2021年4月19日
株式会社テイツー2021年2月期決算説明会資料
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目次
内容 ページ数
１．2021年2月期の振り返り・主な取り組み Ｐ.3
２．2021年2月期決算の概要 Ｐ.9
３．2021年度テイツーグループ成長戦略 Ｐ.15
４．ふるいちプロジェクト Ｐ.28
５．2022年2月期の業績予想 Ｐ.32
６．参考資料 Ｐ.34
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１．2021年2月期の振り返り・主な取り組み
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2021年2月期の振り返り 主な注力事項
2 新しいチャレンジ
（改革）
1 黒字体質の確保
（基盤）
②新しいチャレンジ
①黒字体質の確保 ・商材多様化に本格着手
・中古商材への注力、買取の強化 ・EC販路拡張への取り組み
・事業基盤としての基幹システム刷新プロジェク ・山徳社のグループ化
トの遂行 ・トレーディングカード読取査定機「TAYS(テイ
・人件費を除く販売管理費の見直し継続 ズ)」の直営店での運用改善、読取精度向
上、外販へ向けた準備
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2021年2月期 主要商材別全社販売状況
（単位：百万円）
売上高 構成比 前年比
2020年2月期 2021年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2020年2月期 2021年2月期
古本 3,286 3,437 ↑ 15.6％ 14.4％ 101.7％ 104.6%
中古ゲーム 4,733 4,978 ↑ 22.4％ 20.8％ 98.2％ 105.2％
中古トレカ 1,344 1,386 ↑ 6.4％ 5.8％ 102.9％ 103.1％
中古計 10,608 10,914 ↑ 50.2％ 45.7％ 100.5％ 102.9％
新品ゲーム 6,179 8,275 ↑ 29.3％ 34.6％ 81.6％ 133.9％
新品トレカ 2,484 2,756 ↑ 11.8％ 11.5％ 111.8％ 110.9％
新品計 10,508 12,979 ↑ 49.8％ 54.3％ 89.7％ 123.5％
販売品合計 21,116 23,893 ↑ ｰ ｰ 94.8％ 113.1％
※テイツー単体での比較です
✓ 巣ごもり需要の影響により、新品ゲーム、中古ゲーム、古本の各分類の売上が伸長しました
✓ トレカ商材は、新型コロナウイルス感染症の流行に伴うデュエルスペースの閉鎖の影響を受けた
ものの、6月以降回復し、中古と新品とも前年を上回って着地しました
✓ 中古商材と新品商材を含めた販売品合計は新品ゲームが大幅に伸びたことなどにより
113.1％と増加し、同合計の売上総利益は前年比で114.8％を確保しました
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2021年2月期 既存店月次売上高前年比推移
✓ 上期は3月から5月にかけて巣ごもり需要で売上の伸長が顕著であり、6月以降はその需要も一服しました
✓ 9月からは「Go To トラベル事業」の影響もあり、上期とはうってかわって前年比100％を維持するかどうかの
攻防でした
✓ 4Qに入ってからは「緊急事態宣言」の影響による内向きの需要増の影響もあり、対前年比では3Qに比べ
て伸長しました
220%
既存店月次売上高前年比推移
200%
中古
180% 新品
合計
160%
140%
120%
100%
80%
60%
2020年3月 2020年4月 2020年5月 2020年6月 2020年7月 2020年8月 2020年9月 2020年10月 2020年11月 2020年12月 2021年1月 2021年2月
中古 108.70% 127.30% 111.40% 91.60% 97.80% 97.00% 98.60% 96.60% 95.80% 98.70% 100.00% 103.20%
新品 149.00% 198.30% 167.70% 132.80% 140.90% 153.50% 75.60% 104.20% 96.30% 116.40% 103.70% 121.50%
合計 128.50% 158.40% 131.40% 109.40% 118.40% 121.70% 85.50% 100.30% 96.00% 108.70% 101.70% 111.60%
※本グラフは月次速報値の数値を基にグラフ化したもので決算修正を反映したものではありません
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店舗商材のECでの売上推移 ～テイツー単体での状況～
✓ ピッキングシステムの再構築を行い、出荷オペレーションを簡素化しました
✓ 古本自社出荷比率を引き上げ、支払手数料の削減を行いました
✓ 売買価格コントロールにより、粗利率が改善しました
✓ 古本在庫管理システムを構築し、セット本の出品数を大幅増加させました
✓ 関西物流倉庫の新設、関東物流倉庫の拡張を行いました
✓ 売上高は約4.3億円で前期比約25%増、営業利益は前期の約2倍となりました
千円 EC売上高前年比較
45,000
2020年2月期
2021年2月期
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
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山徳社のグループ化 ～今後の展望も含めて～
2021年2月期の最も大きなトピックスは、山徳（石川県金沢市）の株式を取得してグループ化し
たことです。グループとしての相乗効果を発揮するために、様々なプロジェクトを進行させてきました
が、今後山徳の企画/マーケティング力を活用し、「グループECサイト」を構築することで最大限の相
乗効果を発揮していきます。
■山徳等子会社の業績
連結子会社の山徳及び着物インターナショナルの業績は、売上高、営業利益、経常利益及び当
期純利益のいずれの指標においても過去最高を記録し、グループの決算に大きく貢献しました。
■プロジェクト
次の各プロジェクトについて
は、「グループECサイト」構
築の過程でそれぞれ検討し
ていきます。
・商材共有化
・古本市場店舗情報サイト
リニューアル
・テイツー取扱商材の宅配
買取
■人材交流
山徳代表取締役社長岩瀨氏を当社取締役候補者とする他、適材適所の配置、一層の業務連
携、人材育成他目的に沿った人材交流を今後本格化します。
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２．2021年2月期決算の概要
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2021年2月期損益とその推移① ～売上高～
（単位：百万円） 2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
（連結） （単体） （単体） （単体） （連結）
売上高 28,345 28,130 23,004 21,449 24,953
売上総利益 7,493 6,748 6,329 6,263 7,738
販管費 7,961 6,921 6,125 6,003 6,807
営業利益 △467 △173 202 260 929
経常利益 △451 △171 201 270 934
当期純利益 △1,104 △644 108 178 703
百万円
売上高
30,000 28,345 28,130
24,954
✓ 2021年2月期上期の売上高は、巣ごもり需
25,000 23,004
21,449
20,000 要により古本、ゲームを中心に売り上げが大きく
伸長しました
15,000
✓ また、山徳社をグループ化したことにより、売上
10,000 高がかさ上げされました
✓ 結果として、2010年2月期（連結）以来11
5,000
年ぶりに増収で着地しました
0
2017年2月期（連結） 2018年2月期（単体） 2019年2月期（単体） 2020年2月期（単体） 2021年2月期（連結）
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2021年2月期損益とその推移② ～売上総利益と販売管理費～
（単位：百万円） 2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
（連結） （単体） （単体） （単体） （連結）
売上高 28,345 28,130 23,004 21,449 24,953
売上総利益 7,493 6,748 6,329 6,263 7,738
販管費 7,961 6,921 6,125 6,003 6,807
営業利益 △467 △173 202 260 929
経常利益 △451 △171 201 270 934
当期純利益 △1,104 △644 108 178 703
百万円 7,961
売上総利益と販管費推移
✓ 単体での販管費6,269百万円は2020年2月期ま 8,000
7,738
での経費削減最優先の方針とは異なり、新規出店 7,493 売上総利益
投資当期費用、空調・LED等店舗設備投資当期
7,500
販管費
費用、EC物流構築費用等将来の収益化投資が含 6,921
7,000
まれております 6,748 6,807
✓ 単体での販管費にはその他に、コロナ対策費用や決 6,500 6,329
算賞与支給等の増加要因がありましたが、前年に対 6,125
6,263
して約4%増にとどめました 6,000
6,003
✓ 連結の販管費には山徳をグループ化したことに伴う同
社の販管費が連結決算として計上されております 5,500
2017年2月期（連結） 2018年2月期（単体） 2019年2月期（単体） 2020年2月期（単体） 2021年2月期（連結）
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2021年2月期損益とその推移③ ～当期純利益～
（単位：百万円） 2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
（連結） （単体） （単体） （単体） （連結）
売上高 28,345 28,130 23,004 21,449 24,953
売上総利益 7,493 6,748 6,329 6,263 7,738
販管費 7,961 6,921 6,125 6,003 6,807
営業利益 △467 △173 202 260 929
経常利益 △451 △171 201 270 934
当期純利益 △1,104 △644 108 178 703
百万円
800
当期純利益 703
600
✓ 売上伸長による粗利増の結果当期純利益は
400
178
前年比4倍弱と大幅に伸びました
200 108
✓ 分配可能額のマイナス解消が完了し、復配に
0
2017年2月期（連結） 2018年2月期（単体） 2019年2月期（単体） 2020年2月期（単体） 2021年2月期（連結）
向けた準備は整いつつあります。自己株式取
-200
-400
得も含めて検討してまいります -600
✓ この決算が寄与して自己資本比率も前期末に -800
-644
比べて大きく上昇しました -1,000
-1,200 -1,104
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2021年2月期貸借対照表
貸借対照表 2020年2月末（単体） 2021年２月末（連結）
（単位：百万円） 金額 構成比 金額 構成比 前期末増減 主な増減要因
資産合計 6,855 100.0% 8,243 100.0％ 1,388
流動資産 4,921 71.8% 5,695 69.1％ 774
（流動資産）
現預金 1,489 21.7% 2,044 24.8％ 555 ・現預金/売掛金の増加
売掛金 271 4.0% 396 4.8％ 125
商品 2,854 41.6% 2,907 35.3% 53
その他 306 4.5% 348 4.2% 42
固定資産 1,933 28.2% 2,548 30.9% 615 （固定資産）
有形固定資産 541 7.9% 704 8.5% 163 ・有形/無形固定資産の増加
無形固定資産 129 1.9% 365 4.4% 236 ・子会社株式取得によるのれんの増加
投資その他の資産 1,262 18.4% 1,479 18.0% 217
負債合計 4,526 66.0% 4,667 56.7% 141
流動負債 2,407 35.1% 2,533 30.7% 126
（流動負債）
買掛金 419 6.1% 467 5.7% 48 ・1年内返済予定の長期借入金の減少
短期借入金 15 0.2% 0 0% △15
1年内長期借入金 1,211 17.7% 592 7.2% △619
その他 762 11.1% 1,473 17.9% 711
固定負債 2,118 30.9% 2,134 25.9% 16 （固定負債）
長期借入金 1,106 16.1% 1,274 15.5% 168 ・長期借入金の増加
その他 1,012 14.8% 860 10.4% △152
純資産合計 2,328 34.0% 3,575 43.4% 1,248 （株主資本）
株主資本 2,330 34.0% 3,502 42.5% 1,172 ・税金等調整前当期純利益計上による増加
新株予約権 5 0.1% 0 0% △5
その他 △6 △0.1% 74 0.9% 80
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2021年2月期キャッシュ・フロー計算書
（単位：百万円）
2019年2月期（単体） 2020年2月期（単体） 2021年2月期（連結）
営業キャッシュ・フロー 443 1,062 1,218
投資キャッシュ・フロー 23 △286 △440
財務キャッシュ・フロー △567 △584 △223
現金及び現金同等物の増減額 △101 192 554
現金及び現金同等物 1,213 1,405 1,960
■営業キャッシュ・フロー
✓ 税金等調整前当期純利益、減価償却費、ポイント値引引当金の増加等の結果資金が
増加
■投資キャッシュ・フロー
✓ 子会社株式の取得、有形・無形固定資産の取得による支出等の結果資金が減少
■財務キャッシュ・フロー
✓ 株式の発行による収入、長期借入金の返済による支出、自己株式の取得による支出等の
結果資金が減少
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3．2021年度テイツーグループ成長戦略
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グループビジョンの制定
リユース(再利用)を事業の中核に位置付け、リアル店舗網に加えECで出店エリア外の地
域をカバーしつつ事業展開し、販路を海外にも拡大することを推進する。また、リユースを
通じて社会貢献を果たし、グループ経営理念の「満足を創る」を実現する。
グループビジョン：リユースで地域と世界をつなぐ
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グループビジョン目指して経営方針として注力する事項
グループビジョン実現に向けて、主として次の点を経営方針として力を注ぎます。
（1）リユースを拡大する
積極的にリユースの取扱商材を広げていきます。
（2）ＥＣ領域に注力する
ＥＣを活用することで、これまでアプローチできていなかった地域にも事業展開し
ていきます。
（3）経営基盤を強化する
グループビジョン実現のために人材への投資を行い、事業・財務・業務領域を意
図して変革していきます。
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成長戦略3つの事業領域
経営方針に沿って、当社の現在の事業領域を次の3つの領域と識別し、それぞれに経営
資源を配分します。
リユースEC領域 リユース店舗領域 リユースBtoB領域
■具体的に取り組む事項
・機能・サービス向上 ・EC販路構築 ・TAYS読取精度向上
・新たな商材本格参入 ・商材多様化 ・システム構築
・マーケ力向上 ・「ふるいち」出店加速 ・外販準備
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成長戦略としてのM&A
当社の属するリユース事業あるいはエンタメ事業の周辺領域で、ECを中心に事業展開している会社やリアル店
舗でも当社の展開地域外で事業展開している会社で、当社と組むことにより相乗効果を発揮できる会社と積
極的に連携対話を行っていきます。 また、当社の3つの事業領域において、あるいは各事業領域の周辺領域
において、何らかの形で当該事業に資する事業体があればM&Aも事業領域拡大の手段の一つとして積極的
に活用します。
M&A
✓ M&Aポリシー① ⇒ M&Aの対象会社は、当社取扱商材と親和
性の高い領域でECを主戦場に事業展開している会社
✓ M&Aポリシー② ⇒ M&Aの対象会社は、当社取扱商材と親和
性の高い領域でリアル店舗を当社展開地域外で事業展開してい
る会社
✓ M&Aポリシー③ ⇒ M&A金額は10億円程度までの規模
✓ M&Aポリシー④ ⇒ 100％株式取得
✓ M&Aポリシー補足 ⇒案件により、100％株式取得にこだわらず、
資本提携、業務提携など多様な手段で外部連携を検討します
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【成長戦略】 リユース店舗領域 ～基幹システム刷新からグループECサイト構築へ～
2021年9月を目途として、基幹システムの刷新を完了させます。システム基盤をクラウド化すること
によって、他の各種システムとの結合が容易になるため、店舗商材をECで販売する等の事業の展
開可能性が広がり、その展開の方策の一つとして「グループECサイト」構築を計画しています。
■EC販路構築のイメージ図 （進行中）
システム基盤クラウド化
（構想中）
注文受付 （要件定義段階）
グループ物流拠点
グループECサイト
注文
注文受付
（更新済） 店舗から商品発送
商品移動
POSレジ
倉庫から商品発送
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【成長戦略】 リユース店舗領域 ～取扱商材の多様化～
前期より進めてきた取扱商材多様化をさらに推し進めて、これまでに本格導入したモバイル商材に加えて、古
着、ブランド品、アウトドア用品、楽器、金券、お酒等にも本腰を入れて取り扱いを開始していきます。これら商
材を取り扱う古本市場店舗を順次増やしていきます。
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【成長戦略】 リユース店舗領域 ～「ふるいち」店舗の出店加速～
「ふるいち」小型店舗のイオンモールへの出店を進めます。当期は既に浦和美園店(埼玉県)、多摩平の森店
(東京都)を出店しており、4月23日に「ふるいち」店舗として神奈川県初出店となる座間店を出店します。今後
上期中に、岡山店(岡山県)、倉敷店(岡山県)、名古屋ドーム前店(愛知県)、浜松市野店(静岡県) への出
店が確定しています。
小型パッケージ店舗：ふるいち イオンモール川口前川店
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【成長戦略】 リユースEC領域（山徳）～宅配買取の機能・サービスの向上～
古物買取時の本人確認手段として、eKYC※の導入を予定しているほか、宅配買取に関わる機能の、継
続的な改善を続けていきます。また、従業員教育の実施による顧客対応品質向上など、サービス品質の改
善にも取り組んでいきます。
技術的改善 顧客対応品質向上
（eKYCなど）
× （従業員教育の実施など）
× その他の施策
宅配買取の
機能・サービス向上へ
※electronic Know Your Customerの略で、本人確認をオンライン上で行う技術、プロセスのこと
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【成長戦略】 リユースEC領域（山徳）～新たな取り扱い商材への本格参入～
宅配買取、ECでの販売においても、取扱商材多様化を推し進めます。
今期はレコードに本腰を入れて取り扱いを開始していき、人員や運営体制を整えつつ、順次取扱規模を拡
大していきます。
ゲーム アイドルグッズ レコード
着物 トレーディングカード
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【成長戦略】 リユースEC領域（山徳）～マーケティング力の向上～
新たにマーケティングチームを立ち上げ、これまで得意としてきたSEM（検索エンジンマーケティング）だけで
なく、SNSの本格的な活用やデジタル以外のマーケティングにも着手し、総合的なマーケティング力の向上を
目指します。
マーケティングチーム
WEB SEO アフィリ SNS アナログ
広告 対策 エイト 活用 広告
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【成長戦略】 リユースBtoB領域 ～TAYS（テイズ）事業の進捗状況～
AI機能を搭載した自社開発のトレーディングカード読取査定機「TAYS(テイズ)」の直営
店舗での運用が定着し、現在は外部販売できる段階までシステムとしての完成度を高め
るべく最終的なシステム面の改修を行っております。これまでの当社にないBtoBという新た
な収益の柱を構築すべく引き続き事業化に傾注していきます。
✓ 外販に向けた体制整備 ⇒事業
化へ向けて責任者を明確にし、具
体的な外販営業にも取り掛かって
おります
✓ システムへの追加投資 ⇒読取
精度を上げるための機能開発に
追加投資を実行して、外販へ向
けた準備を整えております
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【成長戦略】 ～機能戦略～
経営方針に沿って経営基盤を強化するために、また各事業を下支えするために、機能戦略として次の点を実
施します。
項目 機能戦略
・指名報酬委員会の設置に続いて、機動的な執行体制を構築するために、「執行役員制
度」の導入を検討します
機関設計 ・東京証券取引所の市場再編において、「スタンダード市場（仮称）」を選択する準備と
して、コーポレートガバナンス・コードの全78原則への対応を開始しており、その準備過程で
各種課題を解消していくことで、企業価値向上の基盤整備を進めます
・投資資金や運転資金の確保等現預金の状況を勘案しながら、前期に実施した自己株
配当政策
式取得あるいは復配を検討します
・前期に更新した株主優待制度について、ファン株主となっていたただくことを目的として、
株主政策 「グループECサイト」構築にあたっては、店舗での割引にとどまらないECでの株主優待割引
券等を設計に織り込んでいきます
・テイツー単体でネットデット(≒借入－キャッシュ)をゼロに近づけることを目標にして、長期
財務政策
借入金の圧縮を継続します
・出店の加速に人材育成を追いつかせるため、店長育成を含めて人材投資に注力しま
す
人材育成 ・次世代経営者人材を育成するために後継者育成計画を策定して今期以降取り組みを
開始いたします
・女性活躍推進法に基づく行動計画に沿って女性登用を推進します
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４．ふるいちプロジェクト
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ふるいちプロジェクト
新規顧客の獲得に重点を置き、営業活動の活性化を目指して、ふるいちプロジェクトを推進します。
地方創生 子供の未来を応援 その他の活動
【新規顧客の獲得】
・SNS,関連サイトの情報発信
・決済アプリ連携強化
新規顧客の獲得 ・店舗外観のリニューアル
・地方創生活動の情報拡散
古本市場の循環
※重点ポイント
人を集める
商品を提案 購入・再来店を促す
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ふるいちプロジェクトの将来構想絵巻
【「ふるいち」既存店舗戦略】 【「ふるいちイオンモール」店舗戦略】 強力な集客力を活
用し、新たな顧客層
への情報拡散を推進
事業再生のため閉鎖した
ECサイト復活に合わせ、
リアル店舗の発信力を最
大限に引き出す取組強化
【関東】まんがの聖地出店
関東
【関西】中核エリアとしてリアル店舗網の活性化 中国
関西
【中国】地方創生活動モデル開拓全国発信
国内
海外
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トキワ荘通り店 ～トキワ同通り商店街VRマップ～
https://www.youtube.com/watch?v=dlQRFt2-6Cw
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５．2022年2月期の業績予想
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2022年2月期の連結業績予想
2022年2月期の連結業績予想は、前期の特需要因を除けば、順調に増収増益基調です！
単位：百万円 2018年2月期実績 2019年2月期実績 2020年2月期実績 2021年2月期実績 2022年2月期業績
（単体） （単体） （単体） （連結） 予想（連結）
売上高 28,130 23,004 21,449 24,953 24,200
営業利益 △173 202 260 929 500
経常利益 △171 201 270 934 500
当期純利益 △644 108 178 703 250
※過年度まで単体決算で、2021年2月期第2四半期会計期間より連結決算となりましたが、比較として掲示しました
✓ 2022年2月期の業績予想 億円 億円
売上高推移と業績予想 経常利益推移と業績予想
（連結）には、イオンモールへ 290 281 10 9.3
の小型パッケージ店舗「ふるい 280
8
ち」の出店を含めて、10店舗 270
程度の出店投資を計画してお
260 6 5.0
249
250 242
ります。これらの店舗群は保守 240
230
4
2.0
2.7
的に損益赤字と見立てて今期 230 2
費用分を織り込んでおります 220 214
0
210
が、それでも十分に利益確保 200 -2 -1.7
することができると見込んでおり 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
（単体） （単体） （単体） （連結） （連結）予想
2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
（単体） （単体） （単体） （連結） （連結）予想
ます。
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６．参考資料
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会社概要（2021年2月末現在）
社名 株式会社テイツー
経営理念 「満足を創る」
本社所在地 岡山県岡山市北区今村650番111
設立 1990年4月16日
代表者 代表取締役社長 藤原 克治
資本金 15億2,945万円
書籍・テレビゲーム・トレーディングカード・ホビー・スマホ・DVD・CD・衣類等の買
事業内容
取及び販売店舗運営、ECでの同商材の販売、DVD等レンタル店舗運営
古本市場（ふるほんいちば）、ふるいち、トレカパーク
店舗屋号
ブック・スクウェア、MO-ZEAL（モ・ジール）、TSUTAYA、ベクトル
子会社 株式会社山徳、株式会社着物インターナショナル※
山陰合同銀行、埼玉りそな銀行、商工中金、三井住友銀行、
主要取引銀行
高知銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、トマト銀行、中国銀行
※着物インターナショナル社は解散決議済であり当期中に清算決了予定です
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店舗の状況（2021年2月末現在）
140
屋号別店舗数推移 その他
120 8 ブック・スクウェア
4
10 7 トレカパーク
100 3 6
6 6 6 3 2
3 2 2 5
2
4 24 6 ふるいち
2 2
80
古本市場（業務提携店）
60 古本市場
95 91 87 85 84
40
20
0
2017年2月期末 2018年2月期末 2019年2月期末 2020年2月期末 2021年2月期末
2020年2月期 2021年2月期
増減数
期末 出店 退店 期末
古本市場 85 － 1 84 △1
古本市場（業務提携店） 2 － － 2 －
ふるいち 2 5 1 6 4
トレカパーク 4 1 － 5 1
ブック･スクウェア 2 － － 2 －
モ・ジール 1 － － 1 －
TSUTAYA 5 － 1 4 △1
ベクトル － 1 － 1 1
合計 101 7 3 105 4
※古本市場の退店はリニューアルに伴う一時的なものです。2021年9月にリニューアルオープンします
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