7595 アルゴグラフ 2019-05-14 15:30:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月14日
上場会社名 株式会社 アルゴグラフィックス 上場取引所 東
コード番号 7595 URL http://www.argo-graph.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長執行役員 (氏名) 藤澤 義麿
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員管理本部長 (氏名) 長谷部 邦雄 TEL 03-5641-2018
定時株主総会開催予定日 2019年6月20日 配当支払開始予定日 2019年6月21日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 機関投資家・アナリスト向け
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 45,174 12.4 4,951 31.9 5,250 30.0 3,530 36.6
2018年3月期 40,176 15.3 3,752 20.6 4,037 19.4 2,582 22.4
(注)包括利益 2019年3月期 3,839百万円 (25.4%) 2018年3月期 3,061百万円 (32.8%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 165.32 165.32 13.5 12.6 11.0
2018年3月期 120.96 120.93 10.9 11.0 9.3
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 150百万円 2018年3月期 75百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1
株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 44,918 29,331 61.3 1,289.61
2018年3月期 38,082 26,422 64.9 1,157.86
(参考) 自己資本 2019年3月期 27,537百万円 2018年3月期 24,724百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1
株当たり純資産を算定しております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 4,271 △278 △1,010 15,676
2018年3月期 1,585 △446 △884 12,723
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 33.00 ― 40.00 73.00 794 30.2 3.3
2019年3月期 ― 40.00 ― 50.00 90.00 978 27.1 3.6
2020年3月期(予想) ― 25.00 ― 25.00 50.00 30.0
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2018年3月期及び2019年3月期の配当金については当該株式分
割前の実際の配当金の金額を記載しております。
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 46,400 2.7 5,130 3.6 5,380 2.5 3,550 0.6 166.25
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 22,354,000 株 2018年3月期 22,354,000 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 1,000,440 株 2018年3月期 1,000,840 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 21,353,327 株 2018年3月期 21,353,250 株
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、
期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しております。
(参考)個別業績の概要
1. 2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 35,909 14.5 3,602 40.8 4,413 40.2 3,305 42.5
2018年3月期 31,359 16.7 2,558 21.7 3,148 27.2 2,318 32.8
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 154.78 ―
2018年3月期 108.59 ―
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当
たり当期純利益を算定しております。
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 36,883 24,343 66.0 1,140.04
2018年3月期 30,395 21,726 71.0 1,017.47
(参考) 自己資本 2019年3月期 24,343百万円 2018年3月期 21,726百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当
たり純資産を算定しております。
2. 2020年 3月期の個別業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純利
売上高 経常利益 当期純利益
益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 36,500 1.6 4,400 △0.3 3,150 △4.7 147.52
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 5
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 7
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 8
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 10
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 10
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 11
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 15
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 15
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 15
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 18
(未適用の会計基準等) …………………………………………………………………………………………… 18
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 18
(連結貸借対照表関係) …………………………………………………………………………………………… 19
(連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………………… 19
(連結包括利益計算書関係) ……………………………………………………………………………………… 20
(連結株主資本等変動計算書関係) ……………………………………………………………………………… 21
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ………………………………………………………………………… 23
(金融商品関係) …………………………………………………………………………………………………… 23
(有価証券関係) …………………………………………………………………………………………………… 26
(デリバティブ取引関係) ………………………………………………………………………………………… 27
(退職給付関係) …………………………………………………………………………………………………… 28
(ストック・オプション等関係) ………………………………………………………………………………… 29
(税効果会計関係) ………………………………………………………………………………………………… 31
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 32
(資産除去債務関係) ……………………………………………………………………………………………… 33
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 34
(関連当事者情報) ………………………………………………………………………………………………… 36
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 36
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 37
5.個別財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 38
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 38
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 40
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 42
(4)個別財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 44
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 44
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 44
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 45
(貸借対照表関係) ………………………………………………………………………………………………… 45
(損益計算書関係) ………………………………………………………………………………………………… 45
(有価証券関係) …………………………………………………………………………………………………… 45
(税効果会計関係) ………………………………………………………………………………………………… 46
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 47
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績に関する分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、自然災害に伴う一時的な経済活動の停滞や輸出の一部で弱さが見られるも
のの、企業収益の改善が進むとともに、雇用および所得環境の改善等もあり、全体としては緩やかな景気拡大傾向で
推移しました。一方、米中貿易摩擦の激化と中国経済の減速、イギリスのEU離脱問題を始めとする各国の政情不安定
化、更には本年10月に控えた消費増税などにより、経済の先行きは不透明感を増しております。
当社グループの主要取引先である自動車業界では、環境・安全性能に対する規制が一層強化されておりますが、そ
の流れの中、燃費向上や多様な動力源への対応、運転支援システムの機能向上・改善などに関わる研究開発が活発に
なっております。また、半導体業界では、スマートフォンや高性能サーバー向けの需要は減速基調にありますが、車
載向けは高水準を維持しており、IoT技術やAIの利用拡大に伴った用途拡大の流れも継続しております。
このような状況下、当社グループでは、各社においてそれぞれの特長を活かした事業戦略を推進しながら、グルー
プ間の連携も促進することで事業基盤の一層の強化とビジネスの拡大に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、引き続き前向きな製造業の投資意欲に対し、多様なソリューション提案によ
りお客様のニーズへ対応できたことが功を奏し、売上高は45,174百万円(前期比12.4%増)となりました。営業利益
につきましては、人員増及び待遇改善による人件費の上昇に加え、案件増に伴い外注費も増加したものの、増収効果
が大きく、4,951百万円(前期比31.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、大幅
な営業増益を達成したことから、3,530百万円(前期比36.6%増)となりました。
売上高をセグメント別にご説明いたしますと、次のとおりであります。
なお、セグメント区分の内容に関しましては5ページ「2 企業集団の状況」をご参照ください。
前連結会計年度 当連結会計年度 比較増減
セグメント区分 サービス区分 売上高 構成比 売上高 構成比 金額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
PLMソリューション 24,951 62.0 27,914 61.8 2,962 11.9
P L M 事 業 システム構築支援 11,674 29.1 13,627 30.2 1,952 16.7
HW保守・その他 1,718 4.3 1,760 3.9 42 2.5
小 計 38,344 95.4 43,302 95.9 4,957 12.9
E D A 事 業 EDAソリューション 1,831 4.6 1,871 4.1 39 2.2
合 計 40,176 100 45,174 100 4,997 12.4
以下、セグメント別の概要をご報告いたします。
[PLMソリューション]
次世代自動車の研究開発競争が激しくなる中、自動車業界では、開発力の強化と働き方改革の促進との両立を図り
つつ、より効果的な生産開発体制の構築を目指してIT投資が活発に行われておりますが、当社の技術力と知見を活か
したソリューションの提供に努め、お客様のニーズに的確にお応えできたことが功を奏し、前連結会計年度比2,962
百万円(11.9%)増加し、27,914百万円となりました。
[システム構築支援]
前期に引き続き、積極的な生産増強を背景として半導体の製造ライン工程管理システムへの需要が旺盛であったこ
となどから、前連結会計年度比1,952百万円(16.7%)増加し、13,627百万円となりました。
[HW保守・その他]
PLMソリューション及びシステム構築支援におけるハードウェア販売が堅調に推移したことにより保守料も増加し
たことから、前連結会計年度比42百万円(2.5%)増加し、1,760百万円となりました。
[EDAソリューション]
主力製品であるSX-Meisterの新バージョンについて販促活動と新規顧客開発に取り組んだこと、また、設計受託ビ
ジネスにおいて積極的なソリューション提案を行ったことなどから、前連結会計年度比39百万円(2.2%)増加し、
1,871百万円となりました。
[次期の見通し]
米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題等の世界経済へ与える影響が顕在化しつるある中、当社グループの主要顧客であ
る自動車業界及び半導体業界においても先行きについて警戒感が徐々に拡大していること、また、サーバーやスマー
トフォン等のIT機器の販売に減速感が見られることなどが、当社グループの業績に対する懸念要因となっておりま
す。一方、製造業における研究開発投資は中長期的成長に不可欠であり、今後も積極的に行われると考えておりま
す。これらマクロ環境と足元の受注状況を踏まえ、次期の連結通期業績について以下のように計画しております。
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
[連結通期業績予想]
売 上 高 46,400百万円
営 業 利 益 5,130 〃
経 常 利 益 5,380 〃
親会社株主に帰属する当期純利益 3,550 〃
(2)財政状態に関する分析
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末に比べ6,836百
万円増加し、44,918百万円となりました。
(イ)資産
流動資産は、現金及び預金が3,897百万円増加、受取手形及び売掛金が2,529百万円増加、電子記録債権が70百万
円減少、リース投資資産が577百万円増加、有価証券が1,859百万円減少、商品が30百万円増加、仕掛品が128百万
円増加、その他が395百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比5,628百万円増の31,859百万円となりま
した。
固定資産は、有形固定資産が3百万円減少、無形固定資産が314百万円減少、投資その他の資産のうち、投資有価
証券が1,534百万円増加、繰延税金資産が1百万円増加、その他が9百万円減少したことなどにより、前連結会計年
度末比1,207百万円増の13,059百万円となりました。
(ロ)負債
流動負債は、買掛金が2,839百万円増加、短期借入金が75百万円減少、未払法人税等が246百万円増加、賞与引当
金が7百万円増加、役員賞与引当金が20百万円増加、前受金が448百万円増加、その他が245百万円増加したことに
より、前連結会計年度末比3,732百万円増の12,465百万円となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債が162百万円増加、株式給付引当金が60百万円増加、役員株式給付引当金が27
百万円増加、繰延税金負債が58百万円減少、その他が1百万円増加したことにより、前連結会計年度末比194百万円
増の3,121百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比3,926百万円増の15,587百万円となりました。
(ハ)純資産
純資産は、利益剰余金が2,659百万円増加、その他有価証券評価差額金が182百万円増加、退職給付に係る調整累
計額が2百万円増加、為替換算調整勘定が31百万円減少、非支配株主持分が96百万円増加したことにより、前連結
会計年度末比2,909百万円増の29,331百万円となりました。
②キャッシュ・フローについて
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,952百万円
(同23.2%)増加し、15,676百万円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は4,271百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益5,242百万円、減価償却費89百万円、のれん償却費278百万円、賞与
引当金の増加額7百万円、役員賞与引当金の増加額20百万円、退職給付に係る負債の増加額166百万円、株式給付引
当金の増加額60百万円、役員株式給付引当金の増加額27百万円、長期未払金の増加額1百万円、その他流動資産の
減少額17百万円、仕入債務の増加額2,839百万円、前受金の増加額448百万円、未払消費税等の増加額143百万円、
その他流動負債の増加額81百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額2,457百万円、リース投資資産の
増加額577百万円、たな卸資産の増加額158百万円、前渡金の増加額408百万円、法人税等の支払額1,457百万円であ
ります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は278百万円となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入2,370百万円、差入保証金の回収による収入7百万円、投資有価証
券の売却による収入20百万円、有価証券の償還による収入1,200百万円、関係会社株式の売却による収入30百万
円、会員権の満期償還による収入2百万円であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出2,627百万円、差
入保証金の差入による支出1百万円、有形固定資産の取得による支出49百万円、無形固定資産の取得による支出11
百万円、投資有価証券の取得による支出1,207百万円であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は1,010百万円となりました。
支出の主な内訳は、短期借入金の返済による支出75百万円、配当金の支払額871百万円、非支配株主への配当金
の支払額64百万円であります。
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率(%) 64.2 63.2 64.4 64.9 61.3
時価ベースの自己資本比率(%) 61.5 55.4 71.1 96.0 112.0
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) - - - 0.03 -
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) - - - 3,228.1 -
(注)上記の値の算出は、いずれも連結ベースの財務数値を用い、以下の式によっております。
自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュフロー対有利子負債比率(年):有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
・株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
・営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー
「小計」に「利息及び配当金の受取額」を加えた値を使用しております。
・有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象と
しております。
・利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の「利息の支払額」を使用しております。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
[基本方針]
株主の皆様に対する利益配分につきましては、経済の情勢や事業環境を勘案しつつ、また業績連動方式を基本と
するなかで、配当金額の継続性・安定性に関しても配慮することを基本方針としております。
[当期・次期の配当]
当期の配当につきましては、中間配当金として1株当たり40円、期末配当金として1株当たり50円とし、年間配当
金を1株当たり90円とさせていただく予定であります。
次期の配当につきましては、株主の皆様への日頃の感謝の意味を込め、普通配当として年間配当額50円(中間25
円、期末25円)とさせていただく予定であります。
なお、当社は2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。分割反映後の当期の配当
は、中間配当金として1株当たり20円、期末配当金として1株当たり25円、年間配当金は1株当たり45円となりま
す。分割反映後の1株当たり年間配当金で比較いたしますと、次期の配当は当期から5円増配となる予定でありま
す。
(4)事業等のリスク
当社グループは、PLMソリューションの提供を主たる業務とする他、各種サーバー、PCクラスター等のシステム構
築及びハードウェアの保守並びにEDAソリューションに係る業務を行っておりますが、当社グループの顧客は製造業
が中心となっております。当社グループでは、製造業向けのソリューション提供を通じて習得した技術をベースに他
産業における顧客の開拓に努めておりますが、依然として製造業向けの売上高比率が高い状況にあります。従いまし
て、製造業の情報化投資の規模が縮小された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績は影響を受ける可能性
があります。
また、主力製品である3次元設計システム「CATIA」を中心とする仕入先ダッソーシステムズ社の経営方針の大幅な
変更、製品の評価により当社グループの財政状態及び経営成績は影響を受ける可能性があります。
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
2.企業集団の状況
当社グループは、当社、子会社11社、持分法適用関連会社5社及びその他の関係会社2社で構成されており、その他
の関係会社2社を除き、PLM事業とEDA事業を行っております。その他の関係会社であるSCSK㈱は、同じくその他の関係
会社に該当する住友商事㈱を親会社とし、総合商社である住友商事㈱グループにおいてIT事業を担う中核企業として位
置づけられ、ソフトウェア開発、情報処理、システム販売を行っております。
PLM事業は「PLMソリューション」、「システム構築支援」、「HW保守・その他」の3つに区分し、EDA事業は「EDAソ
リューション」のみの単一区分としております。
事業区分 製品区分
PLMソリューション
P L M 事 業 システム構築支援
HW保守・その他
E D A 事 業 EDAソリューション
□PLMソリューション
PLMはProduct Lifecycle Managementの略であり、製品の企画から開発、設計、製造、販売、保守、廃棄に至る全工
程を包括的に管理する手法であります。「PLMソリューション」では、経営目標や事業戦略等、お客様それぞれが目指
す姿を見据えながら、ものづくりに関わる全てのプロセスの最適化を実現し、経営効率化につながるソリューションを
提案しております。
「PLMソリューション」のうち、ITを活用して設計を効率化し生産性向上を図る「3次元設計システム」では、フラン
スのダッソーシステムズ社が開発した3次元CADシステム「CATIA」を主力製品として、自動車、航空機、電機、機械と
いった業界を中心に、専門分野に特化した部品メーカーから製品が多岐にわたる完成品メーカーまで、幅広いレイヤー
のお客様に対してソリューションを提供しております。
また、3次元CADで作成したデータを活用する「CAD応用技術」として、より広範な工程での生産性向上やお客様の事
業展開に合わせた設計・開発環境の構築にも取り組んでおります。具体的な例として、製品特性の解析や性能の確認を
コンピューターシミュレーションで行うCAE、金型の自動設計等、生産準備全般をコンピューターで支援するCAM、製造
に必要な部品の一覧表であるBOM、設計・開発に関するあらゆる情報を一元管理するPDM、等が挙げられます。これらの
ソリューションは工程の短縮化やコスト削減、グローバル展開に伴う世界各拠点での同時開発体制の整備等、企業の事
業戦略と密接に関わるものであり、今後ますます重要性が高まるものと考えております。
□システム構築支援
ITと企業の事業戦略が一層密接な関わりを持つ中、持続的成長を支える強固かつ効果的なシステム構築へのニーズは
ますます高まっております。「システム構築支援」では、グローバル展開への対応、ビッグデータの処理・分析のため
のシステム設計、業務効率化やコスト削減のためのインフラ統合など、お客様それぞれの課題を解決するため、多様な
ハードウェア・ソフトウェア製品群と当社の高い技術力を活かし、クラウドやシンクライアント、PCクラスターといっ
た先端技術を活用した最適なシステムの構築を行っております。
□HW保守・その他
「PLMソリューション」、「システム構築支援」で提供したハードウェアについて保守を行う事業であります。機器
導入後もお客様に対し積極的なコミュニケーションを図り、きめ細やかなサポートを提供することで、顧客満足度の向
上につなげております。
□EDAソリューション
EDAはElectronic Design Automationの略であり、半導体や電気回路の設計作業を自動化し支援するためのソフトウ
ェア、ハードウェアを意味します。「EDAソリューション」では、当社子会社である㈱ジーダットにおいて、大規模集
積回路や液晶ディスプレイ等のFPDをはじめとした電子部品、及び磁気ヘッドやマイクロマシン等の微細加工部品を設
計するための電子系CADソフトウェア製品を自社開発し、販売、サポート、コンサルテーションを行っております。
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
当社グループのうち、PLM事業、EDA事業に属する各社の取扱製品を整理いたしますと次のようになります。
製 品 区 分
区 分 会社名 P L M システム HW保守・ E D A
ソリューション 構築支援 その他 ソリューション
当 社 ㈱アルゴグラフィックス ○ ○ ○
㈱AIS北海道 ○
㈱アルゴビジネスサービス ○
㈱ヒューリンクス ○
㈱ジーダット ○
㈱HPCソリューションズ ○ ○
連結子会社 ㈱フォルムウェア ○
㈱CAD SOLUTIONS ○
㈱システムプラネット ○ ○
Argo Graphics Thailand Co., Ltd. ○ ○
New System Service Co., Ltd. ○ ○
New System Vietnam Co., Ltd. ○ ○
㈱PLMジャパン ○ ○
D&A Technology Co.,Ltd. ○ ○
持分法適用
アイシン・インフォテックス㈱ ○ ○
関連会社
㈱クライムエヌシーデー ○
㈱テクスパイア ○
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
[事業系統図]
当社、子会社11社及び持分法適用関連会社5社の関係を図示すると、次のとおりであります。
(注)1 ( )内は当社グループ内の議決権保有割合であります。
2 ㈱フォルムウェアは㈱CAD SOLUTIONSの連結子会社であります。
3 New System Service Co., Ltd. は Argo Graphics Thailand Co., Ltd.の連結子会社であります。
4 New System Vietnam Co., Ltd. は New System Service Co., Ltd.の連結子会社であります。
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは国内の株主、債権者、取引先等であること、また連結財務諸表の期間比較可能
性、企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,047,524 16,944,905
受取手形及び売掛金 8,607,060 11,136,789
電子記録債権 486,120 415,167
リース投資資産 187,968 765,829
有価証券 1,877,186 17,499
商品 1,259,971 1,290,049
仕掛品 ※1 51,637 ※1 180,281
原材料及び貯蔵品 4,774 4,210
その他 708,325 1,104,279
流動資産合計 26,230,569 31,859,011
固定資産
有形固定資産
建物 106,949 121,260
減価償却累計額 △32,137 △41,240
建物(純額) 74,811 80,020
土地 3,436 3,926
その他 526,876 543,358
減価償却累計額 △369,048 △394,692
その他(純額) 157,827 148,665
有形固定資産合計 236,075 232,612
無形固定資産
のれん 1,443,485 1,156,480
その他 87,135 59,330
無形固定資産合計 1,530,621 1,215,811
投資その他の資産
投資有価証券 ※2 9,298,933 ※2 10,833,276
繰延税金資産 128,332 129,553
その他 ※2 658,033 ※2 648,613
投資その他の資産合計 10,085,300 11,611,443
固定資産合計 11,851,997 13,059,868
資産合計 38,082,566 44,918,879
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 4,658,222 7,497,955
短期借入金 75,000 -
未払法人税等 825,994 1,072,115
賞与引当金 575,068 582,599
役員賞与引当金 90,000 110,000
前受金 1,593,716 2,042,019
その他 914,959 1,160,750
流動負債合計 8,732,961 12,465,440
固定負債
退職給付に係る負債 2,485,181 2,648,012
株式給付引当金 91,171 151,871
役員株式給付引当金 40,600 67,631
繰延税金負債 186,418 128,235
その他 124,223 126,107
固定負債合計 2,927,594 3,121,857
負債合計 11,660,556 15,587,298
純資産の部
株主資本
資本金 1,873,136 1,873,136
資本剰余金 2,073,658 2,073,167
利益剰余金 18,757,140 21,417,044
自己株式 △691,234 △690,902
株主資本合計 22,012,701 24,672,445
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,895,692 3,078,205
退職給付に係る調整累計額 △106,820 △104,167
為替換算調整勘定 △77,384 △108,676
その他の包括利益累計額合計 2,711,487 2,865,361
新株予約権 1,080 208
非支配株主持分 1,696,740 1,793,565
純資産合計 26,422,009 29,331,581
負債純資産合計 38,082,566 44,918,879
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 40,176,673 45,174,445
売上原価 30,274,655 33,840,872
売上総利益 9,902,018 11,333,573
販売費及び一般管理費 ※1,※2 6,149,480 ※1,※2 6,382,118
営業利益 3,752,538 4,951,454
営業外収益
受取利息 42,055 36,336
受取配当金 128,620 133,083
投資有価証券売却益 - 3,026
持分法による投資利益 75,258 150,178
その他 40,321 35,495
営業外収益合計 286,255 358,119
営業外費用
支払利息 888 599
デリバティブ評価損 - 36,519
その他 117 22,136
営業外費用合計 1,005 59,255
経常利益 4,037,788 5,250,318
特別損失
ゴルフ会員権評価損 10,106 550
投資有価証券評価損 - 2,772
関係会社株式売却損 - 4,306
特別損失合計 10,106 7,628
税金等調整前当期純利益 4,027,682 5,242,690
法人税、住民税及び事業税 1,418,499 1,691,853
法人税等調整額 △107,609 △141,124
法人税等合計 1,310,890 1,550,729
当期純利益 2,716,791 3,691,961
非支配株主に帰属する当期純利益 133,805 161,850
親会社株主に帰属する当期純利益 2,582,986 3,530,110
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 2,716,791 3,691,961
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 210,838 182,512
為替換算調整勘定 84,140 △22,622
退職給付に係る調整額 42,363 2,652
持分法適用会社に対する持分相当額 7,673 △14,542
その他の包括利益合計 ※1,※2 345,015 ※1,※2 148,000
包括利益 3,061,807 3,839,961
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,911,910 3,683,983
非支配株主に係る包括利益 149,897 155,977
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,873,136 2,072,996 16,922,815 △690,942 20,178,005
当期変動額
剰余金の配当 △750,557 △750,557
親会社株主に帰属する当期
純利益
2,582,986 2,582,986
自己株式の取得 △292 △292
連結子会社株式の取得によ
る持分の増減
662 662
持分法適用会社の減少に伴
う利益剰余金の増加高
1,896 1,896
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 662 1,834,325 △292 1,834,695
当期末残高 1,873,136 2,073,658 18,757,140 △691,234 22,012,701
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 退職給付に係る 為替換算調整
券評価差額金 調整累計額 勘定
利益累計額合
計
当期首残高 2,684,853 △149,183 △154,315 2,381,354 1,080 1,614,448 24,174,888
当期変動額
剰余金の配当 △750,557
親会社株主に帰属する当期
純利益
2,582,986
自己株式の取得 △292
連結子会社株式の取得によ
る持分の増減
662
持分法適用会社の減少に伴
う利益剰余金の増加高
1,896
株主資本以外の項目の当期
210,838 42,363 76,930 330,133 - 82,292 412,425
変動額(純額)
当期変動額合計 210,838 42,363 76,930 330,133 - 82,292 2,247,120
当期末残高 2,895,692 △106,820 △77,384 2,711,487 1,080 1,696,740 26,422,009
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当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,873,136 2,073,658 18,757,140 △691,234 22,012,701
当期変動額
新株の発行(新株予約権の
行使)
剰余金の配当 △870,206 △870,206
親会社株主に帰属する当期
純利益
3,530,110 3,530,110
株式給付信託による自己株
式の譲渡
331 331
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△491 △491
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △491 2,659,904 331 2,659,744
当期末残高 1,873,136 2,073,167 21,417,044 △690,902 24,672,445
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 退職給付に係る 為替換算調整
券評価差額金 調整累計額 勘定
利益累計額合
計
当期首残高 2,895,692 △106,820 △77,384 2,711,487 1,080 1,696,740 26,422,009
当期変動額
新株の発行(新株予約権の
行使)
△871 △871
剰余金の配当 △870,206
親会社株主に帰属する当期
純利益
3,530,110
株式給付信託による自己株
式の譲渡
331
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△491
株主資本以外の項目の当期
182,512 2,652 △31,292 153,873 - 96,825 250,698
変動額(純額)
当期変動額合計 182,512 2,652 △31,292 153,873 △871 96,825 2,909,571
当期末残高 3,078,205 △104,167 △108,676 2,865,361 208 1,793,565 29,331,581
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,027,682 5,242,690
減価償却費 107,148 89,094
のれん償却額 261,980 278,475
デリバティブ評価損益(△は益) - 36,519
投資有価証券評価損益(△は益) - 2,772
賞与引当金の増減額(△は減少) 45,433 7,531
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 10,000 20,000
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 242,823 166,654
関係会社株式売却損益(△は益) - 4,306
株式給付引当金の増減額(△は減少) 60,286 60,700
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 25,800 27,030
長期未払金の増減額(△は減少) △11,968 1,484
受取利息及び受取配当金 △170,675 △169,419
持分法による投資損益(△は益) △75,258 △150,178
売上債権の増減額(△は増加) △1,178,753 △2,457,029
リース投資資産の増減額(△は増加) △187,968 △577,860
たな卸資産の増減額(△は増加) △627,494 △158,156
前渡金の増減額(△は増加) △69,882 △408,855
その他の流動資産の増減額(△は増加) 38,080 17,509
仕入債務の増減額(△は減少) 459,667 2,839,732
前受金の増減額(△は減少) △248,534 448,302
未払消費税等の増減額(△は減少) △69,054 143,851
その他の流動負債の増減額(△は減少) 39,902 81,771
その他 △9,448 △7,008
小計 2,669,768 5,539,918
利息及び配当金の受取額 176,889 190,010
利息の支払額 △888 △599
法人税等の支払額 △1,260,114 △1,457,579
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,585,655 4,271,750
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △1,934,930 △2,627,535
定期預金の払戻による収入 1,936,263 2,370,000
長期預金の払戻による収入 1,226,745 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
97,463 -
収入
差入保証金の差入による支出 △89,952 △1,314
差入保証金の回収による収入 12,994 7,631
有形固定資産の取得による支出 △97,886 △49,297
無形固定資産の取得による支出 △12,032 △11,017
投資有価証券の取得による支出 △1,727,222 △1,207,688
投資有価証券の売却による収入 - 20,121
有価証券の償還による収入 100,000 1,200,000
長期前払費用の取得による支出 △2,834 △11,072
子会社株式の取得による支出 △10,000 -
関係会社株式の取得による支出 △30,000 -
関係会社株式の売却による収入 74,823 30,000
会員権の満期償還による収入 10,000 2,000
その他 280 △541
投資活動によるキャッシュ・フロー △446,288 △278,713
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の返済による支出 △78,000 △75,000
配当金の支払額 △749,724 △871,335
非支配株主への配当金の支払額 △56,942 △64,516
その他 △292 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △884,959 △1,010,852
現金及び現金同等物に係る換算差額 34,437 △29,462
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 288,845 2,952,722
現金及び現金同等物の期首残高 12,434,682 12,723,527
現金及び現金同等物の期末残高 ※1 12,723,527 ※1 15,676,249
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 11社
主要な連結子会社名
㈱AIS北海道
㈱アルゴビジネスサービス
㈱ヒューリンクス
㈱ジーダット
㈱HPCソリューションズ
㈱フォルムウェア
㈱CAD SOLUTIONS
㈱システムプラネット
Argo Graphics Thailand Co., Ltd.
New System Service Co., Ltd.
New System Vietnam Co., Ltd.
なお、前連結会計年度末において連結子会社であった㈱HITは2019年2月1日付で当社に吸収合併されたため、当
連結会計年度より連結の範囲から除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連会社数 5社
主要な会社名
㈱PLMジャパン
D&A Technology Co.,Ltd.
アイシン・インフォテックス㈱
㈱クライムエヌシーデー
㈱テクスパイア
なお、前連結会計年度において持分法適用会社でありましたサピエンステクノロジー・ジャパン㈱は、全株式の
譲渡により、当連結会計年度より持分法適用会社から除外しております。
(2)持分法適用会社のうち決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度に係る財務諸表を使用してお
ります。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうちArgo Graphics Thailand Co., Ltd.、New System Service Co., Ltd. 及び New System Vietnam
Co., Ltd. の決算日は12月31日であります。
連結財務諸表を作成するに当たっては同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引について
は、連結上必要な調整をしております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
(a)満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)
(b)その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)
時価のないもの
移動平均法による原価法
②デリバティブ
時価法
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
③棚卸資産
個別法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産
定率法
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属
設備及び構築物については定額法によっております。なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 6~50年
その他 4~20年
②無形固定資産
定額法
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
なお、市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売数量に基づく償却額と見込販売可能期間(3年)に基づく
均等配分額を比較し、いずれか大きい額を計上しております。
また、のれんについては、投資効果の発現する期間(5~10年)にわたり償却しております。
(3)重要な引当金の計上基準
①賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、翌期賞与支給見込額のうち当期に帰属する部分の金額を計上しております。
②役員賞与引当金
役員の賞与の支給に備えるため、当連結会計年度における支給見込額に基づき計上しております。
③株式給付引当金
株式給付規程に基づく従業員の当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基
づき計上しております。
④役員株式給付引当金
株式給付規程に基づく役員の当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基づ
き計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。退
職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。数理計
算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法
により按分した額をそれぞれの発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
(5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま
す。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平
均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上して
おります。
(6)重要な収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっております。
(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)の範囲は、手許現金、随時引き出し可能な預
金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期
限の到来する短期投資からなっております。
(8)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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(会計方針の変更)
(従業員に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い等の適用)
「従業員に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」(実務対応報告第36号 2018年
1月12日。以下「実務対応報告第36号」という。)等を2018年4月1日以後適用し、従業員等に対して権利確定条件付
き有償新株予約権を付与する取引については、「ストック・オプション等に関する会計基準」(企業会計基準第8号
2005年12月27日)等に準拠した会計処理を行うこととしました。
ただし、実務対応報告第36号の適用日より前に従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与した取引に
ついては、従来採用していた会計処理を継続しております。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日 企業会計基準委員会)
1.概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
2.適用予定日
2022年3月期の期首より適用予定であります。
3.当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において、「流動資産」の「受取手形及び売掛金」に含めていた「電子記録債権」は、金額的重要性
が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計
年度の連結財務諸表の組替えを行っております。この結果、前連結会計年度の連結財務諸表において、「流動資産」の
「受取手形及び売掛金」9,093,181千円は、「電子記録債権」486,120千円、「受取手形及び売掛金」8,607,060千円と
して組み替えております。
前連結会計年度において、「流動資産」の「その他」に含めていた「リース投資資産」は、金額的重要性が増したた
め、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結
財務諸表の組替えを行っております。この結果、前連結会計年度の連結財務諸表において、「流動資産」の「その他」
896,293千円は、「リース投資資産」187,968千円、「その他」708,325千円として組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「前渡金の増減額」に含めていた「リース投資
資産」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映
させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。この結果、前連結会計年度の連結キャッシ
ュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「前渡金の増減額」△257,850千円は、「リー
ス投資資産の増減額」△187,968千円、「前渡金の増減額」△69,882千円として組み替えております。
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日。以下「税効果会計基準一部
改正」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負
債は固定負債の区分に表示する方法に変更するとともに、税効果会計関係注記を変更しております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が304,603千円減少し、
「投資その他の資産」の「繰延税金資産」が83,447千円増加しております。また、「固定負債」の「繰延税金負債」が
221,155千円減少しております。
なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が221,155千円
減少しております。
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また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る会計基
準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しております。ただ
し、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経過的な取扱いに
従って記載しておりません。
(連結貸借対照表関係)
※1 損失が見込まれる工事契約に係る仕掛品と工事損失引当金は、相殺表示しております。相殺表示した仕掛品に対応
する工事損失引当金の額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
仕掛品に係るもの - 千円 116,796 千円
※2 関連会社に関するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
投資有価証券(株式) 460,043 千円 545,066 千円
投資その他の資産その他(出資金) 214,492 214,803
3 保証債務
関連会社の金融機関からの借入金に対して行っている債務保証は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
D&A Technology Co.,Ltd. 66,326 千円 64,562 千円
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
役員報酬 301,960千円 322,010千円
給与手当 2,706,527 2,875,598
福利厚生費 494,266 510,660
役員賞与引当金繰入額 91,200 110,000
賞与引当金繰入額 300,488 308,446
株式給付引当金繰入額 39,427 41,509
役員株式給付引当金繰入額 27,042 27,030
退職給付費用 197,819 186,107
賃借料 397,846 429,250
研究開発費 262,284 270,866
※2 一般管理費に含まれる研究開発費の総額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
262,284千円 270,866千円
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(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額 303,889 千円 260,913 千円
組替調整額 - 2,149
計 303,889 263,062
為替換算調整勘定:
当期発生額 84,140 △22,622
組替調整額 - -
計 84,140 △22,622
退職給付に係る調整額:
当期発生額 △14,959 △46,841
組替調整額 76,283 50,664
計 61,323 3,823
持分法適用会社に対する持分相当額:
当期発生額 6,655 △14,542
組替調整額 1,018 -
計 7,673 △14,542
税効果調整前合計 457,027 229,720
税効果額 △112,011 △81,720
その他の包括利益合計 345,015 148,000
※2 その他の包括利益に係る税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
その他有価証券評価差額金:
税効果調整前 303,889 千円 263,062 千円
税効果額 △93,051 △80,549
税効果調整後 210,838 182,512
為替換算調整勘定:
税効果調整前 84,140 △22,622
税効果額 - -
税効果調整後 84,140 △22,622
退職給付に係る調整額:
税効果調整前 61,323 3,823
税効果額 △18,960 △1,170
税効果調整後 42,363 2,652
持分法適用会社に対する持分相当額:
税効果調整前 7,673 △14,542
税効果額 - -
税効果調整後 7,673 △14,542
その他の包括利益合計
税効果調整前 457,027 229,720
税効果額 △112,011 △81,720
税効果調整後 345,015 148,000
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 11,177,000 - - 11,177,000
合 計 11,177,000 - - 11,177,000
自己株式
普通株式(注)1、2 500,330 90 - 500,420
合 計 500,330 90 - 500,420
(注)1 自己株式の株式数の増加は、単元未満株式の買取によるもの90株であります。
2 当連結会計年度末における自己株式の株式数には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託(BBT)が保有
する当社株式201,000株が含まれております。
3 当社は2019年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の株
式数を記載しております。
2.新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の 当連結会計
区分 新株予約権の内訳 目的となる株 年度末残高
当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
式の種類 (千円)
年度期首 年度増加 年度減少 年度末
連結 ストック・オプション
- - - - - 1,080
子会社 としての新株予約権
合 計 - - - - 1,080
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円) (円)
2017年6月15日
普通株式 391,596 36 2017年3月31日 2017年6月16日
定時株主総会
2017年10月23日
普通株式 358,961 33 2017年9月30日 2017年12月1日
取締役会
(注)1 2017年6月15日定時株主総会決議による配当金支払額の総額には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託
(BBT)の信託財産として資産管理サービス信託銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金7,236千
円を含めて記載しております。
2 2017年10月23日取締役会決議による配当金支払額の総額には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託
(BBT)の信託財産として資産管理サービス信託銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金6,633千
円を含めて記載しております。
3 当社は2019年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の配
当額を記載しております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2018年6月21日定
普通株式 435,103 利益剰余金 40 2018年3月31日 2018年6月22日
時株主総会
(注)1 2018年6月21日定時株主総会決議による配当金支払額の総額には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託
(BBT)の信託財産として資産管理サービス信託銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金8,040千
円を含めて記載しております。
2 当社は2019年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の配
当額を記載しております。
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当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 11,177,000 - - 11,177,000
合 計 11,177,000 - - 11,177,000
自己株式
普通株式(注)1、2 500,420 - 200 500,220
合 計 500,420 - 200 500,220
(注)1 自己株式の株式数の減少は、従業員の退職に伴う株式信託口分の減少によるもの200株であります。
2 当連結会計年度末における自己株式の株式数には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託(BBT)が保有
する当社株式200,800株が含まれております。
3 当社は2019年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の株
式数を記載しております。
2.新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の 当連結会計
区分 新株予約権の内訳 目的となる株 年度末残高
当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
式の種類 (千円)
年度期首 年度増加 年度減少 年度末
連結 ストック・オプション
- - - - - 208
子会社 としての新株予約権
合 計 - - - - 208
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円) (円)
2018年6月21日
普通株式 435,103 40 2018年3月31日 2018年6月22日
定時株主総会
2018年10月22日
普通株式 435,103 40 2018年9月30日 2018年12月7日
取締役会
(注)1 2018年6月21日定時株主総会決議による配当金支払額の総額には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託
(BBT)の信託財産として資産管理サービス信託銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金8,040千
円を含めて記載しております。
2 2018年10月22日取締役会決議による配当金支払額の総額には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託
(BBT)の信託財産として資産管理サービス信託銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金8,040千
円を含めて記載しております。
3 当社は2019年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の配
当額を記載しております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2019年6月20日
普通株式 543,879 利益剰余金 50 2019年3月31日 2019年6月21日
定時株主総会
(注)1 2019年6月20日定時株主総会決議による配当金支払額の総額には、株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託
(BBT)の信託財産として資産管理サービス信託銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金10,040千
円を含めて記載しております。
2 当社は2019年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の配
当額を記載しております。
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
現金及び預金勘定 13,047,524 千円 16,944,905 千円
預入期間が3か月を超える定期預金 △980,000 △1,253,273
株式給付信託別段預金(注) △21,183 △32,882
有価証券勘定 677,186 17,499
現金及び現金同等物 12,723,527 15,676,249
(注)株式給付信託(J-ESOP)及び株式給付信託(BBT)に属するものであります。
2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
株式の取得により新たに㈱システムプラネットを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の主な内訳は次のと
おりであります。
流動資産 195,760 千円
固定資産 35,279
のれん 260,392
資産合計 491,433
流動負債 △223,867
固定負債 △267,563
負債合計 △491,430
差引:事業の取得のための支出 2
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に関する取組方針
当社グループはPLM事業及びEDA事業を行うための運転資金、設備投資資金については、基本的に手元資金で賄うこ
ととしております。必要となる運転資金、設備投資資金は現金及び預金とし、それを超える部分は主として銀行の長
期預金として利息収入の確保を図っております。デリバティブは後述するリスクを回避するために利用し、投機的な
取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、取引先企業との
業務又は資本提携等に関連する株式及び余剰資金運用のために保有している社債であり、上場株式及び社債について
は時価の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は一年以内の支払期日であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は与信管理規程に従い、新規取引に際して営業部門から経理部門に信用調査を依頼し、その結果に応じて取引
の可否及び取引の金額規模を決定しております。また、既存取引先についても定期的に信用情報を更新し、取引内容
を見直しております。連結子会社についても、当社の与信管理規程に準じて同様の管理を行っております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘
案して保有状況を継続的に見直しております。
デリバティブ取引については、社内規程に基づき、実需の範囲内で所定の決裁を得て行っております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部門からの報告に基づき経理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、営業債務を上回る手元
流動性を常に確保することにより、流動性リスクを管理しております。
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(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれて
おります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当
該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極
めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(2018年3月31日)
連結貸借対照表計上額 時 価 差 額
(千円) (千円) (千円)
(1)現金及び預金 13,047,524 13,047,524 -
(2)受取手形及び売掛金 8,607,060 8,607,060 -
(3)電子記録債権 486,120 486,120 -
(4)リース投資資産 187,968 187,968 -
(5)有価証券及び投資有価証券 10,546,523 10,536,222 △10,301
資産計 32,875,196 32,864,895 △10,301
(1)買掛金 4,658,222 4,658,222 -
(2)短期借入金 75,000 75,000 -
(3)未払法人税等 825,994 825,994 -
(4)デリバティブ負債 - - -
負債計 5,559,217 5,559,217 -
当連結会計年度(2019年3月31日)
連結貸借対照表計上額 時 価 差 額
(千円) (千円) (千円)
(1)現金及び預金 16,944,905 16,944,905 -
(2)受取手形及び売掛金 11,136,789 11,136,789 -
(3)電子記録債権 415,167 415,167 -
(4)リース投資資産 765,829 765,829 -
(5)有価証券及び投資有価証券 10,147,911 10,132,953 △14,957
資産計 39,410,602 39,395,644 △14,957
(1)買掛金 7,497,955 7,497,955 -
(2)短期借入金 - - -
(3)未払法人税等 1,072,115 1,072,115 -
(4)デリバティブ負債 36,519 36,519 -
負債計 8,606,591 8,606,591 -
(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
現金及び預金につきましては、時価が帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)受取手形及び売掛金及び(3)電子記録債権
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(4)リース投資資産
リース投資資産の時価の算定は、元利金の合計額を同様の新規契約を行った場合に想定される利率で割り
引いた現在価値によっております。
(5)有価証券及び投資有価証券
これらの時価については、株式は取引所の価格により、債券は取引金融機関から提示された価格によって
おります。MMFは短期的に決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ております。なお、これらに関する注記事項については「有価証券関係」注記を参照してください。
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株式会社アルゴグラフィックス(7595)2019年3月期決算短信
負 債
(1)買掛金、(2)短期借入金及び(3)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(4)デリバティブ負債
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目
については負債として記載しております。
(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
非上場株式 169,553 162,275
関連会社株式 460,043 545,066
これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるため、「(5)有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年3月31日)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
(千円) (千円) (千円) (千円)
預金 13,045,092 - - -
受取手形及び売掛金 8,607,060 - - -
電子記録債権 486,120 - - -
リース投資資産 98,014 89,953 - -
投資有価証券
満期保有目的の債券(社債) 1,200,000 1,800,000 600,000 200,000
合 計 23,436,286 1,889,953 600,000 200,000
当連結会計年度(2019年3月31日)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
(千円) (千円) (千円) (千円)
預金 16,941,856 - - -
受取手形及び売掛金 11,136,789 - - -
電子記録債権 415,167 - - -
リース投資資産 379,204 386,624 - -
投資有価証券
満期保有目的の債券(社債) - 2,300,000 1,300,000 200,000
合 計 28,873,016 2,686,624 1,300,000 200,000
(注)4 短期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年3月31日)
1年以内 1年超5年以内 5年超1