7585 J-かんなん 2020-11-13 15:00:00
2021年6月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 株式会社かんなん丸 上場取引所 東
コード番号 7585 URL http://www.kannanmaru.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)佐藤 榮治
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理部長 (氏名)宮永 一彦 (TEL) 048-815-6699
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 一
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年6月期第1四半期の連結業績(2020年7月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第1四半期 279 △63.5 △289 - △284 - △242 -
2020年6月期第1四半期 766 △13.0 △54 - △50 - △51 -
(注)包括利益 2021年6月期第1四半期 △242百万円 (-%) 2020年6月期第1四半期 △51百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年6月期第1四半期 △63.71 -
2020年6月期第1四半期 △13.64 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年6月期第1四半期 1,971 1,441 73.1
2020年6月期 2,207 1,703 77.1
(参考)自己資本 2021年6月期第1四半期 1,441百万円 2020年6月期 1,703百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 期末 第3四半期末
合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭円 銭
2020年6月期 - 0.00 5.00 5.00-
2021年6月期 -
2021年6月期(予想) - - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年6月期の連結業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
現時点において、新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然として不透明であり、事業活動及び経営成績に与える影
響を合理的に見積もることが困難であることから、未定としております。なお、今後合理的に見積もることが可能となっ
た時点で速やかに開示いたします。
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規-社(社名)、除外-社(社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
2021年6月期1
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 4,351,308株 2020年6月期 4,351,308株
Q
2021年6月期1
② 期末自己株式数 539,745株 2020年6月期 539,745株
Q
2021年6月期1 2020年6月期1
③ 期中平均株式数(四半期累計) 3,811,563株 3,811,605株
Q Q
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因等により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項については、添付資料P2「1.当四半期決算に関する定性的情報」をご覧ください.
㈱かんなん丸(7585)2021年6月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………… 2
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 6
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 7
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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㈱かんなん丸(7585)2021年6月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における外食業界は、前期からの新型コロナウイルス感染症拡大防止のため政府・自
治体による外出自粛要請等を受け、休業や営業時間の短縮による来店客数が激減し、その後の多少の回復は見られ
るものの、その傾向は当四半期においても継続しており、極めて厳しい経営環境となっております。
当社が主力として運営しております居酒屋業態においても、コロナ禍における在宅勤務に代表される勤務スタイ
ルの変化や外出・会食の自粛によって宴会需要の著しい減少に伴い、売上回復は非常に厳しい状況で推移しており
ます。
当社グループは不採算店舗の閉鎖、店舗の業態変更、店舗オペレーションの見直しを通じて、店舗資源の合理化
及び既存店の活性化を図るため、昨年より導入したQSCの強化により、地域一番店を目指す経営方針に基づき、
新たな人材の発掘、登用を行い、また「わざわざご来店いただいたお客様」にご恩返しするため、お客様へのきめ
細かい施策を実施しするために、社内外の研修を強化してまいりました。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、大衆割烹「庄や」31店舗、「日本海庄や」21店舗、気軽な
安らぎ処「やるき茶屋」4店舗、カラオケルーム「うたうんだ村」3店舗、大衆すし酒場「じんべえ太郎」2店
舗、の合計61店舗となっております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は売上高279,719千円(前年同四半期比63.5%減)、売上総利益は
192,323千円(前年同四半期比64.8%減)、販売費及び一般管理費については481,771千円(前年同四半期比19.8%
減)となり、営業損失は289,447千円(前年同四半期は営業損失54,284千円)となりました。
経常損失につきましては284,688千円(前年同四半期は経常損失50,880千円)、税金等調整前四半期純損失
240,459千円(前年同四半期は税金等調整前四半期純損失50,760千円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損
失242,838千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失51,999千円)となりました。
なお、当社グループは、料理飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は869,620千円となり、前連結会計年度末に比べて206,623千円の
減少となりました。これは主に、現金及び預金が195,715千円減少したことによるものであります。
また、固定資産は1,102,306千円となり、前連結会計年度末に比べて29,373千円の減少となりました。これは主
に、保険積立金の減少10,820千円、減価償却費16,075千円を計上したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は228,443千円となり、前連結会計年度末に比べて13,305千円の
減少となりました。これは主に、新規店舗等の支払い等により未払金の減少17,008千円によるものであります。
また、固定負債は301,997千円となり、前連結会計年度末に比べて38,846千円の増加となりました。これは主
に、長期借入金の増加42,641千円等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,441,485千円となり、前連結会計年度末に比べて261,537千円
の減少となりました。これは、配当支払による減少及び四半期純損失の計上の結果、利益剰余金が261,896千円減
少したことによるものであります。
(3)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、主力事業としている「総合居酒屋」に対する近年の需要減少に加えて、新型コロナウイルス
感染症拡大防止に伴うご来店による飲食の需要減少により、来店客数減少による売上高の減少が続いておりま
す。当第1四半期会計期間においてもお客様のご飲食形態の変化は継続しております。これらの状況から、継続
企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
このような状況を解消するために、当社グループでは、事業の収益改善及び本社費用の削減等の対応策を行
い、当社の財務状況の安定化を図ることとしております。具体的には、当社グループの主たる事業である外食事
業について、感染症対策の影響下ではございますが、既存店の売上対策を強化するともに、従業員の適正配置に
よる人件費の効率化や出店先店舗のオーナー様に対する地代家賃の引き下げのお願い等により店舗運営コストを
削減することに加え、本社費用についても目標金額を定めて経費削減を検討・実行しており、これらの対応策に
よりグループ全体として売上高の回復とともにコストダウンを図り、営業損益の改善を行ってまいります。
当社グループは、当第1四半期連結会計期間末現在で、現金及び預金残高784,568千円、純資産残高1,441,485
千円を有しており、現時点では安定的な財政状態を維持しております。そのため、これを基盤として上記対応策
を進めていくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
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㈱かんなん丸(7585)2021年6月期 第1四半期決算短信
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、現時点で新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然として不透明であり、事業活
動及び経営成績に与える影響を合理的に見積もることが困難であることから、前回発表(2020年8月14日)に引
き続き、未定としております。なお、今後合理的に見積もることが可能となった時点で速やかに開示いたしま
す。
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㈱かんなん丸(7585)2021年6月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 980,284 784,568
売掛金 16,014 19,262
原材料 17,999 17,820
前払費用 45,564 43,465
その他 16,378 4,501
流動資産合計 1,076,243 869,620
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 282,634 274,496
その他(純額) 266,045 260,287
有形固定資産合計 548,679 534,784
無形固定資産 13,668 13,605
投資その他の資産
差入保証金 496,334 492,334
その他 79,683 68,047
貸倒引当金 △6,686 △6,465
投資その他の資産合計 569,331 553,916
固定資産合計 1,131,679 1,102,306
資産合計 2,207,923 1,971,926
負債の部
流動負債
買掛金 26,100 28,801
短期借入金 10,000 10,000
1年内返済予定の長期借入金 17,918 21,668
未払法人税等 10,004 1,949
店舗閉鎖損失引当金 4,927 4,927
資産除去債務 8,349 11,100
その他 164,446 149,997
流動負債合計 241,749 228,443
固定負債
長期借入金 31,524 74,165
資産除去債務 194,920 195,552
その他 36,706 32,280
固定負債合計 263,151 301,997
負債合計 504,900 530,441
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 275,100 275,100
資本剰余金 88,500 88,500
利益剰余金 1,955,320 1,693,424
自己株式 △622,114 △622,114
株主資本合計 1,696,806 1,434,909
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,216 6,575
その他の包括利益累計額合計 6,216 6,575
純資産合計 1,703,022 1,441,485
負債純資産合計 2,207,923 1,971,926
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 766,980 279,719
売上原価 220,514 87,395
売上総利益 546,466 192,323
販売費及び一般管理費 600,750 481,771
営業損失(△) △54,284 △289,447
営業外収益
受取利息 49 31
受取配当金 38 3,796
受取家賃 224 -
受取保険金 2,375 -
協賛金収入 - 600
貸倒引当金戻入額 603 220
その他 210 275
営業外収益合計 3,501 4,923
営業外費用
支払利息 72 157
貸倒引当金繰入額 25 6
営業外費用合計 97 164
経常損失(△) △50,880 △284,688
特別利益
固定資産売却益 119 -
保険差益 - 3,728
補助金収入 - 44,568
特別利益合計 119 48,297
特別損失
減損損失 - 1,345
店舗閉鎖損失 - 2,723
特別損失合計 - 4,068
税金等調整前四半期純損失(△) △50,760 △240,459
法人税、住民税及び事業税 1,638 2,619
法人税等調整額 △399 △240
法人税等合計 1,238 2,378
四半期純損失(△) △51,999 △242,838
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △51,999 △242,838
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㈱かんなん丸(7585)2021年6月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純損失(△) △51,999 △242,838
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 506 359
その他の包括利益合計 506 359
四半期包括利益 △51,492 △242,479
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △51,492 △242,479
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、料理飲食事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
1.資本金の額の減少
当社は、2020年9月24日開催の第43回定時株主総会において、資本金の額の減少について決議し、同株主総会に
おいて承認され、債権者保護手続完了後の2020年11月1日をもってその効力が発生しております。
(1)資本金の額の減少の目的
今回の資本金の額の減少は、当社において、現行の法律や制度における中小企業としての優遇措置を活用できる
ようにすること、並びに今後の資本政策の柔軟性かつ機動性を確保することを目的とし、会社法第447条第1項の
規定に基づき、資本金の額を減少し、減少する資本金の額の全額をその他資本剰余金に振り替えるものでありま
す。
(2)資本金の額の減少の要領
①減少する資本金の額
資本金の額275,100,000円を225,100,000円減少し、減少後の資本金の額を50,000,000円といたします。
②資本金の額の減少の方法
減少する資本金の額の全額を、その他資本剰余金へ振り替えを行います。
2.特別利益の計上
2020年9月3日に当社取締役会長であった佐藤京子氏が逝去したことに伴い、付保しておりました生命保険金の
給付が2020年10月7日に確定いたしました。これにより保険差益315,386千円の内、311,658千円を2021年6月期第
2四半期連結会計期間において、特別利益に計上する予定です。
なお、第1四半期決算日時点において保険金の一部が入金されており、これについては、第1四半期連結会計期
間において、付保しておりました生命保険の受取保険金から保険積立金を控除した差益3,728千円を保険差益とし
て特別利益に計上しております。
また、弔慰金等を支給する見込みでありますが、具体的金額、支給時期、方法等について決定しておらず、上記
以外の業績に与える影響については精査中であります。
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