7554 幸楽苑HD 2020-03-09 16:45:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                                2020 年3月9日
各         位
                                  会        社       名      株式会社 幸楽苑ホールディングス
                                  代表者の役職氏名                代表取締役社長               新 井 田       昇
                                        (東証第一部            コード番号         7   5   5   4 )
                                  問 い 合 わ せ 先            取締役経営戦略部担当部長 星野 剛
                                  T        E       L     0 2 4 - 9 4 3 - 3 3 5 1
                                                           https://hd.kourakuen.co.jp/


                       通期業績予想の修正に関するお知らせ
    当社は、2020 年3月9日開催の臨時取締役会において、下記の通り、最近の業績動向を踏まえ、昨年
 5月 10 日の 2019 年3月期決算発表時に開示した 2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の
 業績予想を修正することと致しましたので、お知らせ致します。


                                       記


1. 当期の連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
    (1)連結業績予想数値の修正                                              (単位:百万円)            (単位:円)
                                                                 親会社株主に帰属           1株当たり
                        売上高       営業利益             経常利益
                                                                 する当期純利益            当期純利益

    前回発表予想     (A)       42,000        2,100            2,000           1,100             73.93

    今回修正予想     (B)       38,000            600            800           △400             △26.58

    増減額        (B-A)     △4,000       △1,500           △1,200         △1,500                 ―

    増減率        (%)       △9.5%        △71.4%           △60.0%               ―                ―

    (参考) 前期実績
                         41,268        1,636            1,587           1,009             67.83
    (2019 年3月期)


    (2)個別業績予想数値の修正                               (単位:百万円)         (単位:円)
                                                                 1株当たり
                        売上高       経常利益            当期純利益
                                                                 当期純利益

    前回発表予想     (A)       14,000            160           △80          △5.37

    今回修正予想     (B)       12,000         △30             △800         △53.17

    増減額        (B-A)     △2,000        △190             △720                ―

    増減率        (%)       △14.3%            ―               ―                ―

    (参考)前期実績
                         13,657            87            △56          △3.79
    (2019 年3月期)
2.修正の理由
   売上高は、第2四半期までほぼ当初業績予想の通り推移しておりました。しかし、2019 年 10 月に上陸
  した台風 19 号が引き起こした水害により当社郡山工場は操業停止し、同工場管轄店舗の営業が臨時休業
  するに至りました。当社は速やかに緊急対策本部を設置し、リカバリープランの実行によって約1ヶ月
  間で全店フル営業を果たしましたが、それまでの休業期間と限定営業期間で大幅な減収に至りました。
  更に、2020 年2月に発生拡大したコロナウイルス事象が要因となり、2月中旬頃からお客様数が急速に
  鈍化しており、3月は更なる減収が見込まれる状況にございます。
   営業利益は、上記要因による減収幅が販売管理費の削減額を上回ったこと、災害費用の一部が販売管理
  費に計上となったことが要因で減益に至りました。
   経常利益は、保険解約金等の営業外収益の計上もありましたが、結果的に減益となりました。
   親会社株主に帰属する当期純利益は、第2四半期に民事調停による和解金 152 百万円、台風による災
  害損失期末累計 311 百万円を計上するに至りました。このような状況の中、当社は「収益重視型経営」
  (プロフィット・ドリブン)への更なる転換を目的とし、収益性に課題のある店舗について減損処理を
  順次実施し、期末累計で約 800 百万円となる見込みです。また、収益構造を転換し、更なる構造改革を
  推進するため、2019 年 12 月より低収益店舗 51 店舗の閉店を決定し、構造改革費用として 111 百万円の
  閉店費用を計上しました。
   以上の要因が複合的に重なったことにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する
  当期純利益を上表の通り修正致します。
   尚、個別業績予想値も、連結と同様の要因によるものでございます。


(注) 業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、予想は様々な不確定要素が内在し
  ておりますので、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。




                                                       以上