7612 J-Nuts 2020-04-13 23:40:00
会計監査人からの報告事項及び外部調査委員会の調査目的の追加に関するお知らせ [pdf]
2020 年4月 13 日
各 位
会社名 株式会社 Nuts
代表者名 代表取締役社長 中村 健司
(コード:7612)
問合せ先 総務部長 尾崎 孝
(TEL.03-3568-5020)
会計監査人からの報告事項及び
外部調査委員会の調査目的の追加に関するお知らせ
当社の会計監査人である監査法人元和から、2020 年3月期の財務諸表監査の過程で以下の報
告を受けたため、その事実及び今後の対応について下記のとおり、お知らせいたします。
現在、当社は、今回判明した事実が当社の運転資金及び事業運営に影響を与えかねないこと
に鑑み、会計処理の内容の詳細及び影響金額を含む全容について鋭意調査中でございます。
このような事態が発生しましたことは誠に遺憾であり、株主・投資家の皆様をはじめ、市場関係者
及び取引先の皆様に、多大な御迷惑と御心配をお掛けいたしますことを、心よりお詫び申し上げま
す。
記
1.会計監査人からの報告事項について
監査法人元和が、2020 年4月3日、当社が保有する現金の実査を実施したところ、2020 年3
月 31 日時点における当社が保有する現金は 0.5 百万円であるにもかかわらず、当社の帳簿上
の現金の残高が 809 百万円と、両者の間に差異が存在することが発見されたとの報告を4月7
日に受けました(以下この差異を「本件現金差異」といいます。)。
なお、監査法人元和からは、2020 年 3 月期の第 1 四半期から第 3 四半期にかけて計上され
た当社が維持・運営を支援している会員制医療施設の入会に関わる売上高(以下「会員権売上
高」といいます。)と本件現金差異との関係について、詳細な調査が必要である旨の報告を受け
ております。
2020 年3月 31 日時点で当社が保有する現金に預金残高を加えても 2.5 百万円しか存在し
ておらず、その結果、正常な事業活動を行うことが困難であるほど資金が不足している状況とな
っているとの報告を受けております。
2.外部調査委員会の調査範囲の変更について
外部調査委員会の調査事項は、当社が 2020 年2月 26 日に金融商品取引法第 158 条の違
反嫌疑(同年3月2日の日本経済新聞電子版の報道によれば 2019 年2月8日付けリリース「平
成 31 年3月期業績予想の公表に関するお知らせ」を公表したことが金融商品取引法第 158 条
にいう「偽計」にあたるというもの。)(以下、「本件」といいます。)に係る詳細な事実関係の調査、
本件に類似する事案の有無を含めた件外調査及び原因の究明(直接的な原因のみならず、企
業風土、コンプライアンス及び組織運営体制の課題といった背景となる要因等を含みます。)並
びに必要な改善提案でした。
今般、これに上記1で判明した「本件現金差異の発生原因の調査」及び「本件現金差異と会
員権売上高の関係の調査」(これらを以下「発覚事項」という。)を外部調査委員会の調査事項
に加えるように折衝中です。
3.過年度財務諸表等の訂正について
当社においてこれら発覚事項に係る数値の検証作業を進めております。過去期の決算(四半
期決算含む)の財務諸表等の修正が必要であることが判明した場合には、速やかに訂正作業
を行い、確定次第訂正報告を行う予定です。
4.今後の見通し
当社は、これら発覚事項の調査を 2020 年3月 12 日に設置が決定された外部調査委員会の
調査目的に加え、今後、外部調査委員会による事実関係の解明及び原因の究明に関する調査
を踏まえて、再発防止策の策定を行ってまいります。調査結果及び業績への影響等につきまし
ては、詳細が判明次第、速やかに開示いたします。
本調査期間中に 2020 年3月期の決算発表の時期が重なることから、決算発表が決算期末後
50 日(2020 年5月 20 日)を超える見込みです。決算発表の具体的な時期については、現時点
では未定であり、確定次第お知らせいたします。
以 上