7610 J-テイツー 2019-01-15 16:00:00
平成31年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

                    平成31年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                                                平成31年1月15日

上場会社名 株式会社 テイツー                                                                                    上場取引所                      東
コード番号 7610    URL http://www.tay2.co.jp
代表者      (役職名) 代表取締役社長                                         (氏名) 藤原 克治
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長                                          (氏名) 青野 友弘                          TEL 048-933-3070
四半期報告書提出予定日       平成31年1月15日
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           有
四半期決算説明会開催の有無            :   無

                                                                                                                   (百万円未満切捨て)

1. 平成31年2月期第3四半期の業績(平成30年3月1日∼平成30年11月30日)
(1) 経営成績(累計)                                                                                       (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                売上高                     営業利益                      経常利益                        四半期純利益
                               百万円         %             百万円         %            百万円              %            百万円            %
31年2月期第3四半期                    15,587   △20.1             67     ―                  67     ―                      18     ―
30年2月期第3四半期                    19,505   ―               △175     ―                △169     ―                    △545     ―
                                                         潜在株式調整後1株当たり四半期
                           1株当たり四半期純利益
                                                               純利益
                                                    円銭                                円銭
31年2月期第3四半期                                       0.33                   ―
30年2月期第3四半期                                     △10.28                   ―
(注)30年2月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載してお
りません。また、31年2月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式は存在しないため記載してお
りません。


(2) 財政状態
                                総資産                      純資産                 自己資本比率                       1株当たり純資産
                                         百万円                      百万円                          %                             円銭
31年2月期第3四半期                                8,225                 1,974                     23.8                          35.45
30年2月期                                     7,529                 1,910                     25.2                          34.91
(参考)自己資本    31年2月期第3四半期                 1,959百万円           30年2月期 1,894百万円


2. 配当の状況
                                                                年間配当金
                   第1四半期末                第2四半期末                 第3四半期末                   期末                         合計
                                   円銭                   円銭                   円銭                     円銭                       円銭
30年2月期                     ―                            0.00         ―                                 0.00                  0.00
31年2月期                     ―                            0.00         ―
31年2月期(予想)                                                                                             0.00                  0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 平成31年 2月期の業績予想(平成30年 3月 1日∼平成31年 2月28日)
                                                                                                              (%表示は、対前期増減率)
                                                                                                                   1株当たり当期
                    売上高                   営業利益                    経常利益                     当期純利益
                                                                                                                     純利益
                   百万円              %      百万円             %      百万円             %        百万円                 %             円銭
     通期           24,200       △14.0        180      ―               170     ―              100           ―                  1.84
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無                       :   無
※   注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
    (注)詳細は、添付資料5ページ「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の
    適用)をご覧ください。

(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更   :     無
    ② ①以外の会計方針の変更          :     無
    ③ 会計上の見積りの変更           :     無
    ④ 修正再表示                :     無

(3) 発行済株式数(普通株式)
    ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)     31年2月期3Q       55,292,000 株 30年2月期     54,492,000 株
    ② 期末自己株式数               31年2月期3Q           19,700 株 30年2月期        219,700 株
    ③ 期中平均株式数(四半期累計)        31年2月期3Q       54,505,755 株 30年2月期3Q   53,047,243 株


※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
                                (株)テイツー(7610) 平成31年2月期 第3四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………    2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………    2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………    2
     (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………    2
    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………    3
     (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………    3
     (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………    4
        第3四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………    4
     (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………    5
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    5
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………    5
       (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………………    5
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………    5
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………    5
    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………    5
     継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………………    5
 




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                                 (株)テイツー(7610) 平成31年2月期 第3四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
     文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
     当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善や設備投資の増加が見込めるなど緩やかな回復基調
    で推移したものの、人件費・原油価格の上昇など企業収益を圧迫している国内要素に加え、国内外株式市場の不安、
    米中貿易摩擦など懸念事項も多く、先行き不透明な状況が継続しております。
     このような経営環境の中で、当第3四半期累計期間につきましては、古本を中心としたリサイクル品の販売が堅調
    に推移したほか、今後当社が成長を見込んでいるホビーの販売も順調に進みました。新品・中古トレーディングカー
    ド(以下、「トレカ」という。)においては、市場全体の緩やかな回復が見られており、市場動向を当社の業績に結
    びつけることができました。一方で、前期行った不採算店舗の大量閉店の影響に加え、前年同期に活況であった新品
    ゲーム売上の反動減の影響が大きく、全体として売上高は前年同期を下回ることとなりました。
     利益面については、利益率の高いリサイクル品の売上が順調であったことに加え、前期より取り組みを行っている
    抜本的な事業構造改革により販管費の削減を行った結果、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに大幅に改善し、
    黒字体質が定着しつつあります。
     以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高155億8千7百万円(前年同期比20.1%減)、営業利益6千
    7百万円(前年同期は1億7千5百万円の営業損失)、経常利益6千7百万円(前年同期は1億6千9百万円の経常
    損失)四半期純利益は1千8百万円(前年同期は5億4千5百万円の四半期純損失)となりました。
     (事業の概況)
     当社は、「収益改善」を最優先課題として位置付け、各種施策に取り組んでまいりました。当社の粗利の大きなウ
    エイトを占めている古本におきましては、コミックに対して文芸・文庫の比率を高めるなど、最近のお客様ニーズを
    反映した棚替えを行い、売上及び粗利の増加に貢献いたしました。また、前期に大型タイトルのルール変更により売
    上減少があったトレカに関しても、市場活性化に伴い、新規タイトルの回転に注力することや一部中古トレカの廉価
    販売を行うことにより、一定水準の客数及び売上確保が可能となりました。なお、前期に引き続き不採算店舗の閉店
    を継続し、利益改善に努めております。
 
    (2)財政状態に関する説明
     当第3四半期末の総資産は82億2千5百万円となり、前期末と比較して6億9千6百万円増加いたしました。これ
    は主に現金及び預金の減少及び商品在庫の増加によるものであります。負債合計は62億5千1百万円となり、前期末
    と比較して6億3千2百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金の増加及び長期借入金の増加によるもので
    あります。純資産は19億7千4百万円となり、前事業年度末と比べて6千4百万円増加いたしました。
       
    (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
     平成31年2月期の売上高は242億円(前期比14.0%減)、営業利益は1億8千万円(前期は1億7千3百万円の営
    業損失)、経常利益は1億7千万円(前期は1億7千1百万円の経常損失)、当期純利益は1億円(前期は6億4千
    4百万円の当期純損失)と黒字回復を見込んでおり、平成30年4月16日付け当社「平成30年2月期決算短信」にて発
    表いたしました業績予想に変更はありません。
 




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                           (株)テイツー(7610) 平成31年2月期 第3四半期決算短信

2.四半期財務諸表及び主な注記
    (1)四半期貸借対照表
                                                     (単位:千円)
                            前事業年度              当第3四半期会計期間
                         (平成30年2月28日)          (平成30年11月30日)
    資産の部                                                         
     流動資産                                                        
       現金及び預金                      1,398,252            1,095,340
       売掛金                           240,748              280,209
       商品                          3,604,321            4,167,410
       貯蔵品                            15,129               12,049
       その他                           267,251              765,463
       流動資産合計                      5,525,703            6,320,473
     固定資産                                                        
       有形固定資産                        561,394              574,433
       無形固定資産                         65,281               41,132
       投資その他の資産                                                  
         差入保証金                     1,111,911            1,037,672
         その他                         264,968              252,110
         投資その他の資産合計                1,376,880            1,289,782
       固定資産合計                      2,003,557            1,905,348
     資産合計                          7,529,260            8,225,822
    負債の部                                                         
     流動負債                                                        
       買掛金                           432,868              498,824
       短期借入金                       1,501,678            1,986,684
       1年内返済予定の長期借入金                 829,802              721,667
       未払法人税等                         80,735               56,437
       賞与引当金                          22,027                   -
       ポイント引当金                       122,654              106,847
       資産除去債務                         42,353               11,159
       その他                           396,390              340,672
       流動負債合計                      3,428,510            3,722,293
     固定負債                                                        
       長期借入金                       1,180,586            1,485,084
       退職給付引当金                       414,663              409,286
       資産除去債務                        443,604              458,410
       その他                           151,450              176,298
       固定負債合計                      2,190,304            2,529,079
     負債合計                          5,618,815            6,251,372
    純資産の部                                                        
     株主資本                                                        
       資本金                         1,215,511            1,236,123
       資本剰余金                       1,169,800            1,190,412
       利益剰余金                       △481,446             △467,644
       自己株式                         △15,291               △1,369
       株主資本合計                      1,888,574            1,957,522
     評価・換算差額等                                                    
       その他有価証券評価差額金                    5,977                2,104
       評価・換算差額等合計                      5,977                2,104
     新株予約権                            15,893               14,823
     純資産合計                         1,910,445            1,974,450
    負債純資産合計                        7,529,260            8,225,822
 




                       - 3 -
                                  (株)テイツー(7610) 平成31年2月期 第3四半期決算短信

    (2)四半期損益計算書
     (第3四半期累計期間)
                                                           (単位:千円)
                               前第3四半期累計期間            当第3四半期累計期間
                              (自 平成29年3月1日          (自 平成30年3月1日
                               至 平成29年11月30日)        至 平成30年11月30日)
    売上高                                19,505,679            15,587,947
    売上原価                               14,450,584            11,000,470
    売上総利益                               5,055,095             4,587,476
    販売費及び一般管理費                          5,230,955             4,519,561
    営業利益又は営業損失(△)                       △175,860                 67,915
    営業外収益                                                              
     受取利息                                   2,150                 2,144
     受取配当金                                    315                   590
     受取賃貸料                                 42,771                48,134
     その他                                   23,791                21,859
     営業外収益合計                               69,028                72,728
    営業外費用                                                              
     支払利息                                  25,096                25,671
     不動産賃貸費用                               35,893                44,425
     その他                                    1,881                 3,500
     営業外費用合計                               62,871                73,597
    経常利益又は経常損失(△)                       △169,704                 67,047
    特別利益                                                               
     固定資産売却益                                    4                    -
     新株予約権戻入益                               7,004                   646
     特別利益合計                                 7,008                   646
    特別損失                                                               
     災害による損失                                   -                 13,744
     固定資産除却損                               26,295                   837
     店舗閉鎖損失                                30,265                   597
     減損損失                                 201,576                    -
     システム開発中止に伴う損失                         92,897                    -
     特別損失合計                               351,035                15,179
    税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△)             △513,730                 52,514
    法人税等                                   31,738                34,390
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                   △545,469                 18,123
 




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                                     (株)テイツー(7610) 平成31年2月期 第3四半期決算短信

    (3)四半期財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
     当社は、当第3四半期累計期間において、新株予約権の行使により資本金20,612千円、資本剰余金20,612千円増加
    しております。この結果、当第3四半期会計期間末において、資本金が1,236,123千円、資本剰余金が1,190,412千円
    となっております。
      
    (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
      (税金費用の計算)
      税金費用については、当第3四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実
     効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
 
    (セグメント情報等)
      【セグメント情報】
       Ⅰ 前第3四半期累計期間(自    平成29年3月1日     至   平成29年11月30日)
       当社は、マルチパッケージ販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
        
       Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 平成30年3月1日 至 平成30年11月30日)
       当社は、マルチパッケージ販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
 
    (重要な後発事象)
      該当事項はありません。
 
3.その他
    継続企業の前提に関する重要事象等
      当社は、前事業年度まで連続して当期純損失を計上していますが、当第3四半期累計期間では1千8百万円の四半
    期純利益を計上しております。しかし当社は、年末の動向に左右される事業形態であり、いまだ通期での業績は回復
    したとは言えないことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
     当社はこうした状況を解消し、持続的な成長を図る上で事業基盤を強固にすることが必須と判断し、以下記載の通
    りの取り組みを進め、当該状況の解消又は改善するための対策を講じております。
     ①構造改革による経費削減の徹底
     ・店舗運営方針の見直しによるコストの適正化
     店舗運営においては、事業規模に合わせた商品移動頻度の抑制や、より一層の販促・告知手法の見直しによる経費
    削減、それらに伴う店舗業務見直しによる店舗業務量の効率化を進めております。
     ・本部体制の再編による組織運営の効率化
     前期に引き続き、スリム化された組織で運営の効率化により、全社への利益貢献の最大化を推進しております。
     ②持続的な成長を可能とする収益力の強化の徹底
     ・リサイクル商材の強化
     下降トレンドにある商材をカバーするべく、リサイクル商材の買取を質、量ともに拡大強化し、売場管理の徹底を
    実施しております。
     ・経営資源の選択と集中(古本市場店舗の強化)
     今後当社の売上拡大が見込めるホビー商材の販売を強化し、店舗収益力の強化を進めております。
      
     以上、これらの施策を実施する前提で、当第3四半期会計期間末の資金残高の状況及び今後の資金繰りを検討した
    結果、当面は事業活動の継続性に懸念はなく、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断
    し、「継続企業の前提に関する注記」への記載を行っておりません。




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