7670 オーウエル 2019-11-26 13:00:00
2020年3月期第2四半期決算説明会資料 [pdf]
オーウエル株式会社 (証券コード:7670)
2020年3月期 第2四半期
決算説明資料
2019年11月19日(火)
目 次
1.当社の概要 3
● 当社の概要 ● 当社のあゆみ
● 企業理念 ● オーウエルの提供価値
● 事業別売上構成比 ● 塗料商社の存在意義
● 塗料関連事業の概要 ● 電気・電子部品事業の概要
● 安定した事業基盤 ● お客様に寄り添った営業体制
2.2020年3月期 第2四半期決算概要 16
● 決算のポイント ● 決算実績サマリー
● セグメント別動向 ● 業種別売上構成比
● 株主還元
3.2020年3月期の見通し 23
● 2020年3月期 連結業績予想 ● 成長戦略
● 塗装現場管理システムの開発・展開 ● 塗装現場管理システムの概要
● 市場の拡大を捉えたセンサー販売の拡大 ● 中長期的な成長イメージ
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1.当社の概要
当社の概要(オーウエル株式会社とは)
企業理念「オーウエルの社会的使命は、最適整合の創造」を掲げ、
工業用塗料販売で国内トップクラスの塗料関連事業を主として、
センサーを中心とする電気・電子部品事業をグローバルに展開する生産財商社
オーウエル株式会社
商 号
O-WELL CORPORATION
設 立 1943年11月
●本店:大阪市西淀川区御幣島5-13-9
拠 点
●東京:東京都品川区北品川3-6-17
資 本 金 8億5,786万円
代 表 者 代表取締役社長 飛戸 克治
事業内容 ●塗料関連事業 ●電気・電子部品事業
従業員数 ●連結:626名 (2019年3月末現在)
[117名] ※ [ ]は平均臨時雇用人員で外数
売 上 高 ●連結:646億円 (2019年3月期)
関係会社 ●連結子会社:16社 ●持分法適用関連会社:4社
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当社のあゆみ
1943年11月 塗料統制株式会社の業務代行並びに各種塗料・工業薬品等の販売並びに塗装工事の請負
業を目的とし、近江屋興業(株)設立
1967年06月 大阪支店(現:本店)を大阪市西淀川区御幣島に新築移転
1970年10月 ITT社半導体部門日本代理店の東導(株)を買収して100%子会社化
⇒ 商号をユニ電子(株)と改め、電気・電子部品事業を開始
1985年11月 技術センターを相模営業所(現:神奈川営業所)構内に開設
⇒ 塗料と塗装設備・機器・装置等とのトータルプランニング研究を開始
1992年04月 商号を近江屋興業(株)からオーウエル(株)に変更
1996年07月 100%子会社 オー・エー・シー(株)を設立
⇒ 外装建材、建設機械、産業用ロボット等の塗装請負を開始
1998年08月 エレクトロニクスプロジェクト(現:エレクトロニクス部)を設置
⇒ 半導体ビジネスのマーケティングを開始
1999年02月 100%子会社 (株)オーウエルカラーセンターを設立
⇒ 塗料調色・塗板見本作成塗料の調色請負・塗板見本の製作受託を開始
2008年04月 中国に100%子会社 奥唯(大連)貿易有限公司を設立
⇒ 以降、韓国、インドネシア、ドイツ、中国(上海)、タイ、ベトナムに順次現地法人を設立
2017年09月 メキシコに100%子会社 O-WELL Mexico Coatings & Electronics S.A de C.V. を設立
⇒ 塗料関連事業のマーケティングを開始
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企業理念
オーウエルの「社会的使命」は、
最適整合の創造
「企業目標」は、
意欲あふれる快心企業
その達成のための3つのポリシーは、
1.顧客志向の実践
2.理と情との調和
3.社会との共感
現在の中期経営計画における、ビジョンは、
意匠や機能で、人々の未来を豊かにする
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オーウエルの提供価値
オーウエルの提供価値 = お客様の課題解決
仕 お
入 客
先 様
・協 (グ
力 ロ
会 ー
社 バ
ル
)
7
事業別売上構成比
電気・電子部品事業 塗料関連事業
143.9億円 502.8億円
22.3% ・ホールIC(磁気センサ) 77.7%
・LED照明製品
塗料・表面処理剤 48.9%
【工業用塗料】
自動車用塗料に代表される、生産ライン
その他 6.4% で連続的に量産される工業製品に使用
され、固有の条件に配慮して設計、開発
した塗料
完成工事 3.7% 連結売上高
*塗装ライン関連工事
*内外装リフォーム関連工事
646.7億円
2019年3月期
塗装・計測機器 3.2%
自動車用塗料 船舶用塗料
*塗装に関連する機器の販売
化成品・物資 15.5% 【汎用塗料】
建築用塗料に代表される、幅広く使用
*生産現場における様々な課題解決に されている塗料
寄与する商品を提供
防音材 フィルム
接着剤 耐熱セラミック製品 ほか
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塗料商社の存在意義
塗料商社は、塗料メーカーとともに、あるいは塗料メーカーに代わり、
お客様の生産現場において塗膜になるまでの各工程で日々発生する
様々な課題の解決に寄与している
当社の役割 … 「塗膜形成」力の発揮
【生産部門】
お客様と
ロジスティクス
日々の技術サポート 直接対話
<塗膜になるまでのプロセス>
塗料・仕様 前処理 塗装工程 乾燥工程 塗膜
の決定 工程
検証・アドバイス 調色加工
品質向上の提案 塗装請負 塗料以外の
在庫管理
生産財の提案
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塗料関連事業の概要
①塗色のデザイン提案、量産に向けた条件設定等、生産準備段階のサポート
②量産後の、色調管理(色ずれ、カラーマッチング)、設備・機器条件管理のサポート
③不具合が起きた場合の原因究明と応急措置、管理条件の再設定等のサポート
④塗装工程における日々の保守、改善活動や、生産技術革新等の取組みのサポート
⑤塗膜形成力を活かしてQCDの向上を実現し、塗膜を提供する塗装請負
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塗料関連事業の概要
①ロジスティクス機能を発展させたバルクサプライシステムの展開
②建築・建材分野でも、工場で量産される工業製品については、
塗装工程に当社機能を発揮
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電気・電子部品事業の概要
センサー(ホールIC)
・ホールIC*については、TDK-Micronas GmbH の代理店として、営業・マーケ
ティング、グローバル物流、品質検査に至るまで最適な役割を担う
・BCP対応も踏まえ、国内外の複数拠点で在庫を保有し、災害等の発生時にも
国内外のお客様の生産拠点に安定して供給できる体制を整備
【グローバル物流】 【主な車載向け用途】
先入先出によるロット管理、デイリー納品への
対応など、安定供給の実現に向けた機能を提供
【品質検査】
外観検査を実施し、不良品の市場流出を防止
*
【ホールICとは】
磁界の変化や強さを検出し、被測定体の位置や
回転数、回転角度等を検知する磁気センサー
車載向けでは、パワトレイン、シャーシ&安全性、
ボディ&快適性等の用途に採用
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電気・電子部品事業の概要
LED照明製品
・組み込み市場、工場構内、植物プラント向け照明の製品を設計・開発し、
当社のブランドにて販売
・過酷な環境(高温・低温・高湿等)向けの照明、LED波長を組み合せた照明、
調光・調色制御による演出照明等の市場へ展開
【納入実績】 光に意匠と機能を付与
<工場構内> <組み込み用照明>
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安定した事業基盤
75年の歴史を重ねた信頼・信用に基づく多くの取引先
グループ
国内事業
45拠点 得意先
仕入先
約3,000社
約 2,000社 主要得意先は
⾃動⾞、鉄鋼をはじ
海外事業 めとした製造業
12拠点
※ 営業所、子会社、子会社の支店及び工場等の拠点を含む
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お客様に寄り添った営業体制
取引先との強い信頼関係につながる様々なサポート
・両事業ともお客様の近くに拠点を開設
・日々の納入や技術サポートに迅速かつ正確に対応
※ベトナムにはハノイとホーチミンの2拠点あり
当社の事業所
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2.2020年3月期 第2四半期決算概要
決算のポイント
(1)売上高は予想通りを確保するも、利益は前期比
および予想比減
(2)上記(1)に伴い、連結通期業績予想を下方修正
(3)中間配当は、予想通り10円を実施
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決算実績サマリー
(単位:百万円)
2019年 2020年 2020年
前期比 予想比
3月期 3月期 3月期 前期比 予想比
(%) (%)
2Q実績 2Q予想 2Q実績
売上高 31,442 31,000 31,970 528 970 101.7% 103.1%
営業利益 629 450 393 ▲236 ▲57 62.5% 87.3%
経常利益 726 580 463 ▲263 ▲117 63.8% 79.8%
親会社株主に帰属する
当期純利益 501 360 310 ▲191 ▲50 61.9% 86.1%
一株当たりの
当期純利益(円) 58.14 34.81 30.05 ▲28.09 ▲4.72 51.7% 86.3%
配当(円) - 10 10 - - - -
■売上高は、自動車メーカーの生産減も、大型塗装設備や船舶物件の受注、
カーナビゲーションソフトウエアの販売好調により、前期比・予想比は微増
■利益は、車載モジュールの出荷減やホールICの外貨建て取引における
為替影響、台風被害により、前期比・予想比は減
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セグメント別動向 塗料関連事業
24,261 24,388 (単位:百万円)
2019年 2020年
前期比
3月期 3月期 前期比
(%)
2Q実績 2Q実績
(100.5%)
売上高 24,261 24,388 127 100.5%
1,124
セグメント
1,059 1,059 1,124 65 106.1%
利益
(106.1%)
売上高 セグメント利益
■自動車メーカーの生産減があるも、塗装機器や設備の受注、船舶物件向け
の獲得により、売上高は横ばい
■塗装の高度化・省人化に向けた塗装現場管理システムは、いよいよテスト
販売
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セグメント別動向 電気・電子部品事業
7,581
7,180
(単位:百万円)
363 2019年 2020年
前期比
3月期 3月期 前期比
(%)
2Q実績 2Q実績
売上高 7,180 7,581 401 105.6%
(105.6%) セグメント
363 102 ▲261 28.2%
利益
102
(28.2%)
売上高 セグメント利益
■子会社のユニ電子のカーナビゲーションソフトウエア販売が好調に推移し
売上高は微増
■車載向けモジュールは、米中貿易摩擦の影響を受け販売減、
主力のホールICは、為替相場における円高ユーロ安の影響により利益減
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業種別売上構成比
2019年3月期 2Q累計 2020年3月期 2Q累計
船舶・構造物 3.0% その他 5.4% 船舶・構造物 3.0% その他 5.4%
金属製品 4.9% 金属製品 4.5%
機械 機械
11.3% 自動車 11.4% 自動車
50.7% 50.3%
建設・建築 建設・建築
12.4% 12.6%
鉄鋼 鉄鋼
12.4% 12.9%
■業種別構成比に大きな変化はなし
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株主還元
1株当たり配当金
(円)
2018/12上場
30
27
25
20
20
17
2020年3月期は、
15
当初予定通り
12 中間10円を実施
10
10 期末17円を予定
8
10
5
0
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
実績 予想
22
3.2020年3月期の見通し
2020年3月期 連結業績予想
(単位:百万円)
2019年 2020年
前期比
3月期 3月期 前期比
(%)
実績 予想
売上高 64,671 65,500 829 101.3%
営業利益 1,254 850 ▲404 67.8%
経常利益 1,418 1,000 ▲418 70.5%
親会社株主に帰属する
当期純利益 957 640 ▲317 66.9%
一株当たりの
当期純利益(円) 104.81 61.88 ▲43 59.0%
20 27
配当(円) (期末) (中間10/期末17)
- -
■売上高は、ほぼ予想通り
■利益は、車載モジュールの出荷減やホールICの為替影響が続き、
前期比減と予想
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成長戦略
(1)塗装現場管理システムの開発・展開
特許取得し、初期開発を終了、いよいよテスト販売開始
(2)市場の拡大を捉えたセンサー販売の拡大
①車載以外の用途開発を強化
②グローバル市場への活動
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塗装現場管理システムの開発・展開
【IoTシステムの構成例】
※自動学習機能 ※視覚化管理機能 ※不具合予測機能
※シナリオ画面機能 ※塗装専門KPI ※異常自動警報機能
※グラフはイメージ ※グラフはイメージ
※グラフはイメージ ※グラフはイメージ
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塗装現場管理システムの概要
塗装現場の状況を常時モニタリング︕
センサー・帳票・⼿入⼒データを⼀元管理︕
マシンラーニングで複合要因解析︕
※特許取得(特許第6600120号)
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市場の拡大を捉えたセンサー販売の拡大
●製造現場環境の見える化の実現例
【センサーによる無線監視の事例】
自社設計によるセンサー
プラットフォームを開発
従来、センサーを設置できな
かった過酷な現場にも設置
温度・湿度だけでなく、振動、
映像、流量などの様々な
情報をリアルタイムに収集
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中長期的な成長イメージ
電気・電子部品事業
●市場拡大を捉えたセンサー販売
の拡大 等
収
益
の
拡
大 融合領域(塗装請負の拡大 等)
塗料関連事業
●塗装請負の拡大、
グローバル化への対応 等
成長戦略の推進
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免責事項および将来見通しに関する注意事項
免責事項
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を目的として、当社が作成したものです。
当資料に記載された内容は、現時点において一般的に認識されている経済、社会等の情勢および当社が合理的と
判断した一定の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される
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将来見通しに関する注意事項
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