7676 M-グッドスピード 2021-02-12 15:00:00
2021年9月期 第1四半期 決算説明資料 [pdf]

2021年 9月期       第1四半期

決算説明資料




株式会社グッドスピード (7676)
2021 年 2月 12日

                        Motorrad Gifu (BMW Motorradディーラー、2020年10月オープン)
会社概要
会社名          株式会社グッドスピード
設⽴           2003年2月 (創業 2002年)
本社所在地        愛知県名古屋市東区泉2-28-23 高岳KANAMEビル8F
従業員数         449名(2020年12月31日時点)
                    本社1拠点、MEGA専門店5店舗、国産⾞専門店10店舗、輸⼊⾞専門店
拠点数          32拠点   4店舗、バイク販売店1店舗、買取専門店2店舗、⾞検専門店3店舗、BP
                    センター4店舗、ガソリンスタンド1店舗、レンタカー1店舗(※)
                     (2021年2月12日時点)

出店エリア        東海エリア(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)、沖縄県

             クルマ・バイクにおける「安心・快適・楽しいカーライフ」の提供
事業内容
             新⾞・中古⾞販売、買取、整備・鈑⾦・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカー


             加藤 久統         代表取締役社⻑
             横地 真吾         常務取締役
             平松 健太         取締役
役員陣
             三津川 康之        取締役        監査等委員     社外     独⽴役員
             保坂 憲彦         取締役        監査等委員     社外     独⽴役員
             松井 隆          取締役        監査等委員     社外
※複数のサービスを提供する併設店は、重複しないよう主たるサービスを⾏っている店舗でカウントしております。
                                                              2
2021年9月期 第1四半期 ハイライト



     売上高               営業利益           四輪⼩売販売台数


 9,627百万円             66百万円              2,765台
   前年⽐ 127.8%         前年⽐ 1144.7%        前年⽐ 112.8%
  前期4月に出店したMEGA     増収によって売上総利益は       当社は、四輪⼩売販売台数を
SUV 東海名和店が寄与したこと   +34.6%の増益となりました。   最重要KPIとして位置付けてお
などにより、四輪⼩売販売高は                        ります。
                    また、主に⾞両販売の売上総
+16.4%の増収となりました。
                   利益率が向上したことと、売上      当第1四半期の四輪⼩売販売
 また、前期第2四半期以降に     総利益率の高い整備・鈑⾦、保     台数は、前期4月に出店した
出店した買取専門店3店舗、バ     険代理店などの附帯サービス関     MEGA SUV 東海名和店が寄与
イク販売店2店舗が寄与したこ     連の売上構成⽐が高まったこと     したことにより、増加いたしま
とと、整備・鈑⾦事業が堅調に     から、売上総利益率は+0.8%    した。
推移しました。            改善しました。
                    その結果、営業利益につきま
                   しても増益となりました。


                                                      3
2021年9月期 第1四半期 業績(前期対⽐)
                                      単位︓百万円

              2020年9月期   2021年9月期
              第1四半期実績    第1四半期実績     前期⽐      増減
               (累計期間)     (累計期間)
                                                    前期4月に出店したMEGA SUV 東
売上高             7,533      9,627    127.8% 2,093    海名和店が寄与したことなどによ
                                                    り、四輪⼩売販売高は増収
                                                    (+16.4%)。また、前期2Q以降に
                                                    出店した買取専門店3店舗、バイ
売上原価            6,443      8,159    126.6% 1,716    ク販売店2店舗が寄与したことに
                                                    加えて、整備・鈑⾦事業が堅調に
                                                    推移
売上総利益           1,090      1,467    134.6%    377

販売費及び⼀般管理費      1,084      1,400    129.2%    316
                                                    人件費および店舗の固定費が増加

営業利益             5          66      1144.7%   60

経常利益            △17         45         -      62

四半期純利益           0          21      5935.9%   21

四輪⼩売販売台数
(当社の最重要KPI)    2,451台     2,765台    112.8% 314台
                                                                     4
営業利益 増減分析

                                                (単位︓百万円)




       前期2Q以降に出店し   MEGA専門店、買取   前期2Q以降に出店した
       たMEGA専門店、買   専門店、バイク販売    MEGA専門店、買取専門
       取専門店、バイク販    店、⾞検専門店、ガ    店、バイク販売店などの
       売店の寄与による利    ソリンスタンドなど    固定費が増加
       益拡大          の店舗拡大による人
                    員の増加         賃借料   +47百万円
       利益率の高い整備・
       鈑⾦、保険代理店な                 広告宣伝費/販売促進費
       どの附帯サービス関                       +30百万円
       連の増収増益
                                 減価償却費 +24百万円
                                                       5
    四輪⼩売販売台数の推移
    消費税増税と新型コロナウイルス感染症による影響を受けて伸び率が鈍化していた
    四輪⼩売販売台数は、2020年9月期第3四半期で底打ちし、回復基調に戻っておりま
    す。
0                                                                                                       2
                                               MEGA SUV 知⽴店        MEGA 浜松店    MEGA SUV東海名和店
              四輪⼩売販売台数        前年同期⽐                            (リニューアルオープン)
0


                                                                                                        2
                                 MEGA 大垣店
0




                                                                                                        1
0
    MEGA SUV 春日井店

0
                                                   160.2%                                               1
0




                                                                                                        1
0                                           145.0%
                                                              122.7%
0
                                                                  116.5%                 112.8%         1

0
                              119.4% 119.7%                                        103.3%
                                                                                                        1
0



                                                                            93.9%
0                                                                                                       0
     1Q      2Q     3Q   4Q     1Q     2Q     3Q     4Q       1Q       2Q     3Q     4Q        1Q
      2018年9月期                   2019年9月期                     2020年9月期                    2021年9月期


                                                                                                    6
    附帯サービス売上の推移                    (整備・鈑⾦・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカー)

    ⼩売販売は、前期に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた⼀方、附帯サービス
    関連(整備・鈑⾦・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカー)は、堅調に成⻑
    を続けており、2021年9月期も持続しております。
                                                                            (単位︓百万円)
0                                                                                           2
                                                                                     633
             附帯サービス関連売上            前年同期⽐
0
                                                                            567             2


0                                                                     480                   1
                                                               441
                                                        393                        160.9% 1
0
                                                 361
                                   331     326
                             304                                         156.7%
0                      280                                         147.1%                   1

          210
0   172
                 204
                                                       129.4%133.3%                         1


0                                                                                           1


0                                                                                           0
    1Q      2Q   3Q    4Q    1Q      2Q    3Q    4Q      1Q      2Q   3Q    4Q         1Q
     2018年9月期                 2019年9月期                   2020年9月期                2021年9月期


                                                                                        7
     買取台数の推移
     買取専門店の出店を通じて、買取台数の拡大を進めております。

                                                                           四日市買取専門店
                                                                            (販売店との併設型)
00
                                         東海名和買取専門店         豊田元町買取専門店
                                             (独⽴型の買取専門店)   (独⽴型の買取専門店)


                買取台数         前年同期⽐
00                                                                                            2



00                                                                        656       676
                                                                                              1
                                                    535       519
                                      499
00
                448          436                                         150.5%
     361               388           138.2%                133.8%                 135.5%      1

00




                                                 119.4%
                                                                                              0
00




      1Q        2Q     3Q     4Q        1Q           2Q        3Q          4Q        1Q
00                                                                                            0

     2019年9月期                         2020年9月期                      2021年9月期


                                                                                          8
2021年9月期 第1四半期 貸借対照表
                                                                      単位︓百万円
                      2020年9月期        2021年9月期
                                                        増減             %
                         期末           第1四半期末
流動資産                    10,723          10,833          109          101.0%
固定資産                     5,717          6,384           666          111.7%
流動負債                    11,930          12,578          647          105.4%
固定負債                     3,218          3,317            99          103.1%
純資産                      1,292          1,321            29          102.3%
総資産                     16,441          17,217          776          104.7%

現⾦及び預⾦                   1,105           992           △112          89.8%
有利⼦負債                   11,905          12,427          522          104.4%
自己資本⽐率                   7.8%            7.6%         △0.2%          97.6%
ネットD/Eレシオ                 8.4            8.7            0.3          103.6%
・ネットD/Eレシオは、「(有利⼦負債-現⾦及び預⾦)/自己資本」で計算しております。
・以下の固定資産の取得に係る費用は、いずれも⾦融機関からの借⼊を予定しております。
2021年6月予定   兵庫県神⼾市   MEGA専門店    715百万円(2020年7月1日 適時開示)+ 在庫台数300台程度
            静岡県静岡市              730百万円(2021年1月8日 適時開示)+ 在庫台数200台程度
2021年9月予定            MEGA専門店
                                                                              9
売上高推移
                                                                   (単位︓百万円)

                                                                              40,000


                                                         33,704               35,000
                                                32,393
                                                                              30,000


                                                                              25,000
                                       22,751
                              20,253
                                                                              20,000
                     15,993
           12,980                                              第1四半期          15,000

 10,247                                                              9,627
                                                                              10,000 QoQ
                                                                                1Q
                                                          7,533               +27.8%
                                                                              5,000


                                                                              0
 2014年9月期 2015年9月期 2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
  (第12期)    (第13期)   (第14期)   (第15期)   (第16期)   (第17期)    (第18期)     (第19期)
                                                                                       10
営業利益推移
                                                                 (単位︓百万円)

                                                                            450
                                               405
                                                                            400


                                                                            350

           298                                                              300


                                                                            250

   207                                200
                                                                            200

                     139                                                    150
                                                        124
                              91                              第1四半期
                                                                            100
                                                                    66          1Q QoQ
                                                                            1044.7%
                                                                            50

                                                          5
                                                                            0
 2014年9月期 2015年9月期 2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
  (第12期)   (第13期)   (第14期)   (第15期)   (第16期)   (第17期)   (第18期)     (第19期)
                                                                                   11
事業構成
     事業       売上構成⽐            売上総利益率                    内容
            (2021年9月期1Q 実績)   (2021年9月期1Q 実績)        (2021年2月12日時点)

                                                主⼒事業。東海4県※においてMEGA専門
新⾞・中古⾞                                          店5店舗、国産⾞専門店10店舗、輸⼊⾞
販売             8785%              12.8%         専門店4店舗、バイク販売店1店舗を展
                                                開。※愛知・岐阜・三重・静岡

                                                店舗への持ち込みによる店頭買取と、⼀
                                                括買取査定サイト経由の出張買取がある。
                                                オートオークションに依存しない仕⼊
買取              5.9%              10.8%         ルートの開拓強化ならびに当社の取扱ラ
                                                インアップでない⾞種は、オートオーク
                                                ションでの販売で売上へ寄与する。買取
                                                専門店2店舗、販売店併設1店舗を展開。

                                                販売した⾞両の整備・⾞検。殆どの販売
整備・鈑⾦・                                          店に整備⼯場を併設し、その他に⾞検専
ガソリンスタ          5.3%              45.0%         門店3店舗、BPセンター4店舗、ガソリ
ンド                                              ンスタンド1店舗を展開。認証⼯場20店
                                                舗、うち11店舗が指定⼯場。

                                                損害保険会社の代理店業務。販売した⾞
保険代理店           0.7%             100.0%         両の自動⾞保険の契約仲介。
                                                ⼀般顧客及び代理店契約先の損害保険会
                                                社への⾞両貸出事業。直接的な売上寄与
レンタカー           0.6%              50.7%         の他、仕⼊ルート開拓の役割も担う。沖
                                                縄県でレンタカー店を運営。
・「買取」は買取した⾞両のうち、⼩売用在庫としないでオートオークション会場・自動⾞業者へ販売した売上を表示しております。
                                                                      12
 四輪⼩売販売 推移

                四輪⼩売 販売高             四輪⼩売販売台数           (⾦額単位︓百万円)


18,000台


                                                                                       30,000

16,000台




                                                                 24,976
                                                      23,683                           25,000
14,000台




12,000台



                                                                 10,973台               20,000

10,000台
                                15,776 16,711         10,151台

                     13,078     7,120台
                                           7,444台
                                                                                       15,000

                                                                            第1四半期      四輪⼩売販売高
          10,735
 8,000台




                      5,921台
                                                                                           1Q QoQ
 6,000台


                                                                                       10,000
                                                                             6,581     +16.4%
 4,000台
          5,242台                                                 5,655
                                                                                       四輪⼩売販売台数
                                                                                       5,000
 2,000台



                                                                             2,765台        1Q QoQ
                                                                 2,451台
    0台
                                                                                       +12.8%
                                                                                       0
          2015年9月期   2016年9月期   2017年9月期   2018年9月期   2019年9月期   2020年9月期   2021年9月期
           (第13期)     (第14期)     (第15期)     (第16期)     (第17期)     (第18期)     (第19期)

・四輪⼩売販売高は管理会計の数値を表示しており、売上高には計上しない自動⾞税、自動⾞重量税などが含まれております。具体的には、
 2021年9月期(第19期) 第1四半期の四輪⼩売販売高6,581百万円うち、250百万円を控除して売上高を計上しています。
・四輪⼩売販売高は割賦販売に係る収益を含んでおりません。
                                                                                                13
2021年9月期 業績予想
                                                            単位︓百万円

                     2020年9月期     2021年9月期
                                               前期⽐         増減額
                        実績          業績予想

売上高                    33,704       42,000     124.6%      8,295
売上原価                   28,726       35,160     122.4%      6,433
売上総利益                  4,978         6,840     137.4%      1,861
販売費及び⼀般管理費             4,854         6,240     128.5%      1,385
営業利益                    124          600       483.1%       475
経常利益                     3           440      13271.2%      436
当期純利益                   △24          260         -          284
1株当たり当期純利益 ※          △7.92円        86.79円       -           -
1株当たり配当⾦               0.00円        0.00円        -           -
四輪⼩売販売台数
(当社の最重要KPI)           10,973台      14,083台     128.3%      3,110台
※ 当社は、2020年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を⾏っております。2020年9月期 実績の「1株当たり当期純利益」
 は、当該株式分割後が前事業年度の期⾸に⾏われたと仮定して算定しております。

                                                                    14
    2021年9月期 業績予想の前提条件/新型コロナウイルス感染症の状況
    2021年1月に、愛知県・岐阜県において再度の緊急事態宣言が発令されております
0
    が、現在のところ当社業績への影響は限定的にとどまっております                                                                     210.
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          四輪⼩売販売台数         前年同期⽐                                                                       190.
0
                               160.2%                                                                  170.
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                                                                                                       150.
0
                      145.0%                     116.5%                                                130.
0

0   119.4%   119.7%                     122.7%                                                         110.
                                                                           112.8%
0                                                                 103.3%                               90.0
                                                          93.9%
0                                                                                                      70.0
     1Q      2Q       3Q        4Q       1Q        2Q      3Q      4Q       1Q         2Q   3Q   4Q
      2019年9月期                          2020年9月期                            2021年9月期
    2020年9月期の状況
    ・2020年4月緊急事態宣言後に来店客数が大幅に減少、5月同宣言解除後に増加し、6月には前年並みまで回復
    ・2020年8月上旬、感染者数拡大と愛知県、岐阜県、三重県の県独自の緊急事態宣言・非常事態宣言により来
     店客数は再び減少するが、8月下旬より順に解除されて以降は再度回復し、9月の来店客数は大きく増加
    2021年9月期の⾒通し(業績予想の前提条件)*2020/11/13公表時点
    ・2020年9月に増加した来店客数は、10月以降に少し落ち着いたものの、前年10月は消費税増税による影響
     があったため、前年の⽔準は上回る
    ・2021年9月期の業績⾒通しは、再び外出自粛の高まりや消費意欲の減退は限定的となることを想定し、
     四輪⼩売販売台数は、2020年10月の⽔準を基点として通常の季節性にしたがって推移することを想定
    2021年9月期 2020年10月から2021年2月12日までの状況
    ・2020年10月~12月(2021年9月期第1四半期)は、当初想定通りに推移
    ・2021年1月に再度、愛知県・岐阜県において再度の緊急事態宣言が発令されたものの、来店客数に大き
     な影響はなく、現在のところ当社業績への影響は限定的にとどまる⾒通し                                                                15
external environment
external environment


           外部環境



                       16
 市場動向(1)
 自動⾞普及が進み保有台数は高止まりとなる⼀方、回転率は徐々に悪化しています

                                                   自動⾞保有台数                                                                                                                                                                乗用⾞の平均使用年数
    2007年以降、3年間微減したが、2009年以降は9年連続増加                                                                                                                                             ⾞両側の性能向上等により平均⾞齢、平均使用年数は⻑期化
    今後も急激な減少はなく、当⾯は高止まりで推移する⾒込み                                                                                                                                                 低⾛⾏距離・無事故などの質の良い中古⾞は減少

  (万台)
                                                                                                                                                                         (平均使用年数/年)
9,000
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  2019年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   13.26
8,000


7,000

                                                                                                                                                                         1981年
6,000                                                                                                                                                                     8.70

5,000


4,000


3,000


2,000


1,000


     0
                                                                                                                                                                          1981年
                                                                                                                                                                                  1983年
                                                                                                                                                                                          1985年
                                                                                                                                                                                                  1987年
                                                                                                                                                                                                          1989年
                                                                                                                                                                                                                  1991年
                                                                                                                                                                                                                          1993年
                                                                                                                                                                                                                                  1995年
                                                                                                                                                                                                                                          1997年
                                                                                                                                                                                                                                                  1999年
                                                                                                                                                                                                                                                          2001年
                                                                                                                                                                                                                                                                  2003年
                                                                                                                                                                                                                                                                          2005年
                                                                                                                                                                                                                                                                                  2007年
                                                                                                                                                                                                                                                                                          2009年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  2011年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                          2013年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  2015年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          2017年
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  2019年
         1999年
                 2000年
                         2001年
                                 2002年
                                         2003年
                                                 2004年
                                                         2005年
                                                                 2006年
                                                                         2007年
                                                                                 2008年
                                                                                         2009年
                                                                                                 2010年
                                                                                                         2011年
                                                                                                                 2012年
                                                                                                                         2013年
                                                                                                                                 2014年
                                                                                                                                         2015年
                                                                                                                                                 2016年
                                                                                                                                                         2017年
                                                                                                                                                                 2018年




     出所︓国⼟交通省                                                                                                                                                            出所︓(財)自動⾞検査登録情報協会『自動⾞保有動向』

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          17
市場動向(2)
新⾞販売は大きく減少、中古⾞登録は微減。SUV新⾞販売は拡大基調が続いています

                    新⾞販売台数 (10月〜9月累計)                                           中古⾞登録台数 (10月〜9月累計)
   2020年9月期(2019年10月〜2020年9月)は、消費税の増税と                               2020年9月期(2019年10月〜2020年9月)の中古⾞登録台数に
    新型コロナウイルス感染症の影響により急減                                               ついても、消費税の増税と新型コロナウイルス感染症による
   ジャンル別では、ミニバンは急落したが、SUVは堅調に増加                                       影響を受けたものの、新⾞販売台数と⽐べれば減少幅は⼩さ
                                                                       い
    →当社予想︓少なくとも3年以上は、SUVは成⻑性を維持
(千台)
                                                                      (千台)



                    1,835                   1,979
                              1,889
       1,731         978                     997
                               934
                                                       1,657                                         3,168
                                                                        3,004   3,034     3,092              3,035
        783
                                                        740
                                                        561
                                             510
                     448       452
        376


                                                                        3,766   3,846     3,803      3,897   3,765

       3,184        3,420                   3,419
                              3,308                    2,789


       2016年        2017年     2018年         2019年     2020年            2016年    2017年     2018年      2019年   2020年

       9月期          9月期       9月期           9月期        9月期              9月期     9月期       9月期        9月期     9月期

              登録⾞      軽自動⾞          SUV( 登録⾞)      ミニバン( 登録⾞)                          登録⾞   軽自動⾞


    出所︓(社)日本自動⾞販売協会連合会、(社)全国軽自動⾞協会連合会                            出所︓(社)日本自動⾞販売協会連合会、(社)全国軽自動⾞協会連合会

                                                                                                                     18
 中古⾞販売店の状況
 中古⾞販売業界は、多数乱戦の状態です


                             当社の市場シェア        0.5%未満
                             (2020年9月期実績 10,973台 )




                               ・業界最大⼿の年間販売台数は10万台規模で、販売
                               シェアは約5%(※2)。

                               ・中古⾞販売店は、全国で約27,000店(※3)。

              年間⼩売台数           中古⾞販売業界は、多数乱戦の状態。今後も、大⼿
                               販売店を中心にシェアの拡大は進んでいくと想定さ
              約262万台(※1)       れるが、当社が⼊り込む余地は大きい。




※1     2019年の中古⾞⼩売市場規模。株式会社⽮野経済研究所推定
※2、3   各社の発表資料等より当社調べ
                                                           19
strategy 2019.9-2021.9

                 成⻑戦略
       第17期 (2019年9月期) 〜 第19期 (2021年9月期)




                                           20
成⻑戦略   第17期 (2019年9月期) 〜 第19期 (2021年9月期)


1)   店舗数の拡大

2)   顧客との接点強化

3)   来客数の強化    (販売促進・広告宣伝の強化)

4)   顧客当たり単価の維持・拡大

5)   組織体制の強化     (人材の育成)




                                           21
成⻑戦略     1)店舗数の拡大

新規出店の積極推進
 引き続き店舗展開を積極的に進めていきます。2021年9月期は、過去2期
と同様にMEGA専門店を2店舗出店することを計画しています。
                     2018年9月期末   2019年9月期末   2020年9月期末   2021年9月期末
     出店計画⼀覧             (実績)        (実績)        (実績)        (目標)

MEGA専門店                1店舗         3店舗         5店舗        7店舗
国産⾞専門店    (MEGA以外)    11店舗        11店舗         9店舗        10店舗
輸⼊⾞専門店                 4店舗         4店舗         4店舗         4店舗
バイク販売店                 0店舗         0店舗         1店舗        1店舗
買取専門店                  0店舗         1店舗         3店舗        2店舗
⾞検専門店                  1店舗         1店舗         2店舗        3店舗
BPセンター                 2店舗         3店舗         4店舗        4店舗
ガソリンスタンド               0店舗         0店舗         1店舗        1店舗
レンタカー                  0店舗         0店舗         1店舗        1店舗
※複数のサービスを提供する併設店は、重複しないよう主たるサービスを⾏っている店舗でカウントしております。
◇新規出店情報

成⻑戦略の基本=「MEGA専門店」の新規出店
「MEGA専門店」の定義…敷地⾯積2,000坪以上、展示台数常時200台以上

2021年9月期 予定
 (1)兵庫県神⼾市    2021年6月 固定資産取得          関⻄エリア初進出
 (2)静岡県静岡市    2021年9月 固定資産取得 静岡県中部エリア進出




              兵庫県神⼾市 MEGA専門店 外観イメージ
                (2021年6月固定資産取得予定)
                                             23
◇新規出店情報

整備⼯場・鈑⾦⼯場 拠点拡大
整備拠点を拡張し、整備・鈑⾦の収益拡大につなげてまいります。

2021年9月期
 (1)グッドスピード⾞検 中川・港店                  10月オープン
 (2)グッドスピード⾞検 大府SS店                  11月リニューアルオープン
 (3)グッドスピードMEGA 大垣店                  12月整備ピットオープン




グッドスピード⾞検 中川・港店        グッドスピード⾞検 大府SS店      New! グッドスピード MEGA 大垣店
  (2020年10月オープン)   ガソリンスタンド、整備⼯場、BPセンターの複合店    (2020年12月整備ピットオープン)
                      (2020年11月リニューアルオープン)
                                                               24
成⻑戦略      2)顧客との接点強化

買取事業の強化
 買取の強化により、売上高・売上総利益の拡大と同時に、高年式・低⾛⾏
の良質な⾞両を仕⼊できる機会の増加につなげてまいります。
 2020年9月期は買取専門店の出店を⾏いましたが、2021年9月期以降は、
既存販売店との併設型としての出店も進めてまいります。


独⽴型の買取専門店(レッドゲート)                       販売店との併設型(ブルーゲート)




 グッドスピード東海名和 買取専門店   グッドスピード豊田元町買取専門店   グッドスピード四日市買取専門店
    (2020年1月オープン)       (2020年5月オープン)      (2020年9月オープン)



                                                           25
成⻑戦略          2)顧客との接点強化

バイク事業の強化
 2020年9月期に新規参⼊したバイク事業は、当初期待以上の成果を上げて
おり、2021年9月期以降も積極的に強化していきます。


中古バイク販売・レンタルバイク専門店/                     BMW Motorrad 正規ディーラー
MUTT motorcycles正規ディーラー                 2020月10月オープン初月は、BMW Motorrad 全ディーラーの
                                        オープン初月登録台数において、過去最多の登録台数を達成
累計受注台数 157台 (2020年5月~2021年1月   *9ヶ月間)




      グッドスピードモーターサイクル東海名和店                           Motorrad Gifu
           (2020年5月オープン)                          (2020年10月オープン)
                                                                        26
成⻑戦略   2)顧客との接点強化

レンタカー事業の強化
 SUV、ミニバンの新⾞を中心とするレンタカー事業を展開することにより、
サービスの拡充と、認知度の向上を図っていきます。




            グッドスピードレンタカー那覇空港前店
            (2020年6月リニューアルオープン)


                                  27
成⻑戦略     2)顧客との接点強化

新サービス導入
 中古⾞の販売だけに留まらず、自動⾞保険、⾞検・整備やガソリンスタン
ド、レンタカーなど、お客様のカーライフをトータルでサポートできる様々
なサービス展開を⾏っておりますが、さらに接点を強化するため、新しい
サービスの拡充を図っていきます。



SUV サブスクリプションサービス      アパレル用品ショップ          オリジナルキャンピングカー販売




     『NORIHO』         New! GS SELECTION    New! グッドスピード春日井ハイエース・
                                                キャンピング専門店
    (2020年10月開始)    グッドスピードMEGA SUV知⽴店併設
                        (2020年11月オープン)          (2021年1月オープン)   28
成⻑戦略   3)来客数の強化 (販売促進・広告宣伝の強化)

既納顧客への営業強化
 CRMシステム(顧客管理システム)の活用ならびにコールセンターの体制
強化、SNSの活用を通じて、過去に販売した顧客の再来店(リピート率)向上、な
らびに顧客からの紹介促進に取り組んでいきます。




                                    29
成⻑戦略    3)来客数の強化 (販売促進・広告宣伝の強化)

販売促進の強化
 自社在庫検索ページの強化、他社専門サイトの活用などを通じて、ブラン
ドの認知度向上を図っていきます。

  自社 在庫検索ページ                    Webサイト コンバージョン件数 (※)
                                                                  2020年12月(実績)
                                                                    10,319件
                                                                 (前年同月⽐ 168.9%)



                                                   コロナ禍による増加⼀旦落ち着く
                                                   ※緊急事態宣言発令中は、消費者の⾏動
                                                   変化(Webの閲覧時間が増える⼀方、外
                                                   出は控える)により⼀時的に増加



 YouTube公式チャンネル




                  2015年10月   2016年10月   2017年10月   2018年10月   2019年10月   2020年10月

                  ※コンバージョン・・・ 当社および他社サイトにおける⾒積り問合せ、コール、来店予約の合計
                                                                             30
成⻑戦略        4)顧客当たり単価の維持・拡大

オプション商品の付帯率・単価UP
 GS WARRANTY(保証)、メンテナンスパック、ガラスコーティング(ス
クラッチバリア)の付帯率UPに取り組むとともに、新しいオプション商品の
投⼊により、台当たり価格向上を図っていきます。




コーティング専用ブース         ボディのガラスコーティング   ボディ以外の各種コーティングセット
2019年12月 移転(規模拡張)     (スクラッチバリア)                        31
成⻑戦略   5)組織体制の強化 (人材の育成)

人材の確保    (採用強化・離職率抑制)
 福利厚⽣の充実、リファラル採用の活用、積極的な外国人登用や退職者の
再雇用、M&Aなどを通じて採用の強化と離職率の抑制を図っていきます。
 2019年9月期 新卒⼊社 41名(実績)、中途⼊社108名 (実績)
 2020年9月期 新卒⼊社 56名(実績)、中途⼊社130名 (実績)
 2021年9月期 新卒⼊社 70名(計画)、中途⼊社160名 (計画)

  新卒採用の強化      職種別採用強化(整備士採用サイト)    産学連携(整備士採用)




                                   中日本自動⾞短期大学との産学連携
                                   2020年9月 開始


                                                  32
成⻑戦略   5)組織体制の強化 (人材の育成)

教育・育成
 主に、店⻑・管理職の育成のためのマネジメント研修、店舗マニュアルの
整備・浸透による店舗運営の標準化、ハイパフォーマー(営業成績優秀者)
をロールモデルとした営業⼒強化研修による新人の早期戦⼒化などに取り組
んでいきます。

 マネジメント研修     店舗マニュアルの整備    新人早期戦⼒化/
(店⻑・管理職の育成)   (店舗運営の標準化)   ハイパフォーマー育成




                                        33
mid-term plan
mid-term plan

      中期計画



                34
中⻑期の成⻑イメージ

重点課題︓「ブランドの構築」
                           ④新サービス      グッドスピードブランドを
                                       活かした新たなカーライフ
                                       の提案
新規出店攻勢により、主⼒事業となる四輪中古
⾞販売のシェア拡大と顧客の囲い込みを推し進   ③チャンネルの拡大    ノウハウを活用し、新たな
めながら、グッドスピードのブランド価値を高
                        バイク、新⾞ディーラー、 領域へチャレンジ
め、チャンネル拡大・新サービス投⼊などに積
極的にチャレンジし、大きな成⻑を目指す     レンタカー、サブスクなど



                         ②附帯サービス       顧客の囲い込み
                         整備・⾞検・鈑⾦・塗装
                         ・ガソリンスタンド




                         ①四輪 中古⾞販売 新規出店、⼩売販売台
                          =現在の主⼒事業     数拡大



 現在                              将来              35
中期3ヶ年       KPI目標
               2020年9月期       2021年9月期    2022年9月期〜2023年9月期
                  実績             計画               計画


売上高            33,704 百万円 42,000 百万円      毎期 成⻑率   20%以上
営業利益                124 百万円     600 百万円   毎期 営業利益率改善

四輪 ⼩売販売台数      10,973 台       14,083 台    毎期 成⻑率    20%以上

MEGA専門店新規出店           2 店舗        2 店舗       毎期   3店舗以上

資⾦・財務の考え方
・新規出店に伴う商品在庫の増加ならびに設備投資により、営業活動によるキャッシュ・フ
 ロー、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスが続く⾒通し

・資⾦調達については、経営の安定性(自己資本⽐率)ならびに効率性(ROE)を総合的に
 勘案し、適宜、⾦融借⼊・市場調達を選択する


                                                              36
Appendix




           37
mission / vision / value
mission / vision / value


      ミッション / ビジョン / バリュー




                            38
ミッション


中古⾞販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供を通じて、
すべての人に感謝・感動・感激を与え続ける伝道師でありたい

 日本は、世界に類例を⾒ない高度経済成⻑を遂げた1960年代以降に劇的なモータリゼーションが
進み、豊かさの象徴であった自動⾞は、誰もが⼿に⼊れることができる快適な道具として変化しま
した。それから50年以上の月日が経ち、現代における自動⾞は、私たちの⽣活に⽋かせない必需品
として定着しています。

 中古⾞は、経済負担の軽い自動⾞の購⼊方法として、モータリゼーションの進展と同時に少しず
つ日本に広がり、今では年間260万台超の中古⾞が⼩売販売されています。中古⾞市場の黎明期、
消費者にとって不安の大きい購⼊方法であった中古⾞購⼊は、政府・官公庁はもとより、数多の業
界団体や⺠間企業の弛まぬ努⼒と働き掛けによって、メーター改ざん⾞の撲滅、おとり広告などの
不当広告の根絶、品質評価基準の確⽴、整備・鈑⾦技術の向上など、着実に透明で健全な購⼊がで
きる環境を整えてきました。
 私たちグッドスピードは、そうした業界の取り組みに高く共感しています。消費者が心から安心
して中古⾞を購⼊して欲しい。より快適に、より楽しく中古⾞に乗って欲しい。そうした豊かな
カーライフを提供できる会社でありたいと考えています。

                                           39
ビジョン(中期経営目標)




              SUV販売台数 日本⼀
 日本には、約2.7万もの中古⾞販売店があると言われています。中古⾞販売業界は、多数乱戦の状態にあり、業界最大⼿の販売店
であっても、中古⾞⼩売販売業界における販売シェアは5%程度であると推測されています。

 1990年代以降、自動⾞の製品性能の進化と、⻑く続く緩やかな景気後退、そして消費者のライフスタイルの多様化などによって、
日本の自動⾞保有期間は⻑期化しており、自動⾞の販売台数は新⾞・中古⾞ともに減少しています。さらにこの先、日本は少⼦高
齢化による人口減少が進み、また同時に、さらなるライフスタイルが多様化・細分化されていくこと、そしてサブスクリプション
サービス、カーシェアリング、カーリースなどに代表される、自動⾞を保有しない乗り方の普及によって、ますます自動⾞の販売
台数は減少が続いていくと予想されています。

 こうした業界環境のなかにあって、約2.7万の中古⾞販売店は、⽣き残りを掛けて、ますます競争が激化していくものと考えられ
ます。特に、資本⼒と販売・アフターサービスのインフラを有する大⼿販売店によるシェア拡大によって、中⼩販売店の淘汰が進
んでいくことは、ほぼ間違いないと想定されます。

 私たちグッドスピードは、創業当初より、SUVに専門特化することで成⻑を遂げてきました。今では、SUVだけではなく、ミニバ
ンやメルセデスベンツ、BMW MINIなど、取り扱い⾞種を拡大していますが、今後も「SUVといえばグッドスピード」というブラン
ドメッセージは変わることなく掲げてまいります。私たちは、より競争が激化する中古⾞販売業界のなかで、SUVの販売規模によっ
てその存在感を示し、シェアを伸ばしていくことを中期的な経営目標として掲げています。具体的には、日本で最も多くのSUVを販
売する会社になることを目指しています。


※SUV・・・スポーツ・ユーティリティ・ビークル/Sports Utility Vehicleの頭⽂字を取った自動⾞の形態のひとつ。スポーツ多目的⾞。
                                                                              40
バリュー(経営理念)




      気持ちに勝るものはない
 テクノロジーが進化し続け、人⼯知能やロボットに代表される情報産業の革命が加速する現代において、消費
⾏動は⾶躍的に便利かつ合理的に進んでいくと言われています。それでもなお、その根底には人間特有の感性や
知性があって、消費者は人間同士のリアルなコミュニケーションや、楽しい・満足・感動といった感情や体験を
求めています。

 私たちグッドスピードも、中古⾞販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供によって、すべての人に感
謝・感動・感激を与え続けることをミッションとして事業を⾏っていますが、それを実現するには、働く私たち
の「気持ち」が何よりも大切であると考えています。

 企業間競争を勝ち抜くためには、資⾦⼒、独自のノウハウやテクノロジー、そして優れた商品・サービスが必
要になりますが、それらの基盤となるのはやはり人であり、そしてその人の価値を決めるのは、他ならないその
気持ちです。お客様、社会や業界、取引先に満足いただきたい、良い商品・サービスを提供したい、そして、働
く仲間たち全員が成功・成⻑を勝ち取りたい。こうした思い=気持ちの強さは、何にも代え難い競争⼒の源泉で
あると考えています。




                                               41
business

           事業概況



                  42
ブランド(販売チャンネル)


  MEGA 専門店
  国産⾞専門店                      15     店舗
                              (2021年2月12日時点)

 主にSUV専門店とミニバン専門店を展開しています。SUV専門
店は取扱⾞種を絞り、高年式・低⾛⾏の良質な中古⾞を中心に取
り揃えております。ミニバン専門店は、ファミリー層に特に人気
の高いミニバンを中心に取扱い、高年式・低⾛⾏の良質な中古⾞
を中心に取り揃えております。
「MEGA」の定義 ︓敷地⾯積2,000坪以上、展示台数常時200台以上の店舗




                     輸⼊⾞専門店                    4   店舗
                                               (2021年2月12日時点)


                   輸⼊⾞専門店は、アメリカ⾞、MINI、メルセデスベンツおよび
                  BMWを中心に⽶国・欧州の輸⼊⾞を取り扱っており、各店舗に
                  おける取扱⾞種を限定することにより、専門店としての特⾊を出
                  しております。


                                                        43
グッドスピードの強み(1)︓専門性の特化

 販売店は、SUV、ミニバン、輸⼊⾞のように、店舗ごとの取扱⾞種を絞り、各店
舗に大型駐⾞場を用意し、常時 2,600台以上の在庫⾞両を抱えてクルマ選びをサ
ポートしております。

 これにより、営業⼀人ひとりが豊富な専門知識を持つことができ、お客様が安心
して購⼊できる豊富な提案を実現しております。




                                      44
グッドスピードの強み(2)︓ドミナント出店戦略

店舗展開はドミナント出店戦略を基本としております。

専門性に特化した店舗づくりとの相乗効果により、特定のジャンルにおいて圧倒
的な在庫台数と豊富な品揃えを実現しております。




                                       45
グッドスピードの強み(3)︓快適・清潔な店舗作り

 従来の中古⾞販売店のイメージを覆すような、洗練された清潔で明るいショー
ルームをコンセプトに、取扱⾞種に合わせたデザイン性の高い店舗作りを⾏ってお
ります。
 また、ショールームにはキッズスペースを設置するなど、ファミリー層にも心地
よくご来店頂ける店舗作りを進めております。




                                    46
グッドスピードの強み(4)︓カーライフのトータルサポート

 中古⾞の販売だけではなく、自動⾞保険の加⼊、⾞検・整備のアフターサービス、
マイカーリース、下取、買取、レンタカーなど、お客様のカーライフをトータルで
サポートできるサービス展開を⾏っております。
     商品名                 内容
                        (2021年2月12日時点)

               各店舗にピットを設置、国家資格保有整備士・検査
⾞検・整備
               員を配置。認証⼯場20店舗、うち11店舗が指定⼯場。
鈑⾦・塗装          BPセンターによる、クルマの傷・凹みの鈑⾦・塗装。
               整備・鈑⾦⼯場に併設され、ドライブスルー洗⾞機
ガソリンスタンド
               も利用可能なガソリンスタンド1店舗運営。
               店頭申込可能なオートローンにより、⾯倒もなく簡
オートローン
               単な⼿続きで申請可能。
               愛知県・沖縄県で展開。新⾞もしくは2年以内の好条
レンタカー          件の中古⾞を中心に、カーナビ・バックカメラ・
               ETC標準装備。気に⼊ったお⾞はそのまま購⼊可能。
               事故受付からお⾞の引取・修理・保険⾦請求⼿続き
自動⾞保険
               まで⼀貫対応。代⾞常時350台、⼟・日対応可能。
               買取専門店2店舗、販売店併設1店舗を展開。特に、
買取(店頭・出張)、下取                          47
               ⼩売再販が可能なSUVは高価買取を実現。
グッドスピードの強み(5)︓独自基準の仕⼊体制

 全国のオートオークション会場や自動⾞販売業者から、当社の基準を満たす品質
の確かな⾞両を仕⼊れております。具体的には、毎日のように開催されるオート
オークションにおいて、当社は修復歴のない専門店として、高品質な⾞両を逃さず
仕⼊れるために専門部署を設け、安定した供給を⾏うだけでなくお客様のニーズに
マッチした優良⾞両をご提供できるよう努めております。
 更に、当社独自基準のもと、⾞両の買取、下取も強化し、直接販売により高品質
⾞両をより安くご提供できる環境作りを進めております。




                                    48
グッドスピードの強み(6)︓豊富なオプション

 ⾞両販売においては、お客様の多様なニーズに応じられるよう、豊富なオプショ
ン商品を取り揃えております。このオプション商品によって、1台当たりの売上
高・利益を確保し、同時に⾞両本体の低価格提供を目指すことで、お客様にとって
買いやすい⾦額で販売できるように努めております。

       商品名                 内容
                       (2021年2月12日時点)


GS WARRANTY    最⻑3年間の中古⾞保証プログラム。

               購⼊後、オイル交換、オイルエレメント交換など
メンテナンスパック
               の定期点検のパック商品。

コーティング
               耐久性に優れたガラスコーティングの塗布。
スクラッチバリア

               ⾞載型映像記録装置。事故・盗難などのトラブル
ドライブレコーダー
               時に備えて⾞内外の状況を記録する。
               グッドスピード⾞検大府SS店でのガソリン給油最
VIP PASSPORT   大6円/ℓ引、オイル交換無料券、⾞検・コーティ
               ング割引クーポンなどの特典豊富なVIP会員。    49
グッドスピードの強み(7)︓サービスファクトリーの併設

 買う時も買った後もお客様に安心してカーライフを送って頂けるよう、ほとんど
の店舗に充実した設備の整備ピットを併設しております。
 多くの国家資格保有整備士が常駐し、納⾞前の点検をはじめ、⾞検や定期点検、
カーナビ取り付けやボディコーティング、カークリーンなど常時対応しております。
また、高機能・高品質な設備・機材を多数取り揃え、幅広い整備メニューも提供。
中部運輸局指定整備⼯場も保有し、充実した設備と国家資格保有整備士の高い技術
⼒で安心&リーズナブルな⾞検対応を⾏うことが可能です。




                                    50
グッドスピードの強み(8)︓ファン(お客様)との繋がり

  グッドスピードでは、当社の商品・サービスをご利用頂いたお客様との結びつき
を大切にし、当社の「ファン」になって頂くことに強い価値観を持っています。
  具体的には、お客様のご購⼊後のサポートのひとつとして、イベントを通じて触
れ合う機会を数多く設けております。⾞は移動のための単なるツールではなく、ラ
イフスタイルを彩る要素の1つでもあります。SUVであればその側⾯はさらに顕著
です。 キャンプやスノーボード、登⼭にサバイバルゲーム、アウトドア料理教室
など様々なアウトドアイベントと
SUV、ミニバン、バイクは繋がりやす
く、⾞を販売して終わりではなく、
遊びを通してお客様との接点を増や
し、⻑くお付き合い頂ける関係を築
けるように取り組んでいます。




                                     51
グッドスピードの強み(9)︓人材育成・採用

 ⻑年培った独自の採用基準により、当社にマッチングし活躍が期待できる人材の
採用を⾏っております。

 また⼊社後は、⾞両販売、整備、鈑⾦それぞれに設定した目標を達成することで、
チーフや店⻑、部⻑へ確実に昇格できる制度を確⽴しており、モチベーション高く
毎日の業務に取り組む社員が多く、計画的な育成を実現しております。




                                    52
株式の状況         2020年12月31日時点

発⾏可能株式総数                7,200,000株
発⾏済株式総数                 3,106,400株
株主数                       1,298名


大株主の状況            2020年12月31日時点
                                                                持株数       持株⽐率
                              株主名                                (株)       (%)

加藤   久統                                                         903,800     29.7%

株式会社Anela                                                       900,000     29.6%

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社                                              150,000      4.9%

楽天証券株式会社                                                        66,700       2.1%

GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL 常任代理人    ゴールドマン・サックス証券株式会社          53,300       1.7%

株式会社SBI証券                                                       47,621       1.5%

BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)常任代理人   株式会社三菱UFJ銀⾏   45,700       1.5%

武田   実花                                                         45,000       1.4%

横地   真吾                                                         38,000       1.2%

大岩   学                                                          25,700       0.8%

※ 当社は自己株式69,200株を保有しておりますが、上記大株主の状況から除いております。
※ 持株⽐率は、発⾏済株式総数(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合を表示しております。                               53
株主還元方針
 当社は利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために
必要な内部留保を確保することを基本方針としております。2021年9月期
の剰余⾦の配当につきましては、上記方針のものと、無配としております。

 将来的には、安定的かつ持続的な収益体質の構築と財務体質の改善が⾒
込まれたのちに、利益還元を充実させていきたいと考えております。

 ■1株当たり配当⾦の状況
 2019年9月期(実績) 期末   10円00銭
 2020年9月期(実績) 期末   0円00銭
 2021年9月期(予想) 期末   0円00銭




                                 54
新型コロナウイルス感染症対策

店舗営業の状況
 営業時間中の当社スタッフの⼿洗い、うがい、マスクの着用の徹底、店
舗・事務所内の換気および消毒の定期実施を⾏うとともに、当社スタッフは
毎日出社前に体温測定を徹底管理し、発熱等の症状がみられる場合は自宅待
機とし、店舗内も商談テーブルを間隔を空けて使用するなど、3密を避けて
営業を⾏っております。




来店不要なオンライン商談
 来店が不安な方でも安心してクルマの購⼊ができるよう、
業界内でもいち早くオンラインで商談できるサービス「イ
ンスタントLive」を導⼊し、来店しないで商談を⾏える環
境を整えております。



新規出店・人員採用の状況
 2020年9月期(実績)におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響拡大後も、当初計画通りに新規
出店・人材採用を継続いたしました。その結果、2021年9月期には当初予定どおりMEGA専門店2店舗の
出店と、人員確保が実現できる⾒通しです。今後につきましても、成⻑戦略にしたがって出店計画・採用
活動を継続していく予定です。
                                                 55
FAQ よくある質問

売上高の季節性
毎期、2Q(1月〜3月)ならびに4Q(7月〜9月)は売上高が大きくなる傾向があります。
2Qは、市場全体が新⾞・中古⾞の購⼊が多い需要期になること、4Qは当社の決算
月としてセールを⾏うことが慣例になっていることと、主⼒ジャンルであるSUV、
ミニバンは夏に購⼊需要が高まることが主な要因です。

四輪中古⾞販売における商品⾞両の仕⼊ルート
2020年9月期(実績)では、⼩売販売した⾞両の75.3%はオートオークション会場から
仕⼊した⾞両です。オートオークション会場の依存度が高いため、買取事業の強化
に努めて、オートオークション会場からの仕⼊の構成⽐低減に取り組んでいきます。

四輪中古⾞販売におけるジャンル別構成
2020年9月期(実績)では、国産SUV41%、国産ミニバン32%、輸⼊⾞24%、その他
3%となっております。「SUVといえばグッドスピード」として認知度を高め、専
門性に特化することをブランディングの基本とする⼀方で、SUV以外の専門店の
チャンネルも積極的に拡大していく方針です。


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FAQ よくある質問

MEGA専門店の新規出店コスト
MEGA専門店の出店は、それぞれのケースによって異なりますが、居抜き物件かつ
⼟地・建物が賃貸借契約の場合、1店舗につき10億円程度の投資が必要になります。
主に、建物の改装、整備設備などの固定資産投資、商品在庫仕⼊などがあります。

資⾦調達の方針について
2021年9月期におけるMEGA専門店の出店資⾦は、⾦融機関からの借⼊を想定して
います。その⼀方で、2020年12月期末時点での有利⼦負債は 12,427百万円、自己
資本⽐率は7.6%となっており、財務体質は決して盤石とはいえない状態にあります。
今後の事業展開においては、⾦融機関の借⼊だけに限らず、資本市場からの調達も
視野に⼊れて、適宜、経営の安定性(自己資本⽐率)ならびに効率性(ROE)を総
合的に勘案しながら判断してまいります。

東証マザーズ市場からの市場変更について
当社は2019年4月に東証マザーズ市場に新規上場しました。2022年4月より新市場
区分になりますが、将来的にはプライム市場への市場変更を目指しています。実現
するには時価総額、純資産等が基準に達しておりませんので、時価総額の向上、
財務体質の強化を目指し、事業成⻑を図ってまいります。
                                        57
重要な経営指標について
 当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、売上高営業利
益率を重視しております。現在、MEGA専門店などの新規出店攻勢により、主⼒事業となる四
輪中古⾞販売のシェア拡大と顧客の囲い込みを推し進めることで事業の拡大を図り、事業の
収益性、効率性を高めることが重要と考えているためです。
 具体的には、四輪⼩売販売台数の拡大により売上高を増加させるとともに、利益率の高い
整備・鈑⾦、保険代理店など附帯サービス関連の増収に取り組むこと、買取事業の強化など
に取り組んでまいります。
                                               単位︓百万円

               2020年9月期   2021年9月期
                                     前期⽐       増減
                  実績        業績予想

売上高             33,704     42,000    124.6%   8,295
営業利益             124        600      483.1%    475
売上高営業利益率         0.4%       1.4%       -      +1.1%
四輪⼩売販売台数        10,973台   14,083台    128.3%   3,110台

  なお、上記の2021年9月期業績予想ならびに売上高営業利益率の達成状況につきましては、
2021年11月中旬公表予定の「2021年9月期決算説明資料」および2021年12月下旬頃、「第19
期(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)有価証券報告書」にて公表する予定です。


                                                       58
成⻑に影響を与える可能性のあるリスク要因
 当社の成⻑の実現や事業計画等の遂⾏に重要な影響を与える可能性があると認識する主要
なリスク及び対応策は以下の通りです。

特定の仕⼊ルートへの依存
 当社は、販売用⾞両の仕⼊れの多くをオートオークション(構成⽐75.3% 台数ベース 2020年9月期実
績)に依存しておりますが、各オートオークション会場が定める規約を遵守し、継続的な仕⼊れが⾏える
よう、業務⼿続を整備、運用しております。しかしながら、当該規約に抵触し、取引停止等の処分を受け
た場合には、⾞両の仕⼊れが滞り、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能
性があります。また、オートオークション会場へと出品される⾞両が減少し、供給減少による仕⼊価格の
上昇が起こった際、当該上昇分を販売価格に転嫁出来ない場合には、当社の財政状態、経営成績、キャッ
シュ・フロー、成⻑可能性に影響が及ぶ可能性があります。そのため、引き続き、各オートオークション
会場が定める規約を遵守するとともに、買取事業の強化に努めてオートオークション会場からの仕⼊の構
成⽐低減に取り組んでまいります。

有利⼦負債への依存について
 当社は、店舗展開による事業拡大を図っており、新規出店に際しては、⾦融機関からの借⼊れを⾏って
おります。そのため、有利⼦負債の残高は年々増加しており、有利⼦負債依存度も高い⽔準にあります。
当社では、借⼊れに際し、取締役会で充分な協議・検討を重ね決議することとしておりますが、今後⾦融
政策の変更等により市中⾦利に変動が⽣じた場合には、⽀払利息の増加等により、当社の財政状態、経営
成績、キャッシュ・フロー、成⻑可能性に影響が及ぶ可能性があります。そのため、引き続き、借⼊れに
際しては取締役会で充分な協議・検討を重ねるとともに、今後の資⾦調達については、経営の安定性(自
己資本⽐率)ならびに効率性(ROE)を総合的に勘案し、適宜、⾦融借⼊・市場調達を選択してまいります。



その他のリスクにつきましては、第18期(自 令和元年10月1日 至 令和2年9月30日)有価証券報告書
(令和2年12月28日)第⼀部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスクに記載しております。
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免責事項

将来予測について
本資料で提供されている情報には、将来の⾒通しに関する情報が含まれています。
これら歴史的事実以外の情報は、当社が属する業界の競争、市場、諸制度に係る
リスクや不確実性による影響を受ける可能性があります。その結果、当社が現時
点で把握可能な情報から判断した仮定および推測に基づく⾒込みは、将来におけ
る実際の成果および業績とは異なる場合があり得ることをご承知おきください。




本資料および当社IRに関するお問い合わせ先
株式会社グッドスピード 管理本部 松井、髙橋
Tel ︓052-933-4092
Mail : ir@goodspeed-group.co.jp

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