7677 ヤシマキザイ 2021-02-12 16:00:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社ヤシマキザイ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7677 URL https://www.yashima-co.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 高田 一昭
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理本部長 (氏名) 阿部 昌宏 (TEL) 03(4218)0096
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 22,597 △11.4 295 10.2 395 12.2 257 18.5
2020年3月期第3四半期 25,500 △3.6 267 △50.1 352 △43.9 217 △48.6
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期
293百万円( 167.4%) 2020年3月期第3四半期 109百万円( △37.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 90.80 -
2020年3月期第3四半期 78.82 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 20,614 8,851 42.9
2020年3月期 25,732 8,614 33.5
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 8,851百万円
2020年3月期 8,614百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 25.00 25.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 25.00 25.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 31,038 △14.0 219 △37.6 328 △25.7 210 △15.6 74.01
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
会計方針の変更に関する注記
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 2,880,000株 2020年3月期 2,880,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 40,124株 2020年3月期 49,200株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 2,835,338株 2020年3月期3Q 2,755,800株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項については、添付資料P.3「1.経営成績等の概況(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
1
株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、経済
活動が停滞して、企業収益も急速に悪化する大変厳しい状況で推移しました。
2020年5月の緊急事態宣言解除後は、Go To キャンペーン等の経済施策もあり、景気に持ち直しの動きが見られ
たものの、感染者数の増大傾向が見られ、再度の緊急事態宣言の発令もあり、依然として景気の先行きは不透明な
状況が続いております。
当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症に伴う活動自粛等による鉄道利用者の減少により、
主要顧客である鉄道事業者では、事業収入の減少や感染症対策に伴う対応も迫られ、通期業績予想を赤字としてお
り、設備投資計画の見直し等も含めて、依然として厳しい状況が続いております。
そのような状況のもと当社グループは、「既存事業の強化」、「新領域・付加価値アップ」、「グローバル市場
の開拓・グローバル化の促進」を成長戦略として業績拡大に努めました。新型コロナウイルス感染症の影響により、
十分な営業活動を行うに至りませんでしたが、前期中に得た受注残高を有していたことで、当第3四半期連結累計
期間における販売業績への影響は限定的であり、また、営業活動等に制限を受ける一方で、リモートワークの実施
等により、出張費用等の経費抑制に繋がりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は22,597,258千円(前年同期比11.4%減)、営業利益は295,091千
円(前年同期比10.2%増)、経常利益は395,875千円(前年同期比12.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益
は257,454千円(前年同期比18.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(鉄道事業)
鉄道車両製品を主な商材として、鉄道事業者及び鉄道関連メーカー等を対象に、鉄道車両用電気用品、同車
体用品等を主に取り扱っております。当第3四半期連結累計期間では、鉄道車両や設備の新造新設あるいは更
新や改造、維持・保守に伴う案件は比較的納期を要するため、前期中に得た受注残高を有していたことで、新
型コロナウイルス感染症の販売業績への影響は限定的であり、また、リモートワークの実施等による出張費用
等の経費抑制もあって、比較的堅調に推移しました。
その結果、売上高は20,660,997千円(前年同期比10.9%減)、営業利益は468,347千円(前年同期比2.8%
増)となりました。
(一般事業)
当社グループにおいては鉄道事業以外を一般事業としており、取引先は産業機器メーカーや電力用機器メー
カー、自動車業界メーカー等と多岐にわたり、コネクタや電子部品を主な商材として取り扱っております。当
第3四半期連結累計期間では、一般事業における取引先向けの商材は鉄道事業と比べて短納期であり、前期中
に得た受注残高は多くなく、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言中は、取引先の需要低迷、生産量
低下や、その後の回復局面も力強さに欠けたことで、受注が減少して販売業績は低調に推移しました。一方で、
リモートワークの実施等による出張費用等の経費抑制に繋がりましたが、販売業績の低調を補うまでには至り
ませんでした。
その結果、売上高は1,936,260千円(前年同期比16.6%減)、営業損失は173,256千円(前年同期は187,887千
円の損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は20,614,471千円で、前連結会計年度末に比べ5,118,266千円
減少しております。主な要因は、商品(1,613,785千円から2,195,924千円へ582,138千円増)、投資有価証券
(1,527,237千円から1,601,374千円へ74,136千円増)が増加した一方、受取手形及び売掛金(6,787,089千円から
4,013,248千円へ2,773,841千円減)、営業未収入金(1,396,631千円から265,265千円へ1,131,366千円減)、電子
記録債権(2,392,551千円から1,352,095千円へ1,040,456千円減)が減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は11,763,087千円で、前連結会計年度末に比べ5,354,750千円
減少しております。主な要因は、支払手形及び買掛金(12,366,472千円から8,257,824千円へ4,108,647千円減)、
営業未払金(1,850,078千円から443,616千円へ1,406,461千円減)、賞与引当金(228,991千円から123,077千円へ
105,914千円減)が減少したことによるものであります。
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株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は8,851,384千円で、前連結会計年度末に比べ236,484千円
増加しております。主な要因は、利益剰余金(7,613,571千円から7,800,256千円へ186,684千円増)が増加したこ
とによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期における通期の業績予想については、2020年12月16日に公表しました「2021年3月期通期連結業績
予想の修正に関するお知らせ」に記載の連結業績予想から変更はありません。
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株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,618,879 7,744,342
受取手形及び売掛金 6,787,089 4,013,248
営業未収入金 1,396,631 265,265
電子記録債権 2,392,551 1,352,095
有価証券 1,500,000 1,500,000
商品 1,613,785 2,195,924
その他 385,069 452,055
貸倒引当金 △187 -
流動資産合計 22,693,820 17,522,931
固定資産
有形固定資産 64,226 57,687
無形固定資産 252,097 217,444
投資その他の資産
投資有価証券 1,527,237 1,601,374
繰延税金資産 257,454 165,743
その他 941,200 1,052,389
貸倒引当金 △3,300 △3,100
投資その他の資産合計 2,722,592 2,816,406
固定資産合計 3,038,916 3,091,539
資産合計 25,732,737 20,614,471
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株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,366,472 8,257,824
営業未払金 1,850,078 443,616
電子記録債務 1,153,323 1,049,547
未払法人税等 86,903 5,501
賞与引当金 228,991 123,077
その他 498,884 956,799
流動負債合計 16,184,654 10,836,367
固定負債
退職給付に係る負債 697,280 695,069
役員退職慰労引当金 175,640 172,381
資産除去債務 39,662 39,930
その他 20,600 19,337
固定負債合計 933,183 926,719
負債合計 17,117,837 11,763,087
純資産の部
株主資本
資本金 99,900 99,900
資本剰余金 689,738 701,832
利益剰余金 7,613,571 7,800,256
自己株式 △10,274 △8,440
株主資本合計 8,392,935 8,593,548
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 303,491 347,786
為替換算調整勘定 △81,527 △89,951
その他の包括利益累計額合計 221,964 257,835
純資産合計 8,614,899 8,851,384
負債純資産合計 25,732,737 20,614,471
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株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 25,500,118 22,597,258
売上原価 22,534,586 19,893,595
売上総利益 2,965,532 2,703,662
販売費及び一般管理費 2,697,761 2,408,571
営業利益 267,770 295,091
営業外収益
受取利息 7,878 8,052
受取配当金 35,197 30,467
賃貸料収入 41,717 41,048
受取出向料 8,596 27,717
補助金収入 8,634 10,513
持分法による投資利益 108 -
その他 26,866 4,564
営業外収益合計 128,999 122,363
営業外費用
支払利息 6,034 39
賃貸原価 9,150 10,193
為替差損 10,751 11,276
支払手数料 17,036 -
持分法による投資損失 - 70
その他 1,000 -
営業外費用合計 43,972 21,579
経常利益 352,797 395,875
特別利益
投資有価証券売却益 52,689 -
特別利益合計 52,689 -
税金等調整前四半期純利益 405,487 395,875
法人税、住民税及び事業税 105,914 70,133
法人税等調整額 82,359 68,287
法人税等合計 188,274 138,420
四半期純利益 217,213 257,454
親会社株主に帰属する四半期純利益 217,213 257,454
6
株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 217,213 257,454
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △22,315 44,294
為替換算調整勘定 △85,190 △8,423
その他の包括利益合計 △107,505 35,871
四半期包括利益 109,707 293,325
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 109,707 293,325
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株式会社ヤシマキザイ(7677) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
鉄道事業 一般事業 計
売上高
外部顧客への売上高 23,179,248 2,320,870 25,500,118 - 25,500,118
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 23,179,248 2,320,870 25,500,118 - 25,500,118
セグメント利益又は損失(△) 455,657 △187,887 267,770 - 267,770
(注) セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
鉄道事業 一般事業 計
売上高
外部顧客への売上高 20,660,997 1,936,260 22,597,258 - 22,597,258
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 20,660,997 1,936,260 22,597,258 - 22,597,258
セグメント利益又は損失(△) 468,347 △173,256 295,091 - 295,091
(注) セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症は経済、企業活動に広範な影響を与える事象であり、また、今後の広がり方や収束
時期等を合理的に予想することは困難ですが、当社は外部の情報等を踏まえて、現時点では、翌連結会計年度に
かけてその影響が継続し、その後緩やかに回復するものと仮定し、固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性
等の会計上の見積りを行った結果、会計上の見積りに大きな影響を与えるものではないと判断しております。
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