7602 カーチスHD 2019-11-06 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信説明資料 [pdf]

株式会社カーチスホールディングス (東証2部 7602)
 2020年3月期 第2四半期短信説明資料
             2019年11月6日




  ご注意:当資料に記載されている内容は、資料作成時点の当社の判断に基づくものであり、
  記載された将来の計画数値、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。
            目   次

【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況
     ①国内中古車市場動向(2019年4月~9月)
     ②前年同期業績比較(連結)
     ③連結貸借対照表の前期末比較
     ④連結損益計算書の前年同期比較
     ⑤連結キャッシュ・フロー計算書の前年同期比較
【2】 当第2四半期における営業展開の状況
    ①国内における営業展開の状況
    ②海外向け事業展開
【3】 2020年3月期の業績見通し
     ①業績計画の達成に向けて
     ②業績計画について


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【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況




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 【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況
 ①国内中古車市場の動向(2019年4月~9月)

●中古車登録台数2,851,144台(前年同期比:4.4%増加)
                          (乗用のみ、貨物・バス等除く)

※ 前年同期2,729,812台
              (乗用のみ、貨物・バス等除く)
             (出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会、一般社団法人全国軽自動車協会連合会)
       台                                                                   % 前年同月比
                                  2018年     2019年                  20.7%
   600,000
              4.5%                                  7.7%
                        ▲1.7%     ▲0.7%                    ▲2.8%
   500,000
   400,000
   300,000
   200,000
   100,000
        0
              4月         5月        6月               7月     8月      9月

   補足説明
 国内の中古車登録台数は4月~8月までは前年対比101%で推移していまし
たが、9月において単月では7年2ヶ月ぶりの2桁増となり、前年同月対比20.7
%増加となりました。消費増税前の駆け込み需要などの影響や、昨年9月は
自然災害などの影響により前年同月対比7.1%減少と前年登録台数が少なかっ
たこと等の影響によるものと思われます。


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【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況
②前年同期業績比較(連結)
■当第2四半期と前年同期業績比較                                 ■第2四半期連結累計期間営業利益推移
                                (単位:百万円)
                                              (百万円)
              前期           当期
                                      増減       400    363
           2018年4月~9月   2019年4月~9月
                                               300
売上高            10,486       8,835    ▲1,651
                                               200
                                                                                       122
営業利益           ▲199           122     +322     100

経常利益           ▲182           125     +308       0
                                                      2016年    2017年   2018年   2019年   2020年
                                               -100   3月期      3月期     3月期      3月期    3月期
親会社株主に帰属
する四半期純利益       ▲238           100     +338
                                               -200
                                                              ▲ 149 ▲ 116
                                                                               ▲ 199
売上総利益率         20.0%        21.0%    +1.0%     -300



      補足説明
当第2四半期においては、期初より『顧客ファースト』を掲げ、「買取直販」の拡大に
よる良質車両の仕入強化など、量より質を重視した営業施策に取り組んできたこと
により、1台当たりの売上単価が向上し、売上高は当初予想を上回りました。
また、広告費などの見直しによる費用対効果を重視した経費削減等により、営業利
益が前年同期比322百万円増加し、第2四半期営業利益が4期振りのプラスとなり
ました。

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    【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況
    ③連結貸借対照表の前期末比較
                                           (単位:百万円)

                             2020年3月期     前期末比
              2019年3月期末
                             第2四半期末        比率
流動資産                 5,647        5,771    102.2%
固定資産                 1,478        1,467     99.2%
総資産                  7,126        7,239    101.6%
流動負債                 1,408        1,363     96.8%
固定負債                   393          332     84.4%
純資産                  5,324        5,543    104.1%
負債・純資産合計             7,126        7,239    101.6%

     補足説明
   自己資本率は74.5%と前期末の値(72.5%)より2.0%改善いたしました。
   流動比率は423.2% と前期末の値(400.9%)より22.3%改善いたしました。
    さらに強固な財務体質へと改善しております。


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    【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況
    ④連結損益計算書の前年同期比較
                                               (単位:百万円)

                 2019年3月期      2020年3月期
                                             前年同期増減
                  第2四半期         第2四半期
売上高                   10,486         8,835     ▲1,651
売上原価                   8,390         6,980     ▲1,409
売上総利益                  2,095         1,854      ▲241
販売管理費                  2,295         1,732      ▲563
営業利益                   ▲199            122      +322
経常利益                   ▲182            125      +308
親会社株主に帰属する
四半期純利益
                       ▲238            100       +338

    補足説明
   売 上 高: 売上減少の主要因は、脱オートオークションのもと、顧客ファーストを掲げ、良質車両
           仕入に特化し買取直販の営業施策に取り組んできたことにより、利益率の高い顧客
           向け売上高の構成比が大幅にアップしたことによるもので、オークション売上が減少。
   売上総利益:売上総利益率は21.0%と前年同期比1.0%改善致しました。
   販売管理費:費用対効果を重視した経費削減の成果により、前年同期比では、広告費161百万
           円等の削減により計563百万円の経費削減となりました。


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    【1】 2020年3月期 第2四半期決算の状況
    ⑤連結キャッシュ・フロー計算書の前年同期比較
                                           (単位:百万円)

                       2019年3月期       2020年3月期
                        第2四半期          第2四半期
    営業活動によるキャッシュ・フロー            368            992
    投資活動によるキャッシュ・フロー           ▲36            ▲19
    財務活動によるキャッシュ・フロー          ▲128              82
    現金及び現金同等物の期末残高            2,583          3,203

      補足説明
   営業CFは、税金等調整前四半期純利益は119百万円を計上し、売上債権の減
    少42百万円、たな卸資産の減少947百万円などの要因により、結果として992
    百万円の収入となりました。
   投資CFは、無形固定資産の取得による支出13百万円、資産除去債務の履行に
    よる支出3百万円などの要因により、結果として19百万円の支出となりました。
   財務CFは自己株式の処分による収入199百万円、配当金の支払額66百万円な
    どの要因により、結果として82百万円の収入となりました。


                                                     7
【2】 当第2四半期における営業展開の状況




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【2】 当第2四半期における営業展開の状況
① 国内における営業展開の状況
1.地域グループ営業体制へと変更、良質車両供給強化

 「買取直販」の拡大に向け、大型販売店を中核とし、周辺の買取店による良質車両
  の供給、ならびに物流コスト削減のため営業体制を変更しました。
 「良質車両」は、仕入れから販売、更にアフターメンテナンスに至る商流を一貫したプ
  ロセス管理手法に改善し、良質車両の仕入強化を徹底しました。

2.業販拡大施策実施
 会員同士の関係強化の為、2019年4月に「カーチス倶楽部会員様の集い」という交流会
  を実施しました。
 営業手法を見直し、会員様との接触頻度を高め、コミュニケーション強化を図りました。
3.顧客ニーズへの対応強化
 「顧客ファースト」の方針のもと多様化するお客様のニーズに応えるよう、サービスの見直
  し、新たなサービスの導入を実施しました。
 修理保証範囲が幅広くなり、アフターサポートを強化した、保証サービスの見直し、また、
  室内洗浄サービス、カーエアコン洗浄等を新たに導入いたしました。
 レンタカー車両の増強をしました。

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 【2】 当第2四半期における営業展開の状況
 ② 海外向け事業展開
1.新華錦集団との事業推進
①2019年4月25日、山東新華錦国際株式有限公司と資本業務提携を致しました。
②2019年5月15日、山東新華錦国際株式有限公司の100%子会社に自己株式を割り当て、約2億円の
資金を調達いたしました。
 今後は、中古車全世界へ供給するための物流システムの構築や輸出サイトシステ
ムの増強、合弁会社設立を進めてまいります。




                   ×
2.国内有力海外輸出企業との提携

 既に海外におけるサポート体制が整っている、国内有力大手海外輸出企業
大手複数社と業務提携をし、海外輸出を強化してまいりました。今後も、国内
有力大手海外輸出企業との連携を強化してまいります。



                                                    10
【3】 2020年3月期の業績見通し




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【3】 2020年3月期の業績見通し
①業績計画の達成に向けて
 計画達成の為の施策
上期に引き続き下記の施策に注力してまいります。

Ⅰ. 営業力の強化
   ①顧客ファーストの徹底
   ②AI査定システムの導入
   ③新サービス導入

Ⅱ. 良質車両買取仕入れ強化
Ⅲ. 輸出拡大
   ①中国中古車の新規取扱いに向けた体制の構築
   ②国内有力大手海外輸出業者との業務提携
   ③PicknBuy24.comグローバルサイトのリニューアル


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【2】 2020年3月期の業績見通し
②業績計画について(2019年5月15日公表済)

売上高       18,000百万円
※ 前年同期    20,525百万円(前年同期比:12.3%減)

営業利益 120百万円
※ 前年同期 △159百万円(前年同期比:279百万円増加)

経常利益 130百万円
※ 前年同期 △137百万円(前年同期比:267百万円増加)
  補足説明
 期初より『顧客ファースト』を掲げ、買取直販による良質車両の仕入強化など、量
より質を重視した営業施策に取り組んだ結果を踏まえ、引き続き量より質を重視した
営業施策を行ってまいります。
 海外輸出戦略においては、新華錦集団グループとの事業推進において、合弁会社の
設立、海外輸出企業との業販強化を行い、業績を達成してまいります。
※上半期は業績上方修正を致しましたが、通期業績見通しの変更はございません。


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将来の見通しについて




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当社株式の購入や売却を勧誘するものではありません。
本資料には、当社グループの計画・戦略・業績等の将来予想に関する
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将来予想とは大きく異なる可能性があります。
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