりました。主な要因は、受取手
形及び売掛金の増加1,486百万円、未収入金の増加1,609百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ282百万円増加し、12,699百万円となりました。主な要因は、建設仮勘
定の増加322百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,987百万円増加し、28,225百万
円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ4,690百万円増加し、24,815百万円となりました。主な要因は、買掛金
の増加3,780百万円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ703百万円減少し、3,410百万円となりました。主な要因は、長期借入金
の減少507百万円、リース債務の減少143百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ894百万円増加し、5,577百万円
となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加803百万円、東
京証券取引所第二部への上場に伴う普通株式の発行等による資本金及び資本剰余金のそれぞれの増加226百万
円、利益剰余金の配当による減少360百万円によるものであります。
- 2 -
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間の連結業績は概ね計画どおりに推移しており、2019年12月23日公表の「東京証券取
引所市場第二部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」に修正はありません。
なお、連結業績予想は現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実
際の業績等様々な要因により大きく異なる可能性があります。
- 3 -
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,840 2,285
受取手形及び売掛金 8,762 10,248
商品 4,215 5,268
未収入金 1,325 2,935
その他 409 422
貸倒引当金 △49 △56
流動資産合計 16,503 21,103
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,358 3,399
車両運搬具(純額) 7 3
工具、器具及び備品(純額) 188 209
土地 2,996 2,997
リース資産(純額) 16 10
建設仮勘定 - 322
有形固定資産合計 6,567 6,943
無形固定資産
のれん 15 13
ソフトウエア 500 686
リース資産 545 405
その他 0 3
無形固定資産合計 1,062 1,107
投資その他の資産
投資有価証券 876 867
繰延税金資産 622 511
敷金及び保証金 2,438 2,444
長期前払費用 721 711
その他 245 224
貸倒引当金 △116 △111
投資その他の資産合計 4,787 4,648
固定資産合計 12,417 12,699
資産合計 28,920 33,803
- 4 -
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 13,727 17,507
短期借入金 3,232 4,238
リース債務 201 193
未払法人税等 399 306
賞与引当金 368 195
資産除去債務 1 -
その他 2,193 2,372
流動負債合計 20,124 24,815
固定負債
長期借入金 2,662 2,155
リース債務 367 224
繰延税金負債 161 168
資産除去債務 693 695
その他 228 166
固定負債合計 4,113 3,410
負債合計 24,237 28,225
純資産の部
株主資本
資本金 100 326
資本剰余金 359 585
利益剰余金 3,903 4,347
株主資本合計 4,363 5,259
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 319 318
その他の包括利益累計額合計 319 318
純資産合計 4,682 5,577
負債純資産合計 28,920 33,803
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年12月31日)
売上高 84,225
売上原価 67,557
売上総利益 16,668
販売費及び一般管理費 15,367
営業利益 1,300
営業外収益
受取利息 7
受取配当金 7
受取手数料 8
その他 12
営業外収益合計 35
営業外費用
支払利息 21
その他 7
営業外費用合計 28
経常利益 1,307
特別利益
投資有価証券売却益 16
特別利益合計 16
特別損失
固定資産除却損 1
特別損失合計 1
税金等調整前四半期純利益 1,322
法人税、住民税及び事業税 399
法人税等調整額 118
法人税等合計 518
四半期純利益 803
親会社株主に帰属する四半期純利益 803
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年12月31日)
四半期純利益 803
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1
その他の包括利益合計 △1
四半期包括利益 802
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 802
非支配株主に係る四半期包括利益 -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年12月23日に東京証券取引所第二部に上場しております。当該株式上場にあたり、当社普通株式
285,000株の公募による増資を行っており、資本金及び資本剰余金がそれぞれ210百万円増加しております。また、新
株予約権の行使が行われ、資本金及び資本剰余金がそれぞれ15百万円増加しております。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が326百万円、資本剰余金585百万円となっておりま
す。
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