7602 カーチスHD 2019-04-24 11:00:00
特別損失(減損損失)の計上および業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

PRESS        RELEASE


                                                                     平成 31 年4月 24 日
各     位

                                                  会 社 名    株式会社カーチスホールディングス
                                                              (コード番号 7602 東証第 2 部)
                                                  代表者名     取締役兼代表執行役社長 大庭 寿一
                                                  問合せ先         経営企画部部長 北田 隆博
                                                              (TEL 03-3239-3185)



           特別損失(減損損失)の計上および業績予想の修正に関するお知らせ

     当社は経営改善策の一環として固定資産の減損損失を計上し、また、最近の業績動向を踏まえ、平
    成 30 年 10 月 24 日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。


                                         記
1.特別損失(減損損失)の計上
     当第4四半期連結累計期間において、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、収益性の低下
     が見込まれる一部の店舗等の減損処理を行い、201 百万円を特別損失として計上しております。


2.業績予想数値の修正
     平成 31 年3月期連結業績予想数値の修正(平成 30 年4月1日~平成 31 年3月 31 日)
                                                           親会社株主に帰属       1 株当たり
                              売上高      営業利益       経常利益
                                                           する当期純利益        当期純利益
        前回発表予想(A)              百万円      百万円         百万円          百万円                円 銭
      (平成 30 年 10 月 24 日発表)   22,500         50       75         △150              △7.57
           今回修正(B)            20,525    △150        △120         △375          △18.94
          増減額(B-A)            △1,975    △200        △195         △225
            増減率(%)             △8.7          -        -             -
          (ご参考)前期実績
                              24,440     △84         △68         △150              △7.59
          (平成 30 年 3 月期)

3.修正の理由
      当期は国内事業における脱オークションをかかげ利益率の高い中古車販売に特化した営業施策へ
    転換を図り、生産性の向上及び効率性の追求をしてまいりました。その結果、第2四半期より徐々に
    その効果があらわれ、顧客販売においては昨年を上回る販売台数となり、概ね予想通りの売上進捗と
    なる見込であり、下期においては利益面で大幅な改善となり黒字計上となる見込です。
      しかしながら、海外におけるグローバルインターネットプラットフォームでの輸出販売の売上台数
    が想定の 70%程度となりました。特に、当期より始めた左ハンドル圏諸外国へ向けた新規プロモー
    ションやシステム改良にかけた経費を上回る利益が確保できなかったことから、第1四半期での赤字
    を一掃するまでには至りませんでした。また、上記 1 の通り「固定資産の減損に係る会計基準」に基
    づき、収益性の低下が見込まれる一部の店舗およびシステム等の固定資産を、当期末において特別損
    失として計上することとなり、前回発表した各利益の業績予想を大幅に下回る見込となりました。
           通期             上期           前年同期比           下期            前年同期比
         (4月~3月)        (4月~9月)        (4月~9月)      (10 月~3月)       (10 月~3月)
                百万円         百万円             百万円          百万円              百万円
 売上高
              20,525        10,486         △1,770        10,039          △2,146
 営業利益           △150           △199          △83               49          +17
 経常利益           △120           △182          △76               62          +24
売上総利益率          20.3%          20.0%       △0.1%            20.6%        +1.0%


  今後、国内事業においては、引き続き中古車販売に特化し、大型販売店の出展戦略やAIの活用
などにより、より一層の生産性の向上と利益率の高い小売販売の強化を進めてまいります。
  海外事業においては、平成 30 年 10 月 26 日付当社ニュースリリースでお知らせいたしました新華
錦集団有限公司との戦略合作意向書の締結、ならびに平成 31 年 3 月 26 日付プレスリリースでお知ら
せいたしました新華錦集団有限公司のグループ会社である山東新華錦国際株式有限公司と中国国内に
おける合弁会社設立にむけた基本合意書の締結により中国での自動車等の輸出入事業について具体的
な協議をすすめ、中古車を中国国内から海外へ輸出する新たな物流事業へ参入し、流通システムの構
築、グローバルインターネットプラットフォーム等のシステム改修および開発を行う予定です。
  また、従来の日本国内からの輸出事業についても一層強化をしてまいります。
 (注)上記に記載いたしました予想数値は、現時点において入手可能な情報に基づいて算出したものであり、既知、未知のリスクや
 不確定要素の要因により、実際の業績は上記予想と異なる可能性があります。
                                                                             以上