7590 タカショー 2021-11-25 15:00:00
2022年1月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月25日
上 場 会 社 名 株式会社タカショー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7590 URL https://takasho.co.jp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 高岡 伸夫
常務執行役員経営管理
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 井上 淳 (TEL) 073(482)4128
本部副本部長
四半期報告書提出予定日 2021年12月2日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年1月期第3四半期の連結業績(2021年1月21日~2021年10月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年1月期第3四半期 15,965 12.3 1,399 25.0 1,476 41.5 1,012 35.2
2021年1月期第3四半期 14,217 4.5 1,119 96.5 1,043 125.0 748 199.7
(注) 包括利益 2022年1月期第3四半期 1,308百万円( 64.5%) 2021年1月期第3四半期 795百万円( 403.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年1月期第3四半期 68.77 68.62
2021年1月期第3四半期 51.33 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年1月期第3四半期 23,587 12,652 53.2
2021年1月期 19,691 9,516 47.9
(参考) 自己資本 2022年1月期第3四半期 12,547百万円 2021年1月期 9,423百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年1月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00
2022年1月期 ― 0.00 ―
2022年1月期(予想) 23.00 23.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年1月期の連結業績予想(2021年1月21日~2022年1月20日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 20,350 10.1 1,506 30.2 1,452 26.0 1,100 15.4 75.45
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年1月期3Q 17,201,814株 2021年1月期 14,679,814株
② 期末自己株式数 2022年1月期3Q 101,578株 2021年1月期 101,485株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年1月期3Q 14,716,852株 2021年1月期3Q 14,578,329株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基
づき算定されており、今後の経済状況等の変化により、実際の業績は予想値と異なる結果となる場合があります。
業績予想に関する事項は、添付資料3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………8
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界各国での新型コロナウイルスのワクチン接種の進展によ
り活動制限も緩和され、企業の設備投資や生産活動が進み、輸出では持ち直しの傾向がみられており、今後の回復
が期待されますが、収束時期を見通すまでには至らず、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻くガーデン・エクステリア業界におきましては、新設住宅着工戸数は2021年3月度より増
加傾向が継続しているものの、依然として先行きは不透明な状況となっております。
このような環境下において、新型コロナウイルスの影響から豊かな環境における暮らし方や健康・幸せなことへ
の気付きが起こり、住宅分野では少しでも良いものを、そして快適な暮らしへの「リフォームやリノベーション」
が拡がりつつあります。
新しい生活様式が浸透している中、花や植物など自然を取り入れることでストレスのない庭での暮らしが求めら
れており、DX(デジタルトランスフォーメーション)による提案と唯一全国にガーデン・エクステリアの専門ショ
ールームを持つことで、当社がオンリーワンとNo.1のライフスタイル型の提供や顧客のニーズに合わせた生産方
式、デザインやカラーを選べる仕組みなど、お客様のカスタマイズに対応する生産体制とソフトウェアの強化を図
り、当社の指名買いが増加いたしました。
また、”メタ・バース”に基づいた自社の「メタバガーデンアプリ」やKDDIとのコラボレーションによるARを中
心とした「スマートグラス」におけるデジタルショールームなどの強化を図るなか、2021年10月7日~8日に自社
展示会「タカショーガーデン&エクステリアフェア2021」を開催し、リアルとネットのハイブリッド化、AR・MRな
どのDXを使った提案等、営業活動の強化を図りました。
さらに、豊かで安らぎある庭での暮らしを提案し、ブランド向上を目的として10月20日からテレビコマーシャル
(全国15県のエリア)とWebプラットフォームを連動させた新しいDX型販売促進により今後の販売強化を図ってまいり
ます。当社が今まで行ってきたバリュー型経営にプラスし「ガーデンとエクステリアのグロース経営」に舵を切っ
ており、工場への投資をしながら次への成長へ繋げてまいります。
国内の売上高につきまして、主力であるプロユース部門では家と庭をつなぐ中間領域である「5th Room」(五番
目の部屋)のコンセプトに基づく基軸商品の「ホームヤードルーフ」とその周辺アイテムの売上拡大と新築外構工
事におけるファサードエクステリアのデザイン性向上のための様々な顧客サポートを行ったことにより、売上高は
前年同四半期と比べ8.5%増加いたしました。
ホームユース部門においては、ライフスタイルの変化に伴うガーデニング需要が高まっているものの、8月の異
常気象による長雨の影響を受け、販売先である量販店・e-コマースにおけるガーデニング用品の売上減少により前
年同四半期と比べ0.6%減少いたしましたが、品質向上、主力顧客との売り場や商品の見直し、ARを使った「メタバ
ホーム」なども取り込んだ売り場の改善を行ったことで当社のシェア率は高まってきております。
成長している海外の販売においては、QVCやコストコ、ホームデポを始めとする世界の有力店との取引も本格化さ
れるなか、e-コマースにおいてはアマゾンや自社サイトにおいてドロップシップ方式による販売活動の強化を図り
ました。海外においても健康的で持続可能なライフスタイルが望まれるなか、ガーデニングの需要が持続し、特に
e-コマースにおけるガーデニング用品の売上高が伸長したことで前年同四半期と比べ136.2%増加いたしました。
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 に お い て は、 DX 化 に よ る 販 売 促 進 活 動 の 強 化、 ICT 研 究 開 発 拠 点 ( タ カ シ ョ ー
GLD-LAB.Soft-Factory鳥取)の開設や名古屋ハイブリッド型ショールームの新設を行ったことにより減価償却費と
一時的な設備費用が発生したことや売上増加に伴う物流費が増加いたしました。
今後も更に業務効率の改善を進め、Web受注やRPA、またIoTやICTなどの最先端のIT化を急速に進めることで経費
削減に努めてまいります。
営業利益においては、販売費及び一般管理費が前年同四半期を上回ったものの、売上高が増加し、原材料および
海上運賃が高騰するなか自社生産品の販売構成比の増加やe-コマース分野の売上構成比増加等により、粗利率が前
年を上回ったことから、前年同四半期と比べ25.0%増加しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は15,965,282千円(前年同期比12.3%増)と増加し、営業利益
は1,399,194千円(前年同期比25.0%増)となりました。経常利益は1,476,492千円(前年同期比41.5%増)となり、
親会社株主に帰属する四半期純利益は1,012,118千円(前年同期比35.2%増)となりました。
2
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3,896,294千円増加し、23,587,685千円
となりました。これは主に増資による現金及び預金と売上債権並びにたな卸資産の増加によるものです。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ760,473千円増加し、10,935,068千円とな
りました。これは主に仕入債務の増加と借入金の減少によるものです。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ3,135,821千円増加し、12,652,617千円
となりました。これは主に増資による資本金及び資本剰余金と利益剰余金の増加によるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、記載を省略
しております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点において、2021年8月23日に公表いたしました通期の連結業績予想に変更はありません。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年1月20日) (2021年10月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,942,313 5,765,199
受取手形及び売掛金 2,640,052 3,632,837
電子記録債権 572,227 573,348
商品及び製品 2,826,455 3,401,530
仕掛品 358,300 509,563
原材料及び貯蔵品 1,169,705 1,322,568
その他 798,766 853,996
貸倒引当金 △120,296 △128,090
流動資産合計 12,187,525 15,930,952
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,459,106 3,647,661
土地 1,008,968 1,043,608
建設仮勘定 146,948 35,130
その他(純額) 941,303 885,790
有形固定資産合計 5,556,327 5,612,190
無形固定資産
のれん 13,363 26,337
その他 401,037 467,596
無形固定資産合計 414,401 493,934
投資その他の資産
投資有価証券 260,149 243,564
繰延税金資産 226,180 116,111
その他 1,067,347 1,211,108
貸倒引当金 △20,540 △20,176
投資その他の資産合計 1,533,137 1,550,608
固定資産合計 7,503,866 7,656,732
資産合計 19,691,391 23,587,685
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年1月20日) (2021年10月20日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,001,688 4,555,785
短期借入金 3,943,756 3,992,900
1年内返済予定の長期借入金 356,130 48,836
未払法人税等 114,397 298,972
賞与引当金 70,461 132,172
その他 1,337,552 1,251,288
流動負債合計 8,823,985 10,279,955
固定負債
長期借入金 771,899 127,999
退職給付に係る負債 7,440 8,612
資産除去債務 211,219 222,287
その他 360,050 296,212
固定負債合計 1,350,609 655,113
負債合計 10,174,595 10,935,068
純資産の部
株主資本
資本金 1,820,860 2,880,479
資本剰余金 1,862,014 2,921,633
利益剰余金 5,427,501 6,148,053
自己株式 △26,529 △26,603
株主資本合計 9,083,847 11,923,561
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 125,236 114,246
繰延ヘッジ損益 △7,936 16,959
為替換算調整勘定 142,835 350,825
退職給付に係る調整累計額 79,549 142,322
その他の包括利益累計額合計 339,686 624,353
新株予約権 2,341 3,117
非支配株主持分 90,921 101,584
純資産合計 9,516,795 12,652,617
負債純資産合計 19,691,391 23,587,685
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月21日 (自 2021年1月21日
至 2020年10月20日) 至 2021年10月20日)
売上高 14,217,103 15,965,282
売上原価 7,823,064 8,732,663
売上総利益 6,394,038 7,232,618
販売費及び一般管理費 5,274,824 5,833,424
営業利益 1,119,213 1,399,194
営業外収益
受取利息 6,046 7,836
受取配当金 2,609 3,092
為替差益 - 90,967
受取手数料 30,789 13,767
補助金収入 - 26,548
その他 66,699 44,971
営業外収益合計 106,144 187,185
営業外費用
支払利息 61,768 53,803
売上割引 24,804 27,584
為替差損 85,924 -
株式交付費 - 18,645
コミットメントフィー 4,276 3,530
その他 5,460 6,322
営業外費用合計 182,234 109,886
経常利益 1,043,123 1,476,492
特別利益
為替換算調整勘定取崩益 7,129 -
特別利益合計 7,129 -
特別損失
固定資産除却損 702 3,156
固定資産売却損 - 2,838
減損損失 2,481 666
特別損失合計 3,184 6,661
税金等調整前四半期純利益 1,047,069 1,469,831
法人税、住民税及び事業税 204,878 383,850
法人税等調整額 91,747 71,308
法人税等合計 296,625 455,159
四半期純利益 750,443 1,014,672
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,071 2,553
親会社株主に帰属する四半期純利益 748,372 1,012,118
6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月21日 (自 2021年1月21日
至 2020年10月20日) 至 2021年10月20日)
四半期純利益 750,443 1,014,672
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 20,305 △10,990
繰延ヘッジ損益 △39,005 24,895
為替換算調整勘定 60,677 217,119
退職給付に係る調整額 2,800 62,772
その他の包括利益合計 44,777 293,797
四半期包括利益 795,221 1,308,469
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 793,851 1,296,785
非支配株主に係る四半期包括利益 1,369 11,684
7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年10月6日を払込期日とする公募による新株式発行を行いました。その結果、当第3四半期連結累
計期間において資本金が1,059,618千円、資本剰余金が1,059,618千円増加し、当第3四半期連結会計期間末におい
て資本金が2,880,479千円、資本剰余金が2,921,633千円となっております。
(追加情報)
新型コロナウィルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りにおいて、前連結会計年度の有価証券報告書の
(追加情報)(新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)に記載いたしました仮定に
重要な変更はありません。
(重要な後発事象)
1. 第三者割当による新株式発行
当社は、2021年9月14日の取締役会において、大和証券株式会社が行うオーバーアロットメントによる当社株式
の売出しに関連して、同社を割当先とする第三者割当による新株式の発行を決議し、2021年11月4日に払込が完了
しております。
(1) 発行する株式の種類及び数:普通株式 388,300株
(2) 払込金額:1株につき 840.30円
(3) 払込金額の総額: 326,288千円
(4) 増加する資本金の額 163,144千円
(5) 増加する資本準備金の額 163,144千円
(6) 払込期日:2021年11月4日
(7) 割当先:大和証券株式会社
2. 今回調達資金の使途
今回の一般募集及び本件第三者割当増資による手取概算額合計2,419,525千円については、①設備投資資金、②投
融資資金、③販促・広告費用、④借入金返済資金に充当する予定であります。
8