7643 J-ダイイチ 2020-05-07 14:00:00
2020年9月期 第2四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]
2020年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月7日
上場会社名 株式会社ダイイチ 上場取引所 東札
コード番号 7643 URL https://www.daiichi-d.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 鈴木 達雄
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役企画IR部担当 (氏名) 川瀬 豊秋 TEL 0155−38−3456
四半期報告書提出予定日 2020年5月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期第2四半期の業績(2019年10月1日∼2020年3月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第2四半期 21,299 5.0 922 12.7 929 12.4 628 53.7
2019年9月期第2四半期 20,291 0.3 818 20.8 826 21.7 408 △1.6
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年9月期第2四半期 55.01 ―
2019年9月期第2四半期 35.79 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第2四半期 18,727 12,061 64.4
2019年9月期 18,288 11,583 63.3
(参考)自己資本 2020年9月期第2四半期 12,061百万円 2019年9月期 11,583百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年9月期 ― 0.00 ― 13.00 13.00
2020年9月期 ― 0.00
2020年9月期(予想) ― 14.00 14.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 9月期の業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 40,664 0.5 1,363 1.6 1,364 0.6 880 17.4 77.07
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期2Q 11,438,640 株 2019年9月期 11,438,640 株
② 期末自己株式数 2020年9月期2Q 12,088 株 2019年9月期 12,088 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期2Q 11,426,552 株 2019年9月期2Q 11,426,552 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
株式会社ダイイチ(7643)2020年9月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第2四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
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株式会社ダイイチ(7643)2020年9月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の長期化や消費税率の引き上げに加え、新型コロナ
ウイルスの感染拡大などにより、下振れリスクが高まる中、先行きの見通せない状況が続いております。
スーパーマーケット業界は、消費税増税による消費の減速に加え、消費者の将来不安に対する「生活防衛志向」
の高まりや企業間の価格競争の激化などにより、依然として厳しい経営環境が続きました。
このような経営環境のもとで当社は、これまで通り食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、当事業年度の
重点実施事項である「既存店の改装とスクラップ&ビルドの推進」、「消費税増税対策と競合店動向調査の強
化」、「人手不足への対応と人時売上高の精度向上」、「オペレーションの改善と発注制度の見直し」、「粗利益
率の低い店舗の底上げ」、「階級別による人材教育の実践」、「コンプライアンスの徹底と福利厚生の充実」、
「イトーヨーカ堂との共同販促の更なる深堀り」を徹底し、お客様の更なる信頼と支持を得るため、新鮮かつ安全
で安心なお買い得商品の提供に努め、地域のお客様の食文化と食のライフラインに貢献できる店舗作りに取り組ん
でまいりました。加えて、商品力の向上と販売力の強化及び既存店舗の改装を継続し、競争力のある店舗フォーマ
ットの確立に注力してまいります。
また、地域貢献活動の一環として、毎日の買い物に苦労されているご高齢者の方やお身体の不自由な方々に商品
をお届けする「移動スーパー(とくし丸)」事業は、3月末現在で8号車となりました。
店舗の状況につきましては、既存店の強化と活性化を図るため、「西店(3月、旭川ブロック)」の改装を実施
いたしました。また、経営資源の有効活用のため、戦略的に「豊岡店(3月、旭川ブロック)」を閉店いたしまし
た。
イトーヨーカ堂との協働につきましては、セブンプレミアム商品の取り組み強化と帯広地区及び旭川地区におけ
る共同販促の更なる推進に努めました。また、セブン&アイグループ内で構成するスーパーマーケット連絡協議会
を「白樺店(帯広ブロック)」で開催し、店舗クリニックと意見交換会によるシナジーの共有化を図りました。
売上高につきましては、消費税増税に伴うキャッシュレス還元制度への対応や商品の一部に反動減が見られたも
のの、ポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場作りなどにより、総じて堅調に推移
し、前年同期に比べ5.0%増となりました。また、地域別の売上高につきましては、帯広ブロックは93億19百万円
(前年同期比6.4%増)、旭川ブロックは66億22百万円(前年同期比3.5%増)、札幌ブロックは53億54百万円(前
年同期比4.2%増)となりました。
売上総利益率につきましては、商品調達コストの見直しや店舗規模に合わせた商品政策の再構築などにより、
24.9%となりました。また、販売費及び一般管理費につきましては、総額では増加したものの、売上高に対する比
率は21.9%となり、前年同期に比べ0.3ポイント改善いたしました。
これらの結果、当第2四半期累計期間における売上高は212億99百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は9億
22百万円(前年同期比12.7%増)、経常利益は9億29百万円(前年同期比12.4%増)、四半期純利益は6億28百万
円(前年同期比53.7%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、前事業年度末に比べ4億38百万円増加の187億27百万円となり
ました。流動資産においては、主に現金及び預金の増加8億1百万円及び売掛金の増加87百万円に対し、その他の
減少1億2百万円等により、前事業年度末に比べ7億54百万円増加の61億78百万円となりました。固定資産におい
ては、有形固定資産のその他の減少1億24百万円及び建物の減少1億18百万円等により、前事業年度末に比べ3億
15百万円減少の125億48百万円となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債につきましては、前事業年度末に比べ39百万円減少の66億65百万円となりまし
た。流動負債においては、主に買掛金の増加1億81百万円及び未払法人税等の増加41百万円に対し、1年内返済予
定の長期借入金の減少50百万円及び賞与引当金の減少48百万円等により、前事業年度末に比べ1億15百万円増加の
50億33百万円となりました。固定負債においては、退職給付引当金の増加18百万円等に対し、その他の減少98百万
円及び長期借入金の減少79百万円により、前事業年度末に比べ1億54百万円減少の16億32百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べ4億77百万円増加の120億61百万円とな
りました。これは主に、利益剰余金の増加4億80百万円等によるものであります。この結果、自己資本比率は
64.4%となりました。
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株式会社ダイイチ(7643)2020年9月期 第2四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2019年11月5日の「2019年9月期決算短信」で公表いたしました通期の業績予想に変
更はありません。
なお、通期の業績予想に対する第2四半期累計期間の実績の進捗状況は以下のとおりであります。
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
通期予想 (A) 40,664 1,363 1,364 880 77.07
第2四半期実績 (B) 21,299 922 929 628 55.01
進捗率(%) (B)/(A) 52.4 67.7 68.1 71.4 71.4
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、休校や外出の自粛などによる「巣ごもり消費」の拡大によ
り、一部の日用品や食料品にまとめ買いの動きが見られ、一時的に売上高が増加いたしました。今後反動減が予想
されますが、業績に与える影響は軽微と考えております。但し、万が一、当社従業員等に感染者が発生した場合に
は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
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株式会社ダイイチ(7643)2020年9月期 第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,578,187 4,379,847
売掛金 525,229 612,676
商品及び製品 910,030 878,671
原材料及び貯蔵品 2,204 1,626
その他 410,129 307,458
貸倒引当金 △1,500 △1,500
流動資産合計 5,424,281 6,178,780
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 4,008,839 3,890,546
土地 6,070,442 6,070,442
その他(純額) 848,723 724,678
有形固定資産合計 10,928,005 10,685,668
無形固定資産
その他 14,490 14,490
無形固定資産合計 14,490 14,490
投資その他の資産
長期貸付金 854,307 818,554
その他 1,067,627 1,030,010
投資その他の資産合計 1,921,935 1,848,564
固定資産合計 12,864,431 12,548,723
資産合計 18,288,713 18,727,503
負債の部
流動負債
買掛金 2,502,786 2,684,474
1年内返済予定の長期借入金 231,451 181,237
未払法人税等 258,979 300,199
賞与引当金 167,804 119,307
その他 1,757,229 1,748,049
流動負債合計 4,918,251 5,033,268
固定負債
長期借入金 151,334 72,170
退職給付引当金 621,592 640,314
役員退職慰労引当金 158,946 164,078
資産除去債務 16,817 16,925
その他 838,009 739,102
固定負債合計 1,786,699 1,632,591
負債合計 6,704,950 6,665,860
純資産の部
株主資本
資本金 1,639,253 1,639,253
資本剰余金 1,566,100 1,566,100
利益剰余金 8,392,698 8,872,744
自己株式 △2,980 △2,980
株主資本合計 11,595,070 12,075,117
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △11,308 △13,474
評価・換算差額等合計 △11,308 △13,474
純資産合計 11,583,762 12,061,643
負債純資産合計 18,288,713 18,727,503
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株式会社ダイイチ(7643)2020年9月期 第2四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
(第2四半期累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 20,291,572 21,299,378
売上原価 15,228,156 15,986,475
売上総利益 5,063,416 5,312,902
営業収入 269,212 281,014
営業総利益 5,332,628 5,593,917
販売費及び一般管理費 4,513,992 4,671,388
営業利益 818,636 922,529
営業外収益
受取利息 3,873 3,436
受取配当金 208 208
その他 7,595 4,717
営業外収益合計 11,676 8,362
営業外費用
支払利息 2,771 1,159
その他 736 581
営業外費用合計 3,507 1,740
経常利益 826,805 929,151
特別損失
固定資産除却損 - 1,705
減損損失 225,629 -
災害による損失 2,700 -
キャッシュレス還元対策費用 - 12,352
その他 190 -
特別損失合計 228,519 14,057
税引前四半期純利益 598,285 915,093
法人税、住民税及び事業税 224,666 263,012
法人税等調整額 △35,298 23,489
法人税等合計 189,368 286,501
四半期純利益 408,917 628,591
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株式会社ダイイチ(7643)2020年9月期 第2四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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