7595 アルゴグラフ 2020-05-15 15:30:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 株式会社 アルゴグラフィックス 上場取引所 東
コード番号 7595 URL http://www.argo-graph.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長執行役員 (氏名) 藤澤 義麿
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員管理本部長 (氏名) 長谷部 邦雄 TEL 03-5641-2018
定時株主総会開催予定日 2020年6月18日 配当支払開始予定日 2020年6月19日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月19日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 48,192 6.7 6,265 26.5 6,562 25.0 4,214 19.4
2019年3月期 45,174 12.4 4,951 31.9 5,250 30.0 3,530 36.6
(注)包括利益 2020年3月期 4,344百万円 (13.1%) 2019年3月期 3,839百万円 (25.4%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 197.34 197.34 15.2 13.6 13.0
2019年3月期 165.32 165.32 13.5 12.6 11.0
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 45百万円 2019年3月期 150百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1
株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 48,274 32,329 63.4 1,432.58
2019年3月期 44,918 29,331 61.3 1,289.61
(参考) 自己資本 2020年3月期 30,593百万円 2019年3月期 27,537百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1
株当たり純資産を算定しております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 6,410 △528 △1,349 20,248
2019年3月期 4,271 △278 △1,010 15,676
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 40.00 ― 50.00 90.00 978 27.1 3.6
2020年3月期 ― 25.00 ― 35.00 60.00 1,305 30.4 4.0
2021年3月期(予想) ― 30.00 ― 30.00 60.00 ―
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2019年3月期の配当金については当該株式分割前の実際の配当
金の金額を記載しております。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 47,500 △1.4 5,750 △8.2 6,000 △8.6 3,900 △7.4 182.63
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 22,354,000 株 2019年3月期 22,354,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 998,354 株 2019年3月期 1,000,440 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 21,355,113 株 2019年3月期 21,353,327 株
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、
期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しております。
(参考)個別業績の概要
1. 2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 37,424 4.2 4,490 24.7 5,355 21.3 3,883 17.5
2019年3月期 35,909 14.5 3,602 40.8 4,413 40.2 3,305 42.5
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 181.87 ―
2019年3月期 154.78 ―
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当
たり当期純利益を算定しております。
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 39,288 26,922 68.5 1,260.69
2019年3月期 36,883 24,343 66.0 1,140.04
(参考) 自己資本 2020年3月期 26,922百万円 2019年3月期 24,343百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当
たり純資産を算定しております。
2. 2021年 3月期の個別業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純利
売上高 経常利益 当期純利益
益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 37,000 △1.1 5,000 △6.6 3,550 △8.6 166.24
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 5
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 7
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 8
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 10
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 10
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 11
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 16
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 16
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 16
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
- 1 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績に関する分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦に伴う輸出減、昨年10月の消費増税に伴う個人消費の弱含み
はあったものの、雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調で推移しました。また、人口減少本格化への対
応として働き方改革の進展、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進など新たな環境変化の萌芽も見られま
した。しかしながら、今年に入り発生した新型コロナウイルス感染症の急拡大が世界経済に甚大な悪影響を与え、今
後更にその影響は大きくなるものと思われます。
当社グループの主要取引先である自動車業界では、「100年に1度の変革期」といわれる環境変化に直面してお
り、「CASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)」の新技術・サービスに対応するために、多大な研究
開発費を投じる状況となっております。また、半導体業界は、その需要が2018年後半から縮小傾向にありましたが、
当連結会計年度後半においてロジック半導体を先導にそのサイクルは底打ちし、回復の動きが見えてまいりました。
このような状況下、当社グループでは各社においてそれぞれの特長をいかした事業戦略を推進しながら、グループ
間の連携も促進することで事業基盤の一層の強化とビジネスの拡大に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、自動車業界を中心とした旺盛な研究開発費の好影響、タイ・ベトナムのビジ
ネスが躍進したことにより売上高は48,192百万円(前期比6.7%増)となりました。営業利益につきましては、増収効
果に加え、社内技術要員の稼働率を高め、かつ経費削減を徹底したことから、6,265百万円(同26.5%増)となりまし
た。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、4,214百万円(同19.4%増)となりました。
売上高をセグメント別にご説明いたしますと、次のとおりであります。
なお、セグメント区分の内容に関しましては5ページ「2 企業集団の状況」をご参照ください。
前連結会計年度 当連結会計年度 比較増減
セグメント区分 サービス区分 売上高 構成比 売上高 構成比 金額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
PLMソリューション 27,914 61.8 31,412 65.2 3,497 12.5
P L M 事 業 システム構築支援 13,627 30.2 12,928 26.8 △699 △5.1
HW保守・その他 1,760 3.9 1,965 4.1 204 11.6
小 計 43,302 95.9 46,305 96.1 3,002 6.9
E D A 事 業 EDAソリューション 1,871 4.1 1,886 3.9 15 0.8
合 計 45,174 100.0 48,192 100.0 3,017 6.7
以下、セグメント別の概要をご報告いたします。
[PLMソリューション]
当社の主力製品で作成された三次元設計データを用い他の業務へ展開するソリューションの拡販、また、働き方改
革に適応したソリューションが伸長したこともあり、前連結会計年度比3,497百万円(12.5%)増加し、31,412百万
円となりました。
[システム構築支援]
前期は大手お客様の半導体工場増設に対する工程管理システムへの大型契約がありましたが、当期は半導体需要の
端境期であったことなどから、前連結会計年度比699百万円(5.1%)減少し、12,928百万円となりました。
[HW保守・その他]
PLMソリューション、HPCソリューションが好調に推移したことにより保守料も増加し、前連結会計年度比204百万
円(11.6%)増加し、1,965百万円となりました。
[EDAソリューション]
主力製品であるSX-Meisterの機能拡張と自社製品中心の販促活動を進めたことなどから、前連結会計年度比15百万
円(0.8%)増加し、1,886百万円となりました。
[次期の見通し]
新型コロナウイルス感染症の影響について、当期(2020年3月期)においては、海外から調達したハードウェアに
ついて一部納品遅れが発生したものの、軽微に留まりました。次期(2021年3月期)におきましては、ハードウェア
仕入の遅延、それに伴う当社サービス提供の遅延等が懸念されますが、サプライヤー及び当社エンジニアの稼働状況
等を逐次把握し、お客様への影響を抑制するよう注力してまいります。
現時点で見込まれる新型コロナウイルス感染症の影響を加味した次期の見通しは下記のとおりです。
・世界経済の大幅な落ち込みと停滞、当社グループの主要顧客である製造業の業況悪化を踏まえ、当社グループの
事業環境は非常に厳しくなると想定しております。
・主要取引先である自動車業界は、CASEに代表される新技術・サービスに対応するため多大な研究開発費を投じて
まいりました。次期研究開発費について、研究開発は各社の長期的成長戦略と強く結びついており、大幅な縮小
は難しいと見られますが、従来と同様の高水準が維持されるかは予断を許さない状況にあります。以上のことか
- 2 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
ら、設計の効率化、設計データの複数プロセスへの展開等、当社グループが提供するPLMソリューションも、引
き続きお客様にとって重要な位置づけにあると考えております。
・もう一つの主要取引先である半導体業界は、2018年後半以降、世界的な在庫超過を主因として需要の停滞期が続
いておりましたが、次世代移動通信システム「5G」向け需要の本格化などから当期後半に底打ちしたとみられて
おります。次期は半導体サイクルの回復局面に入ると予想されておりますが、設備増強などの直接投資動向につ
いて慎重に注視しております。しかし、IoT、自動車の電動化、IT機器の高機能化といったトレンドは着実に進
んでおり、今後半導体の高度化と需要は一段と高まるという見方に大きな変化はないと考えております。お客様
の投資計画の実施時期により、当社のシステム構築支援ビジネス売上高が変動することが見込まれます。
・新型コロナウィルス感染症拡大防止策の一環としての在宅勤務の推進は、わが国の働き方改革を後押しする形と
なっております。当社が提供するデスクトップ仮想化ソリューションは、在宅勤務を実現する基幹システムの一
つとして一層ニーズが高まると考えており、当社業績の牽引役として今後の成長が期待されております。
以上の認識に基づき、現時点での次期業績予想を下記のとおりといたしました。
[連結通期業績予想]
売上高 47,500百万円
営業利益 5,750百万円
経常利益 6,000百万円
親会社株主に帰属する当期純利益 3,900百万円
(2)財政状態に関する分析
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末に比べ3,355百
万円増加し、48,274百万円となりました。
(イ)資産
流動資産は、現金及び預金が4,636百万円増加、受取手形及び売掛金が1,937百万円減少、電子記録債権が561百
万円増加、リース投資資産が6百万円減少、商品が211百万円減少、仕掛品が153百万円減少、その他が551百万円増
加したことなどにより、前連結会計年度末比3,438百万円増の35,297百万円となりました。
固定資産は、有形固定資産が13百万円減少、無形固定資産が254百万円減少、投資その他の資産のうち、投資有
価証券が49百万円増加、繰延税金資産が136百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比82百万円減の
12,977百万円となりました。
(ロ)負債
流動負債は、買掛金が115百万円減少、未払法人税等が196百万円増加、賞与引当金が23百万円増加、前受金が79
百万円減少、その他が84百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比109百万円増の12,575百万円となり
ました。
固定負債は、退職給付に係る負債が190百万円増加、株式給付引当金が61百万円増加、役員株式給付引当金が14
百万円増加、繰延税金負債が20百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末比248百万円増の3,369百万円と
なりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比358百万円増の15,945百万円となりました。
(ハ)純資産
純資産は、利益剰余金が3,126百万円増加、その他有価証券評価差額金が218百万円減少、退職給付に係る調整累
計額が35百万円増加、為替換算調整勘定が67百万円増加、非支配株主持分が58百万円減少したことにより、前連結
会計年度末比2,997百万円増の32,329百万円となりました。
②キャッシュ・フローについて
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4,572百万円
(同29.2%)増加し、20,248百万円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は6,410百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益6,549百万円、減価償却費65百万円、のれん償却費281百万円、賞与
引当金の増加額23百万円、退職給付に係る負債の増加額242百万円、株式給付引当金の増加額61百万円、役員株式
給付引当金の増加額14百万円、売上債権の減少額1,376百万円、リース投資資産の減少額6百万円、たな卸資産の減
少額367百万円、未払消費税等の増加額21百万円であり、支出の主な内訳は、前渡金の増加額539百万円、その他流
動資産の増加額11百万円、仕入債務の減少額115百万円、前受金の減少額79百万円、その他流動負債の減少額45百
万円法人税等の支払額1,876百万円であります。
- 3 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は528百万円となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,246百万円、投資有価証券の償還による収入1,000百万円、関係
会社株式の売却による収入76百万円であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出1,288百万円、有形固
定資産の取得による支出34百万円、無形固定資産の取得による支出7百万円、投資有価証券の取得による支出1,510
百万円であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は1,349百万円となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額1,088百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出134
百万円、非支配株主への配当金の支払額125百万円であります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率(%) 63.2 64.4 64.9 61.3 63.4
時価ベースの自己資本比率(%) 55.4 71.1 96.0 112.0 156.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) - - 0.03 - -
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) - - 3,228.1 - -
(注)上記の値の算出は、いずれも連結ベースの財務数値を用い、以下の式によっております。
自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュフロー対有利子負債比率(年):有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
・株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
・営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー
「小計」に「利息及び配当金の受取額」を加えた値を使用しております。
・有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象と
しております。
・利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の「利息の支払額」を使用しております。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
[基本方針]
株主の皆様に対する利益配分につきましては、経済の情勢や事業環境を勘案しつつ、また業績連動方式を基本と
するなかで、配当金額の継続性・安定性に関しても配慮することを基本方針としております。
[当期・次期の配当]
当期の配当につきましては、中間配当金として1株当たり25円、期末配当金として1株当たり35円とし、年間配当
金を1株当たり60円とさせていただく予定であります。
次期の配当につきましては、株主の皆様への日頃の感謝の意味を込め、普通配当として年間配当額60円(中間30
円、期末30円)とさせていただく予定であります。
(4)事業等のリスク
当社グループは、PLMソリューションの提供を主たる業務とする他、各種サーバー、PCクラスター等のシステム構
築及びハードウェアの保守並びにEDAソリューションに係る業務を行っておりますが、当社グループの顧客は製造業
が中心となっております。当社グループでは、製造業向けのソリューション提供を通じて習得した技術をベースに他
産業における顧客の開拓に努めておりますが、依然として製造業向けの売上高比率が高い状況にあります。従いまし
て、製造業の情報化投資の規模が縮小された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績は影響を受ける可能性
があります。
また、主力製品である3次元設計システム「CATIA」を中心とする仕入先ダッソーシステムズ社の経営方針の大幅な
変更、製品の評価により当社グループの財政状態及び経営成績は影響を受ける可能性があります。
- 4 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
2.企業集団の状況
当社グループは、当社、子会社11社、持分法適用関連会社4社及びその他の関係会社2社で構成されており、その他
の関係会社2社を除き、PLM事業とEDA事業を行っております。その他の関係会社であるSCSK㈱は、同じくその他の関係
会社に該当する住友商事㈱を親会社とし、総合商社である住友商事㈱グループにおいてIT事業を担う中核企業として位
置づけられ、ソフトウェア開発、情報処理、システム販売を行っております。
PLM事業は「PLMソリューション」、「システム構築支援」、「HW保守・その他」の3つに区分し、EDA事業は「EDAソ
リューション」のみの単一区分としております。
事業区分 製品区分
PLMソリューション
P L M 事 業 システム構築支援
HW保守・その他
E D A 事 業 EDAソリューション
□PLMソリューション
PLMはProduct Lifecycle Managementの略であり、製品の企画から開発、設計、製造、販売、保守、廃棄に至る全工
程を包括的に管理する手法であります。「PLMソリューション」では、経営目標や事業戦略等、お客様それぞれが目指
す姿を見据えながら、ものづくりに関わる全てのプロセスの最適化を実現し、経営効率化につながるソリューションを
提案しております。
「PLMソリューション」のうち、ITを活用して設計を効率化し生産性向上を図る「3次元設計システム」では、フラン
スのダッソーシステムズ社が開発した3次元CADシステム「CATIA」を主力製品として、自動車、航空機、電機、機械と
いった業界を中心に、専門分野に特化した部品メーカーから製品が多岐にわたる完成品メーカーまで、幅広いレイヤー
のお客様に対してソリューションを提供しております。
また、3次元CADで作成したデータを活用する「CAD応用技術」として、より広範な工程での生産性向上やお客様の事
業展開に合わせた設計・開発環境の構築にも取り組んでおります。具体的な例として、製品特性の解析や性能の確認を
コンピューターシミュレーションで行うCAE、金型の自動設計等、生産準備全般をコンピューターで支援するCAM、製造
に必要な部品の一覧表であるBOM、設計・開発に関するあらゆる情報を一元管理するPDM、等が挙げられます。これらの
ソリューションは工程の短縮化やコスト削減、グローバル展開に伴う世界各拠点での同時開発体制の整備等、企業の事
業戦略と密接に関わるものであり、今後ますます重要性が高まるものと考えております。
□システム構築支援
ITと企業の事業戦略が一層密接な関わりを持つ中、持続的成長を支える強固かつ効果的なシステム構築へのニーズは
ますます高まっております。「システム構築支援」では、グローバル展開への対応、ビッグデータの処理・分析のため
のシステム設計、業務効率化やコスト削減のためのインフラ統合など、お客様それぞれの課題を解決するため、多様な
ハードウェア・ソフトウェア製品群と当社の高い技術力を活かし、クラウドやシンクライアント、PCクラスターといっ
た先端技術を活用した最適なシステムの構築を行っております。
□HW保守・その他
「PLMソリューション」、「システム構築支援」で提供したハードウェアについて保守を行う事業であります。機器
導入後もお客様に対し積極的なコミュニケーションを図り、きめ細やかなサポートを提供することで、顧客満足度の向
上につなげております。
□EDAソリューション
EDAはElectronic Design Automationの略であり、半導体や電気回路の設計作業を自動化し支援するためのソフトウ
ェア、ハードウェアを意味します。「EDAソリューション」では、当社子会社である㈱ジーダットにおいて、大規模集
積回路や液晶ディスプレイ等のFPDをはじめとした電子部品、及び磁気ヘッドやマイクロマシン等の微細加工部品を設
計するための電子系CADソフトウェア製品を自社開発し、販売、サポート、コンサルテーションを行っております。
- 5 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
当社グループのうち、PLM事業、EDA事業に属する各社の取扱製品を整理いたしますと次のようになります。
製 品 区 分
区 分 会社名 P L M システム HW保守・ E D A
ソリューション 構築支援 その他 ソリューション
当 社 ㈱アルゴグラフィックス ○ ○ ○
㈱AIS北海道 ○
㈱アルゴビジネスサービス ○
㈱ヒューリンクス ○
㈱ジーダット ○
㈱HPCソリューションズ ○ ○
㈱CAD SOLUTIONS ○
連結子会社
㈱システムプラネット ○ ○
Argo Graphics Thailand Co., Ltd. ○ ○
New System Service Co., Ltd. ○ ○
New System Vietnam Co., Ltd. ○ ○
HOKKAIDO ENGINEERING VIETNAM COMPANY
○
LIMITED
㈱PLMジャパン ○ ○
持分法適用 D&A Technology Co.,Ltd. ○ ○
関連会社 ㈱クライムエヌシーデー ○
㈱テクスパイア ○
- 6 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
[事業系統図]
当社、子会社11社及び持分法適用関連会社4社の関係を図示すると、次のとおりであります。
(注)1 ( )内は当社グループ内の議決権保有割合であります。
2 New System Service Co., Ltd. は Argo Graphics Thailand Co., Ltd.の連結子会社であります。
3 New System Vietnam Co., Ltd. は New System Service Co., Ltd.の連結子会社であります。
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは国内の株主、債権者、取引先等であること、また連結財務諸表の期間比較可能
性、企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
- 7 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 16,944,905 21,581,121
受取手形及び売掛金 11,136,789 9,199,416
電子記録債権 415,167 976,280
リース投資資産 765,829 759,097
有価証券 17,499 18,866
商品 1,290,049 1,078,563
仕掛品 180,281 26,443
原材料及び貯蔵品 4,210 2,132
その他 1,104,279 1,655,707
流動資産合計 31,859,011 35,297,629
固定資産
有形固定資産
建物 121,260 126,730
減価償却累計額 △41,240 △48,937
建物(純額) 80,020 77,792
土地 3,926 3,926
その他 543,358 561,990
減価償却累計額 △394,692 △424,988
その他(純額) 148,665 137,002
有形固定資産合計 232,612 218,722
無形固定資産
のれん 1,156,480 913,071
その他 59,330 47,741
無形固定資産合計 1,215,811 960,813
投資その他の資産
投資有価証券 10,833,276 10,883,010
繰延税金資産 129,553 266,421
その他 648,613 648,098
投資その他の資産合計 11,611,443 11,797,529
固定資産合計 13,059,868 12,977,065
資産合計 44,918,879 48,274,695
- 8 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 7,497,955 7,382,475
未払法人税等 1,072,115 1,268,900
賞与引当金 582,599 606,262
役員賞与引当金 110,000 110,000
前受金 2,042,019 1,962,335
その他 1,160,750 1,245,401
流動負債合計 12,465,440 12,575,374
固定負債
退職給付に係る負債 2,648,012 2,838,879
株式給付引当金 151,871 213,789
役員株式給付引当金 67,631 82,349
繰延税金負債 128,235 107,897
その他 126,107 127,042
固定負債合計 3,121,857 3,369,958
負債合計 15,587,298 15,945,333
純資産の部
株主資本
資本金 1,873,136 1,873,136
資本剰余金 2,073,167 2,117,347
利益剰余金 21,417,044 24,543,512
自己株式 △690,902 △689,412
株主資本合計 24,672,445 27,844,583
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,078,205 2,859,342
退職給付に係る調整累計額 △104,167 △68,625
為替換算調整勘定 △108,676 △41,588
その他の包括利益累計額合計 2,865,361 2,749,129
新株予約権 208 208
非支配株主持分 1,793,565 1,735,440
純資産合計 29,331,581 32,329,362
負債純資産合計 44,918,879 48,274,695
- 9 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 45,174,445 48,192,120
売上原価 33,840,872 35,471,721
売上総利益 11,333,573 12,720,399
販売費及び一般管理費 6,382,118 6,454,681
営業利益 4,951,454 6,265,717
営業外収益
受取利息 36,336 40,579
受取配当金 133,083 153,036
投資有価証券売却益 3,026 -
持分法による投資利益 150,178 45,088
デリバティブ評価益 - 22,114
その他 35,495 39,615
営業外収益合計 358,119 300,433
営業外費用
支払利息 599 -
デリバティブ評価損 36,519 -
その他 22,136 3,684
営業外費用合計 59,255 3,684
経常利益 5,250,318 6,562,467
特別損失
ゴルフ会員権評価損 550 -
投資有価証券評価損 2,772 -
関係会社株式売却損 4,306 12,925
特別損失合計 7,628 12,925
税金等調整前当期純利益 5,242,690 6,549,541
法人税、住民税及び事業税 1,691,853 2,184,740
法人税等調整額 △141,124 △76,298
法人税等合計 1,550,729 2,108,441
当期純利益 3,691,961 4,441,100
非支配株主に帰属する当期純利益 161,850 226,875
親会社株主に帰属する当期純利益 3,530,110 4,214,225
- 10 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 3,691,961 4,441,100
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 182,512 △218,863
為替換算調整勘定 △22,622 88,503
退職給付に係る調整額 2,652 35,542
持分法適用会社に対する持分相当額 △14,542 △2,183
その他の包括利益合計 148,000 △97,001
包括利益 3,839,961 4,344,099
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,683,983 4,098,097
非支配株主に係る包括利益 155,977 246,002
- 11 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,873,136 2,073,658 18,757,140 △691,234 22,012,701
当期変動額
新株の発行(新株予約権の
行使)
剰余金の配当 △870,206 △870,206
親会社株主に帰属する当期
純利益
3,530,110 3,530,110
株式給付信託による自己株
式の処分
331 331
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△491 △491
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △491 2,659,904 331 2,659,744
当期末残高 1,873,136 2,073,167 21,417,044 △690,902 24,672,445
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 退職給付に係る 為替換算調整
券評価差額金 調整累計額 勘定
利益累計額合
計
当期首残高 2,895,692 △106,820 △77,384 2,711,487 1,080 1,696,740 26,422,009
当期変動額
新株の発行(新株予約権の
行使)
△871 △871
剰余金の配当 △870,206
親会社株主に帰属する当期
純利益
3,530,110
株式給付信託による自己株
式の処分
331
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△491
株主資本以外の項目の当期
182,512 2,652 △31,292 153,873 - 96,825 250,698
変動額(純額)
当期変動額合計 182,512 2,652 △31,292 153,873 △871 96,825 2,909,571
当期末残高 3,078,205 △104,167 △108,676 2,865,361 208 1,793,565 29,331,581
- 12 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,873,136 2,073,167 21,417,044 △690,902 24,672,445
当期変動額
剰余金の配当 △1,087,757 △1,087,757
親会社株主に帰属する当期
純利益
4,214,225 4,214,225
自己株式の取得 △331 △331
株式給付信託による自己株
式の処分
1,822 1,822
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
44,180 44,180
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 44,180 3,126,468 1,491 3,172,138
当期末残高 1,873,136 2,117,347 24,543,512 △689,412 27,844,583
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 退職給付に係る 為替換算調整
券評価差額金 調整累計額 勘定
利益累計額合
計
当期首残高 3,078,205 △104,167 △108,676 2,865,361 208 1,793,565 29,331,581
当期変動額
剰余金の配当 △1,087,757
親会社株主に帰属する当期
純利益
4,214,225
自己株式の取得 △331
株式給付信託による自己株
式の処分
1,822
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
44,180
株主資本以外の項目の当期
△218,863 35,543 67,088 △116,232 - △58,125 △174,357
変動額(純額)
当期変動額合計 △218,863 35,543 67,088 △116,232 - △58,125 2,997,781
当期末残高 2,859,342 △68,625 △41,588 2,749,129 208 1,735,440 32,329,362
- 13 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 5,242,690 6,549,541
減価償却費 89,094 65,213
のれん償却額 278,475 281,634
デリバティブ評価損益(△は益) 36,519 △22,114
投資有価証券評価損益(△は益) 2,772 -
賞与引当金の増減額(△は減少) 7,531 23,662
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 20,000 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 166,654 242,096
関係会社株式売却損益(△は益) 4,306 12,925
株式給付引当金の増減額(△は減少) 60,700 61,917
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 27,030 14,718
長期未払金の増減額(△は減少) 1,484 934
受取利息及び受取配当金 △169,419 △193,615
持分法による投資損益(△は益) △150,178 △45,088
売上債権の増減額(△は増加) △2,457,029 1,376,259
リース投資資産の増減額(△は増加) △577,860 6,731
たな卸資産の増減額(△は増加) △158,156 367,401
前渡金の増減額(△は増加) △408,855 △539,199
その他の流動資産の増減額(△は増加) 17,509 △11,855
仕入債務の増減額(△は減少) 2,839,732 △115,480
前受金の増減額(△は減少) 448,302 △79,684
未払消費税等の増減額(△は減少) 143,851 21,055
その他の流動負債の増減額(△は減少) 81,771 △45,135
その他 △7,008 16,239
小計 5,539,918 7,988,160
利息及び配当金の受取額 190,010 298,596
利息の支払額 △599 -
法人税等の支払額 △1,457,579 △1,876,658
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,271,750 6,410,098
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △2,627,535 △1,288,137
定期預金の払戻による収入 2,370,000 1,246,452
差入保証金の差入による支出 △1,314 △10,228
差入保証金の回収による収入 7,631 1,464
有形固定資産の取得による支出 △49,297 △34,307
無形固定資産の取得による支出 △11,017 △7,163
投資有価証券の取得による支出 △1,207,688 △1,510,476
投資有価証券の売却による収入 20,121 -
投資有価証券の償還による収入 - 1,000,000
有価証券の償還による収入 1,200,000 -
長期前払費用の取得による支出 △11,072 △1,529
関係会社株式の売却による収入 30,000 76,000
会員権の満期償還による収入 2,000 -
その他 △541 △552
投資活動によるキャッシュ・フロー △278,713 △528,477
- 14 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の返済による支出 △75,000 -
配当金の支払額 △871,335 △1,088,734
非支配株主への配当金の支払額 △64,516 △125,862
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △134,190
よる支出
その他 - △331
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,010,852 △1,349,118
現金及び現金同等物に係る換算差額 △29,462 39,753
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,952,722 4,572,255
現金及び現金同等物の期首残高 12,723,527 15,676,249
現金及び現金同等物の期末残高 15,676,249 20,248,505
- 15 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営
資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
PLM事業は、当社グループの主要取引先である自動車、電機などの製造業を営む企業の設計及び生産部門に対してCAD
システムを、研究開発部門に対してサーバ等を販売、サポートする事業であります。
EDA事業は、当社子会社である㈱ジーダットが開発した電子部品の設計に関するCADシステムについて、主に半導体業
界を中心に販売、サポートする事業であります。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
PLM事業 EDA事業 計 (注)2
(注)1
売上高
外部顧客への売上高 43,302,843 1,871,602 45,174,445 - 45,174,445
セグメント間の内部売上高又は振替高 3,532 12,577 16,109 △16,109 -
計 43,306,375 1,884,180 45,190,555 △16,109 45,174,445
セグメント利益 4,835,196 116,258 4,951,454 - 4,951,454
セグメント資産 41,654,414 3,264,465 44,918,879 - 44,918,879
セグメント負債 15,131,168 456,130 15,587,298 - 15,587,298
その他の項目
減価償却費 75,461 13,632 89,094 - 89,094
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 62,918 2,229 65,148 - 65,148
持分法適用会社への投資額 755,392 - 755,392 - 755,392
(注)1 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 セグメント資産及び負債の調整額は、セグメント間取引に係る債権債務の相殺であります。
- 16 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
PLM事業 EDA事業 計 (注)2
(注)1
売上高
外部顧客への売上高 46,305,361 1,886,758 48,192,120 - 48,192,120
セグメント間の内部売上高又は振替高 3,134 7,154 10,288 △10,288 -
計 46,308,495 1,893,913 48,202,408 △10,288 48,192,120
セグメント利益 6,135,623 130,094 6,265,717 - 6,265,717
セグメント資産 44,878,009 3,396,686 48,274,695 - 48,274,695
セグメント負債 15,411,552 533,781 15,945,333 - 15,945,333
その他の項目
減価償却費 53,458 11,755 65,213 - 65,213
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 26,953 13,010 39,964 - 39,964
持分法適用会社への投資額 604,017 - 604,017 - 604,017
(注)1 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 セグメント資産及び負債の調整額は、セグメント間取引に係る債権債務の相殺であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円)
PLM システム HW保守 EDA
合計
ソリューション 構築支援 ・その他 ソリューション
外部顧客への売上高 27,914,629 13,627,543 1,760,669 1,871,602 45,174,445
2.地域ごとの情報
(1)売上高
連結損益計算書の売上高に占める本邦の割合が90%を超えているため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を省略してお
ります。
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高に、10%以上を占める特定の顧客に対する売上高が存在しないため、記載を省略しておりま
す。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円)
PLM システム HW保守 EDA
合計
ソリューション 構築支援 ・その他 ソリューション
外部顧客への売上高 31,412,045 12,928,146 1,965,169 1,886,758 48,192,120
2.地域ごとの情報
(1)売上高
連結損益計算書の売上高に占める本邦の割合が90%を超えているため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を省略してお
ります。
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高に、10%以上を占める特定の顧客に対する売上高が存在しないため、記載を省略しておりま
す。
- 17 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
PLM事業 EDA事業 合計
当期償却額 278,475 - 278,475
当期末残高 1,156,480 - 1,156,480
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
PLM事業 EDA事業 合計
当期償却額 281,634 - 281,634
当期末残高 913,071 - 913,071
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
- 18 -
株式会社アルゴグラフィックス(7595)2020年3月期決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,289.61円 1,432.58円
1株当たり当期純利益 165.32円 197.34円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 165.32円 197.34円
(注)1 当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株
当たり当期純利益を算定しております。
2 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 3,530,110 4,214,224
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
3,530,110 4,214,224
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 21,353,327 21,355,113
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) △18 △17
(うち連結子会社が発行した新株予約権に係る持分
(△18) (△17)
変動差額(千円))
普通株式増加数(株) - -
(うち新株予約権(株)) (-) (-)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式 - -
の概要
(注)株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託(BBT)が所有する当社株式を、1株当たり当期純利益及び潜在株式調
整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。(前連
結会計年度401,833株、当連結会計年度399,983株)
(注)3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 29,331,581 32,329,362
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 1,793,774 1,735,649
(うち新株予約権(千円)) (208) (208)
(うち非支配株主持分(千円)) (1,793,565) (1,735,440)
普通株式に係る当連結会計年度末の純資産額(千円) 27,537,806 30,593,712
1株当たり純資産額の算定に用いられた
21,353,560 21,355,646
当連結会計年度末の普通株式の数(株)
(注)株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託(BBT)が所有する当社株式を、1株当たり純資産の算定上、期末発行
済株式総数の計算において控除する自己株式に含めております。(前連結会計年度401,600株、当連結会計年度
399,400株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 19 -