7561 ハークスレイ 2021-05-12 15:30:00
業績予想と実績値との差異及び剰余金の配当に関するお知らせ [pdf]
2021年5月12日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ハ ー ク ス レ イ
代表者名 代 表 取 締 役 会 長 青木 達也
(コード番号:7561 東証一部)
問合せ先 執行役員管理本部長 菊川 創
T E L 06(6376)8088
業績予想と実績値との差異及び剰余金の配当に関するお知らせ
2020年6月2日に公表いたしました2021年3月期の通期連結業績予想と、本日公表の実績値の差異に
つきまして、下記のとおりお知らせいたします。
あわせて、通期個別業績の予想値については公表しておりませんでしたが、前期実績値との対比にお
いて差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、当社は本日開催の取締役会において、2021年3月31日を基準日とする剰余金の配当を無配とす
ることを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.2021 年 3 月期通期連結業績予想数値と実績値との差異
(1)連結業績(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
(単位:百万円)
親会社株主
1 株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 41,000 730 1,230 740 78 円 70 銭
実 績(B) 35,126 400 912 70 7 円 66 銭
増 減 額(B-A) △5,874 △330 △318 △670 ―
増 減 率(%) △14.3 △45.2 △25.9 △90.5 ―
(ご参考)前期実績
47,382 944 1,244 1,276 135 円 72 銭
(2020 年3月期)
(2)個別業績(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
(単位:百万円)
1 株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
当期純利益
前 期 実 績(A) 17,534 131 636 206 21 円 95 銭
実 績(B) 16,331 363 977 851 92 円 03 銭
増 減 額(B-A) △1,203 232 341 645 ―
増 減 率(%) △6.9 177.1 53.6 313.1 ―
2.差異が生じた理由及び今後の対応
売上高に関しては持ち帰り弁当事業の既存店売上は前年同程度を維持したものの、新型コロナウイ
ルス拡大の影響は甚大で、持ち帰り弁当事業のイベント外販、店舗委託事業、店舗管理事業、仕出料
理事業及びフレッシュベーカリー関連事業の売上減少は避けることができず、前年実績を下回ること
となりました。その一方、各事業会社の適切かつ迅速なコスト削減への取組みによって、新型コロナ
ウイルスの影響を大きく受けた仕出料理事業やフレッシュベーカリー関連事業の損失を補填したう
えで営業利益及び経常利益を確保しております。また親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、
フレッシュベーカリー関連事業の売却損、新型コロナウイルスの影響による収益低下で繰延税金資産
の取崩しを行ったこと及び一部固定資産の減損を行ったことにより前年実績を下回ることとなりま
した。
個別業績におきましては、積極的な商品開発とデジタルプラットフォームを利用した販売促進施策
の効果もあり、店舗売上は前年同程度を維持いたしましたが、新型コロナウイルスによる影響の大き
なイベント外販受注が大きく低迷いたしました。また不採算店舗の閉鎖による店舗数の減少の影響も
あり、全体の売上高はやや減少しております。一方で不採算店の閉鎖や販管費の見直しを強力に推し
進めた結果、営業利益は大きく改善いたしました。
今後の対応といたしましては、新型コロナウイルスによる影響につきましては未だ予断を許さない
状況でありますが、グループ各社の協力のもと運営体制の効率化及び安定化施策を実施し、また 2020
年 12 月に竣工・稼動開始いたしました株式会社アサヒL&Cの第2工場による外販事業の拡大も見
込まれ、着実に事業が推移するものと判断しております。
3.配当の内容
直近の配当予想 前期実績
決 定 額
(2021年2月15日公表) (2020年3月期)
基準日 2021年3月31日 2021年3月31日 2020年3月31日
38円00銭
1株当たり配当金 0円00銭 0円00銭
(内 記念配当20円)
配当金総額 -円 -円 357,864千円
効力発生日 - - 2020年6月24日
配当原資 - - 利益剰余金
4.理由
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要課題の一つとして認識し、経済情勢や業績の
変動が生じても安定的な配当を行うことが株主の皆様の利益に合致すると考えております。また、財
務体質強化のための内部留保金の確保並びに将来の事業拡大のための資金を総合的に勘案のうえ、利
益配分を行うことを基本方針としております。
一方で現在においては、新型コロナウイルス収束の兆しが見えず、ワクチン等の接種効果の発現も
はっきりと見通せない状況です。延期されたオリンピックの開催縮小や会合等の自粛により、仕出料
理事業の回復時期が見通せない点を鑑み、不透明な環境下において、弊社は従前の基本的な考え方を
継続しつつも、今は財務体質の強化など経営の安定化を最優先に図ることこそ、株主の皆様にとって
の中長期的な利益となると判断し、誠に遺憾ではございますが、期末配当を無配とすることを、本日
開催の取締役会で決議したものであります。
今後は新型コロナウイルスの収束を見据え、株式会社アサヒL&Cにおいて 2020 年 12 月に竣工い
たしました第2工場の稼動をはじめ、店舗流通ネット株式会社における自社保有商業ビルの運営や、
ほっかほっか亭とのコラボ出店を軸にしたコインランドリー事業等の新規事業の発展と、仕出料理事
業の回復に注力してまいります。近い将来コロナウイルスの影響が軽微かつその収束を予見できると
判断した暁には、利益配分の基本方針に則り、各種経営指標を勘案の上、連結配当性向として 20%を
基本とした利益還元を行う所存でございます。なお、株主優待制度につきましては、従来通り継続し
てまいります。
以上、株主の皆様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以 上