7585 J-かんなん 2021-11-12 15:00:00
2022年6月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2022年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上場会社名 株式会社かんなん丸 上場取引所 東
コード番号 7585 URL http://www.kannanmaru.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)佐藤 榮治
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理部長 (氏名)宮永 一彦 (TEL) 048-815-6699
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 一
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2022年6月期第1四半期の連結業績(2021年7月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年6月期第1四半期 14 △94.9 △222 - △42 - △45 -
2021年6月期第1四半期 279 △63.5 △289 - △240 - △242 -
(注)包括利益 2022年6月期第1四半期 △44百万円 (-%) 2021年6月期第1四半期 △242百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年6月期第1四半期 △11.88 -
2021年6月期第1四半期 △63.71 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年6月期第1四半期 1,667 1,133 68.0
2021年6月期 1,807 1,178 65.2
(参考)自己資本 2022年6月期第1四半期 1,133百万円 2021年6月期 1,178百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2022年6月期 -
2022年6月期(予想) - - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年6月期の連結業績予想(2021年7月1日~2022年6月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 302 △51.7 △305 - 76 - 72 - 18.89
通期 1,009 37.6 △429 - △49 - △57 - △14.95
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
連結業績予想の修正については、本日(2021年11月12日)公表いたしました「営業外収益の計上及び2022年6月期第2
四半期累計期間並び通期連結業績予想の公表に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規-社(社名)、除外-社(社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
2022年6月期1
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 4,351,308株 2021年6月期 4,351,308株
Q
2022年6月期1
② 期末自己株式数 539,745株 2021年6月期 539,745株
Q
2022年6月期1 2021年6月期1
③ 期中平均株式数(四半期累計) 3,811,563株 3,811,563株
Q Q
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因等により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項については、添付資料P2「1.当四半期決算に関する定性的情報」をご覧ください.
㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………… 3
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 6
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 7
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における外食業界は、前期からの新型コロナウイルス感染症拡大防止のため政府・自
治体による休業や営業時間の短縮要請、酒類の提供時間制限により、臨時休業等の制限要請下での運営により、営
業日数および営業時間の減少により、極めて厳しい経営環境となっております。
当社が主力として運営しております居酒屋業態においても、コロナ禍における勤務スタイルの変化や外出・会食
による需要の著しい減少に伴い、売上回復は非常に厳しい状況で推移しております。
当社グループは、2021年1月14日付でリリースした「店舗閉店および希望退職者の募集に関するお知らせ」のと
おり、概ね計画通りに事業の再構築を実行いたしました。コロナ禍での店舗オペレーションの見直しとQSCの強
化、店舗監査やその改善、社内の情報共有の仕組みを構築し、地域一番店を目指す経営方針に基づき、「わざわざ
ご来店いただいたお客様」にご恩返しするため、お客様へのきめ細かい施策を実施するために、社内外の研修を強
化してまいりました。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、大衆割烹「庄や」22店舗、「日本海庄や」8店舗、カラオケルーム
「うたうんだ村」1店舗、大衆すし酒場「じんべえ太郎」2店舗、の合計33店舗となっております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は売上高14,393千円(前年同四半期比94.9%減)、売上総利益は
5,494千円(前年同四半期比97.1%減)、販売費及び一般管理費については227,518千円(前年同四半期比52.8%
減)となり、営業損失は222,024千円(前年同四半期は営業損失289,447千円)となりました。
経常損失につきましては42,930千円(前年同四半期は経常損失240,119千円)、税金等調整前四半期純損失
43,930千円(前年同四半期は税金等調整前四半期純損失240,459千円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損
失45,287千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失242,838千円)となりました。
なお、当社グループは、料理飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は904,833千円となり、前連結会計年度末に比べて13,800千円の
増加となりました。これは主に、現金及び預金が3,426千円増加したことによるものであります。
また、固定資産は763,004千円となり、前連結会計年度末に比べて153,549千円の減少となりました。これは主
に、差入保証金の減少145,801千円を計上したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は142,836千円となり、前連結会計年度末に比べて81,720千円の
減少となりました。これは主に、資産除去債務(短期)の減少61,291千円によるものであります。
また、固定負債は391,533千円となり、前連結会計年度末に比べて13,211千円の減少となりました。これは主
に、長期借入金の減少15,417千円等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,133,467千円となり、前連結会計年度末に比べて44,817千円の
減少となりました。四半期純損失の計上の結果、利益剰余金が45,287千円減少したことによるものであります。
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㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
(3)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、居酒屋業界全体に対する近年の需要減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化す
る事象下で運営をしております。当第1四半期連結会計期間においては、政府および自治体による緊急事態宣言や
営業時間及び酒類提供時間の短縮要請を受け、自治体により差はあるものの、多数の運営店舗において全日での臨
時休業を実施しております。
また、お客様のご飲食形態の変化は継続しており、ご来店による飲食の需要減少により、ご来店客数減少による
売上高の減少が生じております。これらの状況から、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状
況が存在しております。
このような状況を解消するために、当社グループは、中長期事業計画及び資金計画を策定し、これらの中で資金
繰り安定化と事業の収益改善及び本社ならびに店舗運営コストの抜本的改善を目的とした事業再構築の改善策を実
施しております。具体的には、資金繰り安定化のため、政府系金融機関並びに民間金融機関からそれぞれ「新型コ
ロナウイルス感染症特別貸付」並びに「埼玉県新型コロナウイルス感染症対応資金」等の長期低利融資を活用し、
運転資金の維持確保のためキャッシュ水準の積み増しと維持に努めております。また、事業の収益改善及び本社な
らびに店舗運営コストの抜本的改善を目的とした事業再構築を前期に実行しており、運営店舗数の見直しとともに
事業規模に合わせた人員体制にて運営しております。さらに、出店先店舗のオーナー様に対する地代家賃の引き下
げのお願い等により店舗運営コストを削減することに加え、本社費用についても目標金額を定めて経費削減を検
討・実行しております。
これらの対応策によりグループ全体として売上高の回復とともにコストダウンを図り、営業損益の改善を行って
まいります。
当社グループは、当第1四半期連結会計期間末現在で、現預金残高809,261千円、純資産残高1,133,467千円を有
しており、現時点では安定的な財政状態を維持しております。そのため、これを基盤として上記対応策を進めてい
くことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年6月期の通期連結業績予想につきましては、未定としておりましたが、業績予想を公表いたしました。
詳しくは2021年11月12日に公表しました「営業外収益の計上及び2022年6月期第2四半期累計期間並び通期連結
業績予想の公表に関するお知らせ」をご参照ください。
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㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年6月30日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 805,834 809,261
売掛金 1,828 -
原材料 10,682 9,853
前払費用 25,772 19,669
その他 46,915 66,048
流動資産合計 891,032 904,833
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 200,636 192,989
土地 213,034 213,034
その他(純額) 29,098 27,104
有形固定資産合計 442,769 433,129
無形固定資産 13,416 13,354
投資その他の資産
差入保証金 396,279 250,477
その他 68,367 68,803
貸倒引当金 △4,279 △2,760
投資その他の資産合計 460,367 316,520
固定資産合計 916,553 763,004
資産合計 1,807,586 1,667,837
負債の部
流動負債
買掛金 2,354 4,249
1年内返済予定の長期借入金 45,002 52,502
未払法人税等 7,250 1,809
店舗閉鎖損失引当金 22,245 2,500
資産除去債務 66,529 5,238
その他 81,174 76,538
流動負債合計 224,556 142,836
固定負債
長期借入金 297,080 281,663
資産除去債務 91,849 92,148
その他 15,815 17,722
固定負債合計 404,744 391,533
負債合計 629,301 534,370
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㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年6月30日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 50,000 50,000
資本剰余金 313,600 313,600
利益剰余金 1,431,347 1,386,060
自己株式 △622,114 △622,114
株主資本合計 1,172,833 1,127,546
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,451 5,920
その他の包括利益累計額合計 5,451 5,920
純資産合計 1,178,285 1,133,467
負債純資産合計 1,807,586 1,667,837
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 279,719 14,393
売上原価 87,395 8,899
売上総利益 192,323 5,494
販売費及び一般管理費 481,771 227,518
営業損失(△) △289,447 △222,024
営業外収益
受取利息 31 9
受取配当金 3,796 42
協賛金収入 600 -
貸倒引当金戻入額 220 1,519
補助金収入 44,568 171,831
その他 275 6,363
営業外収益合計 49,492 179,766
営業外費用
支払利息 157 673
貸倒引当金繰入額 6 -
営業外費用合計 164 673
経常損失(△) △240,119 △42,930
特別利益
保険差益 3,728 -
特別利益合計 3,728 -
特別損失
減損損失 1,345 -
店舗閉鎖損失 2,723 1,000
特別損失合計 4,068 1,000
税金等調整前四半期純損失(△) △240,459 △43,930
法人税、住民税及び事業税 2,619 1,780
法人税等調整額 △240 △424
法人税等合計 2,378 1,356
四半期純損失(△) △242,838 △45,287
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △242,838 △45,287
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㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純損失(△) △242,838 △45,287
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 359 506
その他の包括利益合計 359 506
四半期包括利益 △242,479 △44,780
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △242,479 △44,780
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱かんなん丸(7585)2022年6月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これによ
り、従来、販売促進費として販売費及び一般管理費に計上していた、顧客に支払われる対価の一部を、売上高か
ら控除して表示する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1
四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただ
し、収益会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに
従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、従前の会計処理と比較して、当第1四半期連結累計期間の売上高、販売費及び一般管理費がそれぞ
れ215千円減少します。これにより、売上総利益は同額減少しますが、営業損益以下に与える影響はありませ
ん。また、利益剰余金期首残高に与える影響もありません。
また、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
により組替えを行っておりません。
(セグメント情報等)
当社グループは、料理飲食事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
(資金の借入)
当社は、2021年10月12日の取締役会決議に基づき、次のとおり資金の借入を実行しております。
借入の概要
1.借入先 株式会社商工組合中央金庫
2.借入金額 1億円
3.借入条件 固定金利
4.借入実行日 2021年10月29日
5.借入期間 10年
6.資金使途 運転資金
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