7604 梅の花 2019-08-30 18:00:00
(訂正)「平成30年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について [pdf]
2019年8月30日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 梅 の 花
代 表 者 名 代表取締役社長兼COO 本 多 裕 二
(コード番号 7604 東証第二部)
問 合 せ 先 取締役執行役 管理本部長
上 村 正 幸
(TEL 0942-38-3440)
(訂正)「平成30年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
当社は、平成30年11月14日に開示いたしました「平成30年9月期 決算短信〔日本基準〕(連
結)」の一部を訂正いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.訂正内容の理由
訂正内容と理由につきましては、別途、本日(2019年8月30日)付「過年度の有価証券報告
書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ」にて開示しており
ますのでご参照ください。
2.訂正箇所
訂正箇所が多数に及ぶため、訂正後の全文を添付し、訂正の箇所には、__を付して表示し
ております。
以 上
(訂正後)
平成30年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
平成30年11月14日
上場会社名 株式会社 梅の花 上場取引所 東
コード番号 7604 URL http://www.umenohana.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長兼COO (氏名)本多 裕二
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役管理本部長 (氏名)上村 正幸 TEL 0942-38-3440
定時株主総会開催予定日 平成30年12月19日 配当支払開始予定日 平成30年12月20日
有価証券報告書提出予定日 平成30年12月21日
決算補足説明資料作成の有無:無
決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成30年9月期の連結業績(平成29年10月1日~平成30年9月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
30年9月期 32,647 4.0 478 19.6 358 1.4 44 -
29年9月期 31,394 6.8 399 62.1 353 142.8 △500 -
(注)包括利益 30年9月期 177百万円(-%) 29年9月期 △280百万円(-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
30年9月期 6.16 - 0.7 1.2 1.5
29年9月期 △73.02 - △10.0 1.3 1.3
(参考)持分法投資損益 30年9月期 △16百万円 29年9月期 13百万円
(注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
30年9月期 29,996 8,045 26.8 1,004.75
29年9月期 27,741 4,836 17.4 705.25
(参考)自己資本 30年9月期 8,045百万円 29年9月期 4,836百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
30年9月期 1,275 △3,406 2,349 3,798
29年9月期 1,435 △4,662 △591 3,580
2.配当の状況
年間配当金 純資産配
配当金総額 配当性向 当率(連
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
29年9月期 - 0.00 - 5.00 5.00 34 - 0.7
30年9月期 - 0.00 - 5.00 5.00 40 81.2 0.6
31年9月期(予想) - 0.00 - 5.00 5.00 17.5
3.平成31年9月期の連結業績予想(平成30年10月1日~平成31年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 17,047 △1.2 489 △10.5 434 △13.7 426 44.5 53.31
通期 32,282 △1.1 300 △23.2 193 △28.7 228 - 28.55
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 30年9月期 8,209,200株 29年9月期 7,489,200株
② 期末自己株式数 30年9月期 201,677株 29年9月期 631,677株
③ 期中平均株式数 30年9月期 7,153,961株 29年9月期 6,857,523株
(参考)個別業績の概要
1.平成30年9月期の個別業績(平成29年10月1日~平成30年9月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
30年9月期 12,584 5.0 △73 - 251 - 98 -
29年9月期 11,982 3.1 28 △0.4 △287 - △499 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
30年9月期 13.81 -
29年9月期 △72.84 -
(注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
30年9月期 28,071 8,649 30.8 1,080.16
29年9月期 25,221 5,368 21.3 782.91
(参考)自己資本 30年9月期 8,649百万円 29年9月期 5,368百万円
2.平成31年9月期の個別業績予想(平成30年10月1日~平成31年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 6,726 9.4 △105 - 37 160.6 4.65
通期 12,834 2.0 △291 - △16 - △2.02
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 6
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 8
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 9
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 9
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 11
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 11
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 13
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 14
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 16
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 18
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 18
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 19
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 22
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 22
5.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 23
役員の異動 …………………………………………………………………………………………………………… 23
- 1 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績に関する分析
① 当期の経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり緩やかな回復
基調にあるものの、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動、さら
には相次ぐ自然災害の経済に与える影響に十分留意する必要がある中で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは自然災害等に対するリスクの分散及び中長期的な出店並びに物流の効率
化を見据えた京都セントラルキッチン(京都府綴喜郡井手町)を平成30年8月に竣工し、平成30年9月より稼働開
始いたしました。
また、平成28年10月に完全子会社化した株式会社丸平商店の製品をグループ会社へ供給開始し、平成29年4月に
完全子会社化した株式会社すし半へ当社セントラルキッチンの製品を供給開始する等、相乗効果の創出による収益
力の強化に取り組みました。
さらに、主に設備投資等に充当する事を目的として、平成30年6月に新株式の発行及び自己株式の処分、平成30
年7月に第三者割当増資を行い、資金調達を実施いたしました。これらに伴う株主様の増加が、お客様の増加に繋
がるものと考えております。
テイクアウト店におきましては、人員不足への対応、運営効率の向上等を目的とする組織体制の構築を図り、平
成30年4月より古市庵と梅の花の両店が出店している百貨店及びその近隣地区の一部店舗において共同運営を開始
いたしました。
しかしながら平成30年6月の大阪府北部地震、平成30年7月の西日本豪雨、平成30年9月の台風上陸等、相次ぐ
自然災害により多数の店舗が休業し業績に影響を及ぼしました。
店舗の出店及び退店につきましては、外食事業3店舗出店及び1店舗退店、テイクアウト事業6店舗出店及び8
店舗退店により、当期末の店舗数は、284店舗となりました。
以上の結果、平成29年4月に株式会社すし半を完全子会社化した効果もあり、当連結会計年度の売上高は、326
億47百万円(前期比104.0%)となり、営業利益は4億78百万円(前期比119.6%)、経常利益は3億58百万円(前
期比101.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は44百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失5億円)
となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、当期より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較につきましては、前期の数値を変更後の
セグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細につきましては、「4.連結財務諸表及び主な注記
(5)連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(外食事業)
「湯葉と豆腐の店 梅の花」・「かに料理専門店 かにしげ」・「チャイナ梅の花」におきましては、毎月12日の
「豆富の日」に加え、感謝祭や創業祭、梅の花まつり等の企画を実施いたしました。また、梅の花が発行するポイ
ントカード(梅の花Uカード)の積極的な入会案内や、LINE@の友だち追加登録等を推進し、登録されたお客
様への企画のご案内や特典の提供をする事により、来店頻度の向上に取り組みました。さらに、トレーナー制度を
導入し、スタッフの教育トレーニングを強化することでQSC(品質・サービス・清潔さ)の向上に取り組んでお
ります。
「和食鍋処 すし半」におきましては、老朽化した店舗の改装や全店に喫煙ルームを設置する等の設備を整え、
すし半が掲げる経営方針の「原点回帰を念頭に、第二創業の展開を図る」に基づき、鍋料理を充実させた内容へメ
ニューを変更し、顧客満足度の向上に努めました。また、全店に物品販売の強化を図るべく新たに物販スペースを
設け、売上の底上げに注力しております。さらに、平成30年4月より株式会社NTTドコモが運営するdPOIN
T CLUBの加盟店となり、幅広い顧客層の獲得に向けた取り組みを開始いたしました。
また、気軽に梅の花の食事を楽しめるカジュアルダイニング「食のつむぎ 梅の花」におきましては、2号店を
平成29年10月に名古屋市中村区、3号店を平成29年11月に神奈川県海老名市に出店いたしました。
以上の結果、外食事業の売上高は190億5百万円(前期比105.5%)、セグメント利益9億89百万円(前期比
121.0%)となりました。
店舗数につきましては、梅の花は1店舗出店及び1店舗退店し75店舗、チャイナ梅の花3店舗、かにしげ3店
舗、すし半13店舗、その他店舗は食のつむぎが2店舗出店し8店舗、外食事業の全店舗数は102店舗となりまし
た。
(テイクアウト事業)
「古市庵テイクアウト店」におきましては、毎月定期的に行っている「手巻寿司の日」に加え、おせちや節分、
ひな祭り及び創業祭等、イベントや季節に合わせた企画を実施いたしました。また、髙島屋各店において開催され
た「美しき氷上の妖精 浅田真央展」の企画として、浅田真央さんがプロデュースした期間限定おむすびの「まお
むすび」を一部店舗で販売するとともに、社内のメニューコンテスト受賞商品を販売する等の取り組みを行ったこ
とや、TV番組に商品が取り上げられたこともあり、新規顧客の獲得に繋がりました。
- 2 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
「梅の花テイクアウト店」におきましては、毎月定期的に行っている「豆腐の日」や「ふわふわの日」等に加
え、おせち、節分及びひな祭り等、季節のイベントに合わせた企画の実施、さらに毎月お薦め商品を設定し、お客
様にご案内することで売上の向上に努めました。
また、古市庵・梅の花両テイクアウト店における相乗効果の創出に向けた取り組みとして、平成30年3月出店の
古市庵国分寺丸井店(東京都国分寺市)にて、コラボレーション商品「湯葉五目煮入り海老穴子上巻」の販売を開
始し、他店におきましても弁当等の展開を進めております。
以上の結果、テイクアウト事業の売上高は120億1百万円(前期比100.2%)、セグメント利益4億79百万円(前
期比102.2%)となりました。
店舗数につきましては、古市庵テイクアウト店は2店舗出店及び6店舗退店し127店舗、梅の花テイクアウト店
は4店舗出店及び2店舗退店し49店舗、その他店舗は6店舗、テイクアウト事業の全店舗数は182店舗となりまし
た。
(外販事業)
外販部門におきましては、京都セントラルキッチンの稼働により増加する製造能力を最大限に活用できるよう、
製造部門との連携強化に向けた取り組みを開始いたしました。また、既存の梅の花グループの商品に限らずお取引
先様からの要望に合わせた商品開発に取り組み、販売アイテムを増やし売上の底上げを図りました。
株式会社丸平商店におきましては、平成29年12月に牡蠣フライの生産ラインを増設し、今後の更なる販売強化や
当社グループ内における相乗効果に向けて取り組みました。
以上の結果、外販事業の売上高は16億40百万円(前期比117.4%)となりましたが、牡蠣の市況の悪化に伴い、
セグメント損失1億19百万円(前期はセグメント損失18百万円)となりました。
② 次期の見通し
次期の見通しにつきましては、国内における雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり緩やかな
回復基調にあるものの、通商問題の動向、海外経済の不確実性、金融資本市場の動向等について十分留意する必要
があると考えております。
このような環境のもと当社グループは、信条とする「親切・責任・協力」を念頭においた行動を心がけ、基本理
念を忠実に実行してまいります。
出店につきましては、外食事業では、平成30年10月に食のつむぎカフェUMENOHANA エビスタ西宮店
(兵庫県西宮市)、平成30年11月に湯葉と豆腐の店 梅の花西宮北口店(兵庫県西宮市)、平成30年12月に湯葉と
豆腐の店 梅の花松井山手店(京都府京田辺市)の出店を計画しております。
また、テイクアウト事業では、古市庵が平成30年10月にエキュート立川店(東京都立川市)、金沢大和店(石川
県金沢市)、梅の花が平成30年10月に金沢大和店(石川県金沢市)、平成30年11月にエスパル仙台店(仙台市青葉
区)の出店を計画しております。
通期連結業績予想につきましては、売上高322億82百万円、営業利益3億円、経常利益1億93百万円、親会社株
主に帰属する当期純利益は2億28百万円を予想しております。
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
資産の部につきましては、前連結会計年度末と比べ22億55百万円増加し、299億96百万円となりました。これは
主に、京都セントラルキッチンの竣工及び店舗の新規出店等により、有形固定資産が20億93百万円増加したことに
よるものであります。
(負債)
負債の部につきましては、前連結会計年度末と比べ9億54百万円減少し、219億50百万円となりました。これは
主に借入金の総額が6億57百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の部につきましては、前連結会計年度末と比べ32億9百万円増加し、80億45百万円となりました。これは
主に、平成30年6月に新株式発行及び自己株式の処分、平成30年7月に第三者割当増資を行った結果、資本金が9
億59百万円、資本剰余金が11億28百万円増加し、自己株式が9億77百万円減少したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と
比較して、2億18百万円増加し、37億98百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
- 3 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は12億75百万円(前期は14億35百万円の収入)となりました。
前連結会計年度に比べ1億60百万円減少した主な要因は、たな卸資産の増減額が6億1百万円増加した一方、減
損損失が5億19百万円減少、ポイント引当金の増減額が1億22百万円減少、賞与引当金の増減額が1億16百万円減
少、のれん償却額が1億6百万円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は34億6百万円(前期は46億62百万円の支出)となりました。
前連結会計年度に比べ12億56百万円減少した主な要因は京都セントラルキッチンの新設及び店舗の新規出店に伴
い、有形固定資産の取得による支出が23億28百万円増加した一方、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
る支出が25億95百万円、投資有価証券の取得による支出が9億41百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は23億49百万円(前期は5億91百万円の支出)となりました。
前連結会計年度に比べ29億41百万円増加した主な要因は、株式の発行による収入が19億4百万円、自己株式の処
分による収入が11億46百万円増加したことによるものであります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
平成26年9月期 平成27年9月期 平成28年9月期 平成29年9月期 平成30年9月期
自己資本比率(%) 33.3 31.5 19.6 17.4 26.8
時価ベースの自己資本比率
86.3 90.9 66.7 69.7 72.4
(%)
キャッシュ・フロー対有利
3.6 10.1 13.9 13.0 14.1
子負債比率(年)
インタレスト・カバレッ
29.6 15.1 18.8 20.1 18.0
ジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式は除く)により算出しております。
2 営業キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用してお
ります。有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象として
おります。また、利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。ROE(株主資本利益率)
を向上させ、収益構造の構築に努め、財務体質の改善、配当性向並びに内部留保の充実等を総合的に勘案して実施す
る方針であります。
当期の期末配当金につきましては、期初計画どおり1株当たり5円としております。
また、次期の1株当たり配当金は、5円を予定しております。
(4)事業等のリスク
① 新業態の開発・事業化について
当社グループは、「湯葉と豆腐の店 梅の花」「和食鍋処 すし半」を中心とした外食事業、「古市庵テイクアウ
ト店」「梅の花テイクアウト店」等のテイクアウト事業にて業容拡大を図っております。これらに続く新業態「茶
青花」、「食のつむぎ 梅の花」等、事業規模の拡大による収益力の強化に向け、既存事業として独立するための
しくみ作りに取り組んでおります。このため、新業態の進展が遅れた場合、当社グループ業績に影響を及ぼす可能
性があります。
② 新規出店について
新規出店につきましては、出店先の立地条件、賃借条件及び店舗の採算性等を勘案して決定しております。当社
グループの希望する条件に合う物件が見つからない場合、店舗運営に必要な人材の確保が困難となった場合、出店
先である商業施設等の来客数が想定を大幅に下回った場合、また、当社グループが出店している店舗と同様のコン
セプトを持つ競合店舗が増加した場合に、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 仕入の変動要因について
自然災害、異常気象及び為替変動等による仕入単価の高騰があった場合、需給関係の変動等により食材の市況が
大幅に変動した場合、食材を安定的に確保するのに支障が生じる状況になった場合、当社グループ業績に影響を及
ぼす可能性があります。
- 4 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
④ 生産の変動要因について
当社グループは、全国7箇所に製造拠点を設置し、各店舗へ加工品を供給しております。各製造拠点により製
造品目と供給エリアが異なるため、食中毒や自然災害等により製造拠点が稼働不能となった場合、当社グループ業
績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 固定資産の減損について
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す単位として、店舗は店舗単位、遊休資産は個別の物件ごとに減
損処理についての判定を行っております。当該資産から生じるキャッシュ・フロー等がマイナスとなり、多額の固
定資産減損損失が計上された場合、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 店舗の賃借物件への依存について
当社グループは、外食事業を展開するにあたり、店舗オーナーとの賃貸借契約に従い敷金・保証金及び建設協力
金の差入れを行っております。オーナーの破産等により敷金・保証金及び建設協力金の回収が不能となった場合、
当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、賃貸借期間は賃貸人との合意により更新可能でありますが、賃貸人側の事情により賃貸借契約を更新でき
ない可能性があります。それにより、計画外の退店を行う可能性があり、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性
があります。
⑦ 顧客情報の管理について
当社グループは、梅の花が発行するポイントカード(梅の花Uカード)の入会申込書等の個人情報をデータベー
ス化し、店舗の季節懐石等をご案内するダイレクトメールによる販売促進に活用しております。
当該顧客情報データベースにつきましては、厳重に運用・管理しておりますが、万一、不正及びハッキング等の
発生により、何らかの理由で顧客情報が漏洩した場合、損害賠償問題の発生や信用の低下等により、当社グループ
業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 法令諸規制並びに税制制度の変更について
当社グループは、事業活動を行う上で、さまざまな法令諸規制の適用を受けております。これらの法令諸規制は
将来において新設・変更・廃止される可能性があり、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
特に、当社グループは、飲食に起因する衛生上の危害の発生防止及び公衆衛生の向上並びに増進に寄与すること
を目的とした食品衛生法の規制を受けております。当社グループは、過年度における食中毒や異物混入等の事故の
発生に対して、危機管理委員会を設置するとともに、定期的に当社グループ全店を訪問し、衛生状態を点検する等
の再発防止策を徹底しておりますが、今後新たに食中毒事故を引き起こしたり、重大な衛生問題が発生することに
より、食品等の廃棄処分、営業許可の取消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命じられた場合、当社グルー
プ業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(以下「食品リサイクル法」とい
う。)による規制を受けております。「食品リサイクル法」により、食品関連事業者は食品廃棄物の発生の抑制、
減量化、再利用に取り組むことを義務づけられております。このため、設備投資等の新たな費用が発生した場合、
当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
その他に、消費税率の引き上げ等による消費マインドの冷え込みなどにより売上が低迷する場合、当社グループ
業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 食の安全性について
食材につきましては、輸入食品の危険添加物等、その安全性が疑われるような問題が生じており、需給関係に変
動が生じる事態も想定されるため、良質な食材を安定的に確保していくことが、以前にも増して飲食業界の重要な
関心事項となっております。当社グループにおきましても、食の安全プロジェクトの設置をするとともに、食材の
安全性及び安定的な確保に向けて、これまで以上に慎重に取り組んでいく方針でありますが、食材の安全性が疑わ
れる問題が生じた場合、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ 自然災害について
地震や台風等の自然災害によって、当社グループの製造、物流、販売及び情報管理関連施設等の拠点に甚大な被
害を受ける可能性があります。当社グループは、定期的な設備点検を行っておりますが、これらの災害による影響
を完全に防止又は軽減出来るとは限りません。大規模な地震等の発生による製造活動の停止や店舗の休業、また、
台風・大雪等による交通網の遮断に伴う商品供給の遅延等、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑪ 有利子負債について
当社グループの平成30年9月期末の有利子負債残高は、179億83百万円で総資産に対する割合が59.9%と高い水
準にあります。
今後、有利子負債依存度が高い状態で金利が上昇した場合、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性がありま
す。
⑫ 人材の確保について
当社グループでは、円滑な運営を継続するには、パートタイマーを含めた人材の確保及び育成が重要な課題とな
ります。また社員の配置転換、中途社員の採用を行うなど、人材の確保に注力しておりますが、人材確保が予定通
り進まない場合、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 5 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
2.企業集団の状況
当社の企業集団は、当社、子会社10社及び関連会社1社で構成され、主に外食事業、テイクアウト事業及び外販事業
を展開しております。
当社グループの事業に関わる位置づけは、次のとおりであります。
区分 会社名 事業内容
外食事業 当社 梅の花サービス西日本、梅の花サービス東日本及びす
し半への食材の供給、経営指導、不動産の賃貸等
株式会社 梅の花サービス西日本 飲食店(「湯葉と豆腐の店 梅の花」、「かに料理専
門店 かにしげ」、「チャイナ 梅の花」、「季節釜め
しの店 花小梅」)等の経営
株式会社 梅の花サービス東日本 飲食店(「湯葉と豆腐の店 梅の花」、「かに料理専
門店 かにしげ」)等の経営
株式会社 すし半 飲食店「和食鍋処 すし半」等の経営
UMENOHANA USA INC. 米国における飲食店経営を目的としており、現在市場
調査中
UMENOHANA S&P CO.,LTD. タイ国における飲食店「和 梅の花」、「Umeno
Café」の経営
テイクアウト事業 当社 梅の花plus、古市庵への食材の供給、経営指導、
不動産の賃貸等
株式会社 古市庵 「古市庵テイクアウト店」等の経営、不動産の賃貸等
株式会社 梅の花plus 「梅の花テイクアウト店」、「古市庵テイクアウト
店」等の経営、通信販売
外販事業 当社 梅の花及び古市庵ブランド商品の販売
ヤマグチ水産 株式会社 丸平商店への食材の供給
株式会社 丸平商店 当社及びグッドマークトレーディングへの食材の供
給、水産加工品の製造販売
株式会社 グッドマークトレーディング 牡蠣フライ等の販売
その他 UMENOHANA(THAILAND)CO.,LTD. タイ国における備品消耗品等の輸出、豆乳・豆腐の製
造販売
- 6 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
- 7 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、日本基準に基づき連結財務諸表を
作成しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
- 8 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成29年9月30日) (平成30年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,920,396 4,142,640
売掛金 1,699,806 1,709,274
商品及び製品 1,059,115 798,845
原材料及び貯蔵品 287,653 304,184
繰延税金資産 224,024 133,040
その他 580,685 668,494
貸倒引当金 △1,558 △1,558
流動資産合計 7,770,123 7,754,921
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,204,071 9,146,254
機械装置及び運搬具(純額) 292,943 697,876
土地 7,312,469 7,189,807
建設仮勘定 196,394 28,847
その他(純額) 525,628 562,720
有形固定資産合計 15,531,506 17,625,505
無形固定資産
のれん 431,464 384,231
その他 148,839 152,645
無形固定資産合計 580,304 536,877
投資その他の資産
投資有価証券 1,353,095 1,561,940
長期貸付金 32,781 25,525
退職給付に係る資産 279,874 324,799
繰延税金資産 190,174 142,634
敷金及び保証金 1,852,675 1,882,380
その他 154,819 146,000
貸倒引当金 △4,059 △4,059
投資その他の資産合計 3,859,361 4,079,220
固定資産合計 19,971,172 22,241,603
資産合計 27,741,296 29,996,524
- 9 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成29年9月30日) (平成30年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 706,504 677,102
短期借入金 3,800,000 1,300,000
1年内返済予定の長期借入金 2,207,114 2,722,530
未払金 1,512,508 1,378,964
未払法人税等 104,924 59,242
賞与引当金 236,900 205,170
ポイント引当金 194,230 72,848
その他 752,696 741,660
流動負債合計 9,514,878 7,157,517
固定負債
長期借入金 12,608,876 13,936,346
資産除去債務 758,872 771,389
その他 22,383 85,723
固定負債合計 13,390,132 14,793,458
負債合計 22,905,010 21,950,976
純資産の部
株主資本
資本金 4,123,177 5,082,945
資本剰余金 3,444,602 4,572,938
利益剰余金 △1,511,602 △1,501,799
自己株式 △1,436,639 △458,819
株主資本合計 4,619,538 7,695,264
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 222,632 373,350
為替換算調整勘定 △27,269 △29,308
退職給付に係る調整累計額 21,384 6,242
その他の包括利益累計額合計 216,747 350,283
純資産合計 4,836,285 8,045,548
負債純資産合計 27,741,296 29,996,524
- 10 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
売上高 31,394,646 32,647,711
売上原価 10,220,752 11,041,599
売上総利益 21,173,894 21,606,112
販売費及び一般管理費
給料及び賞与 8,845,213 9,190,033
賞与引当金繰入額 214,100 205,170
退職給付費用 49,152 29,106
法定福利及び厚生費 919,813 931,774
消耗品費 1,295,983 1,204,919
賃借料 3,850,453 3,962,632
水道光熱費 851,992 906,064
減価償却費 880,506 894,872
のれん償却額 153,693 47,232
その他 3,713,187 3,755,985
販売費及び一般管理費合計 20,774,096 21,127,792
営業利益 399,797 478,320
営業外収益
受取利息 3,886 3,795
受取配当金 13,978 15,402
持分法による投資利益 13,033 -
受取手数料 24,059 5,954
受取補償金 - 12,614
雑収入 37,624 30,074
営業外収益合計 92,582 67,842
営業外費用
支払利息 71,570 71,076
持分法による投資損失 - 16,728
株式関連費 44,303 46,871
雑損失 22,989 52,925
営業外費用合計 138,863 187,603
経常利益 353,516 358,559
- 11 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
特別利益
固定資産売却益 9,150 23,475
特別利益合計 9,150 23,475
特別損失
固定資産除売却損 25,928 44,581
店舗閉鎖損失 3,428 -
減損損失 686,394 118,364
和解金 - 52,630
特別損失合計 715,751 215,575
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
△353,084 166,459
失(△)
法人税、住民税及び事業税 110,355 29,990
法人税等調整額 37,304 92,377
法人税等合計 147,659 122,368
当期純利益又は当期純損失(△) △500,744 44,090
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
△500,744 44,090
帰属する当期純損失(△)
- 12 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
当期純利益又は当期純損失(△) △500,744 44,090
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 217,070 150,718
退職給付に係る調整額 25,497 △15,142
持分法適用会社に対する持分相当額 △22,543 △2,039
その他の包括利益合計 220,023 133,536
包括利益 △280,720 177,626
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △280,720 177,626
- 13 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 4,123,177 3,444,602 △976,570 △1,436,639 5,154,569
当期変動額
剰余金の配当 △34,287 △34,287
親会社株主に帰属する当期
純損失(△)
△500,744 △500,744
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - △535,031 - △535,031
当期末残高 4,123,177 3,444,602 △1,511,602 △1,436,639 4,619,538
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益
評価差額金
為替換算調整勘定
調整累計額 累計額合計
当期首残高 5,562 △4,725 △4,112 △3,276 5,151,293
当期変動額
剰余金の配当 △34,287
親会社株主に帰属する当期
純損失(△)
△500,744
株主資本以外の項目の当期
217,070 △22,543 25,497 220,023 220,023
変動額(純額)
当期変動額合計 217,070 △22,543 25,497 220,023 △315,008
当期末残高 222,632 △27,269 21,384 216,747 4,836,285
- 14 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 4,123,177 3,444,602 △1,511,602 △1,436,639 4,619,538
当期変動額
新株の発行 959,767 959,767 1,919,534
剰余金の配当 △34,287 △34,287
親会社株主に帰属する当期
純利益
44,090 44,090
自己株式の処分 168,568 977,820 1,146,388
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 959,767 1,128,335 9,803 977,820 3,075,726
当期末残高 5,082,945 4,572,938 △1,501,799 △458,819 7,695,264
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益
評価差額金
為替換算調整勘定
調整累計額 累計額合計
当期首残高 222,632 △27,269 21,384 216,747 4,836,285
当期変動額
新株の発行 1,919,534
剰余金の配当 △34,287
親会社株主に帰属する当期
純利益
44,090
自己株式の処分 1,146,388
株主資本以外の項目の当期
150,718 △2,039 △15,142 133,536 133,536
変動額(純額)
当期変動額合計 150,718 △2,039 △15,142 133,536 3,209,262
当期末残高 373,350 △29,308 6,242 350,283 8,045,548
- 15 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
△353,084 166,459
損失(△)
減価償却費 1,057,927 1,083,635
減損損失 686,394 118,364
のれん償却額 153,693 47,232
賞与引当金の増減額(△は減少) 84,800 △31,730
ポイント引当金の増減額(△は減少) 936 △121,382
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △69,812 △35,948
受取利息及び受取配当金 △17,864 △19,198
支払利息 71,570 71,076
持分法による投資損益(△は益) △13,033 16,728
固定資産売却損益(△は益) △9,150 △23,475
固定資産除売却損益(△は益) 25,928 44,581
和解金 - 52,630
売上債権の増減額(△は増加) △67,104 △9,468
たな卸資産の増減額(△は増加) △358,133 243,739
仕入債務の増減額(△は減少) 79,595 △29,402
その他 258,155 △116,022
小計 1,530,816 1,457,820
利息及び配当金の受取額 14,212 13,463
利息の支払額 △71,370 △70,670
法人税等の支払額 △70,018 △117,833
法人税等の還付額 31,674 -
和解金の支払額 - △7,630
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,435,315 1,275,149
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 182,252 1,200
有形固定資産の取得による支出 △1,129,579 △3,457,906
有形固定資産の売却による収入 27,583 168,571
有形固定資産の除却による支出 △14,522 △42,825
無形固定資産の取得による支出 △44,542 △48,190
投資有価証券の取得による支出 △944,699 △2,716
資産除去債務の履行による支出 △22,518 -
敷金及び保証金の回収による収入 58,603 63,335
敷金及び保証金の差入による支出 △125,952 △89,671
長期前払費用の取得による支出 △54,877 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△2,595,978 -
支出
その他 1,439 1,804
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,662,789 △3,406,399
- 16 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △1,495,600 △2,500,000
長期借入れによる収入 3,450,000 4,050,000
長期借入金の返済による支出 △2,504,476 △2,207,114
株式の発行による収入 - 1,904,148
自己株式の処分による収入 - 1,146,388
配当金の支払額 △34,501 △34,434
その他 △6,773 △9,147
財務活動によるキャッシュ・フロー △591,350 2,349,841
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,818,825 218,591
現金及び現金同等物の期首残高 7,398,836 3,580,011
現金及び現金同等物の期末残高 3,580,011 3,798,603
- 17 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
- 18 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、サービス形態別のセグメントから構成されており、「外食事業」、「テイクアウト事業」及び
「外販事業」の3つを報告セグメントとしております。
「外食事業」は、「湯葉と豆腐の店 梅の花」及び「和食鍋処 すし半」を中心とした店舗を運営しております。
「テイクアウト事業」は、古市庵のテイクアウト店及び梅の花のテイクアウト店を中心とした店舗を運営してお
ります。
「外販事業」は、主に水産加工品の製造販売を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、たな卸資産の評価基準を除き、連結財務諸表作成のために
採用している会計処理基準に基づく金額により記載しております。
たな卸資産の評価については、原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法に
より算定)で評価しております。
報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。
セグメント間の内部売上高または振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
計上額
テイクアウト (注)1
外食事業 外販事業 計 (注)2
事業
売上高
外部顧客への売上高 18,023,390 11,973,469 1,397,786 31,394,646 - 31,394,646
セグメント間の内部売上高
9,777 32,177 18,533 60,488 △60,488 -
又は振替高
計 18,033,168 12,005,646 1,416,319 31,455,134 △60,488 31,394,646
セグメント利益又は損失
818,062 468,562 △18,001 1,268,623 △868,826 399,797
(△)
セグメント資産 16,366,325 3,101,315 2,176,134 21,643,774 6,097,521 27,741,296
その他の項目
減価償却費 795,566 170,848 42,468 1,008,883 49,043 1,057,927
のれんの償却額 6,373 112,834 34,485 153,693 - 153,693
減損損失 663,877 22,516 - 686,394 - 686,394
有形固定資産及び無形固定
983,519 115,594 43,649 1,142,763 175,629 1,318,393
資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△868,826千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用でありま
す。
なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額6,097,521千円は、報告セグメントに配分していない全社資産であり、その主な
ものは、親会社の余剰運用資金(現金及び預金)及び管理部門に係る資産等であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
- 19 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
計上額
テイクアウト (注)1
外食事業 外販事業 計 (注)2
事業
売上高
外部顧客への売上高 19,005,837 12,001,090 1,640,783 32,647,711 - 32,647,711
セグメント間の内部売上高
7,505 31,376 35,276 74,159 △74,159 -
又は振替高
計 19,013,343 12,032,467 1,676,060 32,721,871 △74,159 32,647,711
セグメント利益又は損失
989,562 479,013 △119,315 1,349,261 △870,940 478,320
(△)
セグメント資産 17,128,874 4,546,851 1,789,307 23,465,033 6,531,491 29,996,524
その他の項目
減価償却費 826,098 160,555 47,856 1,034,510 49,125 1,083,635
のれんの償却額 12,746 - 34,485 47,232 - 47,232
減損損失 60,184 58,179 - 118,364 - 118,364
有形固定資産及び無形固定
1,691,810 1,609,804 119,152 3,420,768 46,862 3,467,631
資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△870,940千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用でありま
す。
なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額6,531,491千円は、報告セグメントに配分していない全社資産であり、その主な
ものは、親会社の余剰運用資金(現金及び預金)及び管理部門に係る資産等であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度から、「その他」に含まれていた株式会社丸平商店、ヤマグチ水産株式会社及び株式会社
グッドマークトレーディングの営む水産加工品の製造販売事業及び「テイクアウト事業」に含まれていた外
販事業について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したも
のを開示しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載
を省略しております。
- 20 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略して
おります。
当連結会計年度(自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載
を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略して
おります。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
(単位:千円)
テイクアウ
外食事業 外販事業 全社・消去 合計
ト事業
当期償却額 6,373 112,834 34,485 - 153,693
当期末残高 121,096 - 310,368 - 431,464
当連結会計年度(自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日)
(単位:千円)
テイクアウ
外食事業 外販事業 全社・消去 合計
ト事業
当期償却額 12,746 - 34,485 - 47,232
当期末残高 108,349 - 275,882 - 384,231
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日)
該当事項はありません。
- 21 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
1株当たり純資産額 705円25銭 1株当たり純資産額 1,004円75銭
1株当たり当期純損失(△) △73円02銭
1株当たり当期純利益 6円16銭
(注)1. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成29年9月30日) (平成30年9月30日)
純資産の部の合計額(千円) 4,836,285 8,045,548
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) ― ―
(うち非支配株主持分(千円)) ― ―
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 4,836,285 8,045,548
期末の普通株式の数(株) 6,857,523 8,007,523
3. 1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成28年10月1日 (自 平成29年10月1日
至 平成29年9月30日) 至 平成30年9月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社
△500,744 44,090
株主に帰属する当期純損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
利益又は親会社株主に帰属する当期純損失 △500,744 44,090
(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 6,857,523 7,153,961
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 22 -
㈱梅の花 (7604) 平成30年9月期 決算短信
5.その他
役員の異動
(1)代表取締役の異動
該当事項はありません。
(2)その他の役員の異動
該当事項はありません。
- 23 -