7686 カクヤスグループ 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期 第2四半期 決算補足説明資料 [pdf]

                  2022年3月期
           第2四半期 決算補足説明資料
2021年11月

     株式会社カクヤスグループ
     証券コード:7686       お客様のご要望に「なんでも」応えたい   1
カクヤスグループは創業100周年を迎えました

          ~これからも、よい、ひとときをお届けします~




  100年もの永きにわたり事業を続けることができましたのは、お客様をはじめとするすべてのお取引先様、
  株主様、関係者様の皆様のご支援の賜物と考えております。
  今後とも、変わらぬ御支援と御愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

             「カクヤスグループ創業100周年記念ウェブサイト」
                  (2021年11月1日オープン)
              https://www.kakuyasu-group.co.jp/100th/
                                                                           2
                Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.はじめに
(新型コロナウイルスの影響ー①)
      3回目の緊急事態宣言(4月25日~)において、飲食店での酒類の提供が終日禁止。
      第2四半期(2021年7月~9月)に至っては、期間中約8割の日数が緊急事態宣言下にあり、業務用への影響は深甚。

                       参考:新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の売上を100%とした指数での売上推移




                        1Q                     2Q




                                                                          2022.03期               2021.03期




              第1回:20.4/7 ー20.5/25                                                                           第2回:21.1/8ー21.3/21
【緊急事態宣言の時期】
                    第3回:21.4/25ー21.6/20     第4回:21.7/12ー21.9/30                                                                  3
                                          Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
 1.はじめに
 (新型コロナウイルスの影響ー②)
         コロナ前に7割あった業務用の売上構成は、依然としてコロナの影響を受けており、5割を更に割り込み推移。

         一方家庭用の売上構成は、戦略の軸をビジネスモデルとして強みがある家庭用に振り切ったことで大幅な伸長を維持。


                 【コロナ前】                          【前期】                       【当期】
        2019年3月期2Q(累計)                2021年3月期2Q(累計)                  2022年3月期2Q(累計)
                カクヤス社連結:参考                                                カクヤスグループ連結
                                         カクヤスグループ連結

             POS     その他                           その他                             その他
            14.0%    0.3%     家庭用                  0.4%       家庭用                  1.5%
家庭用
29.1%                         50.2%                           52.6%
                                       POS                              POS
         宅配                           24.2%                            23.4%
        15.1%
                54,167百万円※                     38,923百万円                       36,906百万円
                     業務                 宅配             業務                宅配            業務
                    70.6%              26.0%          49.3%             29.0%         46.1%




                                                                                              4
   ※2019年3月期第2四半期は金融商品取引法に基づく連結財務諸表は作成しておりません。
1.第2四半期 決算概要

2.第2四半期 事業報告

3.今後について
   2022年3月期連結予想について



4.配当方針について

                                                                5
     Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要

連結 損益計算書
                                                       (単位:百万円)

        科目名    2021年3月期2Q     2022年3月期2Q     増減額         増減率
  売上高                38,923         36,906    △2,017      △5.2%


  売上総利益               8,013          7,906     △107       △1.3%
                      20.6%          21.4%                  0.8pt
  販売費および              9,528         10,675     1,147       12.0%
  一般管理費
                      24.5%          28.9%                  4.4pt
  営業利益(損失)          △1,514         △2,768     △1,254            ‐
                         ー              ー
  経常利益(損失)          △1,064         △2,357     △1,293            ‐
                         ー              ー
  親会社株主に帰属する          △843         △1,898     △1,055            ‐
  当期純利益(損失)
                         ー              ー
                                                                    6
2.第2四半期 決算概要

売上区分別の連結売上高 前期比較                                                                                       <前年比>
                                                                                                      ■業務
                                                                                                      客数 : 96.9%
                                                                                                      客単価: 91.4%
                                                                                                      長引く緊急事態宣言の影響で注文量が大幅に
      区分        2021年3月期     2022年3月期                   増減額                         増減率               減少しており、客数・単価ともに前年より減。
                    2Q           2Q                                               (前年比)
                                                                                                      【参考:2社売上(4月~9月)】

業務                  19,205         16,998                    △2,207                    △11.5%         (サンノー社:約680百万、ダンガミ社:約1,800百万)
                                                                                           (88.5%)
                                                                                                      ■宅配
                                                                                             5.4%     客数 :108.5%
宅配                  10,135         10,686                           551                    (105.4%)   客単価: 97.2%
                                                                                                      オリンピックでの家飲みやテレビCMでの新規
POS                  9,427           8,647                      △780                       △8.3%      会員数の増加等の影響で客数は増加。
(POSレジでの取引売上)                                                                              (91.7%)    1顧客あたりの買い上げ点数が減少し単価減。


卸等                    156               572                         416                    267.6%     ■POS
                                                                                           (367.6%)   客数 : 91.9%(参考)1Q:86%/2Q:99%
                                                                                                      客単価: 99.9%
計                   38,923         36,906                    △2,017                        △5.2%      第1回目の緊急事態宣言下、食材・備蓄品を
                                                                                           (94.8%)    目的とした来客が増加していた影響もあり、
                                                                                                      前年より顧客数減。

                                                                                                      ■卸等
                                                                                                      前年に完全子会社化した明和物産社の実績を取
                                                                                                      り込んだことで、大きく伸長。    7
                                Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
販売管理費 前期比較(主要な増減項目)
             2021年3月期
                 2Q
                         2022年3月期
                             2Q
                                             増減額               増減率
                                                                                 全体で1,147百万円の増加
人的コスト            5,960         6,570               610            10.2%                   (主要な項目 単位:百万円)
  給与及び手当         4,540         5,004               463            10.2%
                                                                                 <増加した主なコスト>
  法定福利費            699           773                 73           10.5%            ■給与及び手当
                                                                                    ∟子会社買収による給与の増加       398
  採用費              27              71                44          163.0%
                                                                                   ■広告宣伝費
  配送費              214           196              △17            △8.3%              ∟テレビCMに係る広告宣伝費       280
マーケティングコスト         477           666               188            39.5%
                                                                                   「子会社3社の買収による増加」
  広告宣伝費            34            336               302           881.9%            ■支払手数料                 41
                                                                                   ■のれん償却                 68
  販売促進費            243           114            △128            △52.7%

その他コスト           3,090         3,438               348            11.3%

  支払い手数料           720           779                59              8.2%
                                                                                 <減少した主なコスト>
                                                                                   ■販売促進費
  のれん償却費           12              79               67           555.0%             ∟収益認識基準の対応(売上高控除)   △157

  保守修繕費            128           175                 46           36.2%
                                                                                   ■租税公課
  租税公課             135             72             △62             △46.3             ∟減資による外形標準課税の減少     △59
販売費及び一般管理費       9,528       10,675             1,147             12.0%
                                                                                                               8
                            Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
営業利益以下 前期比較
                                                                                          ■主な増減の内訳
            2021年3月期    2022年3月期                増減額                    増減率                               (単位:百万円)
                2Q          2Q
                                                                                           【営業外収益】
営業利益(損益)       △1,514     △2,768                    △1,254                            ―   ■コロナによる雇用調整助成金               32
                                                                                          (参考:前期366ー当期398)
 営業外収益            474           460                     △14                △3.0%
                                                                                          ※前期、店舗の立ち退きによる収益があったことでの差異△90
 営業外費用             24              49                      25             101.4%
経常利益(損益)                                                                                   【営業外費用】
               △1,064     △2,357                    △1,293                            ―
                                                                                          ■支払利息の増加                     9
 特別利益              ―               29                      29                         ―   ■第3者割当増資による新株発行費             9
 特別損失              61              91                      30               50.5%          【特別利益】
                                                                                          ■投資有価証券売却益                   29
税引前利益(損益)      △1,125     △2,420                    △1,295                            ―
 法人税等合計                                                                                    【特別利益】
                 △282        △521                     △239                            ―
                                                                                          ■減損損失(カクヤス店舗)                90
当期純利益            △843     △1,898                    △1,055                            ―
                                                                                           【法人税等合計】
                                                                                          ■法人税等調整額            △233
                                                                                           ・税効果(繰越欠損金の回収可能分の計上)
                                                                                           ・評価性引当金(繰越欠損金、減損)
                                                                                                                   9
                           Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
2.第2四半期 決算概要
連結       貸借対照表(主要な増減項目)
                                                                                   (単位:百万円)                       (主要な項目 単位:百万円)
資産の部          2021年
              3月期
                       2022年
                       3月期
                                増減額      負債の部                         2021年
                                                                      3月期
                                                                                   2022年
                                                                                   3月期
                                                                                                増減額         資産   前連結会計年度末比:1,026百万円減少
               期末       2Q                                             期末           2Q
                                                                                                            ■受取手形及び売掛金                 △1,277
流動資産          13,785   12,658   △1,126      流動負債                      18,535      16,924        △1,611      ・業務用売上の減少による売掛残高の減少
                                                                                                            ■商品                           417
  現金及び預金       2,525    2,034    △490           買掛金                   10,079        9,561           △518    ・緊急事態宣言解除に向けた在庫準備
  受取手形及び売掛金    4,745    3,468   △1,277                                                                      ■未収還付消費税等                   △387
                                                短期借入金                   5,614       5,361           △252    ・前期末計上の未収消費税の還付受
  商品           3,610    4,028     417
  未収還付消費税等      623      236     △387
                                                リース債務                     164           87           △77
                                                                                                            負債   前連結会計年度末比:1,192百万円減少
                                                その他                     2,278       1,529      △748         ■買掛金                   △518
固定資産          13,208   13,308      100          (未払消費税)                 (630)        (10)     (△620)
                                                                                                            業務用仕入れの減少に伴う買掛金の減少
                                            固定負債                        5,246       5,664            418    ■その他                   △748
  有形固定資産       6,732    6,938      205                                                                      ・前期末計上の未払消費税の支払い(△620)
                                                長期借入金                   4,166       4,598            432
   建物及び構築物     3,516    3,679      163
                                         負債合計                         23,781      22,588        △1,192            前連結会計年度末比:166百万円増加
  無形固定資産       2,357    2,168    △189                                                                       純資産   自己資本比率13.0%(前期末11.9%)
                                            資本金                           379           35          △343
   のれん         1,485    1,405     △79                                                                       ・資本金の額の減少                   △343
                                            資本準備金                         638       3,214           2,576    ∟第三者割当による増資(1/2)  1,109
   リース資産        203      115      △87       利益剰余金                       2,070         △22      △2,092        ∟資本金の額の減資        △1,459
                                                                                                            ・資本準備金の増加                   2,576
  投資その他の資産     4,119    4,202       83   純資産合計                          3,212       3,379            166     ∟第三者割当による増資(1/2)  1,109
                                                                                                             ∟資本金の額の減少による振替 1,459
資産合計          26,994   25,967   △1,026   負債・純資産合計                     26,994      25,967        △1,026      ・利益剰余金                     △2,092
                                                                                                             ∟当期純損失           △1,898
※主要項目のみを抜粋記載しているので、縦計は合いません。             Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.                                               10
2.第2四半期 決算概要
連結   キャッシュフロー計算書                                                                         (主要な項目 単位:百万円)

                                                                                       営業活動によるCF       △2,115
                                                                                       [増加要因]
     2,525                                                                              売上債権の減少額          1,238
                                                                        2,034
                                                                                       [減少要因]
                                               2,121                                    四半期純損失           △2,420
                                                                                        仕入債務の減少額          △516
                                                                                        棚卸資産の増加額          △417

                                                                                       投資活動によるCF        △496
                                                                                        [減少要因]
                                                                                        固定資産の取得による支出      △487
                                                                                        (新規出店・改装等)

                                                                                       財務活動によるCF        2,121
                                                                                        [増加要因]
                                                                                        株式の発行による収入         2,209
             △2,115
                                                                                        長期借入金による収入           960

                                                                                        [減少要因]
                        △496                                                            長期借入金の返済          △499
 現金・現金同等物     営業活動       投資活動               財務活動                 現金・現金同等物               短期借入金の純減少額        △280
    期首残高     キャッシュフロー   キャッシュフロー           キャッシュフロー                 期末残高
                                                                                                             11
                            Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.第2四半期 決算概要

2.第2四半期 事業報告

3.今後について
   2022年3月期連結予想について



4.配当方針について

                                                                12
     Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
           業態別での変化

    業態別では、緊急事態宣言の無かった前年に対し、特にチェーン系を中心とした得意先の売上が大きく下回る。

    業態別では、コロナ前と比較し、特に居酒屋系でご注文を頂けなかったお客様が多く、約4割減となりました。



「個人飲食店系」と「チェーン店系」でのコロナ前との比較                                         業態別での”指定月に売上実績のあった得意先数”推移
(カクヤス社単体)                                                          (カクヤス社単体)
 新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移



                                                                                             2割減


                                                                                       4割減
                   個人店系




                   チェーン系


                                                                                                   13
                            Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
             新規会員数(注文数)の増加

     家庭向け宅配は、コロナ禍での家庭内需要を取り込み大きく伸長した前年を、さらに超えて推移。
     カクヤスネットショッピングの新規会員数の増加は、コロナ前と比較し上期は全体で約40%増と伸長。
     自社ECサイトは、6月のテレビCM第一弾以降、オリンピックや猛暑の効果もあり好調に推移。
     9月時点でのアクティブ会員数は、コロナ前の約70%増に至る。


             家庭向け宅配の客数推移             ネットショッピングの新規会員数とアクティブ会員数推移
                                                                  アクティブ数
                                                                  約70%増
                                                             (2021年9月末時点)


                                                                  新規会員数
                                                                  約40%増
                                                                  (2021年4月~
                                                                  9月累計期間)

新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の数値を100%とした指数




                                                                  14
             家庭用商品ラインナップの強化
       お客様の声にお応えして即日配送サービスの商品ラインナップをさらに拡充。
       「サプリメント」「栄養ドリンク」「生活用品」「介護用品」の取扱い、及び即日配送サービスを開始。
       今後も、お客様のさらなるニーズにお応えすべく酒類に限らない新たな商品の取り扱いをプラスしてまいります。


                    約   300SKUの新規カテゴリー商品をラインナップ!
 ▶6月より開始          ▶ 7月より開始                     ▶ 9月より開始
・ペット用品 約150SKU   ・炭酸メーカー      ・栄養ドリンク 約30SKU   ・サプリメント 約60SKU   ・冷凍食品 約30SKU
                                                                               ※一部店舗




                                                                                15
                             店舗改装による効果

                コロナ禍での家庭内需要の増加を背景に、さらなる店頭での販売増加を見込んで店舗改装を実施。
                改装をした店舗は、コロナ前(2019年3月期比)と比較し、上期で約150%増で推移。(従来店舗は約110%増)
                上期にて14店舗を実施し、今期中に更に13店舗の改装を予定。




                    リニューアル店舗と従来店舗との比較                                                                          店舗改装の実績と今後の予定
        新型コロナウイルス影響前の2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移
200%

180%
                                                                                                 済                      済           予定          予定
                                                      従来店舗     リニューアル店舗
160%
                                                                                       8店舗                      6店舗             5店舗(仮)      8店舗(仮)
140%
                                                                                               1Q                        2Q         3Q          4Q
120%                                                                                          駒込店                      保土ヶ谷店       巣鴨店         西蒲田店
100%                                                                                          宮前店                      三鷹南口店       下北沢店       KY港北店
                                                                                              千駄木店                      雪谷店      KY新百合ヶ丘店    KY川口東領家
80%
                                                                                             戸越銀座店                     雑司ヶ谷店      目黒東山店       KY磯子店
60%                                                                                           新中野店                    祖師ヶ谷大蔵店     KY南砂店      KY湘南台駅前店
40%                                                                                          都立大学店                      白山店                  KY東八野崎店
                                                                                              西池袋店                                            KY平塚店
20%
                                                                                             石神井台店                                          KY湘南ライフタウン店
 0%
       2021年04月度 2021年05月度 2021年06月度 2021年07月度 2021年08月度 2021年09月度 2021年10月度
                                                                                                                                                     16
                                                           Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.第2四半期 決算概要

2.第2四半期 事業報告

3.今後について
   2022年3月期連結予想について



4.配当方針について

                                                                17
     Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
▶10~11月の状況(緊急事態宣言前後の売上推移)
       業務用は、緊急事態宣言解除を機に、前年を超える勢いで回復。

       家庭用は、緊急事態宣言解除後もコロナ前の水準を大きく上回ったまま推移。


               業務用                                                家庭用
             (7日平均値)                             今期             (7日平均値)



                                                 前期
2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移                      2019年3月期の数値を100%とした指数での売上推移



  前期


  今期
                   緊急事態宣言解除後                                         緊急事態宣言解除後




       カクヤス社単体の売上を7日間平均にて算出(速報値であり、正式な財務データではありません)                              18
      |業務用

業務用市場はコロナ前には届かず。(足元は80%程度)

      飲食店の人手が足りない(店を開けられない)

      深夜帯の需要が取れない

      企業からの後押しがない(忘年会等)
      業態転換した飲食店も多い




      当社としては、新規を獲得してシェアを伸ばし、
      売上を100%(コロナ前)に戻す。
                                                                      19
           Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
           |業務用

▶業務用市場で365日のサービス維持は、シェア拡大のチャンス。
      (コロナ禍でも顧客サービスは崩さない)

       コロナ禍での他の業務用酒販店の状況

       ✓業務用(飲食店向け販売)を専業としており、家庭用向けの販路がない。

       ✓サービスを縮小し(車両を減らし・人員を減らし)つつ、支援金でしのいできた。
       ✓資金調達難(コロナ禍で行った金融支援、劣後債などの返済義務はこれから起こる)


    外食市場のコロナ前までの回復が見通せない中、他の業務用酒販店が従前のサービスに戻すのは困難


     当社グループは飲食店様の要望にお応えできる体制をコロナ禍でも確保してきた。


                     シェア拡大のチャンス
                                                    20
                                   |家庭用
 ▶家庭用市場では、手を緩めず追加施策。
                         ① 家庭用拠点の新規出店                             ▶家庭用の伸びが高いエリアへ

                         ② CM等の追加投入                               ▶交通広告の実施/動画マーケティング(カクベツ)
                                                                   (首都圏JR 主要駅にて)
                         ③ 更なる商品ラインナップの強化                         ▶介護用品・生活用品の品ぞろえ・配達開始
                         ④ 年末に向けた家庭向けパーティー需要の囲い込み                 ▶「家飲み」「ご馳走」「少人数」商材の強化

今期出店した家庭用拠点                            交通広告での販促(CM・ポスター) 新規商品導入(生活・介護品)           「ご馳走」お取り寄せ商品導入
                                       JR東日本/トレインチャンネル・駅構内ビジョン 10月より開始 約200SKU~    (他、焼肉、ふぐ等、拡大中)
      エリア          名称   開店日(予定)
世田谷区        千歳台DS        4月OPEN
大田区         東雪谷DS        4月OPEN   1Q
世田谷区        三軒茶屋栄通り店     5月OPEN
横浜市鶴見区      生麦DS         7月OPEN
八王子市        八王子八日町店      7月OPEN
八王子市        八王子北野DS      7月OPEN   2Q
世田谷区        桜丘DS         7月OPEN
調布市         調布菊野台DS      8月OPEN
東村山市        KY久米川店       9月OPEN                                                               21
                                                                                                    21
▶新たな宅配ビジネスモデル(三層物流)の完成に向けて
       環状8号線を境に内側を三層物流エリアとし、店舗から飲食店配送の移管はおよそ半分が完了。
       家庭用の伸びが大きいエリアへの小型倉庫(DS)の出店と、構築に向けての業務用の小型倉庫(SS)の出店を加速。
       家庭向け宅配枠の最大化と業務用復調時の配達網整備のため、よりフレキシブルな物流体制へ。

(カクヤス社 出荷倉庫拠点図)
                                                           (三層物流のイメージ図)
                                                                                  ■DS 新規出店予定
                                                                                  (家庭用の伸びが大きいエリアへ)




                                                                                  ■SS 新規出店予定
                                                                                  (三層物流構築に向けて)




                       Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.                      22
緊急事態宣言の解除により経済活動が再開され、段階的に日常生活が平時の状況に戻りつつあるが、
飲食店への客足の回復は鈍く、業務用売上高は緩やかな回復となる見込み。
上期は新型コロナウイルス感染症の影響で減収・減益ながら、
今後、業務用が段階的に立ち直り、家庭用向け販売が好調な事で、下期での黒字化を達成の見込み。

                                                                              (百万円)
                                                                                                         経常利益
(百万円)                      売上高                                                     500
                                                          54,912                                                         471
         38,923   41,303                   36,906                                        △1,064       △664      △2,357
45,000                                                                                                                   (予想)
                                                                                     0
40,000
35,000                                                                                       上期        下期         上期     下期
                                                                                  -500
30,000
25,000
                                                                                 -1000
20,000
15,000
                                                                                 -1500
10,000
 5,000
                           業務   宅配   POS                    (予想)                 -2000
     0
          上期       下期                        上期              下期
                                                                                 -2500
            2021年3月期                            2022年3月期                                      2021年3月期            2022年3月期

   ※当該連結業績予想は、再度緊急事態宣言や外出自粛要請、休業要請、飲食店への営業時間の短縮要請などは発生
    しないことを前提としています。                                                                                                             23
                                           Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
                                                                                                       (百万円)
      科目名    2021年3月期            2022年3月期                       増減率                         2022年3月期
                                    予想                                                 上期(実績)       下期予想
売上高               80,226                       91,819                 14.4%               36,906        54,912


売上総利益             16,850                       19,311                 14.6%                7,906        11,404
                   21.0%                         21.0%                        ‐             21.4%        20.8%
販売費および            19,452                       21,605                 11.1%               10,675        10,929
一般管理費
                   24.2%                         23.5%                △0.7pt                28.9%        19.9%
営業利益(損失)         △2,602                      △2,294                           ‐           △2,768           474
                        ー                              ー                                        ー         0.9%
経常利益(損失)         △1,728                      △1,886                           ‐           △2,357           471
                        ー                              ー                                        ー         0.9%
親会社株主に帰属する       △1,601                      △1,566                           ‐           △1,898           332
当期純利益(損失)
                        ー                              ー                                        ー         0.6%
                                                                                                           24
                            Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
    下半期、業務用はコロナ前の80%程度で推移をし、家庭用はコロナ前の130%程度の伸長を維持することを想定。
    業務用の戻りが全体を押し上げ、下期での黒字化は十分達成可能であると考えております。


          カクヤス社
        業務用       家庭用    カクヤス社以外の子会社
  売上
(百万円)
                                                                                          採算ライン




                    実績                                                  予想


                                                                                                  25
                               Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
1.第2四半期 決算概要

2.第2四半期 事業報告

3.今後について
   2022年3月期連結予想について



4.配当方針について

                                                                26
     Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
4.配当方針について


  【2022年3月期配当】
  中間配当⾦ ︓ 1株当たり10円00銭

    新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う飲食店の営業自粛による影響を受け、
   当社は第2四半期連結累計期間では四半期純損失を計上しましたが、10月からの緊急事態宣
   言解除により飲食店も営業を再開し、第3四半期以降は売上改善に伴い経営成績が好転すると
   見込んでおります。

   これにより当社の配当方針を踏まえ、
   2022年3月期の中間配当については、1株当たり10円00銭と致します。
   今後も、継続的かつ安定的な配当につとめてまいります。



                                                                           27
                Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
注意事項

  本資料は当社についての情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入や売却等の勧誘を目的
  としたものではありません。
  投資に関する決定はご自身の判断において行っていただくようお願いいたします。

  資料の内容については、現在入手可能な情報から説明しておりますが、事業環境が大きく変化するこ
  とも考えられます。

  従いまして、これらの内容はリスクや不確実性を含んでおり、将来における実際の業績は、様々な影響
  によって大きく異なる結果となりうることを、あらかじめご承知おきください。



                                                               お問い合わせ先
                                                               株式会社 カクヤスグループIR室
                                                               ir@kakuyasu-group.co.jp

                                                               https://www.kakuyasu-group.co.jp/
                                                                                                   28
                  Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
        APPENDIX




                                                           29
Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
子会社参考情報
(九州福岡市における2社の合併)
   連結子会社間の吸収合併ならびに存続会社の商号変更に関するお知らせ

   2022 年3月1日を効力発生日として、当社の完全子会社である株式会社ダンガミとサンノー株式会社を合併し、
   存続会社であるダンガミ社の商号をダンガミ・サンノー株式会社に変更することを決議しました
                                        (2021年10月15日適時開示)




      【合併の目的】   【体制強化】 × 【経営効率化】
                                                                             30
                  Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.
拠点数                                                                 2021.03期
                                                                      3月末      6月末   9月末
                                                                                           2022.03期
                                                                                                   12月末       3月末

(カクヤスグループ 拠点一覧)     (1)業務用拠点
                       (株)カクヤス
                         業務用センター                                         10     9     9
                         業務用店舗(kakuyasu class)                            6     6     6
                         業務用小型倉庫                                         14    15    17
                                                             合計          30    30    32                   0         0
                       (株)ダンガミ
                         業務用センター                                          2     2     2
                         業務用店舗(酒のガリバー 等)                                 10     9     9
                         業務用小型倉庫                                          ‐     1     1
                                                             合計          12    12    12                   0         0
                       サンノー(株)
                          業務用店舗(リカーズABC)                                 1      1     1



                    (2)家庭用拠点
                       (株)カクヤス
                         WEBセンター・社内物流センター(平和島)                            2     2     2
                         店舗1.(なんでも酒やカクヤス)                                138   138   138
                         店舗2.(KYリカー)                                     27    27    28
                         店舗3.(CORK)                                       1     1     1
                         小型倉庫                                            10    12    16
                                              合計                         178   180   185                  0         0



                    (3)その他の拠点
                       明和物産(株)
                         小型倉庫                                            8      8     8



                                                                                                              31
              Copyright © KAKUYASU-GROUP CO.,Ltd. All Rights Reserved.