7676 M-グッドスピード 2021-11-12 15:15:00
2021年9月期 決算説明資料 [pdf]

           2021年 9月期 決算説明資料
       (事業計画及び成長可能性に関する事項)




株式会社グッドスピード (7676)
   2021 年 11月 12日
会社概要
会社名          株式会社グッドスピード
設立           2003年2月    (創業 2002年)
本社所在地        愛知県名古屋市東区泉2-28-23 高岳KANAMEビル8F
             連結:584名       (2021年9月30日時点)
従業員数
             単体:559名       (2021年9月30日時点)

                     本社1拠点、MEGA専門店7店舗、国産車専門店8店舗、輸入車専門店
拠点数          38拠点    5店舗、バイク販売店6店舗、買取専門店2店舗、車検専門店3店舗、BP
                     センター4店舗、ガソリンスタンド1店舗、レンタカー1店舗(※)
                       (2021年11月12日時点、子会社含む)

出店エリア        東海エリア(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)、関西エリア(兵庫県)、沖縄県
             クルマ・バイクにおける「安心・快適・楽しいカーライフ」の提供
事業内容
             新車・中古車販売、買取、整備・鈑金・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカー

             加藤 久統        代表取締役社長
             横地 真吾        常務取締役
             平松 健太        取締役
役員陣
             三津川 康之       取締役     監査等委員        社外   独立役員
             保坂 憲彦        取締役     監査等委員        社外   独立役員
             松井 隆         取締役     監査等委員        社外

子会社          株式会社チャンピオン76(議決権保有割合 100%) 2021年3月1日 子会社化
※複数のサービスを提供する併設店は、重複しないよう主たるサービスを行っている店舗でカウントしております。
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2021年9月期 連結業績ハイライト
MEGA専門店の新規出店、各事業の伸長により増収増益、四輪小売販売台数増で着地しました。




        売上高                        営業利益                  四輪小売販売台数


 44,778百万円                       608百万円                    12,854台
      前期比 132.9%                  前期比 489.9%                  前期比 117.1%
 前期4月に出店したMEGA SUV             増収によって売上総利益は              当社は、四輪小売販売台数を
東海名和店ならびに当期に出店               +41.8%の増益となりました。           最重要KPIとして位置付けており
したMEGA SUV 神戸大蔵谷店、                                      ます。
                              また、主に自動車販売関連の
MEGA SUV 清水鳥坂店が寄与し
                             売上総利益率が向上したことと、              当期の四輪小売販売台数は、
たことなどにより四輪小売販売
                             売上総利益率の高い整備・鈑金、            主に前期4月に出店したMEGA
高は+22.9%の増収となりました。
                             保険代理店などの附帯サービス             SUV 東海名和店ならびに当期に
 また前期2Q以降に出店した買              関連の売上構成比が高まったこ             出店したMEGA SUV 神戸大蔵谷
取専門店7店舗、バイク販売店5              とから、売上総利益率は+1.0%           店、MEGA SUV 清水鳥坂店が寄
店舗、当期3月にグループ入り               改善し、15.8%となりました。           与したことなどにより、増加い
した株式会社チャンピオン76が                                         たしました。
                              その結果、営業利益も増益と
寄与したことと、整備・鈑金な
                             なり、営業利益率は+1.0%改善
どの附帯サービス関連が増収し、
                             し、1.4%となりました。
全ての事業が増収となりました。
※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため前期比は、2020年9月期単体実績と対比した数値を参考表示しております。
                                                                            3
2021年9月期 連結業績(前期対比)
MEGA専門店の新規出店、各事業の伸長により増収増益、四輪小売販売台数増で着地しました。
                                                    単位:百万円

                    2020年9月期    2021年9月期
                                             前期比         増減
                       実績          実績
                                                                 前期4月以降に出店したMEGA 専
                                                                 門店3店舗が寄与したことなどに
売上高                   33,704      44,778     132.9%     11,073   より、四輪小売販売高は増収
                                                                 (+22.9%)。また、前期2Q以降に
                                                                 出店した買取専門店、バイク販売
売上原価                  28,726      37,716     131.3%     8,990    店、当期グループ入りした㈱チャ
                                                                 ンピオン76が寄与したこと、整
                                                                 備・鈑金などの附帯サービス関連
売上総利益                 4,978        7,061     141.8%     2,083    が増収し、全事業において増収


販売費及び一般管理費            4,854        6,453     132.9%     1,598    人件費および店舗の固定費が増加


営業利益                   124          608      489.9%      484

経常利益                    3           445     13,442.1%    442
親会社株主に帰属する                                                       2021年3月 株式会社チャンピオン
当期純利益                  △24          381         -        405     76の子会社化に伴い、
                                                                 負ののれん発生益111百万円 計上

四輪小売販売台数             10,973台      12,854台    117.1% 1,881台

二輪小売販売台数               41台         904台     2,204.9% 863台
※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2020年9月期実績は、単体業績を参考表示しております。
                                                                                  4
2021年9月期 連結業績(業績予想対比)
売上高、各利益は2021年5月13日公表の業績予想を達成しました。四輪小売販売台数の計画割
れは、一部店舗で在庫車両を変更(四輪→二輪)したことによるものです。
                                            単位:百万円
             2021年9月期
                             2021年9月期
               業績予想                     予算比       差
                                実績
             (2021.5.13公表)

売上高            44,000         44,778    101.8%   778

売上原価           37,000         37,716    101.9%   716

売上総利益           7,000          7,061    100.9%    61

販売費及び一般管理費      6,400          6,453    100.8%    53

営業利益             600           608      101.4%    8
                                                        当期予定していた金融借入の一部
経常利益             400           445      111.4%    45    が翌期に期ずれしたことにより、
                                                        支払利息が想定を下回ったため
親会社株主に帰属する
当期純利益            330           381      115.6%    51

四輪小売販売台数      13,015台        12,854台    98.8% △161台     一部店舗において、在庫車両の展
                                                        示を四輪から二輪に変更したため
二輪小売販売台数        647台          904台      139.7%   257台
                                                                      5
2021年9月期 連結業績(四半期推移)
第2四半期、第4四半期は自動車販売の需要期になることから、第4四半期の四輪小売販売台数
は過去最多の3,610台となり、営業利益は310百万円を計上しております。
                                                                                     単位:百万円
                              2020年9月期                                   2021年9月期

                1Q      2Q      3Q       4Q       通期      1Q       2Q       3Q       4Q       通期
                実績      実績      実績       実績       実績      実績       実績       実績       実績       実績

                                                                                                      2Q、4Qは季節
売上高             7,533   8,547   7,025   10,598   33,704   9,627   11,025   11,354   12,770   44,778   性により売上
                                                                                                      高が大きくな
売上原価                                                                                                  る。前期3Qは
                6,443   7,292   6,094   8,896    28,726   8,159   9,373    9,558    10,625   37,716   新型コロナウ
                                                                                                      イルス感染症
売上総利益           1,090   1,254   930     1,702    4,978    1,467   1,652    1,796    2,144    7,061    の影響大きい


販売費及び一般管理費      1,084   1,165   1,312   1,291    4,854    1,400   1,521    1,695    1,834    6,453    販売管理費は、
                                                                                                      季節性の影響
                                                                                                      力少ない。概
営業利益             5       89     △381     410      124      66      130      100      310      608     ね規模拡大に
                                                                                                      合わせて段階
                                                                                                      的に増加する
経常利益            △17      52     △407     376       3       45      54        65      280      445

親会社株主に帰属する
四半期(当期)純利益       0       33     △284     227     △24       21      129       32      198      381


四輪小売販売台数       2,451台 2,891台 2,291台 3,340台 10,973台 2,765台 3,321台           3,158台   3,610台 12,854台


二輪小売販売台数          -       -     13台     28台      41台      97台     78台      310台     419台     904台


※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2021年9月期第1四半期以前の実績は、単体業績を参考表示しております。
                                                                                                           6
連結営業利益 増減分析
増収に伴い売上総利益が前期差+2,083百万円増益したことにより、販売管理費の増加分を吸
収し、営業利益も前期差+484百万円増益で着地しております。
                                                                    (単位:百万円)




                  前期2Q以降に出店お       MEGA専門店、買      前期2Q以降に出店およびグ
                  よびグループ入りし        取専門店、バイ        ループ入りしたしたMEGA専
                  たMEGA専門店、買       ク販売店、車検        門店、買取専門店、バイク
                  取専門店、バイク販        専門店、ガソリ        販売店などの固定費が増加
                  売店の寄与による利        ンスタンドなど
                  益拡大              の店舗拡大によ        広告宣伝費/販売促進費
                                   る人員の増加               +206百万円
                  利益率の高い整備・
                  鈑金、保険代理店な                       賃借料     +197百万円
                  どの附帯サービス関
                  連の増収増益                          減価償却費 +133百万円

※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2020年9月期実績は、単体業績を参考表示しております。
                                                                           7
事業構成
「①新車・中古車販売」の売上構成比は86.4%になりました(2020年9月期は88.8%)。
                        2021年9月期   (累計期間) (単位:百万円)


        事業      売上高        売上構成比      売上総利益    売上総利益率            内容
                                                         (2021年11月12日時点、子会社含む)

  ①新車・中古車                                                MEGA専門店7店舗、国産車専門店

  販売            38,667     86.4%       5,106    13.2%    9店舗、輸入車専門店5店舗、バイ
                                                         ク販売店9店舗を展開(併設店を含む)。
                                                         買取した車両のうち、小売用在庫
                                                         としないでオートオークション会
  ②買取           3,127       7.0%        370     11.9%    場・自動車業者へ販売した売上。
                                                         買取専門店2店舗、販売店併設4店
                                                         舗を展開。

自動車販売関連(①②)     41,794      93.3%      5,477    13.1%
                                                         殆どの販売店に整備工場を併設、
  ③整備・鈑金・                                                車検専門店3店舗、BPセンター4店

  ガソリンスタンド      2,408       5.4%       1,135    47.1%    舗、ガソリンスタンド1店舗を展開。
                                                         認証工場25店舗、うち14店舗が指
                                                         定工場。


                                                         損害保険会社の代理店業務。販売
  ④保険代理店         304        0.7%        304     100.0%   した車両の自動車保険の契約仲介。

                                                         一般顧客及び代理店契約先の損害
                                                         保険会社への車両貸出事業。沖縄
  ⑤レンタカー         270        0.6%        144     53.3%    県でレンタカー店を運営。サブス
                                                         クリプションサービス「NORIHO」。

附帯サービス関連(③④⑤)   2,983       6.7%       1,584    53.1%
総合計(①②③④⑤)      44,778     100.0%      7,061    15.8%
事業別          売上高・売上総利益                       四半期推移                                         単位:百万円
          売上高 推移                   2020年9月期                                     2021年9月期

                   1Q      2Q        3Q        4Q       通期      1Q       2Q     3Q       4Q       通期
             事業別
                   実績      実績        実績        実績       実績      実績       実績     実績       実績       実績

    ①新車・中古車販売      6,773   7,795     6,076    9,274    29,919   8,422   9,634   9,778   10,830   38,667
    ②買取            366     310       468       757     1,902    571      704    795     1,055    3,127
自動車販売関連(①②)        7,140   8,105     6,544    10,031   31,821   8,994   10,339 10,574   11,885   41,794
    ③整備・鈑金・
    ガソリンスタンド       305     350       392       459     1,507    507      552    632      715     2,408

    ④保険代理店          55      57        65       67       245      71      71      82      79       304
    ⑤レンタカー          33      33        23       40       130      53      62      64      89       270
附帯サービス関連(③④⑤)      393     441       480       567     1,883    633      686    779      884     2,983
総合計(①②③④⑤)         7,533   8,547     7,025    10,598   33,704   9,627   11,025 11,354   12,770   44,778

      売上総利益 推移                     2020年9月期                                     2021年9月期

                   1Q      2Q        3Q        4Q       通期      1Q       2Q     3Q       4Q       通期
             事業別
                   実績      実績        実績        実績       実績      実績       実績     実績       実績       実績

   ①新車・中古車販売       936     1,026     646      1,266    3,876    1,078   1,194   1,282   1,550    5,106
   ②買取              15      17       56        110      200      61      90      99      119      370
自動車販売関連(①②)        951     1,043     703      1,376    4,076    1,140   1,285   1,381   1,669    5,477
   ③整備・鈑金・
   ガソリンスタンド         66     135       162       243      607     228      265    300      341     1,135

   ④保険代理店           55      57       65        67       245      71      71      82      79       304
   ⑤レンタカー           16      18        0        14       49       27      30      31      54       144
附帯サービス関連(③④⑤)      138     210       227       325      901     327      367    414      475     1,584
総合計(①②③④⑤)         1,090   1,254     930      1,702    4,978    1,467   1,652   1,796   2,144    7,061  9
収益構造ツリー                                              四輪            四輪小売販売台数
                                   小売販売                         →P.11、P.12
    売上構成比                                            →P.22               ×
    2021年9月期
                    ①新車・中古車
       実績           販売                  +             +            四輪小売販売単価
                                                     二輪         →P.22
                           86.4%   オートオークション会
自動車販売                              場・自動車業者                         二輪小売販売台数
関連(①②)                        +    ※売れ残った小売用在庫の処分および輸出             →P.15   ×

            93.3%                  買取台数     (小売対象外車両のみ)            二輪小売販売単価
                    ②買取
                                   →P.14 (小売対象車両も含めた買取台数全体として)
                                   ※小売用在庫の車両は①新車・中古車販売の仕入として売上総利益の改善に寄与
                                         ×
                           7.0%
                                   売上単価
                                   ※オートオークション会場・自動車業者への販売単価
        +
                    ③整備・鈑金・                                  入庫台数
                    ガソリンスタンド       整備・車検
                                        +                      ×
                                   鈑金・塗装                     売上単価
                    5.4%
附帯サービス                                  +
関連(③④⑤)                       +
                                   ガソリンスタンド                  入庫台数
                    ④保険代理店                                     ×
                                   契約件数
            6.7%
                                         ×
                                                             売上単価
                           0.7%
→P.13                          +   売上単価
                    ⑤レンタカー                                   貸出可能台数
                                   貸出のべ日数                      ×
                                        ×                    稼働率
※主なKPIのみ抜粋して表記しております。
                           0.6%
                                   貸出単価                                        10
    四輪小売販売台数の推移(1)
    MEGA専門店の新規出店により、四輪小売販売台数は拡大傾向を続けております。

                                                                                                            MEGA SUV清水鳥坂店
0
                                                                                           MEGA SUV神戸大蔵谷店                   2
                                                           MEGA 浜松店       MEGA SUV東海名和店
          四輪小売販売台数                   MEGA SUV 知立店
                                                         (リニューアルオープン)
0
          前年同期比
                                                                                                                            2
                         MEGA 大垣店
0




                                                                                                                            1
0
    MEGA SUV 春日井店


0                                                        160.2%
                                                                                                                            1
0


                                                                                                            137.8%          1
0                                               145.0%
                                                                  122.7%
0
                                                                       116.5%             112.8%                            1

0
                                  119.4%119.7%                                      103.3%      114.9%
                                                                                                                  108.1%    1
0



                                                                                93.9%
0                                                                                                                           0
     1Q     2Q      3Q       4Q     1Q    2Q        3Q      4Q    1Q       2Q      3Q     4Q   1Q     2Q     3Q     4Q
     2018年9月期                       2019年9月期                          2020年9月期                  2021年9月期


                                                                                                                    11
    四輪小売販売台数の推移(2)
    既存店は、前年同期比100%前後で安定推移しております (新型コロナウィルス感染症の影響を除く) 。



           既存店のみ 前年同期比

           全体   前年同期比


%



%                                                                    137.8%
%
     122.7%
%
                  116.5%                      112.8% 114.9%          126.0%   108.1%
%
                                    103.3%
%
                            93.9%                           104.6%
%
    102.3%      101.5%                         99.8%                          98.0%
%
                                      90.3%
%                          78.5%                     前期3Qは新型コロナウイルス
                                                     感染症の影響が大きかったため
%


      1Q           2Q       3Q       4Q         1Q            2Q       3Q      4Q

      2020年9月期                                   2021年9月期


    ※前期の期初時点に出店している店舗を「既存店」として計算しております。

                                                                                    12
    附帯サービス関連売上 推移                           (整備・鈑金・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカー)

    整備ピット増設により顧客の囲い込みを進め、前年同期比150%超で増収しています。


                                                                                        (単位:百万円)
0                                                                                                     2

0               附帯サービス関連売上             前年同期比
                                                                                               884
                                                                                                      2
0
                                                                                         779
                                                                                                      2
                                                                                  686
                                                                            633
0




0                                                                    567                              1

                                                                           160.9%       162.2%
                                                               480
0
                                                         441                                          1
                                                   393           156.7% 155.5% 155.9%
                                            361
                          304 331 326
0


                                                            147.1%                    1
                      280
0


                                                 129.4%133.3%
          210 204                                                                                     1
0   172
0
                                                                                                      1


0                                                                                                     0
    1Q    2Q     3Q   4Q   1Q   2Q     3Q   4Q     1Q    2Q    3Q    4Q     1Q    2Q      3Q     4Q
     2018年9月期               2019年9月期               2020年9月期                  2021年9月期


                                                                                               13
     買取台数の推移
                                                                                     大垣買取専門店
                                                                                     (販売店との併設型)
                                                                 神戸大蔵谷買取専門店
                                                                  (販売店との併設型)
     買取専門店出店と増員により、台数増加を加速しております。


                                                                                     浜松買取専門店
           買取台数           前年同期比                                                      (販売店との併設型)
                                                                 沖縄豊見城買取専門店
                                                                  (レンタカーとの併設型)



     大府有松インター買取専門店                  豊田元町買取専門店     四日市買取専門店
       (独立型の買取専門店)                  (独立型の買取専門店)    (販売店との併設型)



                                                                                                    3
00



                                                                                           1,191    3
00
                                                                                  1,097
                                                                                                    2
00
                                                                          905
                                                                                                    2
00

                                                          656    676              211.4%
                                                                                           181.6%
                                   499     535    519                                               1
            448
00



                     388    436                         150.5%
00
     361                                                                  169.2%                    1
                                  138.2%119.4% 133.8%            135.5%
00                                                                                                  0

 0                                                                                                  0
      1Q     2Q      3Q      4Q     1Q      2Q     3Q      4Q     1Q       2Q       3Q       4Q
      2019年9月期                       2020年9月期                          2021年9月期


     ※買取台数は、四輪・二輪の合算値を表示しております。
                                                                                             14
二輪小売販売台数の推移
                                                                   CHAMPION76 四日市店   CHAMPION76 清水鳥坂店
新規出店とM&Aにより垂直立ち上げを実現しております。

                                              CHAMPION76 神戸大蔵谷店
        二輪小売販売台数                 前年同期比

            Motorrad Gifu
        (BMW Motorrad正規ディーラー)

  450
                                                                               419        60

  400                              ハーレーダビッドソン名古屋、ハーレーダ
                                   ビッドソンMEGA東海、ハーレーダビッドソ                                  50
                                   ン浜松、ベスパ名古屋 (M&Aにより取得)
                                                                   310
  350




  300                                                                                     40

  250
CHAMPION76 東海名和店
                                                                                          30
  200
                                                                  2,384.6%
  150                                                                                     20
                                         97
  100                                                78
                                                                             1,496.4%     10
   50

           13               28
    0                                                                                     0
           3Q               4Q           1Q           2Q            3Q          4Q
            2020年9月期                      2021年9月期

※株式会社チャンピオンは2021年3月に子会社化しておりますが、みなし取得日が2021年9月期第2四半期末であることから、2021年9月期第2四半期は、
 同社の損益計算書を連結しておりません。そのため、同社の二輪小売販売台数は、2021年9月期 第3四半期よりカウントしております。                                15
主要KPI 四半期推移サマリー
2021年9月期は、主要KPIのいずれも増加・拡大を継続できております。

                              2020年9月期                                         2021年9月期
                1Q       2Q       3Q       4Q       通期        1Q       2Q        3Q       4Q       通期
                実績       実績       実績       実績       実績        実績       実績        実績       実績       実績

四輪小売販売台数       2,451台   2,891台   2,291台   3,340台   10,973台   2,765台   3,321台    3,158台   3,610台   12,854台


四輪小売販売台数
前年同期比(全体)      122.7%   116.5%   93.9%    103.3%   108.1%    112.8%   114.9%    137.8%   108.1%   117.1%



四輪小売販売台数
前年同期比(既存店のみ)   102.3%   101.5%   78.5%    90.3%     92.9%    99.8%    104.6%    126.0%   98.0%    106.0%



二輪小売販売台数         -        -       13台      28台      41台       97台      78台      310台     419台      904台



買取台数            499台    535台     519台     656台     2,209台    676台     905台      1,097台   1,191台   3,869台


附帯サービス関連売上     393百万円 441百万円 480百万円 567百万円 1,883百万円 633百万円 686百万円 779百万円 884百万円 2,983百万円




                                                                                                    16
2021年9月期 連結貸借対照表
当期の投資資金は借入により調達し、期末時点の自己資本比率は8.2%となりました。
                                                                        単位:百万円
                       2020年9月期      2021年9月期
                                                        増減                %
                          期末            期末
流動資産                     10,723         12,956          2,232           120.8%
固定資産                     5,717          9,039           3,321           158.1%
流動負債                     11,930         15,315          3,384           128.4%
固定負債                     3,218          4,873           1,655           151.4%
純資産                      1,292          1,806            514            139.8%
総資産                      16,441         21,995          5,554           133.8%
現金及び預金                   1,105          1,476            370            133.5%
有利子負債                    11,905         15,719          3,814           132.0%
自己資本比率                    7.8%           8.2%           0.3%            104.3%
ネットD/Eレシオ                  8.4           7.9            △0.5            94.5%
・ネットD/Eレシオは、「(有利子負債-現金及び預金)/自己資本」で計算しております。
・以下の固定資産の取得に係る費用は、いずれも金融機関からの借入を予定しております。
 2022年3月予定   愛知県豊川市   MEGA専門店     600百万円(2021年 3月15日 適時開示)
 2022年9月予定   愛知県名古屋市 MEGA専門店      690百万円(2021年 8月31日 適時開示)
 2022年9月予定   岐阜県土岐市   MEGA専門店     728百万円(2021年10月22日 適時開示)
※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2020年9月期 期末実績は、単体の数値を参考表示しております。
                                                                                 17
2021年9月期 連結キャッシュ・フロー計算書
EBITDAは増加しましたが、たな卸資産の増加を営業C/Fに計上するため、新規出店による拡大
が続く局面では営業C/Fはマイナスが続きます。
                                                           単位:百万円
                               2020年9月期     2021年9月期         増減

営業活動によるキャッシュ・フロー                △1,745         △65          1,679     店舗拡大による
                                                                      たな卸資産の増加
                                                                      △1,035百万円
投資活動によるキャッシュ・フロー                △1,910        △3,445       △1,535
                                                                      新規出店による有
                                                                      形固定資産の取得
財務活動によるキャッシュ・フロー                  3,103        3,882         779      △2,245百万円

                                                                      ㈱チャンピオン76
現金及び現金同等物の期末残高                    1,105        1,476         370      株式の取得による
                                                                      支出△581百万円


                               2020年9月期     2021年9月期         増減

投資額(有形・無形固定資産)                    1,816        3,336        1,519
減価償却費 (のれん償却額を含む)                 386           532          145
営業利益                              124           608          484
EBITDA                            510          1,140         629
・EBITDAは、「営業利益+減価償却費(のれん償却額を含む)」で計算しております。
※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2020年9月期 実績は、単体の数値を参考表示しております。
                                                                            18
売上高・営業利益 推移
2021年9月期は売上高、営業利益いずれも過去最高となり、営業利益率は1.4%で着地しました。
2022年9月期以降も、増収増益と営業利益率向上に取り組んでまいります。

【連結売上高】                                  (単位:百万円)       【連結営業利益】                               (単位:百万円)
                                               50,000                                                  700
                                    44,778
                                               45,000                                         608
                                                                                                       600
                                                                                                       YoY
                                               YoY
                                               40,000
                                             132.9%                                                  489.9%
                  32,393 33,704                35,000                                                  500

                                               30,000                       405
                                                                                                       400
                                                           営業利益率
         22,751                                25,000
20,253                                                                                                 300
                                               20,000

                                               15,000             200                              1.6%
                                                                            1.3%                    200
                                                                                               1.4%1.4%
                                               10,000                               124            1.2%
                                                                                                   1.0%
                                                          91         0.9%                          0.8%
                                                                                                    100
                                                                                                   0.6%
                                               5,000                                   0.4%        0.4%
                                                         0.5%                                      0.2%
                                                                                                   0.0%
                                               0                                                    0
2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期            2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
  (通期)     (通期)     (通期)     (通期)     (通期)                (通期)     (通期)     (通期)    (通期)      (通期)


※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2020年9月期 以前の実績は、単体の数値を参考表示しております。
                                                                                                        19
売上総利益 推移
増収に伴い、売上総利益は増益しております。構成比の大きい➀新車・中古車販売は、 季節
性により2Q、4Qに売上高ならびに売上総利益が大きくなる傾向があります。
                                                                          (単位:百万円)
                                                                              54
     ①新車・中古車販売
     ②買取                                                                      79

     ③整備・鈑金・ガソリンスタンド
                                                                   31         341
     ④保険代理店                            14                  30      82
                                       67
     ⑤レンタカー                                                71                 119
                                   243       27                   300
      売上総利益率
                                             71           265
                                   110                             99
                 18                          228
                 57                                        90
     16         135                          61
     55          17                                                        16.8%
     66                    0       16.1%
     15                                                           15.8%
                           65                15.2%        15.0%
     14.5%      14.7%
                          162                                               1,550
                           56                                     1,282
                                   1,266                  1,194
                1,026     13.3%             1,078
     936
                          646
                        新型コロナウイルス感染症
                        の影響による減少


     1Q          2Q       3Q        4Q       1Q            2Q      3Q         4Q
     2020年9月期                                  2021年9月期

※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2021年9月期第1四半期 以前の実績は、単体の数値を参考表示しております。
                                                                                    20
販売管理費 推移
広告宣伝費/販売促進費は小売販売の需要期に合わせて2Q、4Qに大きくなりますが、販売管
理費全体では季節性の影響は小さく、規模拡大に合わせて増加しております。

【年別推移】                                 (単位:百万円)         【四半期推移】                                (単位:百万円)

                                                              人件費
     人件費
     広告宣伝費/販売促進費                                              広告宣伝費/販売促進費
                                              1,483                                                   403
     賃借料/減価償却費                                                賃借料/減価償却費
                                                                                                385
     その他                                                      その他
                                                                                         370
                                     1,109                                        324                 390
                                              1,371
                                                                      320   258
                                                                                                364
                                                                294                      316
                             921                         235
                                     1,040     761                                300                 231
                                                                            287
                                                                      280                       195
                    606                                  228    244                      180
                             746      555                                         154
                                                                      117   169
           545      577      421                         124    143   2Q、4Qは小売販売の需要期になるため、
  474                                                                 広告宣伝費/販売促進費が大きくなる傾向がある
           440      396                                                                               809
                                              2,836                                             750
  376                                                                                    653
           258                       2,148                            593   575   622
  250                                                    496    482
                            1,732
                   1,347
  860     1,017


2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期    1Q     2Q     3Q   4Q    1Q     2Q     3Q    4Q
                                                        2020年9月期                        2021年9月期

                                                                                                      21
  (通期)     (通期)     (通期)     (通期)     (通期)    (通期)

※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2021年9月期第1四半期 以前の実績は、単体の数値を参考表示しております。
 四輪小売販売 推移
          単価は2,200~2,300千円台で安定しており、台数増によって販売高を伸長しております。

                                                                             (単位:百万円)

                                                                             2,389千円    2,500
                                                                                        35,000
20,000台




                                                        2,333千円    2,276千円              2,400
                                                                                        四輪小売販売高
                                                                                        2,300
18,000台
                                                                              30,703    2,200 YoY
                       2,209千円    2,216千円    2,245千円                                    30,000
                                                                                        2,100
16,000台




          2,048千円
                                                                   24,976
                                                                                        122.9
                                                                                        2,000
                                                                                        1,900     %
14,000台

               四輪小売 販売単価                                23,683                12,854台
                                                                                        1,800
                                                                                        25,000

               四輪小売 販売高                                                                 四輪小売販売台数
                                                                  10,973台
                                                                                             YoY
12,000台




                                                                                        20,000
               四輪小売販売台数                                10,151台
                                            16,711
10,000台




                                 15,776                                                 117.1%
8,000台
                     13,078                                                             15,000

           10,735
                                 7,120台     7,444台
                                                                                        10,000
6,000台




                     5,921台
4,000台


          5,242台
                                                                                        5,000
2,000台




    0台


                                                                                        0
          2015年9月期   2016年9月期    2017年9月期   2018年9月期   2019年9月期   2020年9月期   2021年9月期
            (通期)       (通期)        (通期)       (通期)       (通期)       (通期)       (通期)


                                                                                                 22
・四輪小売販売高は管理会計の数値を表示しており、売上高には計上しない自動車税、自動車重量税などが含まれております。具体的には、
 2021年9月期(通期) の四輪小売販売高30,703百万円うち、1,284百万円を控除して売上高を計上しています。
・四輪小売販売高は割賦販売に係る収益を含んでおりません。
業績・KPI推移                                                                 単位:百万円
                         2017年9月期    2018年9月期    2019年9月期    2020年9月期    2021年9月期
                            (実績)        (実績)        (実績)        (実績)        (実績)
   自動車販売関連                 19,530      21,883      31,069      31,821      41,794
   附帯サービス関連                 722         867         1,324       1,883       2,983
   売上高                     20,253      22,751      32,393      33,704      44,778
   売上原価                    17,899      19,623      28,167      28,726      37,716
   自動車販売関連                   -           -         3,785       4,076       5,477
   附帯サービス関連                  -           -          441         901        1,584
   売上総利益                   2,353       3,128       4,226       4,978       7,061
   人件費                     1,017       1,347       1,732       2,148       2,836
   広告宣伝費/販売促進費              258         396         421         555         761
   賃借料/減価償却費                440         577         746        1,040       1,371
   その他                      545         606         921        11,09       1,483
   販売費及び一般管理費              2,262       2,927       3,820       4,854       6,453
   営業利益                     91          200         405         124         608
   四輪小売販売台数               7,120台      7,444台      10,151台     10,973台     12,854台
   四輪小売販売販売高             15,576百万円   16,711百万円   23,683百万円   24,976百万円   30,703百万円
   四輪小売販売販売単価            2,216千円/台   2,245千円/台   2,333千円/台   2,276千円/台   2,389千円/台
   二輪小売販売台数                  -           -           -         647台        904台
   MEGA専門店 店舗数 (期末)         -          1店舗         3店舗         5店舗         7店舗
   従業員数(期末)                218名        256名        340名        433名        584名

※当社は2021年9月期第2四半期より連結決算に移行しております。そのため2020年9月期以前の実績は、単体業績を参考表示しております。
                                                                                  23
external environment
外部環境




                       24
市場動向(1)
保有台数は高止まりで推移する一方、平均使用年数は長期化が続いております。

                                                     自動車保有台数                                                                                                                                                                       乗用車の平均使用年数
・2007年以降、3年間微減したが、2009年以降は9年連続増加                                                                                                                                                    ・車両側の性能向上等により平均車齢、平均使用年数は長期化
・今後も急激な減少はなく、当面は高止まりで推移する見込み                                                                                                                                                        ・低走行距離・無事故などの質の良い中古車は減少

                                                                                                                                                             (万台)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   (平均使用年数/年)

                                                                                                                                                                   2020年
                                                                                                                                                                   7,817
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     2020年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     13.51



                                                                                                                                                                                  1981年
                                                                                                                                                                                   8.70




                                                                                                                                                                                                                                                   1997年
                                                                                                                                                                                   1981年
                                                                                                                                                                                           1983年
                                                                                                                                                                                                   1985年
                                                                                                                                                                                                           1987年
                                                                                                                                                                                                                   1989年
                                                                                                                                                                                                                           1991年
                                                                                                                                                                                                                                   1993年
                                                                                                                                                                                                                                           1995年


                                                                                                                                                                                                                                                           1999年
                                                                                                                                                                                                                                                                   2001年
                                                                                                                                                                                                                                                                           2003年
                                                                                                                                                                                                                                                                                   2005年
                                                                                                                                                                                                                                                                                           2007年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                   2009年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                           2011年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   2013年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           2015年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   2017年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           2019年
                                                          2006年




                                                                                                                                                          2018年
  1999年
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                                          2004年
                                                  2005年


                                                                  2007年
                                                                          2008年
                                                                                  2009年
                                                                                          2010年
                                                                                                  2011年
                                                                                                          2012年
                                                                                                                  2013年
                                                                                                                          2014年
                                                                                                                                  2015年
                                                                                                                                          2016年
                                                                                                                                                  2017年


                                                                                                                                                                  2019年
                                                                                                                                                                          2020年




出所:国土交通省                                                                                                                                                                          出所:(財)自動車検査登録情報協会『自動車保有動向』



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       25
市場動向(2)
 新車販売が低迷するなかでSUVは上昇が続いております。中古車登録は底堅く推移しています。

               新車販売台数 (10月~9月累計)                                       中古車登録台数 (10月~9月累計)
・2021年9月期(2020年10月~2021年9月)は、前年 新型コロナウイ                      2021年9月期(2020年10月~2021年9月)の中古車登録台数について
 ルス感染症の影響減からの反動で微増、ただし半導体不足によ                                は微増。前年に消費税の増税と新型コロナウイルス感染症による
 る新車減産のため2021年10月に前年同月比大幅減。                                  影響を受けたものの、新車販売台数と比べれば前年の減少/当年
・ジャンル別では、ミニバンは微増に留まったがSUVは増加。                                の反動のいずれも振れ幅は小さい。
 →当社予想:少なくとも3年以上は、SUVは成長性を維持                                                                         (千台)


                                                   (千台)

   978                    997
                934

  1,835                                            1,747
               1,889     1,979          740                    3,034   3,092     3,168              3,059
                                                 748                                        3,047

                                       1,657
                                                  684
                          510
   448          452                     561


                                                               3,846   3,803     3,897      3,765   3,806

  3,420
               3,308     3,419                    2,931
                                       2,789


  2017年        2018年     2019年         2020年     2021年         2017年   2018年     2019年      2020年   2021年

  9月期          9月期       9月期           9月期        9月期          9月期     9月期       9月期        9月期     9月期

         登録車      軽自動車          SUV( 登録車)      ミニバン( 登録車)                      登録車   軽自動車




                                                                                                            26
出所:(社)日本自動車販売協会連合会、(社)全国軽自動車協会連合会                           出所:(社)日本自動車販売協会連合会、(社)全国軽自動車協会連合会
 中古車販売店の状況
     中古車販売店は、小規模店が乱立する多数乱戦状態です。大手企業のシェア拡大が本格的に
     始まったのは直近5年程度、シェアも約5%。当社が入り込む余地は大きいと考えております。




                             当社の市場シェア               0.5%未満
                             (2021年9月期実績 12,854台 )


                              ・中古車販売店は、全国で約27,000店(※2)。


                              ・最大手の年間販売台数は10万台規模、シェア約5%(※3)。
                                 トップ企業のシェア推移              (※4)
           年間 中古車小売台数

            約262万台(※1)           5.0%
                                                                                              上場企業A
                                 4.0%
                                 3.0%
                                 2.0%                                                     上場企業B
                                 1.0%
                                 0.0%
                                        2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
                                                                                                    年度



※1   2019年の中古車小売市場規模。株式会社矢野経済研究所推定
     株式会社矢野経済研究所『中古車流通総覧 2020年版』より当社推定

                                                                                                  27
※2
※3   各社の発表資料等より当社調べ
※4   各社の発表資料等より当社調べ。各社決算月が異なるため、期初の日付を基準に「年度」に当てはめて表記
 四輪中古車販売における当社のTAM (※1) /                                             売上総利益の構成
    小売はエリア、ジャンルの拡大を進めます。売上総利益は附帯サービスの拡大余地があります。

    四輪 中古車小売販売における当社のTAM                                           売上総利益の構成(イメージ)


ジ    東海地方            関西地方             全国              売上総利益
ャ    約4,400億         約4,000億
ン                                   約3兆円
ル                                                                                             <構成比>
    拡
    大                                                                                         約50%
                                                                           附帯サービス関連

        輸入車


        ミニバン
                                                   <構成比>                    自動車販売関連           約50%

                                    拡大             22.4%
               SUV                                 77.6%
                                                (2021年9月実績)

                                         地域                   現在                         将来
<現在>
【地域】                                            <現在>
 東海地方ドミナント展開 →2021年神戸進出                         自動車販売関連の構成比 77.6% (2021年9月期実績) 。
【ジャンル】                                          新規出店による小売販売の新規顧客の獲得が先行しており、
 SUVで創業 → ミニバン、輸入車まで拡大                          顧客を囲い込み附帯サービスを提供するには時間差が生じている

<将来>                                            <将来>
新規エリアへの展開、ジャンルの横展開を進める                          自動車販売関連、附帯サービス関連の構成比は同等になると推定

※市場規模は株式会社矢野経済研究所『中古車流通総覧 2020年版』および一般財団法人 自動

                                                                                              28
車検査登録情報協会『都道府県別・車種別保有台数表』をもとに計算した当社推定値              ※株式会社矢野経済研究所『中古車流通総覧 2020年版』をもとに推定

※1 TAM・・・Total Addressable Market。獲得可能な最大市場規模
earnings forecast
2022年9月期 業績予想




                    29
2022年9月期 連結業績予想
MEGA専門店の新規出店を主軸として、小売販売台数の増加、事業規模の拡大に取り組み、
売上高600億円(前期比+34.0%)、営業利益10億円(前期比+64.4%) 、営業利益率1.7%を目指します。
                                                     単位:百万円
                  2021年9月期    2022年9月期
                                         前期比       増減額
                     実績         業績予想
売上高                44,778      60,000    134.0%    15,221
売上原価               37,716      50,000    132.6%    12,283
売上総利益               7,061      10,000    141.6%    2,938
販売費及び一般管理費          6,453      9,000     139.5%    2,546
営業利益                608        1,000     164.4%     391
経常利益                445         770      172.8%     324
親会社株主に帰属する当期
純利益                 381         460      120.5%     78
1株当たり当期純利益 ※       124.17円    135.87円      -         -
1株当たり配当金            0.00円      0.00円       -         -
四輪小売販売台数           12,854台    17,243台    134.1%   4,389台
二輪小売販売台数            904台       2,462台    272.3%   1,558台
                                                            30
     2022年9月期 業績予想の前提条件
      2022年9月期の業績予想は、2021年11月時点の業界環境が継続することを前提としております。
0

                                                                                                                                  210.
0
             四輪小売販売台数                前年同期比             MEGA専門店店舗数
0                           160.2%
                                                                                                                                  160.
0                                                                                      137.8%
                      145.0%                  116.5%
                                                                                                                                  110.
0
    119.4%   119.7%                  122.7%                                      114.9%
                                                                        112.8%                  108.1%
0                                                              103.3%
8                                                      93.9%                                                               10店舗
0
6
                                                                                                  7店舗          8店舗   8店舗          60.0
                                                                                 6店舗                     7店舗
                                                                                          6店舗
4
0                                                      5店舗     5店舗      5店舗
                                              4店舗
2

0
     1店舗     2店舗      2店舗      3店舗   3店舗
0                                                                                                                                 10.0
      1Q     2Q       3Q       4Q     1Q       2Q      3Q       4Q       1Q      2Q       3Q     4Q      1Q    2Q    3Q    4Q
       2019年9月期                      2020年9月期                            2021年9月期                         2022年9月期


     新型コロナウイルス感染症
     2020年9月期(実績):第1波、第2派において来客数が減少し、収益の減少が発生
     2021年9月期(実績):緊急事態宣言の発令があったが来店客数に大きな影響はなし
     2022年9月期(予想):引き続き、業績への影響は限定的に留まることを想定

     その他の業界動向
     半導体不足による新車販売の減少が中古車販売需要へ与える影響は、限定的に留まることを想定
     中古車のタマ不足およびオートオークション相場の高止まりは、継続することを想定
     中古車販売の消費行動、クルマの利用意向には大きな変化が無いことを想定

                                                                                                                                31
会計方針の変更:収益認識に関する会計基準等の適用
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を2022年9月期第1四半期
連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる
金額で収益を認識することといたしました。これにより、車両販売時の割賦販売に係る手数料収入のうち、代位弁済が見込まれる額を控除した
純額で収益を認識する方法に変更いたします。
 収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従い、2022年9月期第1四半期連結
会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、2022年9月期第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加
減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用する予定です。


■連結 損益計算書への影響額想定                          単位:百万円
           2021年9月期   2022年9月期
              実績        業績予想       前期比     増減額
           従来基準       新収益認識基準

 売上高        44,778     60,000    134.0%    15,221
                                                    売上高控除 想定額▲150百万円を加味
 売上総利益      7,061      10,000    141.6%    2,938    しております


 営業利益        608        1,000    164.4%     391

■連結 貸借対照表への影響額想定          単位:百万円
           2021年9月期   2022年9月期
             期末残高      期首残高 ※
           従来基準       新収益認識基準
                                                     期首残高 手数料契約債務      +185百万円
 流動負債       15,315     15,501
 純資産        1,806      1,621                         期首残高 利益剰余金        ▲185百万円
 総資産        21,995     21,995                       ※ 期首残高は未監査の参考値であり、会計監査の結果
                                                      により変更となる可能性があります。         32
mid-term plan
中期計画




                33
中長期の成長イメージ
既存事業を積み上げるとともに、グッドスピードブランドを活かした大きな成長を目指します。

重点課題:ブランドの構築               ④新サービス      グッドスピードブランドを
                                       活かした新たなカーライフ
                                       の提案

新規出店攻勢により、主力事業となる四輪中古
                        ③チャンネルの拡大    ノウハウを活用し、新たな
車販売のシェア拡大と顧客の囲い込みを推し進
めながら、グッドスピードのブランド価値を高   バイク、新車ディーラー、 領域へチャレンジ
め、チャンネル拡大・新サービス投入などに積   レンタカー、サブスクなど
極的にチャレンジし、大きな成長を目指す


                         ②附帯サービス       顧客の囲い込み
                         整備・車検・鈑金・塗装
                         ・ガソリンスタンド




                         ①四輪 中古車販売 新規出店、小売販売台
                          =現在の主力事業     数拡大



 現在                              将来              34
中期3ヶ年       KPI目標
売上高、小売販売台数の毎期20%以上の成長、営業利益率の毎期改善を目指してまいります。

               2021年9月期       2022年9月期    2023年9月期~2024年9月期
                  実績            業績予想             計画

連結 売上高         44,778 百万円 60,000 百万円      毎期 成長率   20%以上
連結 営業利益             608 百万円   1,000 百万円   毎期 営業利益率改善

四輪 小売販売台数      12,854 台       17,243 台    毎期 成長率   20%以上
MEGA専門店新規出店           2 店舗        3 店舗      毎期   3店舗以上

資金・財務の考え方
・最も重要な成長ドライバーは「MEGA専門店の新規出店」による小売販売台数の拡大。
・MEGA専門店新規出店は、商品在庫/固定資産により1店舗 10億円以上の投資が必要。
 営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フローは
 MEGA専門店出店によりマイナスが続き、財務活動によるキャッシュフローで賄う見通し。
・資金調達は、経営の安定性(自己資本比率)ならびに効率性(ROE)を総合的に勘案し、
 適宜、金融借入・市場調達を選択しながら調達を行う予定。
                                                              35
strategy
成長戦略
2022年9月期 ~ 2024年9月期




                      36
成長戦略   2022年9月期 ~ 2024年9月期


1)   店舗数の拡大

2)   買取事業の強化

3)   バイク事業の強化

4)   人材の確保

5)   サービスの拡充




                             37
成長戦略      1)店舗数の拡大
各専門店の新規出店を積極推進し、店舗数の拡大を図ってまいります。


   出店計画一覧        2019年9月期
                  期末(実績)
                            2020年9月期
                             期末(実績)
                                        2021年9月期
                                         期末(実績)
                                                      2022年9月期
                                                       期末(目標)
     (子会社含む)
                                             併設店を含          併設店を含
                                             めた店舗数          めた店舗数

MEGA専門店            3店舗       5店舗       7店舗    (7)    10店舗    (10)

国産車専門店(MEGA以外)    11店舗       9店舗       9店舗    (10)    8店舗        (9)

輸入車専門店(MEGA以外)     4店舗       4店舗       5店舗    (5)     5店舗        (5)

バイク販売店             0店舗       1店舗       5店舗    (9)    7店舗     (11)

買取専門店              1店舗       3店舗       2店舗    (6)     2店舗        (8)

車検専門店              1店舗       2店舗       3店舗    (24)   4店舗     (27)

BPセンター             3店舗       4店舗       4店舗    (5)     4店舗        (5)

ガソリンスタンド           0店舗       1店舗       1店舗    (1)     1店舗        (1)

レンタカー              0店舗       1店舗       1店舗    (6)     1店舗        (6)



※複数のサービスを提供する併設店は、重複しないよう主たるサービスを行っている店舗でカウントしております。
◇新規出店情報
成長戦略の基本=「MEGA専門店」の新規出店。2022年9月期は3店舗出店を予定しています。
※「MEGA専門店」の定義…敷地面積2,000坪以上、展示台数常時200台以上


2022年9月期 計画       固定資産取得      固定資産投資額         四輪在庫台数      ショールーム   土地

① 愛知県 豊川市          2022年3月        600百万円       200台程度      居抜き     賃貸
② 愛知県 名古屋市         2022年9月        690百万円       200台程度      居抜き     賃貸
③ 岐阜県 土岐市          2022年9月        728百万円       220台程度       新築     賃貸
※四輪の在庫車両仕入に係る投資額は 約2,000千円/台 程度
※MEGA専門店出店は1店舗10億円以上の初期投資が発生します。主に建物 改装/建設や整備設備の固定資産投資、商品在庫仕入等があります。




愛知県豊川市 MEGA専門店 外観イメージ             岐阜県土岐市 MEGA専門店 外観イメージ
   (2022年3月 固定資産取得予定)               (2022年9月 固定資産取得予定)             39
◇新規整備ピット情報
整備拠点を拡張し、顧客の囲い込み・整備の収益拡大につなげてまいります。


2022年9月期 計画         設備完成予定                  内容

①   岐阜県 岐阜市         2021年12月         車検専門店(岐阜SUV専門店隣接)
②   愛知県 豊川市          2022年3月            新規MEGA専門店 併設
③   愛知県 名古屋市         2022年9月            新規MEGA専門店 併設
④   岐阜県 土岐市          2022年9月            新規MEGA専門店 併設




                    MEGA SUV 清水鳥坂店
               (2021年9月 整備ピットオープン)

                                                         40
成長戦略        2)買取事業の強化
買取店の出店強化により、オートオークション会場依存からの脱却を進めてまいります。

                       2019年9月期      2020年9月期     2021年9月期          2022年9月期
                        期末(実績)        期末(実績)       期末(実績)            期末(目標)

独立型 買取専門店               1店舗             3店舗         2店舗              2店舗
併設型 買取専門店               0店舗             0店舗         4店舗              6店舗
                                                       併設型出店による早期拡大


独立型の買取専門店(レッドゲート)           販売店との併設型(ブルーゲート)
買取専門店を新規出店する形態。候補用          既存のMEGA専門店等に買取機能を併設し、買取担当者を配置する形態。
地の発掘・出店準備に時間を要する。           人材が確保できれば、すぐに出店が可能。




  グッドスピード豊田元町買取専門店             グッドスピード大垣買取専門店            グッドスピード浜松買取専門店

販売用車両の仕入ルート内訳           2020年9月期実績                     2021年9月期実績
(台数ベース)
                     買取・下取・                     買取・下取・

                      その他                        その他
                              オートオークション          32%       オートオークション
                      25%
                                  75%                         68%
                                                                           41
成長戦略            3)バイク事業の強化
 中古バイク販売店の新規出店により、本格的にバイク事業の拡大を図ってまいります。

                         2019年9月期     2020年9月期    2021年9月期        2022年9月期
                          期末(実績)       期末(実績)      期末(実績)          期末(目標)

 新車ディーラー                   0店舗         1店舗         5店舗              5店舗
 中古バイク販売店                  0店舗         1店舗         4店舗              6店舗
                                                 MEGA専門店併設型として早期出店
※併設店を含めて表示しております

新車ディーラー                               中古バイク販売店

BMW Motorrad、ハーレーダビッドソンの正規ディーラー       既存のMEGA専門店等にバイク販売店を併設。2021年9月期以降
を展開。引き続き、店舗およびブランドの拡大機会を模索            のMEGA専門店の整備ピットは、バイク用リフトも設置。




     Motorrad Gifu   ハーレーダビッドソン       CHAMPION76神戸大蔵谷店       CHAMPION76清水鳥坂店
 (2020年10月オープン)      名古屋/MEGA東海/浜松      (2021年4月オープン)          (2021年9月オープン)
                     (2021年3月グループ化)



                                                                          42
成長戦略       4) 人材の確保
採用チームの体制強化、採用活動費の積極投資、福利厚生の充実、リファラル採用の活用、
退職者の再雇用、M&Aなどを通じて、採用人数の拡大と離職率の抑制を図ってまいります。

                      2019年9月期    2020年9月期   2021年9月期   2022年9月期
                         (実績)        (実績)       (実績)       (目標)

営業職(販売、保険等)            105名         121名      173名         -
営業職(買取)                 9名          18名        27名         -
整備/鈑金・塗装               105名         155名      200名         -
事務職・その他                121名         139名      184名         -
従業員合計                  340名         433名      584名       781名
新卒入社                    41名         56名        78名      100名 以上
中途入社 (M&Aによる増加含む)      108名         130名      185名         -
退社                      65名         93名       112名         -
差引純増数                  +84名         +93名     +151名      +197名
※在籍人数は期末時点、入退社は期中累計を表示しております。
※2021年9月期は連結、2020年9月期以前は単体の人数を表示しております。



                                                                43
成長戦略           5)サービスの拡充
「グッドスピードらしい」新サービスの創出に積極的にチャレンジし、新たな収益の獲得な
らびにグッドスピードのブランド価値の向上に取り組んでまいります。

サブスクリプションサービス                 アパレル用品ショップ                 オリジナルキャンピングカー販売




     『NORIHO』2020年10月開始      GS SELECTION 2020年11月オープン    VANLIFE 春日井店 2021年1月オープン
                                   MEGA SUV知立店 併設             春日井ミニバン専門店 併設

          ランチ                 ドライブスルー洗車機                      バイク専用洗車場




    2019年9月開始 MEGA大垣店/             2019年4月稼働                    2021年10月稼働
MEGA SUV 知立店/MEGA SUV東海名和店     MEGA大垣店/車検大府SS店                   Motorrad Gifu
                                                                                 44
appendix
参考資料




           45
取締役
         加藤 久統
         代表取締役社長


         愛知工業大学名電高等学校卒業後、㈱シーアイシー(現 ㈱
         ファブリカコミュニケーションズ)入社。同社で中古車販売
         の実務を経験したのち、2002年にグッドスピードを創業


      横地 真吾               三津川      康之
      常務取締役 営業本部長         社外取締役    (監査等委員)

      名城大学卒業後、㈱セントラル      慶応義塾大学卒業、2011年に㈱ノリタ
      ファイナンス(現 ㈱セディナ)へ入   ケカンパニーリミテド 監査役に就任
      社。2005年にグッドスピードへ
      入社。現在は常務取締役として
      当社事業全般を統括し、営業本      保坂   憲彦
      部長を兼務               社外取締役 (監査等委員)

                          玉川大学卒業後、2008年に現 EY新日本
                          有限責任監査法人入所。公認会計士
      平松 健太
      取締役 流通本部長

      愛知県立旭陵高等学校卒業後、      松井   隆
      接客業を経て、2006年にグッド    社外取締役 (監査等委員)
      スピードへ入社。現在は最年少
      取締役として流通本部長を担当      千葉大学法科大学院卒業後、2016年に
                          現 御園総合法律事務所入所。弁護士
沿革         (1/3)
2002年8月    当社創業店であるグッドスピード春日井SUV専門店(現      グッドスピード春日井ミニバン専門店)を愛知県春日井市にオープン

           中古車販売を目的に、資本金300万円で有限会社グッドスピード設立、名古屋市守山区に本社所在地を置く
2003年2月
           グッドスピード名東・守山SUV専門店(現 グッドスピード名東MINI輸入車専門店)を名古屋市守山区にオープン

2005年9月    グッドスピード中川・港SUV専門店を名古屋市中川区にオープン

2006年7月    有限会社グッドスピードを株式会社グッドスピードへ商号変更

2008年4月    グッドスピード小牧SUV専門店(現    グッドスピード小牧ミニバン専門店)を愛知県小牧市にオープン

2009年8月    グッドスピード安城SUV専門店(現    グッドスピード安城ミニバン専門店)を愛知県安城市にオープン

2010年12月   輸入車販売を目的に、インターナショナル店(現      SPORT名古屋輸入車専門店)を愛知県尾張旭市にオープン

2011年7月    車両品質管理・コーティング事業を目的に、子会社として株式会社グッドサービスを設立

2011年11月   グッドスピード岐阜SUV専門店を岐阜県岐阜市にオープン

2012年4月    本社を名古屋市東区に移転

2012年10月   グッドスピード豊橋SUV専門店(現    グッドスピード豊橋ミニバン専門店)を愛知県豊橋市にオープン

2013年2月    インターナショナル岡崎ベンツBMW専門店(現      SPORT岡崎輸入車専門店)を愛知県岡崎市にオープン

2013年5月    鈑金・塗装修理部門としてグッドスピード中川BPセンターを名古屋市中川区にオープン

2014年2月    グッドスピード春日井BPセンターを愛知県春日井市にオープン

2014年12月   MINI販売を目的に、UNITED MINI CARSを名古屋市名東区にオープン

2015年3月    レンタカー事業を開始

           グッドスピード四日市SUV専門店を三重県四日市市にオープン
2015年7月
           グッドスピード浜松SUV専門店(現 グッドスピードMEGA浜松店)を浜松市西区にオープン

2015年9月    マッハ車検名古屋守山店を車検専門店として初のフランチャイズ契約で名古屋市守山区にオープン
                                                                             47
沿革         (2/3)
2015年12月   マッハ車検四日市小木曽店をグッドスピード四日市SUV専門店に併設

2016年4月    SPORT三重MINI専門店(現   グッドスピード津ミニバン専門店)を三重県津市にオープン

2017年1月    グッドスピード緑SUV専門店(現     SPORT緑輸入車専門店)を名古屋市緑区にオープン

2017年7月    子会社である株式会社グッドサービスを吸収合併

2017年10月   グッドスピードMEGA SUV春日井店を愛知県春日井市にオープン

2018年12月   グッドスピード大府有松インター買取専門店を愛知県大府市にオープン

2019年2月    グッドスピードMEGA大垣店を岐阜県大垣市にオープン

2019年4月    東証マザーズ上場

           グッドスピード小牧BPセンターを愛知県小牧市にオープン
2019年8月
           グッドスピードMEGA SUV知立店(ちりゅう)店を愛知県知立市にオープン

           グッドスピード緑BPセンターを名古屋市緑区にオープン
2019年10月
           株式会社ホクトーモータースを100%子会社化

2019年12月   コーティング専用ブース 愛知県尾張旭市に移転

           グッドスピードMEGA浜松店をリニューアルオープン
2020年1月    グッドスピード東海名和買取専門店/カーコンビニ倶楽部名和店(現 CHAMPION76 東海名和店)を愛知県東海市にオープン
           株式会社ホクトーモータース(名古屋市天白区)を吸収合併し、グッドスピード車検 名古屋天白店としてリニューアルオープン


           株式会社エンジョイレンタカーより事業譲り受け 沖縄県でもレンタカー事業開始
2020年4月
           グッドスピードMEGA SUV東海名和店を愛知県東海市にオープン

           グッドスピード豊田買取専門店(現 豊田元町買取専門店)を愛知県豊田市にOPEN
2020年5月
           グッドスピードモーターサイクル東海名和店(現 CHAMPION76東海名和店)を愛知県東海市にOPEN


2020年6月    株式会社エンジョイレンタカーより譲り受けた沖縄レンタカーをグッドスピードレンタカー那覇空港前店としてリニューアルオープン
                                                                           48
沿革         (3/3)
2020年9月    カーステーション株式会社より同社大府店を譲り受け、グッドスピード車検大府SS店としてリニューアルオープン

2020年9月    グッドスピード車検中川・港店を名古屋市港区にOPEN


           当社初の正規ディーラーとなるMotorrad Gifuを岐阜県岐阜市にオープン
2020年10月
           SUV サブスクリプションサービス『NORIHO』提供開始


2020年11月   グッドスピードMEGA SUV知立店 敷地内に、セレクトショップ『GS SELECTION(ジーエス セレクション)』をオープン

2021年1月    グッドスピード春日井ミニバン専門店リニューアルオープン、併設店 グッドスピード春日井ハイエース・キャンピング専門店オープン

2021年3月    株式会社チャンピオン(現   株式会社チャンピオン76)を100%子会社化

2021年4月    兵庫県神戸市に、グッドスピードMEGA SUV 神戸大蔵谷店・CHAMPION76神戸大蔵谷店をオープン

2021年5月    グッドスピードMEGA SUV 神戸大蔵谷店の併設店として、グッドスピード神戸大蔵谷買取専門店をオープン

2021年6月    グッドスピードレンタカー那覇空港前店の併設店として、グッドスピード沖縄豊見城買取専門店をオープン

2021年7月    グッドスピードMEGA 大垣店の併設店として、グッドスピード大垣買取専門店をオープン


           グッドスピードMEGA 浜松店の併設店として、グッドスピード浜松買取専門店をオープン
2021年8月
           グッドスピード四日市SUV専門店の併設店として、CHAMPION76四日市店をオープン


2021年9月    静岡県静岡市に、グッドスピードMEGA SUV清水鳥坂店・CHAMPION76清水鳥坂店をオープン

2021年10月   株式会社チャンピオンを株式会社チャンピオン76に商号変更し、当社のバイク事業を同社へ事業譲渡(バイク事業を集約)

2022年3月    愛知県豊川市に、MEGA専門店の固定資産を取得予定                              ※2021年3月15日適時開示


2022年9月    愛知県名古屋市に、MEGA専門店の固定資産を取得予定                             ※2021年8月31日適時開示


2022年9月    岐阜県土岐市に、MEGA専門店の固定資産を取得予定                              ※2021年10月22日適時開示
                                                                                    49
創業の経緯
                              代表取締役社長 加藤久統は、愛知工業大学名電高等学校卒業後、
                             ㈱シーアイシー (現 ㈱ファブリカコミュニケーションズ)に入社、中古車販売実務を経験。

                              当時の愛知県はSUVを取り扱う店が少なく、お客様が欲しいSUVを探すことに苦労してい
                             る場面を数多く目の当たりにし、ビジネスチャンスに気付く。

                              「今後、必ずSUVの人気が拡大する。今は、SUVを扱う店が少なすぎる。」

グッドスピード創業者                    2002年8月、愛知県春日井市にグッドスピード春日井SUV専門店(現                                        グッドスピード春日井ミニ
      代表取締役社長                バン専門店)をオープンし、創業に至る。

            加藤 久統

4,500,000

            創業時から現在までのSUVの増加                                                               新車販売台数(登録車)         SUVの占める割合
                                                                                                                                30.0%




4,000,000




                                                                                                                     21.7%
                                                                                                                                25.0%




3,500,000




3,000,000                                                                                                                       20.0%




2,500,000




                                                                                                                                15.0%




2,000,000




1,500,000                                                                                                                       10.0%




5.0%
1,000,000




                                                                                                                         現在
                                                                                                                                5.0%




            創業時
 500,000




       0                                                                                                                        0.0%




            2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年

            出所:(社)日本自動車販売協会連合会、(社)全国軽自動車協会連合会


                                                                                                                        50
「GOOD SPEED(グッドスピード)」とは
 創業者の代表取締役社長 加藤久統の座右の銘は「有言速攻(ゆうげんそっこう)」です。ビジネス、仕事にお
いてスピード感は一番大切であると考え、従業員には「有言実行は当たり前、どうせやるなら、少しでも速く」
と説いています。

 また「GOOD SPEED」は、「良い」と「スピード」を合わせた造語のように見えますが、アメリカで実際に使
われている述語です。

 ー 幸運、成功。

 これが「GOOD SPEED」の意味です。一説によれば、以前は「GOD SPEED」として使われていた言葉が訛って、
「GOOD SPEED」になったのではないか、と言われています。

 かつてアメリカでは、これから旅立って行く人を見送るとき、「良い旅路を!」「幸運な旅を!」というニュ
アンスで、「God speed you!」と言葉を投げ掛けたそうです。それから時間が経ち、今では、旅の幸運を祈るだ
けではなく、様々なシーンにおいて人の幸運や成功を祈るとき、この言葉が使われるようになったそうです。

 創業者の加藤は、当社を立ち上げる前に、アメリカの映画『ザ・ロック』(1996年公開、英語版表題は「The Rock」)
でこの言葉を紹介するシーンを鑑賞しました。そのシーンに感銘を受け、店名に掲げることにしました。-クル
マを買ってくれる人たちのカーライフが、ひいては人生そのものが、幸運と成功に恵まれることを心から祈る、
そんなお店になるように。そして、これから創業する自分自身に向けたエールとして。

 加藤が社名に込めた思いは、創業から17年が経過した今も、すべての従業員に伝えられ、共有しています。
私たちは、当社を利用いただくすべての人たちの人生の幸運と成功を願っています。




                                                         51
グッドスピードの『ブルーゲート』




           グッドスピードは、店舗シンボルとして、ブランドカラーである
          鮮やかな青色で彩った『ブルーゲート』を設置しています。

           『ブルーゲート』は、特殊な焼き付け加工を施しており、雨や風
          に当たっても色落ちすることなく、何年も鮮やかな青色を維持する
          ことができます。

           私たちの取り扱う「中古車」は、一般的には、時間とともに古く
          なり、その品質は少しずつ下がっていきます。

           私たちはそうした中古車のイメージを少しでも違うものにしたい。
          販売するクルマは、高年式で状態の良い、事故やキズのないクルマ
          をラインナップし、納車前にはガラスコーティングを施し、ピカピ
          カの状態で乗り出していただくことをお勧めしています。

           いつまでも色褪せない、高品質で綺麗なクルマ。そんなカーライ
          フの始まりとして、ショールームの入口は、ピカピカの『ブルー
          ゲート』で皆さまをお出迎えいたします。          52
お客様(=ファン)を大切にする

 すべての人に感謝・感動・感激を与えること。創業来、当社はこの思いを最も大切に経営をし
ています。

 創業当初、最初に注力したのはアメ車のSUVでした。熱烈なファンが多いジャンルで、たくさん
のユーザーにお買い求めいただいたのですが、当時のアメ車は故障が多く、お客様から本当に多く
のクレームやお叱りを受けました。

 グッドスピードで車を買ったお客様には、全員に満足してほしい、安心でき、快適で楽しいカー
ライフ送ってほしい。そして、グッドスピードで買ってよかったと心から思ってほしい。そうした
思いを込めて、グッドスピードはお客様のことを「ファン」と呼んでいます。

 現在、私たちは「安心、快適、楽しい」カーライフ
を提供するために、高品質で走行距離の少ない高年式
車を揃えること、メテナンスパックや保証を付けるこ
と、販売店に整備ピットを併設していつでも修理・メ
ンテナンスに応じれるようにすることなど、サービス
の拡充に取り組んでいます。

 これからも、感謝・感動・感激いただける環境づく
りを進めていきます。

                                          53
mission / vision / value
ミッション / ビジョン / バリュー




                           54
ミッション


中古車販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供を通じて、
すべての人に感謝・感動・感激を与え続ける伝道師でありたい

 日本は、世界に類例を見ない高度経済成長を遂げた1960年代以降に劇的なモータリゼーションが
進み、豊かさの象徴であった自動車は、誰もが手に入れることができる快適な道具として変化しま
した。それから50年以上の月日が経ち、現代における自動車は、私たちの生活に欠かせない必需品
として定着しています。

 中古車は、経済負担の軽い自動車の購入方法として、モータリゼーションの進展と同時に少しず
つ日本に広がり、今では年間260万台超の中古車が小売販売されています。中古車市場の黎明期、
消費者にとって不安の大きい購入方法であった中古車購入は、政府・官公庁はもとより、数多の業
界団体や民間企業の弛まぬ努力と働き掛けによって、メーター改ざん車の撲滅、おとり広告などの
不当広告の根絶、品質評価基準の確立、整備・鈑金技術の向上など、着実に透明で健全な購入がで
きる環境を整えてきました。
 私たちグッドスピードは、そうした業界の取り組みに高く共感しています。消費者が心から安心
して中古車を購入して欲しい。より快適に、より楽しく中古車に乗って欲しい。そうした豊かな
カーライフを提供できる会社でありたいと考えています。

                                           55
ビジョン(中期経営目標)




              SUV販売台数 日本一
 日本には、約2.7万もの中古車販売店があると言われています。中古車販売業界は、多数乱戦の状態にあり、業界最大手の販売店
であっても、中古車小売販売業界における販売シェアは5%程度であると推測されています。

 1990年代以降、自動車の製品性能の進化と、長く続く緩やかな景気後退、そして消費者のライフスタイルの多様化などによって、
日本の自動車保有期間は長期化しており、自動車の販売台数は新車・中古車ともに減少しています。さらにこの先、日本は少子高
齢化による人口減少が進み、また同時に、さらなるライフスタイルが多様化・細分化されていくこと、そしてサブスクリプション
サービス、カーシェアリング、カーリースなどに代表される、自動車を保有しない乗り方の普及によって、ますます自動車の販売
台数は減少が続いていくと予想されています。

 こうした業界環境のなかにあって、約2.7万の中古車販売店は、生き残りを掛けて、ますます競争が激化していくものと考えられ
ます。特に、資本力と販売・アフターサービスのインフラを有する大手販売店によるシェア拡大によって、中小販売店の淘汰が進
んでいくことは、ほぼ間違いないと想定されます。

 私たちグッドスピードは、創業当初より、SUVに専門特化することで成長を遂げてきました。今では、SUVだけではなく、ミニバ
ンやメルセデスベンツ、BMW MINIなど、取り扱い車種を拡大していますが、今後も「SUVといえばグッドスピード」というブラン
ドメッセージは変わることなく掲げてまいります。私たちは、より競争が激化する中古車販売業界のなかで、SUVの販売規模によっ
てその存在感を示し、シェアを伸ばしていくことを中期的な経営目標として掲げています。具体的には、日本で最も多くのSUVを販
売する会社になることを目指しています。


※SUV・・・スポーツ・ユーティリティ・ビークル/Sports Utility Vehicleの頭文字を取った自動車の形態のひとつ。スポーツ多目的車。
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バリュー(経営理念)




      気持ちに勝るものはない
 テクノロジーが進化し続け、人工知能やロボットに代表される情報産業の革命が加速する現代において、消費
行動は飛躍的に便利かつ合理的に進んでいくと言われています。それでもなお、その根底には人間特有の感性や
知性があって、消費者は人間同士のリアルなコミュニケーションや、楽しい・満足・感動といった感情や体験を
求めています。

 私たちグッドスピードも、中古車販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供によって、すべての人に感
謝・感動・感激を与え続けることをミッションとして事業を行っていますが、それを実現するには、働く私たち
の「気持ち」が何よりも大切であると考えています。

 企業間競争を勝ち抜くためには、資金力、独自のノウハウやテクノロジー、そして優れた商品・サービスが必
要になりますが、それらの基盤となるのはやはり人であり、そしてその人の価値を決めるのは、他ならないその
気持ちです。お客様、社会や業界、取引先に満足いただきたい、良い商品・サービスを提供したい、そして、働
く仲間たち全員が成功・成長を勝ち取りたい。こうした思い=気持ちの強さは、何にも代え難い競争力の源泉で
あると考えています。




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business
事業概況




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顧客の課題


                    ・ SUVなど、人気ジャンルを豊富に取り揃えたお店で選びたい
        購入するときの
          不安・・・     ・たくさんの候補から自分に合うものを探したい

                    ・信頼できるお店、知識豊富な担当者から買いたい



<一般的なポータルサイトでのクルマの探し方>

    サイトで検索        自分が欲しいクルマを探す
    クルマを探す        例: 都道府県、車種、グレード、年式、走行距離、価格帯

   お店へ問い合わせ
                  欲しいクルマが置いてある店に問い合わせる
   (見積・商談予約)


     お店へ訪問        見たいクルマを決めた状態で訪問



 クルマ確認・商談→成約      実際にクルマを見て、購入を判断



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当社の事業

 クルマ・バイクにおける「安心・快適・楽しいカーライフ」の提供




当社グループ                      ユーザー

         商品・サービス
           を提供




                                  60
「安心・快適・楽しいカーライフ」の提供
 ユーザーのカーライフサイクル
     附帯サービス関連を継続的に提供して顧客と接点を持ち、ストック型で収益を積み上げます。

                           買い替えサイクル 約 年(※1)7


     車を買う            保険加入          整備・点検         事故・トラブル    買い替え




     車両小売単価     保険 手数料単価     車検 売上単価       鈑金 売上単価      オークション売却単価
     約230万円/台   約1.7万円/年     約4.5万円/回      約8.1万円/回     約130万円/台
                1年に1回        2~3年に1回       事故した場合に発生


                             整備 売上単価       レンタカー料金 単価
                             約2.5万円/回      0.7万円/日
                             半年~1年に1回      事故入庫時の代車

                 附帯サービス関連売上 (※2)



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※1 2019年度「乗用車市場動向調査」一般社団法人  自動車工業会、前保有車の保有期間平均   7.1年
※2   各単価および発生頻度は、当社における標準的な数値を表示しています。
※3   各単価は、法定費用、消費税、その他税金等を除いた金額を表示しております。
顧客層
 当社の主要顧客・・・ 東海地方在住(78%)、40代以下(79%)、中古車ポータルサイト経由(79%)


                           居住地                             来店・購入のきっかけ
                                 創業来、ドミナント戦略によ
                                 り集中的に出店してきた東海                     自社
            他
                                 地方(愛知県、岐阜県、三重県、                   11% 顧客・紹介
関西地方 13%                         静岡県)が78%を占めている。
 9%                                                                     10%
                                 出店エリアが限定的であるた
                                 め、東海地方以外の居住地が
                   東海地方          少ないことが弱み。新規出店               他社
                   78%           ならびにM&Aによってエリア
                                                             79%
                                 拡大に取り組んでいくことが
                                 課題。




                           年齢                      自社    ・・・当社Webサイト、店舗への直接訪問など
                                                   顧客・紹介 ・・・顧客の再販(リピート)、顧客からの紹介
                                                   他社    ・・・中古車ポータルサイト
            60代~                 インターネット経由での集客
      50代                        が多いことから、40代以下が
            7%      ~20代                           他社が運営する中古車ポータルサイトからの流入が最も多い。