7686 カクヤスグループ 2020-11-12 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上場会社名 株式会社カクヤスグループ 上場取引所 東
コード番号 7686 URL https://www.kakuyasu-group.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 佐藤 順一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 前垣内 洋行 TEL 03-5959-3088
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 2020年12月4日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 38,923 △29.5 △1,514 ― △1,064 ― △843 ―
2020年3月期第2四半期 55,198 ― 799 ― 805 ― 510 ―
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △836百万円 (―%) 2020年3月期第2四半期 503百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 △109.17 ―
2020年3月期第2四半期 70.53 ―
(注)1.2020年3月期第2四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であったため、
期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
2.2021年3月期第2四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため
記載をしておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 27,070 4,164 15.4
2020年3月期 28,472 5,162 18.1
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 4,164百万円 2020年3月期 5,162百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 24.90 ― 24.90 49.80
2021年3月期 ― 24.90
2021年3月期(予想) ― 24.90 49.80
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
配当の状況につきましては、本日公表の「2021年3月期業績予想及び配当予想の公表に関するお知らせ」及び「剰余金の配当(中間配当)に関する
お知らせ」をご参照ください。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 88,495 △18.5 △1,516 ― △1,060 ― △830 ― △107.11
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
連結業績予測につきましては、本日公表の「2021年3月期業績予想及び配当予想の公表に関するお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名)サンノー株式会社、除外 1社 (社名)株式会社KYマネジメント
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連結累計期間における
重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 7,748,800 株 2020年3月期 7,693,400 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q ― 株 2020年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 7,723,075 株 2020年3月期2Q 7,240,000 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また実際の業績等様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる
条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等につきましては、添付資料のP3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス
感染症拡大に伴う経済活動の抑制により不要不急の外出や営業活動の自粛等で国内景気は急速に悪化し、極めて厳
しい状況となりました。5月の緊急事態宣言解除を機に個人消費は回復の兆しがあるものの、依然として感染拡大
の懸念があり経済活動の回復は先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが事業活動の中心としております酒類食品流通業界におきましても、料飲店・ホテル等で営業時間
の正常化など回復に向けた動きが見られるものの、入国制限によるインバウンド需要の急減や、グループでの外食
控え、料飲店での席数制限など感染拡大防止策継続の影響は続いており、依然として厳しい経営環境となっており
ます。
このような市場環境の中、当社グループは「なんでも酒やカクヤス」のブランドのもと、「お客様のご要望にな
んでもお応えしたい」という意気込みや覚悟を経営理念として掲げ、お客様と従業員の徹底した感染拡大防止策を
取りながら、当社グループの持続的成長のための経営戦略立案や、グループ共通業務の集約化による経営インフラ
の強化・効率化に取り組んでおります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、売上高38,923百万円(前年同期比
29.5%減)、営業損失1,514百万円(前年同期は営業利益799百万円)、経常損失1,064百万円(前年同期は経常利益
805百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失843百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益510百
万円)となりました。
売上区分別の売上状況につきましては、売上構成比が「業務用」49.4%、「宅配」26.0%、「POS」24.2%、
「卸その他」0.4%となりました。
「業務用」の売上高は、19,205百万円(前年同期比51.0%減)となりました。新型コロナウイルス感染症の拡大
防止策による外出や各イベントの自粛、また7月以降では、感染再拡大の影響により、東京都23区内の酒類の提供
を伴う飲食店へ営業時間短縮の再要請等の影響もあり、依然として飲食業界に与える影響は大きく、顧客数・客単
価ともに前年同期を下回りました。
「宅配」の売上高は、10,135百万円(前年同期比23.4%増)となりました。新型コロナウイルス感染症の拡大防
止策による「家飲み・巣ごもり」需要を引き続き維持しつつ、お盆時期においても帰省しない人が多くなったこと
で首都圏エリアにおける家庭内消費の増加がみられ、積極的に配達体制の確保に努めたことで顧客数は前年同期を
上回りました。一方、客単価は、夏時期における地域でのお祭りや、公共でのイベント自粛などの影響があり、前
年同期を下回りました。
「POS」の売上高は、9,427百万円(前年同期比23.6%増)となりました。新型コロナウイルス感染症の拡大防
止策による在宅勤務や、外食自粛等による家庭向け消費の需要拡大の影響から、顧客数・客単価ともに前年同期を
上回りました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,401百万円減少し、27,070百万円
となりました。
流動資産は、1,740百万円減少し14,383百万円となりました。主な要因は現金及び預金の減少743百万円、受取手
形及び売掛金の減少1,189百万円によるものであります。
固定資産は338百万円増加し、12,687百万円となりました。主な要因はのれんの増加403百万円によるものであり
ます。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ404百万円減少し、22,905百万円と
なりました。
流動負債は、1,746百万円減少し18,465百万円となりました。主な要因は買掛金の減少760百万円、短期借入金の
減少275百万円によるものであります。
固定負債は、1,341百万円増加し4,440百万円となりました。主な要因は長期借入金の増加1,386百万円によるも
のであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ997百万円減少し4,164百万円とな
りました。主な要因は親会社株主に帰属する四半期純損失が843百万円の計上による減少と剰余金の配当による減
少191百万円によるものであります。
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による営業活動に与える影響を合
理的に見積もることが困難であることから未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報や予測等に
基づき連結業績予想を算出いたしましたので、このたび公表いたします。詳細につきましては、2020年11月12日
公表の「2021年3月期業績予想及び配当予想の公表に関するお知らせ」をご参照ください。
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,489 2,746
受取手形及び売掛金 6,843 5,653
商品 4,290 3,936
未収入金 1,191 1,620
その他 394 454
貸倒引当金 △85 △28
流動資産合計 16,123 14,383
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,376 3,562
車両運搬具(純額) 0 0
工具、器具及び備品(純額) 178 185
土地 2,997 2,997
リース資産(純額) 8 5
建設仮勘定 161 -
有形固定資産合計 6,723 6,751
無形固定資産
のれん 12 415
ソフトウエア 733 687
リース資産 358 265
その他 2 3
無形固定資産合計 1,106 1,372
投資その他の資産
投資有価証券 589 541
繰延税金資産 689 1,014
敷金及び保証金 2,453 2,235
長期前払費用 660 602
その他 249 329
貸倒引当金 △124 △160
投資その他の資産合計 4,518 4,562
固定資産合計 12,348 12,687
資産合計 28,472 27,070
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 12,569 11,809
短期借入金 4,864 4,589
リース債務 186 167
未払法人税等 341 86
賞与引当金 323 322
資産除去債務 13 8
その他 1,911 1,480
流動負債合計 20,211 18,465
固定負債
長期借入金 1,983 3,370
リース債務 181 100
繰延税金負債 77 84
資産除去債務 687 686
その他 168 198
固定負債合計 3,098 4,440
負債合計 23,310 22,905
純資産の部
株主資本
資本金 355 371
資本剰余金 615 630
利益剰余金 4,056 3,021
株主資本合計 5,027 4,023
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 135 141
その他の包括利益累計額合計 135 141
純資産合計 5,162 4,164
負債純資産合計 28,472 27,070
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 55,198 38,923
売上原価 44,265 30,909
売上総利益 10,933 8,013
販売費及び一般管理費 10,133 9,528
営業利益又は営業損失(△) 799 △1,514
営業外収益
受取利息 4 4
受取手数料 5 4
助成金収入 - 366
その他 10 98
営業外収益合計 21 474
営業外費用
支払利息 14 16
その他 1 7
営業外費用合計 15 24
経常利益又は経常損失(△) 805 △1,064
特別損失
投資有価証券評価損 - 61
固定資産除却損 1 -
特別損失合計 1 61
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
804 △1,125
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 286 28
法人税等調整額 7 △311
法人税等合計 293 △282
四半期純利益又は四半期純損失(△) 510 △843
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
510 △843
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 510 △843
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △6 6
その他の包括利益合計 △6 6
四半期包括利益 503 △836
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 503 △836
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社カクヤスグループ(7686)2021年3月期第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
第1四半期連結会計期間より、株式の新規取得のため、サンノー株式会社を連結の範囲に含めております。
また、当第2四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった株式会社KYマネジメントは、当社を存
続会社とする吸収合併により消滅会社となったことに伴い、連結の範囲から除外しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年4月7日に政府より緊急事態宣言が発出されましたが、5月25
日には全面解除となり、その後の需要は徐々に回復しております。したがって、新型コロナウイルス感染症の拡大
は当社グループの当連結会計年度の業績に影響を及ぼすものの、前連結会計年度末及び第1四半期連結会計期間に
おける会計上の見積りに重要な影響を及ぼすものではないと判断しておりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響として、家飲み・巣ごもり、在宅勤務や外食自粛による家庭
用販売拡大が見込まれる一方、業務用は感染拡大防止策による外出や各イベントの自粛等、飲食業界に与える影響
は想定以上に大きく、新型コロナウイルス感染症の収束時期が会計上の見積りに重要な影響を及ぼす可能性が生じ
ております。
当社グループでは、第3四半期会計期間以降も需要は引き続き徐々に回復するものの、業務用を含めた全体とし
ての需要が拡大前の水準まで回復するのは翌連結会計年度末以降になるものと仮定し、繰延税金資産の回収可能性
及び固定資産の減損等の会計上の見積りを行っております。
(重要な後発事象)
重要な後発事象につきましては、2020年11月12日開催の取締役会において、株式会社ダンガミの全株式を取得
し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、詳細は本日公表いたし
ました「株式会社ダンガミの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」をご参照ください。
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