7561 ハークスレイ 2020-11-26 15:00:00
2021年3月期第2四半期決算説明会資料 [pdf]
証券コード 7561 東証第一部
2021年3月期
第2四半期
決算説明会資料
株式会社ハークスレイ
目次
2021年3月期 第2四半期決算概要 P. 3
2021年3月期 業績予想について P.18
中長期成長戦略 P.21
2
2021年3月期 第2四半期 決算概要
3
PLサマリ
新型コロナの影響を踏まえ売上高、利益ともにほぼ想定通りの進捗
当社は下期偏重型の計画
2021/3期 対予想 (ご参考)
2021/3期 2Q
(単位:百万円) 通期予想 進捗率 2020/3期2Q
金額 金額 売上比率 率 金額 前年同期比
売 上 高 41,000 17,066 ― 41.6% 23,743 71.9%
売上原価 ― 12,251 ― ― 18,595 ―
売上総利益 ー 4,814 28.2% ― 5,148 93.5%
販管費 ー 4,633 27.1% ― 4,681 99.0%
営 業 利 益 730 181 1.1% 24.8% 466 38.8%
経 常 利 益 1,230 425 2.5% 34.6% 621 68.3%
税 金 等 調 整 前
四半期純利益 ― 382 2.2% ― 639 59.8%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 740 222 1.3% 30.0% 487 45.7%
4
売上高・経常利益/率の四半期推移(累計期間)
新型コロナの影響は第1Qが業績のボトム
売上高 経常利益 経常利益率
2.8% 2.8% 2.9% 2.6% 2.9%
2.9% 2.8% 2.6% 2.2% 2.5%
(百万円)
50,000 2000
47,382
40,000
45,952 1600
35,724
30,000 34,644 1200
1,304 1,244
20,000 23,743 1,023 17,066 800
23,061
1,021
10,000 641 621 400
11,617 12,009 425
8,091
322 351 180
0 0
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
5
セグメント別業績 店舗委託事業・店舗管理事業
新型コロナの影響により店舗委託事業の売上高は減少するものの
ストック型ビジネスにより一定の利益を確保
単位 2020/3期 2Q 2021/3期 2Q
百万円
金額 金額 前年同期比
店 舗
委 託
12,704 7,074 55.7%
売 上 高 2021/3 2Q
店 舗 売上高構成比
364 356 97.8%
44%
管 理
店 舗 433 436
委 託 (3.4%) (6.2%)
100.7% 約
セグメント利益
( 利 益 率 ) 183 103
店 舗
56.3%
管 理 (50.3%) (28.9%)
店舗委託事業
○ 新型コロナの影響で委託店舗の売上高が減少するが、利益率は前年同期比2.8ptUP
○ 各委託店舗及びビルオーナーとの緊密な連携による空室の抑制と低採算店舗の入替による
物件稼働率の向上を図る
店舗管理事業
○ 新型コロナの影響で物件の稼働休止、関連収益機会の減少が発生
6
累計店舗数
累計店舗数は3,428店舗 コロナ禍で優良店舗が開店
【店舗流通ネット】累計店舗数 開店店舗一覧(4月~9月末迄)
開店日 地域 店名
累計店舗数 6月1日 神奈川県 肉道楽
3,428 6月1日 愛知県 磯丸水産 金山店
3,348 6月13日 東京都 TRPGカフェモノドラコ
6月13日 大阪府 焼肉ガッツ
3,125 6月20日 東京都 ニクアザブ二子玉川
6月24日 東京都 emo cafe
2,916
7月16日 神奈川県 串かつ でんがな 横浜南幸店
2,731 7月22日 愛知県 KollaBo名古屋駅前店
7月29日 東京都 ワインバル Shu-Boo
2,524 8月7日 東京都 ラーメン リンダ軒
8月7日 東京都 から揚げの天才 下高井戸店
2,320 8月17日 神奈川県 京都ラーメン森井 向ヶ丘遊園店
8月28日 東京都 saica TOKYO
9月1日 東京都 アクアリウムダイニングJeMare
9月10日 大阪府 横浜家系ラーメン光来家 天満店
2015/2 2016/2 2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2020/8 9月17日 愛知県 焼肉 牛政ゆたか
(2Q) 9月26日 千葉県 らぁ麺 凱哉
7
トピックス
店舗流通ネットと吉野家HDが提携
既存飲食店・新規開業者サポートを強化
コロナ渦での飲食店の売上確保のために
店舗流通ネットで行っている様々な資金繰りサポー
トに加え、吉野家HDが提供するサービス「シェア
レストラン」を提供。売上確保の手段のひとつとし
て、営業時間外の店舗貸し出しを行えるようになり
ます。
吉野家HD「シェアレストラン」とは
営業時間外の店舗をエリア、時間で間借りすること
で、低リスクで飲食店を開業できるサービスです。
店舗を提供する側も保有店舗の空き時間を有効活用
でき収益化できるため、より安定的な飲食店経営が
可能となります。
シェアレストラン 店舗流通ネット
飲食店経営の経験値 出店コスト低減サ 既存飲食店は空き時間の有効利用、
を上げることができ ポート、好立地物件 新規開業者には低リスクで開業可能に
る の提供
双方にメリットをもたらし、
低リスクで飲食店を
開業できる
保有店舗の空き時間
を有効活用 飲食店サポートを強化
8
セグメント別業績 持ち帰り弁当事業
ほぼ想定通りに進捗
安定収益基盤としてのポジションを維持
2020/3期 2Q 2021/3期 2Q
(単位:百万円)
金額 金額 前年同期比 2021/3 2Q
売上高構成比
売 上 高
47%
8,750 8,100 92.6%
セグメント利益 491 497 約
101.2%
( 利 益 率 ) (5.6%) (6.1%)
○ 利益確保を最優先に日本の人口動態にあわせて店舗の集中と選択を継続
○ 各種キャンペーンの実施やコインランドリーとの併設などの付加価値化により顧客層を拡
大、キャッシュレス対応を推進し利便性を追求
○ 単価の高いメニュー開発とバリュエーションを展開
9
持ち帰り弁当事業 月別の売上高推移
前年同月比 各月90%以上で推移
(単位:%)
全店前年比 既存店前年比
110
101.8
99.0 98.4 97.6 96.7
100 96.1
94.8
98.6
90 95.3 94.7
92.8 93.5 92.8
92.1
80
全店 既存店
前年同月比 前年同月比
70 月平均売上高 月平均売上高
(4月~10月) (4月~10月)
60
約94% 約 98%
50
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
10
新型コロナ感染症予防対策の徹底
お客様、従業員の安心・安全を優先した店舗運営を実施
マスクの代わりにフェイ
スシールドのみを 着用し
て対応することがありま
す。 宅配時など、接客中
以外はマスクを はずす場
合があります。
11
持ち帰り弁当事業 各種キャンペーン
様々なキャンペーンをSNSと連動して実施するなど
顧客に幅広くリーチする告知を展開
人気キャラクター
「すみっコぐらし」
多くの皆さま方に
ご好評
12 月に発売 1 周年
看板商品の
唐揚をさらに
美味しく
リニューアル
キャンペーンで
販売促進
12
セグメント別業績 物流食品加工事業・その他事業
物流食品加工事業は
物流・商流ともに全国規模の営業活動を展開
利益は前年同期で大幅UP
2020/3期 2Q 2021/3期 2Q
(単位:百万円)
金額 金額 前年同期比 2021/3 2Q
売上高構成比
12%
売 上 高 2,404 2,082 86.6%
セグメント利益 38 53 約
139.5%
( 利 益 率 ) (1.6%) (2.5%)
○ 食のEMSを目指して、社内供給の他、スーパー、コンビニエンスストア、外食業者など
顧客業態関わらず新規顧客開拓を実行
○ 受注生産型のため、常に利益は確保
○ さらなる事業拡大のため生産設備を増強
その他事業 売上高 478百万円 セグメント利益 △259百万円
○ フレッシュベーカリー事業は顧客満足度が高いながらも業績は伸び悩み 現状維持
○ 仕出し事業については、2019年12月に子会社化した味工房スイセンの事業に投資
現状利益貢献は難しいが来期に向けての投資と位置づけ 13
生産設備の増強
中食需要増を取り込むため、生産設備を増強
第1工場
阪神カミッサリー
第2工場
(兵庫県)
食材の集中処理及び加工、 阪神カミッサリー増設
2020年12月15日
各店舗への物流業務
竣工
貝塚精米センター
(大阪府)
精米専用の施設
14
グループ出退店の状況
実績
2019年4月1日~ 2020年4月1日~
2020年3月末日 2020年9月末日
新規委託 225 81
店舗委託事業 委託終了 183 123
店舗数 850 808
出店 45 16
持ち帰り弁当事業 退店 67 59
店舗数 960 917
出店 0 0
フレッシュベーカリー
退店 1 1
事業
店舗数 18 17
出店/新規委託 270 97
グループ全店 退店/委託終了 251 183
店舗数 1,828 1,742
※各店舗数は3月、9月末日の店舗数を記載
15
B/S 財務状況の推移
資産の部 (単位:百万円) 負債・資本の部 (単位:百万円)
• 現預金の減少、有形固定資産の増加 • 負 債:主に未払金、未払法人税等が減少
• 純資産:主に剰余金の配当及びその他有価証
券評価差額金の減少
流動資産 流動資産
負債
8,483 負債
10,555 △2,072
14,371 △965 13,406
固定資産 固定資産 純資産
純資産
25,009 +727 25,736 △379
21,192 20,813
2020年3月末 2020年9月末 2020年3月末 2020年9月末
16
キャッシュ・フローの状況
2020年3月期 2021年3月期
2Q 2Q
(単位:百万円)
金額 金額 増減 内容
営 業 活 動 に よ る 主に、法人税等の支払
キャッシュ・フロー
1,016 △486 △1,502 額4億90百万円
主に、有形固定資産の
投 資 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー
△282 △1,155 △873 取得による支出14億 6
百万円
財 務 活 動 に よ る 主に、配当金の支払額
キャッシュ・フロー
△674 △377 297 3億57百万円
現金及び現金同等物
の 四 半 期 末 残 高
6,616 5,534 △1,082
17
2021年3月期 業績予想について
18
新型コロナウイルスの影響への対応方針
プラス要因 マイナス要因
• 飲食店舗優良物件の • 売上、新規出店数が通常と
飲食店開発 仕入れ物件数増加 比較し減少
ドメイン
• 出店オーナーの厳選 • 空店舗のテナント料が増加
• イベント開催自粛、中止、
中食
• 中食需要増 オリンピック延期等に伴い、
ドメイン
ケータリング需要が減少
OTHER • 人件費の高騰に歯止め • 外出自粛要請など飲食業界
その他
• M&A 全体への影響が長引く
新型コロナウイルスの影響を注視しながら、
食を軸としたポートフォリオの選択と集中を
迅速に行い、利益水準を確保
19
2021年3月期 業績予想について
新型コロナウイルスの影響を想定
ポートフォリオ経営で利益は黒字を維持
2020/3期 2021/3期
実績 予想
(単位:百万円)
金額 売上比率 金額 売上比率 前期比
売 上 高 47,382 ー 41,000 ー 86.5%
営 業 利 益 944 2.0% 730 1.8% 77.3%
経 常 利 益 1,244 2.6% 1,230 3.0% 98.9%
740 1.8%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,276 2.7% 58.0%
20
中長期成長戦略
21
成長戦略
1. 店舗委託事業・店舗管理事業の成長加速
中食ドメインである
2. 持ち帰り弁当事業と物流食品加工事業を
磨き上げる
3. 市場環境の変化にあわせ、M&A加速
22
店舗委託事業・店舗管理事業 事業戦略
新たな収益源の強化 飲食店ビル開発
物件取得やマスターリース・サブリースを通じ、物件を価値向上させ、
中長期的に利益を生み出すスキームを強化
物件の価値UP テナント探し 店舗・ビル
施工・リノベーション オープン
店舗委託・管理収益
案件確定
物件取得 開発計画策定
ソーシング 案件スキームの設計
盤石な財務基盤
23
店舗委託事業・店舗管理事業 飲食店ビル開発事例
所有ビル 自社開発ビル コンバージョン実績
TRUNK刈谷ビル
(愛知県刈谷市)
3つ目の
TRUNK TRUNK 椿町ビル 四日市Food Market
竣工 (愛知県名古屋市) (三重県四日市市)
管理ビル
所沢MKビル 鶴屋町ルポビル TRN新宿ビル ジェイリート大宮ビル
(埼玉県所沢市) (神奈川県横浜市) (東京都新宿区) (埼玉県さいたま市)
24
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25
持ち帰り弁当事業 事業戦略
安定収益基盤として
時代にあわせ柔軟な施策で売上規模と利益水準を維持
直営店の統廃合・FC化推進
不採算店舗の撤退、固定費を圧縮できるFC化を推進
中食需要増加に伴い
顧客層を拡大
顧客層に合わせたメニュー開発・各種キャン
ペーン実施
キャッシュレスへの対応
Withコロナ、Afterコロナに向けて
スマホ決済対応など利便性も追求
モバイルオーダーも開始!!
26
中食の成長の源泉 物流食品加工事業を強化
食のEMSを目指す
受注生産型で常に利益を確保できるビジネスシステムを構築
社内供給の他、スーパー、コンビニエンスストア、外食業者など
各ニーズをとらえた惣菜、食材を提供し、外販比率は上昇基調
顧客業態関わらず惣菜を提供 外販比率推移 社内供給 外販
=食のEMS 100%
90%
80%
食材製造
70%
59.7%
60%
50.0% 52.7%
スーパー コンビニエンスストア 外食業者 50% 46.1% 66.7%
社内 40%
各事業
30%
20% 28.8%
10%
0%
顧客開拓強化 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3
(計画) 27
M&A方針
M&Aのチャンス
潤沢なキャッシュ・フローを活用して好立地の優良店舗を多数獲得する好機
新型コロナウイルス影響下での事業存続を確保しつつ
Afterコロナに向け積極的に動く
M&Aで グループ財務基盤
の強み 上場会社としての信頼と実績
事業環境 M&Aターゲット 当社グループ
後継者問題
食を軸とした 既存事業強化
資金繰り問題
企業 付加価値向上
で事業存続が
難しい状況
28
株式会社ハークスレイ 経営企画室
IRに関する
お問い合わせ先 電 話:06-6376-8088(代表)
e-mail:ir@hurxley.co.jp
将来見通し等に関する注意事項
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたものではありません。
本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証を与えるものではありません。
また、将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利用ください。
また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成していますが、当社はその正確性、
完全性を保証するものではありません。
本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、ご自身のご判断と責任においてご利用されることを前提
にご提示させていただくものであり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。
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