7612 J-Nuts 2019-07-16 19:50:00
アジュバント・R&D株式会社との共同事業契約書締結のお知らせ [pdf]
令和元年 7 月 16 日
各 位
会社名 株式会社 Nuts
代表者名 代表取締役社長 森田 浩章
(コード:7612)
問合せ先 総務部長 尾崎 孝
(TEL.03-3568-5020)
アジュバント・R&D 株式会社との共同事業契約書締結のお知らせ
当社は、本日開催の取締役会にて、かねてより推進している医療関連事業において、今
般新たに慶応義塾大学医学部の元准教授である森山雅美氏が代表取締役を務めるアジュバ
ント・R&D 株式会社(東京都大田区山王、代表取締役 森山雅美(注1)
、以下「アジュバン
ト社」といいます)との間で、アジュバント(注2)を用いた予防医療(予防医学)に関
する共同事業契約を締結することを決議し、同日付で契約を締結いたしましたのでお知ら
せいたします。
1. 共同事業契約の理由
当社は業績の早期改善に向けて、「超高齢化社会への突入」「最先端医療の必要性」「外
・ ・
国人受入医療機関の必要性」といった日本が直面している課題をきっかけに、将来的に同
様の課題に直面することが予想される近隣諸国のモデルケースになるような国際的な医療
サービスを実現することを目的に医療関連事業を推進しており、今後も広範な事業展開を
図り、新たな収益の柱となる事業を検討しております。
今般、当社が共同事業契約を締結したアジュバント社は、アジュバントの生体利用によ
り QOL(Quality of Life)を向上させることを目的に平成 23 年 9 月に設立した企業であり
ます。共同事業契約では、アジュバント社のアジュバントに係る化粧品、健康食品、化学
物質、添加物等の開発製造をもとに、当社が販売計画の策定や市場開拓を通じて、販売元
が日本国内及び中国等で販売することに対して支援し、アジュバント社は、アジュバント
に関する研究成果を具体化することで、当社に対する支援を行う事を本共同事業の目的と
しております。
なお、販売元につきましては現在協議中です。
2. 共同事業の内容
当社及びアジュバント社は、共同事業契約書において、以下に掲げる事業を行うことを
基本的内容とすることについて合意しており、今後、内容を具体化し共同して進めるため
に、今後協議を行っていく予定です。
(1) アジュバント社がアジュバントに係る化粧品、健康食品、化学物質、添加物等の開
発製造をもとに、当社が販売計画の策定や市場開拓を通じて、販売元が日本国内及
び中国等で販売することに対して、支援を行う。
(2) アジュバント社が持つ、アジュバントに関する研究成果として保有する製法・ノウ
ハウ、及び化合物を配合する評価技術及び開発・製法ノウハウ、更に関連する特許
の実施権を具体化することで、当社に対する支援を行う。
3.共同事業契約の相手先の概要
(1)名称 アジュバント・R&D 株式会社
(2)所在地 東京都大田区山王 1-22-15
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 森山 雅美
(4)事業内容 医薬品開発に関するコンサルタント業務
医薬品原材料及び医薬品医療機器類の製造、販
売及び輸入
健康食品、健康補助食品、漢方薬及び化粧品等
の研究、開発、製造、販売
(5)資本金 1,000 万円
(6)設立年月日 平成 23 年 9 月 27 日
(7)大株主及び持株比率 森山雅美 100%
(8)上場会社との 資本関係 該当事項はありません。
当該会社との 人的関係 該当事項はありません。
関係 取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該 該当事項はありません。
当状況
(9)当該会社の最近3年間の経営成績 未公開企業であり、提携先からの同意が得られ
及び財政状況 なかったため、非開示とさせて頂きます。
4.今後の見通し
本件が業績に与える影響につきましては精査中であります。今後、業績に与える影響が
判明次第、速やかにお知らせいたします。
以上
(注1)森山雅美博士(医学)PhD. 感染・免疫・アレルギー
元慶応義塾大学医学部(微生物学・免疫学)准教授
日本大学法学部大学院(知的財産)客員教授
米国ハーバード大学主席研究員
(MGH-GIU:マサチューセッツ綜合病院 胃・大腸領域)
(注2)アジュバントとは
アジュバントは皆様が生まれ持っている抵抗力「自然免疫」と今まで生きる中で培ってき
た感染防御力「獲得免疫」を結びつける物質や方法です。それは誕生時に初めて飲む母乳
の初乳、母乳であり受動免疫とも言われます。わが子の健康を祈り、感染症から赤ん坊を
守る母の思い、願いは母乳(アジュバント効果)を介し新生児を 100 日間、外部のすべて
の感染から身を守ります。赤ん坊は母親の産道から新生児用のやさしい乳酸菌、ビフィズ
ス菌を与えられ、そのアジュバント効果により 100 日間かけて自らの腸内の環境を整えて
いきます。また、アジュバントとは予防医療において、ほとんどすべてのヒト不活性化ワ
クチンに不可欠な添加物であり、IT業界では Cross-talk と呼ばれる情報伝達を意味しま
す。現代は、遺伝子(ゲノム解析、ポイント抗がん剤)や再生医学(iPS 細胞)などのバイ
オ最先端技術による医薬・医療が注目されていますが、本来ヒトが持っている力を調整し、
医薬品、抗菌剤や抗がん剤に代わる予防・医療物質や食品等の安全性、エビデンスを可能
な限り追求した商品やサービスを提供するのが今般のアジュバントを用いた共同事業の目
的です。