7686 カクヤスグループ 2020-08-12 15:00:00
2021年3月期 第1四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2021年3月期 第1四半期
決算補足説明資料
2020年8月
株式会社カクヤス
証券コード:7686
新型コロナウイルス感染症の影響
✓ この第一四半期は、新型コロナウイルス感染症の感染予防及び拡散防止策により、飲食業界に多大
な影響を与え、厳しい業績となりました。
✓ 当社の売上推移につきましては、業務用売上は緊急事態宣言の発令された4月で売上が底を打ち、
その後、宣言解除とともに5月・6月と回復基調が強まりました。
参考値:売上前年比推移(カクヤス単体)
2月17日 3月30日 4月7日 5月25日 6月12日
テレワーク・時差出勤、イ 夜間の接触を伴う 7都府県を対象とした 5都道県を 東京アラート解除
ベント等の自粛呼びかけ 飲食店への自粛 緊急事態宣言発令 緊急事態宣言解除
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第1四半期業績概要
✓ 売上高構成比の7割を占める飲食店などの業務用向け販売が、飲食店の営業状態に比例して大きく
低迷したものの、一般家庭向けの売上が伸長して一部これをカバーし、売上高167億円(前年連結
会計年度比61.7%)となりました。
✓ 営業利益につきましては、減収の影響が大きく販管費等の削減も及ばず、営業赤字となりました。
(百万円、%)
20.3期1Q 21.3期1Q
(前期比)
(実績) (実績)
売上高 27,217 16,783 61.7
売上総利益 5,472 3,588 65.6
(総利益率) (20.1) (21.4) (+1.3pt)
営業利益 407 ▲1,114 -
経常利益 410 ▲755 -
四半期純利益 260 ▲538 -
※2020年3月期第1四半期は金融商品取引法に基づく連結財務諸表は作成しておりません
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新型コロナウイルス感染症の影響に対する当社の取り組み(1)
✓ 新型コロナウイルスの感染拡大による消費減退を背景に、売上の減少が販管費率を押し上げてきて
おりますが、お客様と従業員の徹底した感染拡大防止策を取りながら、効率的な人員及び事業運営の
効率化を図っております。
①お客様と従業員の ・ 感染拡大防止策(検温、時差出勤、出張の禁止など)の徹底
感染防止策と安全確保 ・ 予防の徹底 (手洗い、うがい・アルコール消毒の励行)
②固定費等を含めた ・ コストコントロール
⼀般管理費等の削減 (新店経費・役員報酬減額・管理可能経費抑制・賃料交渉)
・ 業務売上減少に伴う社内異動や業務の縮小
③⼈員の適正配置
・ 業務用・家庭用の売上構成に応じた社内支援体制の構築
④キャッシュの確保 ・ 当座貸越極度額及び貸出コミットメントの総額9,800百万円を確保
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新型コロナウイルス感染症の影響に対する当社の取り組み(2)
✓ 「家飲み・巣ごもり」需要へのアプローチ
家飲みを楽しまれているお客様のニーズにお応えす
るため、カクヤスネットショッピングでご利用いた
だけるお得なクーポン「“家飲み”応援企画!!カク
ヤスGETクーポン」の配信を開始しました。
✓ 自社の強味を活かした商品提案
節約疲れから少し贅沢品を楽しむ「プチ贅沢」傾向
もうかがえるため、当社が「業務用」と「家庭用」
の両方のお客様を擁することを活かして、グルメ商
品を商品ラインナップに追加しました。
また、ステイホーム活動を続ける皆様と、飲食店
様のどちらの方にも喜んでいただきたいという思い
から企画の拡大も進めております。
✓ 飲食店支援の取組み
テイクアウト(お持ち帰り)用のポスターや、酒類お
持ち帰りポスター等もご用意させて頂きつつ、今では
日常の必須アイテムとなった「マスク」や、ほかの感
染対策グッズも合わせてご提案させて頂いております。
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今期の取り組み
①会社分割による ・急激に変化する市場環境に即応できる機動的かつダイナミック
持株会社体制への移行 な経営体制を構築する
新設分割効力発生日
・成長領域への大胆な資源配分を可能にする体制に移行することで、
2020年10月1日 業務・資本提携やM&A等も加速させる。
・業務用向けの酒販業界は厳しい環境下にあり、業界再編が進むこと
②コロナ禍での
をシェア拡大の機会と捉える。
シェア拡大の取組み
・コロナ禍での家庭内消費の拡大から、BtoC向けに出店・改装戦略の
検討も適時進めていく。
サンノー株式会社(福岡県)の株式取得 なんでも酒やカクヤス
2020 年5月1日 巣鴨駅前店を新規出店
2020年6月8日
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2021年3月期の連結業績予想について
今後の予測に関しましては、業務用向けの売上に大きく左右されるところであり、
これは新型コロナウイルス感染の拡大状況、国の施策、都府県の施策などをはじめ、
飲食店の営業のあり方、そのお客様の行動など、様々な要因に大きく影響されると考
えます。
これらの各要素につきまして、現時点で予測することは大変難しく、
2021年3月期の連結業績予想につきましては、未定とさせて頂いております。
連結業績予想の開示が可能になった段階になりましたら、速やかに開示させていただ
きます。
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注意事項
本資料は当社についての情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入や売
却等の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定はご自身の判断
において行っていただくようお願いいたします。
資料の内容については、現在入手可能な情報から説明しておりますが、事業環境
が大きく変化することも考えられます。
従いまして、これらの内容はリスクや不確実性を含んでおり、将来における実際
の業績は、様々な影響によって大きく異なる結果となりうることを、あらかじめ
ご承知おきください。
お問い合わせ先
株式会社カクヤス IR室
ir@kakuyasu.co.jp
https://corp.kakuyasu.co.jp/ 7