7602 カーチスHD 2020-11-11 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信説明資料 [pdf]

株式会社カーチスホールディングス (東証2部 7602)
 2021年3月期 第2四半期短信説明資料
            2020年11月11日




  ご注意:当資料に記載されている内容は、資料作成時点の当社の判断に基づくものであり、
  記載された将来の計画数値、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。
            目   次

【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況
     ①国内中古車市場動向(2020年4月~9月)
     ②前年同期業績比較(連結)
     ③連結貸借対照表の前期末比較
     ④連結損益計算書の前年同期比較
     ⑤連結キャッシュ・フロー計算書の前年同期比較
【2】 当第2四半期における営業展開の状況
    ①国内における営業展開の状況
    ②海外向け事業展開
【3】 2021年3月期の業績見通し
     ①業績計画の達成に向けて
     ②業績計画について


                              1
【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況




                          2
 【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況
 ①国内中古車市場の動向(2020年4月~9月)

●中古車登録台数2,710,068台(前年同期比:4.9%減少)
                            (乗用のみ、貨物・バス等除く)

※ 前年同期2,851,144台(乗用のみ、貨物・バス等除く)
               (出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会、一般社団法人全国軽自動車協会連合会)
                                                               % 前年同月比
       台                           2019年      2020年          ▲5.5%
                 ▲7.1%                         0.1%
                           ▲2.5%      3.7%            1.8%
    600,000
    500,000
    400,000
    300,000
    200,000
    100,000
           0
                 4月         5月        6月        7月    8月     9月

   補足説明
 国内の中古車登録台数は新型コロナウイルス感染症の影響下で4月、
5月は前年を下回りました。緊急事態宣言解除後6月~8月は前年を上
回ったものの、上期では前年同期比4.9%の減少で推移し、下期に関し
ても予断を許さない状況が続くと予想されます。


                                                                         3
【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況
②業績予想比較(連結)
■当第2四半期の連結業績予想比較(2020年4月~9月)              ■第2四半期連結累計期間営業利益推移
                            (単位:百万円)
                                       (百万円)


           業績予想      当期業績       増減      400    363

                                        300

売上高          7,000     6,798    ▲202    200                                    122
                                        100
                                                                                       ▲29
営業利益         ▲165      ▲29       136      0
                                                       ▲149 ▲116 ▲199
                                               2016年
                                                                               2020年
                                        -100   3月期                                     2021年
経常利益         ▲170      ▲26       144                                           3月期
                                                                                       3月期
                                        -200           2017年   2018年
                                                                       2019年
親会社株主に帰属                                               3月期     3月期
する四半期純利益     ▲125      ▲46        80    -300                           3月期




      補足説明
 当第2四半期においては、前期より『顧客ファースト』を掲げ、「買取直販」の拡大
による良質車両の仕入強化など、量より質を重視した営業施策に取り組んできまし
た。 しかし新型コロナウイルス感染症の影響により顧客販売台数は昨年同期比を
下回り売上高で期初予想よりマイナスとなりました。しかしながら、顧客販売におけ
る付帯サービスの推進とオークション相場・業販取引台数が期初予想を上回り、営
業利益等は期初予想を大幅に上回る結果となりました。

                                                                                               4
    【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況
    ③連結貸借対照表の前期末比較
                                          (単位:百万円)

                            2021年3月期     前期末比
              2020年3月期末
                            第2四半期末        増減
流動資産                5,175        5,083       ▲92
固定資産                1,774        1,776         1
総資産                 6,950        6,859       ▲90
流動負債                1,086        1,096       ▲10
固定負債                  264          210       ▲54
純資産                 5,598        5,553       ▲44
負債・純資産合計            6,950        6,859       ▲90

     補足説明
   自己資本率は78.7%と前期末(78.3%)より0.4%改善いたしました。
   固定負債の減少の主な要因は長期借入金の減少によるものになります。
    さらに強固な財務体質へと改善しております。


                                                   5
    【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況
    ④連結損益計算書の前年同期比較
                                              (単位:百万円)

                2020年3月期      2021年3月期
                                            前年同期増減
                 第2四半期         第2四半期
売上高                   8,835         6,798     ▲2,036
売上原価                  6,980         5,211     ▲1,769
売上総利益                 1,854         1,587      ▲267
販売管理費                 1,732         1,617      ▲115
営業利益                    122          ▲29       ▲152
経常利益                    125          ▲26       ▲152
親会社株主に帰属する
四半期純利益
                        100          ▲46        ▲147

    補足説明
   売上高: 売上減少の主要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による販売台数減少に起因し
    ます。
   売上総利益:売上総利益率は23.3%と前年同期比2.4%改善致しました。
   販売管理費:費用対効果を重視した経費削減の成果により、前年同期比では、計115百万円の
    経費削減となりました。



                                                       6
    【1】 2021年3月期 第2四半期決算の状況
    ⑤連結キャッシュ・フロー計算書の前年同期比較
                                           (単位:百万円)

                       2020年3月期       2021年3月期
                        第2四半期          第2四半期
    営業活動によるキャッシュ・フロー            997          ▲178
    投資活動によるキャッシュ・フロー           ▲20            ▲12
    財務活動によるキャッシュ・フロー             82           ▲61
    現金及び現金同等物の期末残高            3,203          2,589

      補足説明
   営業CFは、税金等調整前四半期純利益を28百万円計上、未払消費税の減少
    43百万円、たな卸資産の減少119百万円などの要因により、結果として178百
    万円の支出となりました。
   投資CFは、有形固定資産の取得による支出8百万円などの要因により、結果とし
    て12百万円の支出となりました。
   財務CFは短期借入金による支出10百万円、長期借入金の返済による支出50
    百万円などの要因により、結果として61百万円の支出となりました。


                                                     7
【2】 当第2四半期における営業展開の状況




                        8
【2】 当第2四半期における営業展開の状況
① 国内における営業展開の状況
1.顧客ニーズへの対応強化

 「顧客ファースト」の方針のもと多様化するお客様のニーズに応えるよう、サービスの見直
  し、新たなサービスの導入を実施しました。
 レンタカー車両の増強をしました。

2.良質車両供給強化

 良質車両については、仕入れから販売、更にアフターメンテナンスに至る商流を一貫
  したプロセス管理手法に改善し、良質車両の仕入強化を徹底しました。
 市場ニーズに合わせた無駄の無い仕入を行い、在庫強化を図ることにより販売促進
  を図りました。

3.業販拡大施策実施

 営業手法・業販価格の見直しによる業販の拡大を行いました。
 カーチス倶楽部会員向けに金利と支払の優遇策を設定し業販の拡大を行いました。



                                              9
 【2】 当第2四半期における営業展開の状況
 ② 海外向け事業展開
1.新華錦集団との事業推進
 2020年1月7日に設立しました中国における合弁会社である青島新馳汽車有限公司に
つきまして、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けて事業のスタートがずれ込ん
でおりましたが、下期には営業活動を本格的に開始する見込みであります。 また、2020年
10月29日から中古車輸出サイトPicknBuy24.com と連携を行い、全世界で中国の厳選か
つ大量の良質な中古車ネット販売を開始しております。




                    PicknBuy24.com 中国車両特設ページ開設




2.国内有力海外輸出企業との提携

 海外におけるサポート体制が整っている、国内有力大手海外輸出企業大手複数
社と業務提携をし、海外輸出を強化してまいりました。今後も、国内有力大手海
外輸出企業との連携を強化し、輸出拡大をしてまいります。


                                                   10
【3】 2021年3月期の業績見通し




                     11
 【3】 2021年3月期の業績見通し
 ①業績計画の達成に向けて
  計画達成の為の施策
上期に引き続き下記の施策に注力してまいります。
Ⅰ. 営業力の強化
   ①顧客ファーストの徹底
   ②付帯獲得強化
   ③インターネットの活用
   ④新サービス導入

Ⅱ. 良質車両買取仕入れ
   ①市場ニーズに合わせた在庫強化
   ②顧客販売及び業者販売の促進

Ⅲ. 輸出拡大
   ①国内有力大手海外輸出業者との業務提携
   ②中国中古車の新規取扱いに向けた体制の構築
   ③PicknBuy24.comグローバルサイトのリニューアル


                                    12
【2】 2021年3月期の業績見通し
②業績計画について(2020年5月13日公表済)

売上高        17,500百万円
※ 前年同期     15,974百万円(前年同期比:9.5%増加)

営業利益 180百万円
※ 前年同期     56百万円(前年同期比:124百万円増加)

経常利益 165百万円
※ 前年同期     69百万円(前年同期比:96百万円増加)
  補足説明
期初より『顧客ファースト』を掲げ、買取直販による良質車両の仕入強化など、量より質を重視
した営業施策に取り組んできました。引き続き市場ニーズに合わせた在庫強化を図り、販売促進
を図って参ります。
海外輸出戦略においては、新華錦集団グループとの事業推進において、合弁会社の事業拡大、海
外輸出企業との業販強化を行い、業績を達成してまいります。
※下期につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は軽微と思われますが、通期業績見通
しの変更はございません。


                                              13
将来の見通しについて




 本資料は、投資家判断の参考となる情報提供を目的とするものであり、
当社株式の購入や売却を勧誘するものではありません。
 本資料には、当社グループの計画・戦略・業績等の将来予想に関する
情報が掲載されており、これらの記載は、現在入手可能な情報に
基づいて当社が判断したものであり、リスク及び不確実な要素が
含まれています。
 当社の業績は、経済情勢、事業環境、為替動向等により、
将来予想とは大きく異なる可能性があります。
 当社は、本資料の利用、またはこれに付随して生じたいかなる損害に
ついても、一切責任を負うものではありませんのでご了承下さい。



                               14