7670 オーウエル 2020-05-13 15:00:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月13日
上 場 会 社 名 オーウエル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7670 URL http://www.owell.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 飛戸 克治
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 (氏名) 大野 善崇 (TEL) 06-6473-0138
定時株主総会開催予定日 2020年6月23日 配当支払開始予定日 2020年6月24日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月23日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 決算動画説明(録画)配信予定 )
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 64,508 △0.3 736 △41.3 916 △35.4 521 △45.5
2019年3月期 64,671 1.4 1,254 4.5 1,418 6.1 957 16.2
(注) 包括利益 2020年3月期 161百万円( 618.1%) 2019年3月期 22百万円( △98.5%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 50.41 - 3.0 2.1 1.1
2019年3月期 104.81 - 5.7 3.2 1.9
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 11百万円 2019年3月期 4百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 41,629 17,337 41.4 1,664.34
2019年3月期 44,621 17,484 39.0 1,680.39
(参考) 自己資本 2020年3月期 17,214百万円 2019年3月期 17,380百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △1,577 △434 △453 4,474
2019年3月期 341 △183 846 6,964
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 20.00 20.00 206 19.1 1.1
2020年3月期 - 10.00 - 12.00 22.00 227 43.6 1.3
2021年3月期(予想)
- - - - - -
(注)2021年3月期の配当予想については、現時点では未定とし、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに
公表いたします。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、現時点では合理的な業績
予想の算出が困難であるため、未定とさせていただきます。
今後、業績への影響を慎重に見極め、合理的な予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) ― 、 除外 ―社 (社名) ―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 10,500,000株 2019年3月期 10,500,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期 156,985株 2019年3月期 156,942株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 10,343,029株 2019年3月期 9,131,745株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
1
オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、9月に発生した台風15号の被害により一部地域で企業活動が停滞したこと、
また、貿易摩擦の激化などによる世界経済の減速を背景とした輸出減少や設備投資意欲の減退、世界的な自動車販売
の低迷などから製造業を中心に弱含み傾向が続きました。海外経済は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱への懸念から
製造業が不調で、弱含み傾向が続きました。また、2019年末に中国の武漢で確認された新型コロナウイルス感染症拡
大の影響により、国内および海外の経済活動は大きく制約されました。
当社グループが主に関連する塗料業界におきましては、日本塗料工業会の集計によりますと、2020年2月時点で出
荷数量では前期比2.7%減の135万トン、出荷金額では前期比2.2%減の5,241億円となりました。
このような経営環境の下で、当社グループは、取引先の課題を明らかにし、その課題を解決するために考動するべ
く、塗膜品質向上のための塗膜形成に関する課題解決力の向上、新商品開発及び品質保証力の強化、グローバル化へ
の対応を継続しながら、事業基盤の強化、拡大に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は前期比0.3%減の64,508百万円、営業利益は前期比41.3%減の736百
万円、経常利益は前期比35.4%減の916百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比45.5%減の521百万円とな
りました。
塗料関連事業では、主たるお客様である自動車メーカーの生産減や9月に発生した台風15号の被害によるお客様の
ライン停止影響に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響による期末需要が減少したことから売上高は減
少しました。
その結果、塗料関連事業の業績は、売上高は前期比2.0%減の49,290百万円、セグメント利益は前期比9.0%減の
2,210百万円となりました。
電気・電子部品事業では、主要商品であるホールICについては、中国市場向けの需要減があり、また当社子会社で
あるユニ電子㈱において、車載モジュールを販売している得意先の主たるエンドユーザーである自動車メーカーの生
産調整による出荷減がありましたが、カーナビゲーションソフトウエアの販売は好調に推移しました。
その結果、電気・電子部品事業の業績は、売上高は前期比5.7%増の15,217百万円、セグメント利益は前期比60.5%
減の191百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末の30,975百万円に比べ2,831百万円(9.1%)減
少し、28,144百万円となりました。その主な内訳は、電子記録債権が302百万円増加し、現金及び預金が2,489百万
円、受取手形及び売掛金が854百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末の13,646百万円に比べ160百万円(1.2%)減少
し、13,485百万円となりました。その主な内訳は、投資有価証券が284百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末の22,187百万円に比べ2,277百万円(10.3%)減
少し、19,909百万円となりました。その主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金が450百万円増加し、支払手形及
び買掛金が2,613百万円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末の4,949百万円に比べ567百万円(11.5%)減少
し、4,382百万円となりました。その主な内訳は、長期借入金が450百万円、繰延税金負債が133百万円それぞれ減少
したことによるものであります。
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末の17,484百万円に比べ146百万円(0.8%)減少し、
17,337百万円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は4,474百万円と、前期末と比べ2,489百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,577百万円の支出となりました。これは主に、仕入債
務の減少額2,615百万円の支出、税金等調整前当期純利益855百万円及び売上債権の減少額540百万円の収入によるも
のです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、434百万円の支出となりました。これは主に、固定資産
の取得による支出347百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、453百万円の支出となりました。これは主に、配当金の
支払310百万円及び短期借入金の純減少額104百万円によるものです。
(4)今後の見通し
今後の経済情勢につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により、国内外における経済活
動が大きく制約され、景気が大きく減退することが予測されます。当社グループは、主たるお客様である自動車業界
の生産及び販売の動向の影響を受けますが、現在多くの工場が稼働停止や生産調整の中にあり、今後の自動車メーカ
ー各社の生産回復見通しにつきましては、不透明な状況となっております。また、建設機械等、その他の産業におき
ましても、景気減速の影響を受けて低調となることを予想しております。
当社グループはこのような状況の中においても、2018年度に策定した中期経営計画におけるビジョン「意匠や機能
で、人々の未来を豊かにする - We are O-Well! -」のもと、引き続き当社グループのコア事業である塗料関連事業
と電気・電子部品事業のシナジーを高め、お客様の課題解決に的を絞り、新型コロナウイルス感染症拡大の収束後の
世界にも通用する価値を提供して、新たな需要を創造していくとともに、やりがいと誇りを持てる企業を目指してま
いります。
塗料関連事業は、現場の課題の抽出・提案に積極的に取り組むとともに、今後のIoTの急速な進展や、生産性の向上
が課題となる現場環境に対して、当社グループの電気・電子部品事業を活用して、塗装の高度化、省人化への取り組
みとして、開発を進めてまいりました塗装管理システムについて、一部特許を取得しモニター販売を開始いたしまし
た。今後は検証を進め、導入拡大に向け開発・推進を加速させてまいります。
電気・電子部品事業は、従来の自動車向けセンサーであるホールICの販売に加えて、当社独自のモジュール製品を
開発し、国内外のお客様に提供してまいります。
また、海外事業の展開については、今後のグローバル経済の行方を読みながら、現在展開している海外拠点の配置
や連携を踏まえて、新しいビジネスの創造を企画・検討してまいります。
これらの事業を展開する上におきましては、「強い現場の創造」と「お客様の手を煩わせない品質活動」を事業展
開方策に掲げ、グローバルでマーケティングを行う体制を整備し、お客様の課題を解決するとともに、お客様に提供
する商品やサービスの品質保証活動を当社グループを挙げて推進し、お客様の満足と信頼の向上に努めてまいりま
す。また、コーポレート・ガバナンス体制については、2020年6月23日開催予定の定時株主総会の承認を前提に、監
査等委員会設置会社へ移行することにより、経営の透明性向上や意思決定の迅速化を進めてまいります。また、業務
の効率化を図り、生産性を向上させ収益体質を強化することで企業価値を高めるとともに、健康経営やダイバーシテ
ィにも取り組んでまいります。
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
なお、2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、現段階では合理的
な業績予想の算出が困難であるため、未定とさせていただきます。今後、業績への影響を慎重に見極め、合理的な予
想の開示が可能となった時点で、速やかに公表いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当社の連結財務諸表は、日本
基準に基づいて作成しております。なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に
対応していく方針であります。
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,964 4,474
受取手形及び売掛金 15,006 14,151
電子記録債権 3,555 3,857
たな卸資産 4,773 5,033
その他 688 640
貸倒引当金 △12 △13
流動資産合計 30,975 28,144
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,190 1,245
機械装置及び運搬具(純額) 87 83
工具、器具及び備品(純額) 89 86
土地 1,968 1,968
リース資産(純額) 18 55
建設仮勘定 7 89
有形固定資産合計 3,362 3,529
無形固定資産
ソフトウエア 68 74
のれん 35 22
その他 38 42
無形固定資産合計 141 139
投資その他の資産
投資有価証券 9,560 9,275
長期貸付金 81 97
退職給付に係る資産 93 29
繰延税金資産 92 96
その他 383 385
貸倒引当金 △69 △68
投資その他の資産合計 10,141 9,816
固定資産合計 13,646 13,485
資産合計 44,621 41,629
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,256 15,643
短期借入金 2,130 2,021
1年内返済予定の長期借入金 50 500
未払法人税等 205 108
賞与引当金 438 430
品質保証引当金 21 81
その他 1,084 1,125
流動負債合計 22,187 19,909
固定負債
長期借入金 2,300 1,850
退職給付に係る負債 148 163
役員退職慰労引当金 78 85
繰延税金負債 2,129 1,996
資産除去債務 45 45
その他 248 242
固定負債合計 4,949 4,382
負債合計 27,136 24,291
純資産の部
株主資本
資本金 857 857
資本剰余金 760 760
利益剰余金 10,729 10,940
自己株式 △87 △87
株主資本合計 12,259 12,470
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,091 4,859
繰延ヘッジ損益 7 △3
為替換算調整勘定 21 △2
退職給付に係る調整累計額 0 △109
その他の包括利益累計額合計 5,121 4,743
非支配株主持分 104 123
純資産合計 17,484 17,337
負債純資産合計 44,621 41,629
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 64,671 64,508
売上原価 56,178 56,447
売上総利益 8,493 8,060
販売費及び一般管理費 7,239 7,324
営業利益 1,254 736
営業外収益
受取利息 3 4
受取配当金 215 224
持分法による投資利益 4 11
その他 54 34
営業外収益合計 277 274
営業外費用
支払利息 41 39
為替差損 19 27
貸倒引当金繰入額 16 -
その他 35 26
営業外費用合計 113 94
経常利益 1,418 916
特別利益
投資有価証券売却益 29 4
受取保険金 - 38
特別利益合計 29 42
特別損失
固定資産除却損 - 7
投資有価証券評価損 4 42
災害による損失 - 53
特別損失合計 4 103
税金等調整前当期純利益 1,443 855
法人税、住民税及び事業税 423 303
法人税等調整額 57 12
法人税等合計 480 315
当期純利益 963 540
非支配株主に帰属する当期純利益 5 18
親会社株主に帰属する当期純利益 957 521
7
オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 963 540
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △896 △231
繰延ヘッジ損益 22 △11
為替換算調整勘定 △54 △26
退職給付に係る調整額 12 △109
持分法適用会社に対する持分相当額 △25 0
その他の包括利益合計 △940 △378
包括利益 22 161
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 16 144
非支配株主に係る包括利益 5 16
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自2018年4月1日至2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 857 529 9,875 △1,048 10,214
当期変動額
剰余金の配当 △103 △103
親会社株主に帰属す
957 957
る当期純利益
自己株式の処分 230 961 1,191
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 230 853 961 2,044
当期末残高 857 760 10,729 △87 12,259
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配株主
繰延ヘッジ 為替換算 純資産合計
有価証券 に係る 包括利益 持分
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 5,987 △15 101 △12 6,061 97 16,373
当期変動額
剰余金の配当 △103
親会社株主に帰属す
957
る当期純利益
自己株式の処分 1,191
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △896 22 △79 12 △940 6 △933
額)
当期変動額合計 △896 22 △79 12 △940 6 1,111
当期末残高 5,091 7 21 0 5,121 104 17,484
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2019年4月1日至2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 857 760 10,729 △87 12,259
当期変動額
剰余金の配当 △310 △310
親会社株主に帰属す
521 521
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 211 △0 211
当期末残高 857 760 10,940 △87 12,470
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配株主
繰延ヘッジ 為替換算 純資産合計
有価証券 に係る 包括利益 持分
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 5,091 7 21 0 5,121 104 17,484
当期変動額
剰余金の配当 △310
親会社株主に帰属す
521
る当期純利益
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △231 △11 △24 △109 △377 19 △357
額)
当期変動額合計 △231 △11 △24 △109 △377 19 △146
当期末残高 4,859 △3 △2 △109 4,743 123 17,337
10
オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 1,443 855
減価償却費 163 213
のれん償却額 12 12
貸倒引当金の増減額(△は減少) 15 0
賞与引当金の増減額(△は減少) 9 △8
品質保証引当金の増減額(△は減少) △42 60
退職給付に係る資産負債の増減額(△は減少) △69 △80
長期未払金の増減額(△は減少) △34 0
受取利息及び受取配当金 △218 △228
支払利息 41 39
持分法による投資損益(△は益) △4 △11
投資有価証券売却損益(△は益) △29 △4
投資有価証券評価損益(△は益) 4 42
売上債権の増減額(△は増加) 912 540
たな卸資産の増減額(△は増加) △825 △289
仕入債務の増減額(△は減少) △901 △2,615
受取保険金 - △38
災害による損失 - 53
その他 118 88
小計 596 △1,369
利息及び配当金の受取額 217 229
利息の支払額 △41 △39
法人税等の支払額 △430 △413
保険金の受取額 - 38
災害による損失の支払額 - △22
営業活動によるキャッシュ・フロー 341 △1,577
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △84 △84
投資有価証券の売却による収入 98 15
固定資産の取得による支出 △175 △347
短期貸付金の純増減額(△は増加) △22 △1
長期貸付けによる支出 △24 △36
長期貸付金の回収による収入 25 19
その他 0 0
投資活動によるキャッシュ・フロー △183 △434
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △235 △104
長期借入れによる収入 900 50
長期借入金の返済による支出 △900 △50
リース債務の返済による支出 △5 △39
配当金の支払額 △103 △310
自己株式の取得による支出 - △0
自己株式の売却による収入 1,191 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 846 △453
現金及び現金同等物に係る換算差額 △54 △24
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 950 △2,489
現金及び現金同等物の期首残高 6,013 6,964
現金及び現金同等物の期末残高 6,964 4,474
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当連結会計年度の期首より海外子会社においてIFRS第16号「リース」を適用しております。これにより、リースの借
手は、原則としてリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。当該会計基準の適用にあたり、
当社グループは経過措置として認められている累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当連結会計年度の連結貸借対照表において有形固定資産の「リース資産(純額)」が41百万円、流動負債の
「その他」が30百万円、固定負債の「その他」が11百万円それぞれ増加しております。
なお、この変更による当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、取り扱う商品・サービス別に事業展開しており、「塗料関連事業」及び「電気・電子部品事業」の2
つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「塗料関連事業」は、塗料・表面処理剤、化成品・物質及び塗料・計測機器等の販売、塗装ラインに関連する
工事をしております。「電気・電子部品事業」は、ホールIC及びLED照明製品等の販売をしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
電気・電子部品 計上額
塗料関連事業 計 (注)1
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 50,280 14,391 64,671 - 64,671
セグメント間の
40 451 491 △491 -
内部売上高又は振替高
計 50,320 14,842 65,163 △491 64,671
セグメント利益 2,428 483 2,912 △1,657 1,254
セグメント資産 24,377 5,794 30,171 14,449 44,621
その他の項目
減価償却費 89 17 106 56 163
のれんの償却額 12 - 12 - 12
有形固定資産及び
118 27 145 18 164
無形固定資産の増加額
(注)1.(1)セグメント利益の調整額△1,657百万円は、主に各報告セグメントに配分していない会社の本社部門に係
る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額14,449百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社の現金及び預金、
投資有価証券であります。
(3)減価償却費の調整額56百万円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額18百万円は、報告セグメントに配分していない全社資
産に係るものであります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結損益計算書
調整額
計上額
電気・電子部品 (注)1
塗料関連事業 計 (注)2
事業
売上高
外部顧客への売上高 49,290 15,217 64,508 - 64,508
セグメント間の
56 520 576 △576 -
内部売上高又は振替高
計 49,347 15,737 65,085 △576 64,508
セグメント利益 2,210 191 2,401 △1,665 736
セグメント資産 24,016 5,737 29,754 11,875 41,629
その他の項目
減価償却費 116 38 154 59 213
のれんの償却額 12 - 12 - 12
有形固定資産及び
208 28 237 118 355
無形固定資産の増加額
(注)1.(1)セグメント利益の調整額△1,665百万円は、主に各報告セグメントに配分していない会社の本社部門に係
る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額11,875百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社の現金及び預金、
投資有価証券であります。
(3)減価償却費の調整額59百万円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額118百万円は、報告セグメントに配分していない全社資
産に係るものであります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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オーウエル株式会社(7670) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,680円39銭 1,664円34銭
1株当たり当期純利益金額 104円81銭 50円41銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 957 521
普通株主に帰属しない金額 (百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
957 521
当期純利益 (百万円)
普通株式の期中平均株式数 (株) 9,131,745 10,343,029
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
純資産の部の合計額 (百万円) 17,484 17,337
純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) 104 123
(うち非支配株主持分) (百万円) 104 123
普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 17,380 17,214
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の
10,343,058 10,343,015
普通株式の数 (株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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