7615 YU-WA CHD 2020-10-28 15:00:00
株式会社スタートアップテクノロジーとの資本業務提携及び新規事業の開始に関するお知らせ [pdf]
2020 年 10 月 28 日
各 位
会 社 名 京 都 き も の 友 禅 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 服部 雅親
(コード番号 7615 東証第1部)
問 合 せ 先 執行役員経営企画部長 白岩 正樹
(TEL.03-3639-9191)
株式会社スタートアップテクノロジーとの資本業務提携及び
新規事業の開始に関するお知らせ
当 社 は 、2 0 2 0 年 1 0 月 28 日 開 催 の 取 締 役 会 に お い て 、以 下 の と お り 、株 式 会 社 ス タ ー ト
アップテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:菊本久寿、(以下「ST社」
と 言 う ))と の 間 で 、資 本 業 務 提 携 を 行 う こ と 及 び 和 装 オ ン ラ イ ン カ ル チ ャ ー ス ク ー ル
事業 以下、 ンラインスクール事業と言う) 開始することを決議いたしましたので、
( オ を
お知らせいたします。
記
1.資本業務提携及び新規事業の開始の理由
当社グループは、 日本の女性の美と夢と心のやすらぎを創造することを永遠の
「
テ ー マ と す る 」、「 そ れ を 実 現 す る た め に 互 い に 協 調 し 、自 己 の 向 上 を は か る こ と
を 最 大 の 喜 び と す る 」を 基 本 理 念 と し て お り ま す 。日 本 古 来 の 伝 統 文 化 で あ る「 き
も の 」の 普 及 に 貢 献 し 、「 き も の 」と い う 商 品 の 販 売 を 通 じ て 、お 客 様 の 喜 び と 社
員の幸せを一体として実現させることに当社グループの存在意義があると考え、創
業 以 来 5 0 年 以 上 に わ た り 、こ れ ま で「 和 装 関 連 事 業 」を 中 心 に 事 業 展 開 を 行 っ て ま
いりました。
和 装 業 界 を 取 り 巻 く 環 境 は 、依 然 と し て 根 強 い 消 費 者 の 節 約 志 向 に 加 え 、少 子 高
齢化等により、「和装離れ」が顕著に表れているものと認識しております。
加えて、今年に入り新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、当社グループで
は、緊急事態宣言後、店舗の営業活動を自粛せざるを得ないなど、市場環境の変
化対応や店舗や催事による営業活動のみならず、事業のDX(デジタルトランス
フォーメーション)推進を行い、ウィズコロナ時代の今、お客様の新しい生活様
式に対応した商品やサービスをご提供する場が必要であるものと考え、本日開催
の取締役会において、ST社と資本業務提携を行い、同社の協力を得てオンライ
ンスクール事業を開始することを決議いたしました。日本の伝統文化である和装
をより多くのお客様にお届けする新たなプラットフォームを構築し、顧客価値の
創造と企業価値の向上に努めてまいります。
2.資本業務提携の内容
(1)資本提携の内容
当社は、 T社が実施する第三者割当増資の方法により新株式を取得する予定で
S
す 。 な お 、 新 株 式 発 行 後 の 当 社 保 有 比 率 は 8.6% と な る 予 定 で す 。
(2)業務提携の内容
① 当社が新規事業として開始予定であるオンラインスクール事業に関するプロ
ダ ク ト 開 発( シ ス テ ム 開 発 を 含 む が こ れ に 限 ら な い )、運 用 及 び こ れ に 付 随 す る
業務をST社が行うこと。
② 当社が機能拡充を予定している和装EC事業に関するWebサイトの機能拡
充( シ ス テ ム リ ニ ュ ー ア ル )に 関 し て 、そ の シ ス テ ム 開 発 及 び 運 用 を S T 社 が 行
うこと。
③ ST社が事業展開しているオンラインWebエンジニア育成スクールにおい
て培ったノウハウを当社へ提供すること。
④ ST社が持つ、 業のDX推進に関わるノウハウの提供及び当社のDX推進に
事
関わるサポート業務を当社に対して行うこと。
3.資本業務提携先の相手先の概要
(1 ) 名 称 株式会社スタートアップテクノロジー
(2 ) 所 在 地 東 京 都 渋 谷 区 宇 田 川 町 36 - 6
(3 ) 代表者の役職・氏名 代表取締役 菊本 久寿
(4 ) 事 業 内 容 スタートアップスタジオ事業、 ebエンジニア教育事
W
業
(5 ) 資 本 金 73 0 万 円
(6 ) 設 立 年 月 日 20 1 4 年 1 0 月 2 日
(7 ) 大株主及び持株比率 菊本 久寿 92.7%
(8 ) 上場会社と当該会社 資本関係 該当事項はありません。
と の 関 係 人的関係 該当事項はありません。
取引関係 当社のWEBサイトに関す
るコンサルティングを受け
ております。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
※当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態に関しましては、当該会社は非
上場であり、非開示とすることを求められていることから記載しておりません。
4.資本業務提携の日程
(1 ) 取 締 役 会 決 議 日 20 2 0 年 1 0 月 2 8 日
(2 ) 基本合意書締結 日 20 2 0 年 1 0 月 2 8 日
(3 ) 株 式 取 得 日 20 2 0 年 1 1 月 1 3 日 ( 予 定 )
5.新規事業の概要
(1)新規事業を開始する理由とその内容
2019年 の 株 式 会 社 マ ク ロ ミ ル の 調 査 に よ る と 、 物 を 購 入 し な い 理 由 や 着 物 離 れ
着
の 理 由 と し て 、「 着 物 を 着 て い く 場 所 が な い 」・「 着 付 け が 出 来 な い 」・「 価 格 が
高 い イ メ ー ジ が あ る 」な ど が 上 位 に 挙 げ ら れ て お り ま す 。当 社 で は 従 来 か ら 各 店 舗
に お い て お 客 様 へ の サ ー ビ ス の 一 環 と し て 定 期 的 に「 着 付 け 教 室 」の 開 催 を し て ま
い り ま し た が 、日 本 古 来 の 伝 統 文 化 の 代 表 と も い え る 和 装 の 普 及 に 関 し て 、「 着 付
け 教 室 」を 事 業 化 し て 和 装 の 魅 力 を 日 本 国 内 だ け で な く 、全 世 界 に 向 け て 発 信 を す
る取り組みを行うことは当社の社会的な使命であると考えております。 物を購入
着
し な い 理 由 の 一 つ で あ る「 着 付 け が 出 来 な い 」と い う お 客 様 の 課 題 解 決 の た め 、こ
の 度 、オ ン ラ イ ン ス ク ー ル 事 業 を 開 始 す る こ と と い た し ま し た 。オ ン ラ イ ン サ ー ビ
ス と し て 事 業 展 開 を 行 う 理 由 は 、「 い つ で も 」・「 ど こ で も 」 ・「 誰 で も 」 安 心 し
て始めやすいを事業のコンセプトとしており、 広いお客様に和装の魅力をお伝え
幅
出来る手法で事業展開をすることが得策であると考えたためであります。加えて、
ウィズコロナの時代、 業のDX推進が各企業に求められているものと認識してお
事
り 、当 社 で は 2 0 2 0 年 7 月 よ り 、和 装 E C 事 業 を 開 始 し て お り ま す が 、店 舗 及 び E C
事業との連携によるネットとリアルの融合が必要不可欠であると考えております。
当社が新たに開始する予定のオンラインスクール事業は、 前購入のチケット制
事
を 採 用 し 、お 客 様 が 受 講 の 都 度 ご 購 入 い た だ い た チ ケ ッ ト を 使 用 す る 方 式 と し 、お
客様ご自身のレベルに合ったレッスン内容をお客様のご都合が良いお時間に、 客
お
様が希望される受講ペースで進められるオンライン教室を目指します。
な お 、オ ン ラ イ ン ス ク ー ル 事 業 の 将 来 的 な 展 望 と い た し ま し て は 、 茶 道 」 「 華
「 ・
道」といった和装に関連するオンラインスクール事業として発展させ、さらには、
日本国内に留まらず、 装に関して興味を持たれている海外在住の日本人や外国人
和
向けにもサービスのご提供が出来るような事業にしてまいりたいと考えておりま
す。
(2)当該事業を担当する部門
当該事業は、 社グループで強化を行うデジタルマーケティングとの関連性が深
当
い た め 、マ ー ケ テ ィ ン グ 本 部 内 に 当 該 事 業 を 推 進 す る 部 門 を 設 置 し 、事 業 の 推 進 を
行います。
(3)当該事業の開始のために特別に支出する金額及び内容
当該事業の開始にあたり、多額の投資は今のところ予定しておりません。
6.新たな事業を開始する時期
(1)取締役会決議日 2020年 10月 28日
(2)事業開始時期 2021年 6 月 上 旬 ( 予 定 )
7.今後の見通し
本件新規事業が連結業績に与える影響は軽微でありますが、 長期的には当社グ
中
ル ー プ へ の 業 績 へ の 寄 与 が 高 ま る も の と 考 え て お り ま す 。ま た 、今 後 、当 社 の 連 結
業績等に重要な影響を与える事象が発生した場合には、適宜開示いたします。
以 上