7686 カクヤスグループ 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期 第2四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2022年3月期
第2四半期 決算補足説明資料
2021年11月
株式会社カクヤスグループ
証券コード:7686 お客様のご要望に「なんでも」応えたい 1
カクヤスグループは創業100周年を迎えました
~これからも、よい、ひとときをお届けします~
100年もの永きにわたり事業を続けることができましたのは、お客様をはじめとするすべてのお取引先様、
株主様、関係者様の皆様のご支援の賜物と考えております。
今後とも、変わらぬ御支援と御愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
「カクヤスグループ創業100周年記念ウェブサイト」
(2021年11月1日オープン)
https://www.kakuyasu-group.co.jp/100th/
2
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.はじめに
(新型コロナウイルスの影響ー①)
3回目の緊急事態宣言(4月25日~)において、飲食店での酒類の提供が終日禁止。
第2四半期(2021年7月~9月)に至っては、期間中約8割の日数が緊急事態宣言下にあり、業務用への影響は深甚。
参考:新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の売上を100%とした指数での売上推移
1Q 2Q
2022.03期 2021.03期
第1回:20.4/7 ー20.5/25 第2回:21.1/8ー21.3/21
【緊急事態宣言の時期】
第3回:21.4/25ー21.6/20 第4回:21.7/12ー21.9/30 3
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.はじめに
(新型コロナウイルスの影響ー②)
コロナ前に7割あった業務用の売上構成は、依然としてコロナの影響を受けており、5割を更に割り込み推移。
一方家庭用の売上構成は、戦略の軸をビジネスモデルとして強みがある家庭用に振り切ったことで大幅な伸長を維持。
【コロナ前】 【前期】 【当期】
2019年3月期2Q(累計) 2021年3月期2Q(累計) 2022年3月期2Q(累計)
カクヤス社連結:参考 カクヤスグループ連結
カクヤスグループ連結
POS その他 その他 その他
14.0% 0.3% 家庭用 0.4% 家庭用 1.5%
家庭用
29.1% 50.2% 52.6%
POS POS
宅配 24.2% 23.4%
15.1%
54,167百万円※ 38,923百万円 36,906百万円
業務 宅配 業務 宅配 業務
70.6% 26.0% 49.3% 29.0% 46.1%
4
※2019年3月期第2四半期は金融商品取引法に基づく連結財務諸表は作成しておりません。
1.第2四半期 決算概要
2.第2四半期 事業報告
3.今後について
2022年3月期連結予想について
4.配当方針について
5
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
連結 損益計算書
(単位:百万円)
科目名 2021年3月期2Q 2022年3月期2Q 増減額 増減率
売上高 38,923 36,906 △2,017 △5.2%
売上総利益 8,013 7,906 △107 △1.3%
20.6% 21.4% 0.8pt
販売費および 9,528 10,675 1,147 12.0%
一般管理費
24.5% 28.9% 4.4pt
営業利益(損失) △1,514 △2,768 △1,254 ‐
ー ー
経常利益(損失) △1,064 △2,357 △1,293 ‐
ー ー
親会社株主に帰属する △843 △1,898 △1,055 ‐
当期純利益(損失)
ー ー
6
2.第2四半期 決算概要
売上区分別の連結売上高 前期比較 <前年比>
■業務
客数 : 96.9%
客単価: 91.4%
長引く緊急事態宣言の影響で注文量が大幅に
区分 2021年3月期 2022年3月期 増減額 増減率 減少しており、客数・単価ともに前年より減。
2Q 2Q (前年比)
【参考:2社売上(4月~9月)】
業務 19,205 16,998 △2,207 △11.5% (サンノー社:約680百万、ダンガミ社:約1,800百万)
(88.5%)
■宅配
5.4% 客数 :108.5%
宅配 10,135 10,686 551 (105.4%) 客単価: 97.2%
オリンピックでの家飲みやテレビCMでの新規
POS 9,427 8,647 △780 △8.3% 会員数の増加等の影響で客数は増加。
(POSレジでの取引売上) (91.7%) 1顧客あたりの買い上げ点数が減少し単価減。
卸等 156 572 416 267.6% ■POS
(367.6%) 客数 : 91.9%(参考)1Q:86%/2Q:99%
客単価: 99.9%
計 38,923 36,906 △2,017 △5.2% 第1回目の緊急事態宣言下、食材・備蓄品を
(94.8%) 目的とした来客が増加していた影響もあり、
前年より顧客数減。
■卸等
前年に完全子会社化した明和物産社の実績を取
り込んだことで、大きく伸長。 7
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
販売管理費 前期比較(主要な増減項目)
2021年3月期
2Q
2022年3月期
2Q
増減額 増減率
全体で1,147百万円の増加
人的コスト 5,960 6,570 610 10.2% (主要な項目 単位:百万円)
給与及び手当 4,540 5,004 463 10.2%
<増加した主なコスト>
法定福利費 699 773 73 10.5% ■給与及び手当
∟子会社買収による給与の増加 398
採用費 27 71 44 163.0%
■広告宣伝費
配送費 214 196 △17 △8.3% ∟テレビCMに係る広告宣伝費 280
マーケティングコスト 477 666 188 39.5%
「子会社3社の買収による増加」
広告宣伝費 34 336 302 881.9% ■支払手数料 41
■のれん償却 68
販売促進費 243 114 △128 △52.7%
その他コスト 3,090 3,438 348 11.3%
支払い手数料 720 779 59 8.2%
<減少した主なコスト>
■販売促進費
のれん償却費 12 79 67 555.0% ∟収益認識基準の対応(売上高控除) △157
保守修繕費 128 175 46 36.2%
■租税公課
租税公課 135 72 △62 △46.3 ∟減資による外形標準課税の減少 △59
販売費及び一般管理費 9,528 10,675 1,147 12.0%
8
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
営業利益以下 前期比較
■主な増減の内訳
2021年3月期 2022年3月期 増減額 増減率 (単位:百万円)
2Q 2Q
【営業外収益】
営業利益(損益) △1,514 △2,768 △1,254 ― ■コロナによる雇用調整助成金 32
(参考:前期366ー当期398)
営業外収益 474 460 △14 △3.0%
※前期、店舗の立ち退きによる収益があったことでの差異△90
営業外費用 24 49 25 101.4%
経常利益(損益) 【営業外費用】
△1,064 △2,357 △1,293 ―
■支払利息の増加 9
特別利益 ― 29 29 ― ■第3者割当増資による新株発行費 9
特別損失 61 91 30 50.5% 【特別利益】
■投資有価証券売却益 29
税引前利益(損益) △1,125 △2,420 △1,295 ―
法人税等合計 【特別利益】
△282 △521 △239 ―
■減損損失(カクヤス店舗) 90
当期純利益 △843 △1,898 △1,055 ―
【法人税等合計】
■法人税等調整額 △233
・税効果(繰越欠損金の回収可能分の計上)
・評価性引当金(繰越欠損金、減損)
9
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
連結 貸借対照表(主要な増減項目)
(単位:百万円) (主要な項目 単位:百万円)
資産の部 2021年
3月期
2022年
3月期
増減額 負債の部 2021年
3月期
2022年
3月期
増減額 資産 前連結会計年度末比:1,026百万円減少
期末 2Q 期末 2Q
■受取手形及び売掛金 △1,277
流動資産 13,785 12,658 △1,126 流動負債 18,535 16,924 △1,611 ・業務用売上の減少による売掛残高の減少
■商品 417
現金及び預金 2,525 2,034 △490 買掛金 10,079 9,561 △518 ・緊急事態宣言解除に向けた在庫準備
受取手形及び売掛金 4,745 3,468 △1,277 ■未収還付消費税等 △387
短期借入金 5,614 5,361 △252 ・前期末計上の未収消費税の還付受
商品 3,610 4,028 417
未収還付消費税等 623 236 △387
リース債務 164 87 △77
負債 前連結会計年度末比:1,192百万円減少
その他 2,278 1,529 △748 ■買掛金 △518
固定資産 13,208 13,308 100 (未払消費税) (630) (10) (△620)
業務用仕入れの減少に伴う買掛金の減少
固定負債 5,246 5,664 418 ■その他 △748
有形固定資産 6,732 6,938 205 ・前期末計上の未払消費税の支払い(△620)
長期借入金 4,166 4,598 432
建物及び構築物 3,516 3,679 163
負債合計 23,781 22,588 △1,192 前連結会計年度末比:166百万円増加
無形固定資産 2,357 2,168 △189 純資産 自己資本比率13.0%(前期末11.9%)
資本金 379 35 △343
のれん 1,485 1,405 △79 ・資本金の額の減少 △343
資本準備金 638 3,214 2,576 ∟第三者割当による増資(1/2) 1,109
リース資産 203 115 △87 利益剰余金 2,070 △22 △2,092 ∟資本金の額の減資 △1,459
・資本準備金の増加 2,576
投資その他の資産 4,119 4,202 83 純資産合計 3,212 3,379 166 ∟第三者割当による増資(1/2) 1,109
∟資本金の額の減少による振替 1,459
資産合計 26,994 25,967 △1,026 負債・純資産合計 26,994 25,967 △1,026 ・利益剰余金 △2,092
∟当期純損失 △1,898
※主要項目のみを抜粋記載しているので、縦計は合いません。 Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved. 10
2.第2四半期 決算概要
連結 キャッシュフロー計算書 (主要な項目 単位:百万円)
営業活動によるCF △2,115
[増加要因]
2,525 売上債権の減少額 1,238
2,034
[減少要因]
2,121 四半期純損失 △2,420
仕入債務の減少額 △516
棚卸資産の増加額 △417
投資活動によるCF △496
[減少要因]
固定資産の取得による支出 △487
(新規出店・改装等)
財務活動によるCF 2,121
[増加要因]
株式の発行による収入 2,209
△2,115
長期借入金による収入 960
[減少要因]
△496 長期借入金の返済 △499
現金・現金同等物 営業活動 投資活動 財務活動 現金・現金同等物 短期借入金の純減少額 △280
期首残高 キャッシュフロー キャッシュフロー キャッシュフロー 期末残高
11
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.第2四半期 決算概要
2.第2四半期 事業報告
3.今後について
2022年3月期連結予想について
4.配当方針について
12
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
業態別での変化
業態別では、緊急事態宣言の無かった前年に対し、特にチェーン系を中心とした得意先の売上が大きく下回る。
業態別では、コロナ前と比較し、特に居酒屋系でご注文を頂けなかったお客様が多く、約4割減となりました。
「個人飲食店系」と「チェーン店系」でのコロナ前との比較 業態別での”指定月に売上実績のあった得意先数”推移
(カクヤス社単体) (カクヤス社単体)
新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移
2割減
4割減
個人店系
チェーン系
13
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
新規会員数(注文数)の増加
家庭向け宅配は、コロナ禍での家庭内需要を取り込み大きく伸長した前年を、さらに超えて推移。
カクヤスネットショッピングの新規会員数の増加は、コロナ前と比較し上期は全体で約40%増と伸長。
自社ECサイトは、6月のテレビCM第一弾以降、オリンピックや猛暑の効果もあり好調に推移。
9月時点でのアクティブ会員数は、コロナ前の約70%増に至る。
家庭向け宅配の客数推移 ネットショッピングの新規会員数とアクティブ会員数推移
アクティブ数
約70%増
(2021年9月末時点)
新規会員数
約40%増
(2021年4月~
9月累計期間)
新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の数値を100%とした指数
14
家庭用商品ラインナップの強化
お客様の声にお応えして即日配送サービスの商品ラインナップをさらに拡充。
「サプリメント」「栄養ドリンク」「生活用品」「介護用品」の取扱い、及び即日配送サービスを開始。
今後も、お客様のさらなるニーズにお応えすべく酒類に限らない新たな商品の取り扱いをプラスしてまいります。
約 300SKUの新規カテゴリー商品をラインナップ!
▶6月より開始 ▶ 7月より開始 ▶ 9月より開始
・ペット用品 約150SKU ・炭酸メーカー ・栄養ドリンク 約30SKU ・サプリメント 約60SKU ・冷凍食品 約30SKU
※一部店舗
15
店舗改装による効果
コロナ禍での家庭内需要の増加を背景に、さらなる店頭での販売増加を見込んで店舗改装を実施。
改装をした店舗は、コロナ前(2019年3月期比)と比較し、上期で約150%増で推移。(従来店舗は約110%増)
上期にて14店舗を実施し、今期中に更に13店舗の改装を予定。
リニューアル店舗と従来店舗との比較 店舗改装の実績と今後の予定
新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移
200%
180%
済 済 予定 予定
従来店舗 リニューアル店舗
160%
8店舗 6店舗 5店舗(仮) 8店舗(仮)
140%
1Q 2Q 3Q 4Q
120% 駒込店 保土ヶ谷店 巣鴨店 西蒲田店
100% 宮前店 三鷹南口店 下北沢店 KY港北店
千駄木店 雪谷店 KY新百合ヶ丘店 KY川口東領家
80%
戸越銀座店 雑司ヶ谷店 目黒東山店 KY磯子店
60% 新中野店 祖師ヶ谷大蔵店 KY南砂店 KY湘南台駅前店
40% 都立大学店 白山店 KY東八野崎店
西池袋店 KY平塚店
20%
石神井台店 KY湘南ライフタウン店
0%
2021年04月度 2021年05月度 2021年06月度 2021年07月度 2021年08月度 2021年09月度 2021年10月度
16
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.第2四半期 決算概要
2.第2四半期 事業報告
3.今後について
2022年3月期連結予想について
4.配当方針について
17
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
▶10~11月の状況(緊急事態宣言前後の売上推移)
業務用は、緊急事態宣言解除を機に、前年を超える勢いで回復。
家庭用は、緊急事態宣言解除後もコロナ前の水準を大きく上回ったまま推移。
業務用 家庭用
(7日平均値) 今期 (7日平均値)
前期
2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移 2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移
前期
今期
緊急事態宣言解除後 緊急事態宣言解除後
カクヤス社単体の売上を7日間平均にて算出(速報値であり、正式な財務データではありません) 18
|業務用
業務用市場はコロナ前には届かず。(足元は80%程度)
飲食店の人手が足りない(店を開けられない)
深夜帯の需要が取れない
企業からの後押しがない(忘年会等)
業態転換した飲食店も多い
当社としては、新規を獲得してシェアを伸ばし、
売上を100%(コロナ前)に戻す。
19
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
|業務用
▶業務用市場で365日のサービス維持は、シェア拡大のチャンス。
(コロナ禍でも顧客サービスは崩さない)
コロナ禍での他の業務用酒販店の状況
✓業務用(飲食店向け販売)を専業としており、家庭用向けの販路がない。
✓サービスを縮小し(車両を減らし・人員を減らし)つつ、支援金でしのいできた。
✓資金調達難(コロナ禍で行った金融支援、劣後債などの返済義務はこれから起こる)
外食市場のコロナ前までの回復が見通せない中、他の業務用酒販店が従前のサービスに戻すのは困難
当社グループは飲食店様の要望にお応えできる体制をコロナ禍でも確保してきた。
シェア拡大のチャンス
20
|家庭用
▶家庭用市場では、手を緩めず追加施策。
① 家庭用拠点の新規出店 ▶家庭用の伸びが高いエリアへ
② CM等の追加投入 ▶交通広告の実施/動画マーケティング(カクベツ)
(首都圏JR 主要駅にて)
③ 更なる商品ラインナップの強化 ▶介護用品・生活用品の品ぞろえ・配達開始
④ 年末に向けた家庭向けパーティー需要の囲い込み ▶「家飲み」「ご馳走」「少人数」商材の強化
今期出店した家庭用拠点 交通広告での販促(CM・ポスター) 新規商品導入(生活・介護品) 「ご馳走」お取り寄せ商品導入
JR東日本/トレインチャンネル・駅構内ビジョン 10月より開始 約200SKU~ (他、焼肉、ふぐ等、拡大中)
エリア 名称 開店日(予定)
世田谷区 千歳台DS 4月OPEN
大田区 東雪谷DS 4月OPEN 1Q
世田谷区 三軒茶屋栄通り店 5月OPEN
横浜市鶴見区 生麦DS 7月OPEN
八王子市 八王子八日町店 7月OPEN
八王子市 八王子北野DS 7月OPEN 2Q
世田谷区 桜丘DS 7月OPEN
調布市 調布菊野台DS 8月OPEN
東村山市 KY久米川店 9月OPEN 21
21
▶新たな宅配ビジネスモデル(三層物流)の完成に向けて
環状8号線を境に内側を三層物流エリアとし、店舗から飲食店配送の移管はおよそ半分が完了。
家庭用の伸びが大きいエリアへの小型倉庫(DS)の出店と、構築に向けての業務用の小型倉庫(SS)の出店を加速。
家庭向け宅配枠の最大化と業務用復調時の配達網整備のため、よりフレキシブルな物流体制へ。
(カクヤス社 出荷倉庫拠点図)
(三層物流のイメージ図)
■DS 新規出店予定
(家庭用の伸びが大きいエリアへ)
■SS 新規出店予定
(三層物流構築に向けて)
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved. 22
緊急事態宣言の解除により経済活動が再開され、段階的に日常生活が平時の状況に戻りつつあるが、
飲食店への客足の回復は鈍く、業務用売上高は緩やかな回復となる見込み。
上期は新型コロナウイルス感染症の影響で減収・減益ながら、
今後、業務用が段階的に立ち直り、家庭用向け販売が好調な事で、下期での黒字化を達成の見込み。
(百万円)
経常利益
(百万円) 売上高 500
54,912 471
38,923 41,303 36,906 △1,064 △664 △2,357
45,000 (予想)
0
40,000
35,000 上期 下期 上期 下期
-500
30,000
25,000
-1000
20,000
15,000
-1500
10,000
5,000
業務 宅配 POS (予想) -2000
0
上期 下期 上期 下期
-2500
2021年3月期 2022年3月期 2021年3月期 2022年3月期
※当該連結業績予想は、再度緊急事態宣言や外出自粛要請、休業要請、飲食店への営業時間の短縮要請などは発生
しないことを前提としています。 23
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
(百万円)
科目名 2021年3月期 2022年3月期 増減率 2022年3月期
予想 上期(実績) 下期予想
売上高 80,226 91,819 14.4% 36,906 54,912
売上総利益 16,850 19,311 14.6% 7,906 11,404
21.0% 21.0% ‐ 21.4% 20.8%
販売費および 19,452 21,605 11.1% 10,675 10,929
一般管理費
24.2% 23.5% △0.7pt 28.9% 19.9%
営業利益(損失) △2,602 △2,294 ‐ △2,768 474
ー ー ー 0.9%
経常利益(損失) △1,728 △1,886 ‐ △2,357 471
ー ー ー 0.9%
親会社株主に帰属する △1,601 △1,566 ‐ △1,898 332
当期純利益(損失)
ー ー ー 0.6%
24
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
下半期、業務用はコロナ前の80%程度で推移をし、家庭用はコロナ前の130%程度の伸長を維持することを想定。
業務用の戻りが全体を押し上げ、下期での黒字化は十分達成可能であると考えております。
カクヤス社
業務用 家庭用 カクヤス社以外の子会社
売上
(百万円)
採算ライン
実績 予想
25
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.第2四半期 決算概要
2.第2四半期 事業報告
3.今後について
2022年3月期連結予想について
4.配当方針について
26
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
4.配当方針について
【2022年3月期配当】
中間配当⾦ ︓ 1株当たり10円00銭
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う飲食店の営業自粛による影響を受け、
当社は第2四半期連結累計期間では四半期純損失を計上しましたが、10月からの緊急事態宣
言解除により飲食店も営業を再開し、第3四半期以降は売上改善に伴い経営成績が好転すると
見込んでおります。
これにより当社の配当方針を踏まえ、
2022年3月期の中間配当については、1株当たり10円00銭と致します。
今後も、継続的かつ安定的な配当につとめてまいります。
27
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
注意事項
本資料は当社についての情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入や売却等の勧誘を目的
としたものではありません。
投資に関する決定はご自身の判断において行っていただくようお願いいたします。
資料の内容については、現在入手可能な情報から説明しておりますが、事業環境が大きく変化するこ
とも考えられます。
従いまして、これらの内容はリスクや不確実性を含んでおり、将来における実際の業績は、様々な影響
によって大きく異なる結果となりうることを、あらかじめご承知おきください。
お問い合わせ先
株式会社 カクヤスグループIR室
ir@kakuyasu-group.co.jp
https://www.kakuyasu-group.co.jp/
28
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
APPENDIX
29
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
子会社参考情報
(九州福岡市における2社の合併)
連結子会社間の吸収合併ならびに存続会社の商号変更に関するお知らせ
2022 年3月1日を効力発生日として、当社の完全子会社である株式会社ダンガミとサンノー株式会社を合併し、
存続会社であるダンガミ社の商号をダンガミ・サンノー株式会社に変更することを決議しました
(2021年10月15日適時開示)
【合併の目的】 【体制強化】 × 【経営効率化】
30
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
拠点数 2021.03期
3月末 6月末 9月末
2022.03期
12月末 3月末
(カクヤスグループ 拠点一覧) (1)業務用拠点
(株)カクヤス
業務用センター 10 9 9
業務用店舗(kakuyasu class) 6 6 6
業務用小型倉庫 14 15 17
合計 30 30 32 0 0
(株)ダンガミ
業務用センター 2 2 2
業務用店舗(酒のガリバー 等) 10 9 9
業務用小型倉庫 ‐ 1 1
合計 12 12 12 0 0
サンノー(株)
業務用店舗(リカーズABC) 1 1 1
(2)家庭用拠点
(株)カクヤス
WEBセンター・社内物流センター(平和島) 2 2 2
店舗1.(なんでも酒やカクヤス) 138 138 138
店舗2.(KYリカー) 27 27 28
店舗3.(CORK) 1 1 1
小型倉庫 10 12 16
合計 178 180 185 0 0
(3)その他の拠点
明和物産(株)
小型倉庫 8 8 8
31
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.