7552 ハピネット 2021-05-14 16:00:00
2021年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上 場 会 社 名 株式会社ハピネット 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7552 URL https://www.happinet.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 榎本 誠一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員経営企画室長 (氏名) 石丸 裕之 (TEL) 03-3847-0410
定時株主総会開催予定日 2021年6月24日 配当支払開始予定日 2021年6月25日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 ( 機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 259,313 11.1 4,249 65.2 4,321 79.1 2,591 111.7
2020年3月期 233,347 △2.9 2,572 △43.3 2,413 △44.9 1,224 △55.2
(注) 包括利益 2021年3月期 3,874百万円( 226.7%) 2020年3月期 1,186百万円( △45.2%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 118.24 115.14 6.7 5.6 1.6
2020年3月期 55.93 54.64 3.3 3.3 1.1
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 △172百万円 2020年3月期 △309百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 82,957 40,973 48.5 1,835.21
2020年3月期 70,754 38,178 53.1 1,713.78
(参考) 自己資本 2021年3月期40,226百万円 2020年3月期37,545百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 10,262 △1,533 △1,217 21,744
2020年3月期 △1,056 △1,047 △1,111 14,232
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 20.00 - 30.00 50.00 1,101 89.4 2.9
2021年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00 1,101 42.3 2.8
2022年3月期
- 25.00 - 25.00 50.00 -
(予想)
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 122,000 9.6 2,000 2.6 2,000 △1.2 1,200 △4.8 54.76
通期 266,000 2.6 4,500 5.9 4,500 4.1 2,700 4.2 123.21
2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績
予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっております。
対前期及び対前年同四半期増減率は適用前の2021年3月期連結業績と比較し増減率を計算しております。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 24,050,000株 2020年3月期 24,050,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期 2,130,441株 2020年3月期 2,142,271株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 21,914,131株 2020年3月期 21,888,503株
(注)期末自己株式数及び期中平均株式数の算定上控除する自己株式数には、「株式給付信託(J-ESOP)」に係る信託
財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有している当社株式を含めております。
(参考) 個別業績の概要
2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 107,115 11.3 527 - 741 △25.8 314 △68.8
2020年3月期 96,198 △24.8 △725 - 999 △47.1 1,008 △35.1
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 14.35 13.97
2020年3月期 46.08 45.02
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 58,858 33,109 55.0 1,476.44
2020年3月期 50,202 32,809 64.1 1,468.68
(参考) 自己資本
2021年3月期 32,362百万円 2020年3月期 32,175百万円
<個別業績の前期実績値との差異理由>
当社は当事業年度において、玩具事業でヒット商品があったことや、ビデオゲーム事業が巣ごもり需要を取り込
み、好調に推移したことにより、前事業年度の実績値と当事業年度の実績値との間に差異が生じております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる仮定等については、添付資料
4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料は、本日当社ウェブサイトに掲載しております。
(決算説明会資料の入手方法)
当社は、2021年5月18日(火)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定です。
決算説明会資料については、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………… 13
(追加情報) …………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………… 13
(関連当事者情報) …………………………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………… 18
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における当社グループの関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ
り外出自粛や当社グループの取引先である商業施設の休業・営業時間短縮が発生し、消費者とのタッチポイント
が減少する一方で、巣ごもりに対応した商材は需要が高まりました。
このような状況の中、当社グループの経営成績につきましては、玩具事業でヒット商品があったことや、ビデ
オゲーム事業が巣ごもり需要を取り込み、引き続き好調に推移したことにより、売上高、利益面ともに前期を大
幅に上回りました。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う特例措置を受け、助成金収入を営業外収
益に計上しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,593億1千3百万円(前期比11.1%増)、営業利益は42億4千9百万円
(同65.2%増)、経常利益は43億2千1百万円(同79.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億9千1百万円
(同111.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①玩具事業
玩具事業につきましては、「鬼滅の刃」関連商品のヒットや、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」関連商品などコ
ンビニエンスストア向け商品が好調に推移したことにより、売上高は前期を上回りました。利益面につきまして
も、売上高の増加による増益に加え、適正在庫の維持に努め在庫の評価損失が減少したことにより、前期を大幅
に上回りました。
この結果、売上高は903億2千7百万円(前期比14.3%増)、セグメント利益は26億3千万円(同146.9%増)となり
ました。
②映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、巣ごもり需要により映像パッケージの旧譜の販売や配信サービスへの作品販売
は好調に推移したものの、コロナ禍で新譜の発売延期などが発生したことにより、売上高は前期を下回りまし
た。利益面につきましても、販売費及び一般管理費の抑制に努めましたが、劇場の休業や座席制限の影響もあり、
当社出資映像作品の興行が低迷したことによる映像投資損失が発生し、前期を下回りました。
この結果、売上高は675億2千9百万円(前期比5.7%減)、セグメント利益は5億1千9百万円(同2.5%減)となり
ました。
③ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、巣ごもり需要により「Nintendo Switch」関連のハードが好調に推移したこ
とに加え、「あつまれ どうぶつの森」や「リングフィットアドベンチャー」、「モンスターハンターライズ」
などのヒット商品があったことや、新型ハード「PlayStation5」の発売により、売上高、利益面ともに前期を大
幅に上回りました。
この結果、売上高は829億5千万円(前期比31.4%増)、セグメント利益は14億4千7百万円(同72.3%増)となり
ました。
④アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、第1四半期の緊急事態宣言下における厳しい市場環境からは回復傾向
にあるものの、外出自粛や当社グループの取引先である商業施設の休業・営業時間短縮が発生したことによる影
響が依然として残り、売上高、利益面ともに前期を下回りました。また、当社運営のカプセル玩具ショップの新
規出店に伴う初期費用を計上しております。
この結果、売上高は185億6百万円(前期比5.3%減)、セグメント利益は9億6千1百万円(同34.8%減)となりま
した。
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ122億3百万円増加し、829億5千7百万円と
なりました。これは主に、現金及び預金の増加73億6千2百万円、受取手形及び売掛金の増加34億6千9百万円及
び投資有価証券の増加16億8千1百万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ94億8百万円増加し、419億8千4百万円となりました。これは
主に、支払手形及び買掛金の増加69億9百万円及び未払金の増加20億6千1百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ27億9千4百万円増加し、409億7千3百万円となりました。
これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益計上による利益剰余金の増加25億9千1百万円、その他有価証券評
価差額金の増加12億7千6百万円及び剰余金の配当による利益剰余金の減少12億1千1百万円によるものでありま
す。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ75億1千
2百万円増加し、217億4千4百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は102億6千2百万円(前期は10億5千6百万円の使用)となりました。これは主
に、税金等調整前当期純利益の計上42億1千4百万円、仕入債務の増加による獲得69億9百万円、未払金の増加に
よる獲得20億7千6百万円及び売上債権の増加による使用41億8千2百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は15億3千3百万円(前期は10億4千7百万円の使用)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得による支出4億5千2百万円、無形固定資産の取得による支出5億5千万円及び貸付けに
よる支出4億2千万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は12億1千7百万円(前期は11億1千1百万円の使用)となりました。これは主
に、配当金の支払12億1千1百万円によるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 51.8 48.0 49.9 53.1 48.5
時価ベースの
60.9 44.3 41.6 33.9 40.6
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー対
0.1 0.1 0.0 - 0.0
有利子負債比率(年)
インタレスト・
99,773.0 53,133.7 3,477.1 - 206,123.4
カバレッジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1) いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2) 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3) キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4) 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象と
しております。
(注5) 2020年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、
営業キャッシュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が続くなかで、収束の時期が未だ見えておら
ず、当社グループの関連業界におきましても、引き続き先行きが不透明な状況で推移すると予測しております。
このような状況の中、当社グループは2022年3月期より開始を予定しておりました第9次中期経営計画を2023年
3月期より開始することといたしました。
コロナ禍において消費者ニーズを始めとした経営環境・事業環境は大きく変化しております。2022年3月期は第
9次中期経営計画を策定するための経営基盤増強の年度と位置付け、様々な取り組みを推進してまいります。
玩具事業
玩具事業につきましては、少子化が進むなか、ハイターゲット向け商材である模型玩具の卸売事業強化のため、
2021年4月1日付で当社グループの模型玩具販売部門を統合いたしました。今後は営業の統合を行い、物流機能を
一本化することで効率化を図るとともに、当社のもつ業界トップクラスの販売支援システム、情報システムを共通
利用することで、顧客の需要によりタイムリーにお応えできる体制を構築し、流通シェアの拡大を目指してまいり
ます。
映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、配信サービスの普及などにより市場環境が変化していくなかで、メーカー業の事
業拡大に向け、2020年10月1日付で洋画や邦画の配給、企画、製作、宣伝などを行い、様々なヒット作品を手がけ
てきた株式会社ファントム・フィルムを子会社化いたしました。また、新会社「株式会社ハピネットファントム・
スタジオ」を設立し、2021年4月1日付で当社映像メーカー部門と同社との統合を行いました。今後は両社の強み
を活かし、映像作品の企画・製作から配給、国内外へ向けたライツやパッケージ販売まで一気通貫したビジネスを
行うことで作品の魅力を高め、良質な作品をより多くの方にお届けしてまいります。
ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、巣ごもり需要の継続が予測されるなかで、引き続き需要へのタイムリーな対
応や、営業や販売促進施策の強化による販売の最大化に取り組むとともに、アクセサリーやグッズなどのゲーム関
連商品の取扱いを拡充し、売上高の拡大を図ってまいります。
また、自社独占流通ソフトの獲得にむけた取り組みを強化し、利益率の向上を目指してまいります。
アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、外出自粛や商業施設の営業時間短縮の影響が続き、引き続き厳しい市場
環境で推移しているものの、アフターコロナを見据えて当社運営のカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の出店を
推進し、新たな販売スタイルの確立を目指してまいります。
また、様々な価格帯に対応できる自動販売機の開発・導入や、ITを活用したオペレーション機能の強化により、
収益性の向上を図ってまいります。
上記の施策等により、2022年3月期の連結業績見通しにつきましては、売上高2,660億円(前期比2.6%増)、営業
利益45億円(同5.9%増)、経常利益45億円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益については27億円(同
4.2%増)を見込んでおります。
なお、2023年3月期から開始する第9次中期経営計画につきましては、開示が可能となった時点で速やかに公表
いたします。
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、各事業年度の利益状況と将来の事業展開を総合的かつ中長期的に考慮し、新規事業展開のための業務
提携や開発投資など、将来性と収益性の高い分野への積極投資を行ってより強固な経営基盤を確立するための内
部留保を図っていくとともに、株主の皆さまへの利益還元を経営の重要指標の一つと位置づけ適正な配当を行っ
ていくことを、基本方針としております。
具体的には、安定的な配当額として1株当たり年間50円を維持するとともに、連結配当性向40%を目標として
株主還元を実施してまいります。
上記の方針に基づき、2021年3月期の1株当たり年間配当金は50円を予定しており、連結配当性向は42.3%と
なる見込みでございます。なお、2020年12月4日に1株当たり25円の中間配当を実施しておりますので、期末の
配当金は1株当たり25円となる予定です。
なお、2022年3月期の年間配当金予想につきましては、安定的な配当額として1株当たり50円としており、期
末配当金につきましては利益配分に関する基本方針に基づき、別途検討いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国際的な事業展開や資金調達を行っておりませんので、日本基準に基づき連結財務諸表を作成し
ております。
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,410 21,772
受取手形及び売掛金 27,344 30,813
電子記録債権 2,759 3,473
たな卸資産 6,503 6,827
その他 4,078 3,119
貸倒引当金 △9 △3
流動資産合計 55,086 66,003
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 998 1,250
減価償却累計額 △452 △534
建物及び構築物(純額) 545 716
機械装置及び運搬具 836 861
減価償却累計額 △807 △748
機械装置及び運搬具(純額) 28 112
工具、器具及び備品 1,097 1,160
減価償却累計額 △933 △963
工具、器具及び備品(純額) 164 196
土地 65 65
建設仮勘定 8 -
その他 0 -
有形固定資産合計 813 1,091
無形固定資産
のれん 390 256
その他 2,197 2,115
無形固定資産合計 2,588 2,371
投資その他の資産
投資有価証券 7,000 8,681
繰延税金資産 1,978 1,368
その他 3,320 3,465
貸倒引当金 △33 △23
投資その他の資産合計 12,266 13,491
固定資産合計 15,668 16,954
資産合計 70,754 82,957
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 22,188 29,097
未払金 3,231 5,293
未払法人税等 790 1,228
賞与引当金 242 242
ポイント引当金 0 0
返品調整引当金 40 39
その他 1,503 1,422
流動負債合計 27,996 37,323
固定負債
株式給付引当金 107 145
退職給付に係る負債 3,273 3,222
繰延税金負債 40 107
資産除去債務 282 293
その他 874 891
固定負債合計 4,578 4,660
負債合計 32,575 41,984
純資産の部
株主資本
資本金 2,751 2,751
資本剰余金 2,912 2,912
利益剰余金 32,202 33,582
自己株式 △1,891 △1,873
株主資本合計 35,975 37,373
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,568 2,844
繰延ヘッジ損益 1 8
その他の包括利益累計額合計 1,569 2,853
新株予約権 633 746
純資産合計 38,178 40,973
負債純資産合計 70,754 82,957
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 233,347 259,313
売上原価 209,807 233,239
売上総利益 23,540 26,074
販売費及び一般管理費
倉庫寄託料 1,925 2,152
運賃 2,579 2,750
販売促進費 1,149 673
役員報酬及び給料手当 7,726 7,719
賞与引当金繰入額 230 241
株式給付引当金繰入額 60 57
退職給付費用 444 803
消耗品費 723 926
地代家賃 1,483 1,555
減価償却費 589 747
のれん償却額 133 139
ポイント引当金繰入額 0 0
その他 3,920 4,057
販売費及び一般管理費合計 20,967 21,825
営業利益 2,572 4,249
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 100 132
新型コロナウイルス感染症による助成金収入 - 38
その他 61 80
営業外収益合計 163 253
営業外費用
支払利息 0 0
持分法による投資損失 309 172
その他 12 8
営業外費用合計 321 180
経常利益 2,413 4,321
特別利益
固定資産売却益 0 0
負ののれん発生益 59 -
会員権売却益 2 -
特別利益合計 62 0
特別損失
固定資産売却損 0 -
固定資産除却損 17 29
投資有価証券売却損 - 0
減損損失 0 -
50周年記念費用 288 -
会員権売却損 0 -
関係会社出資金評価損 - 78
特別損失合計 306 107
税金等調整前当期純利益 2,168 4,214
法人税、住民税及び事業税 1,031 1,511
法人税等調整額 △86 111
法人税等合計 944 1,623
当期純利益 1,224 2,591
親会社株主に帰属する当期純利益 1,224 2,591
8
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 1,224 2,591
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △39 1,275
繰延ヘッジ損益 1 7
持分法適用会社に対する持分相当額 △0 0
その他の包括利益合計 △38 1,283
包括利益 1,186 3,874
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,186 3,874
非支配株主に係る包括利益 - -
9
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,751 2,890 32,077 △1,964 35,754
当期変動額
剰余金の配当 △1,098 △1,098
親会社株主に帰属する
1,224 1,224
当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 22 73 95
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 22 125 73 220
当期末残高 2,751 2,912 32,202 △1,891 35,975
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 1,608 △0 1,608 620 37,983
当期変動額
剰余金の配当 △1,098
親会社株主に帰属する
1,224
当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 95
株主資本以外の項目の
△39 1 △38 12 △25
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △39 1 △38 12 195
当期末残高 1,568 1 1,569 633 38,178
10
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,751 2,912 32,202 △1,891 35,975
当期変動額
剰余金の配当 △1,211 △1,211
親会社株主に帰属する
2,591 2,591
当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 18 18
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 1,379 18 1,398
当期末残高 2,751 2,912 33,582 △1,873 37,373
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 1,568 1 1,569 633 38,178
当期変動額
剰余金の配当 △1,211
親会社株主に帰属する
2,591
当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 18
株主資本以外の項目の
1,276 7 1,283 112 1,396
当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,276 7 1,283 112 2,794
当期末残高 2,844 8 2,853 746 40,973
11
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,168 4,214
減価償却費 640 779
減損損失 0 -
のれん償却額 133 139
負ののれん発生益 △59 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1 △13
株式報酬費用 104 112
賞与引当金の増減額(△は減少) △103 △0
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 131 △51
受取利息及び受取配当金 △101 △133
支払利息 0 0
為替差損益(△は益) △0 △0
固定資産除売却損益(△は益) 17 28
投資有価証券売却損益(△は益) - 0
関係会社出資金評価損 - 78
会員権売却損益(△は益) △2 -
持分法による投資損益(△は益) 309 172
売上債権の増減額(△は増加) 1,687 △4,182
たな卸資産の増減額(△は増加) 795 △317
仕入債務の増減額(△は減少) △4,006 6,909
未払金の増減額(△は減少) △686 2,076
差入保証金の増減額(△は増加) 69 △61
その他の資産の増減額(△は増加) △424 1,066
その他の負債の増減額(△は減少) 56 13
小計 733 10,831
利息及び配当金の受取額 101 133
持分法適用会社からの配当金の受取額 57 57
利息の支払額 △0 △0
法人税等の支払額 △1,947 △1,102
法人税等の還付額 0 342
営業活動によるキャッシュ・フロー △1,056 10,262
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 - 149
有形固定資産の取得による支出 △187 △452
有形固定資産の売却による収入 2 0
無形固定資産の取得による支出 △634 △550
投資有価証券の取得による支出 △11 △11
投資有価証券の売却による収入 - 1
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△328 -
る支出
子会社株式の取得による支出 - △65
貸付けによる支出 - △420
保険積立金の解約による収入 120 -
その他 △8 △186
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,047 △1,533
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 0 -
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △1,100 △1,211
その他 △11 △5
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,111 △1,217
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,215 7,512
現金及び現金同等物の期首残高 17,447 14,232
現金及び現金同等物の期末残高 14,232 21,744
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて
新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定について、現時点では収束時期等を合理的に予想することは困
難であり、当連結会計年度と同程度の影響が継続するとの仮定のもと繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積
りを行っております。
なお、この仮定は不確実性が高く、今後、実際の推移が上述の仮定と乖離する場合には、当社グループの経営成績
及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、商材別の事業部門を置き、各事業部門は、取り扱う商材について包括的な戦略を立案し、事業
活動を展開しております。
したがって、当社グループは、事業部門を基礎とした商材別のセグメントから構成されており、「玩具事業」、
「映像音楽事業」、「ビデオゲーム事業」及び「アミューズメント事業」の4つを報告セグメントとしておりま
す。
(2) 各報告セグメントに属する商材の種類
「玩具事業」は、男女児一般玩具、模型玩具、トレーディングカード及び雑貨類を量販店、専門店、コンビニエ
ンスストア、eコマース、二次問屋等へ販売しております。
「映像音楽事業」は、映像・音楽ソフト等を量販店、専門店、コンビニエンスストア、eコマース等へ販売して
おり、また、映像・音楽コンテンツ、パッケージソフトの企画・製作をしております。
「ビデオゲーム事業」は、ビデオゲームハード、ソフト等を量販店、専門店、コンビニエンスストア、eコマー
ス等へ販売しており、また、ビデオゲームソフトの企画・制作をしております。
「アミューズメント事業」は、玩具自動販売機の設置・運営及びアミューズメント施設用商品等の販売をしてお
ります。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠し
た方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益(のれん償却後)ベースの数値であります。
13
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
調整額 損益計算書
映像音楽 ビデオゲーム アミューズ (注)1 計上額
玩具事業 計
事業 事業 メント事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 79,060 71,618 63,136 19,532 233,347 ― 233,347
セグメント間の内部
売上高又は振替高
― ― ― ― ― ― ―
計 79,060 71,618 63,136 19,532 233,347 ― 233,347
セグメント利益 1,065 533 840 1,475 3,914 △1,342 2,572
セグメント資産 15,975 14,184 16,957 3,839 50,956 19,798 70,754
その他の項目
減価償却費 (注)3 339 139 50 49 579 61 640
のれんの償却額 ― 133 ― ― 133 ― 133
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
507 111 79 109 807 37 844
(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△1,342百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,342百万円が含まれております。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額19,798百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産19,798百万円が含まれております。
全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社の総務部門等管理部門に係る資産であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
調整額 損益計算書
映像音楽 ビデオゲーム アミューズ (注)1 計上額
玩具事業 計
事業 事業 メント事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 90,327 67,529 82,950 18,506 259,313 ― 259,313
セグメント間の内部
売上高又は振替高
― ― ― ― ― ― ―
計 90,327 67,529 82,950 18,506 259,313 ― 259,313
セグメント利益 2,630 519 1,447 961 5,559 △1,310 4,249
セグメント資産 19,404 13,299 18,003 4,445 55,152 27,805 82,957
その他の項目
減価償却費 (注)3 442 125 76 67 712 66 779
のれんの償却額 ― 139 ― ― 139 ― 139
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
649 97 118 149 1,014 52 1,066
(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△1,310百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,310百万円が含まれております。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額27,805百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産27,805百万円が含まれております。
全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社の総務部門等管理部門に係る資産であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれております。
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株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(関連当事者情報)
関連当事者との取引
1.連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
資本金又 事業の 取引の
会社等の名 議決権等の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 所在地 は出資金 内容又は 科目
称又は氏名 (被所有)割合 との関係 内容 (百万円) (百万円)
(百万円) 職業
(被所有)
直接26.8%
間接 0.3%
㈱バンダイナ 関係会社 経営にかか
その他の 東京都 ㈱バンダイナムコ 経営
ムコホールデ 10,000 の運営・ わる管理・ 34 未払金 -
関係会社 港区 ホールディングス 管理料
ィングス 管理等 指導
の子会社である㈱
バンダイロジパル
が所有
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
資本金又 事業の 取引の
会社等の名 議決権等の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 所在地 は出資金 内容又は 科目
称又は氏名 (被所有)割合 との関係 内容 (百万円) (百万円)
(百万円) 職業
(被所有)
直接26.8%
間接 0.3%
㈱バンダイナ 関係会社 経営にかか
その他の 東京都 ㈱バンダイナムコ 経営 未払金 3
ムコホールデ 10,000 の運営・ わる管理・ 30
関係会社 港区 ホールディングス 管理料 未収入金 5
ィングス 管理等 指導
の子会社である㈱
バンダイロジパル
が所有
(2) 連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
議決権等
会社等の 資本金又 事業の
の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 名称又は 所在地 は出資金 内容又は 取引の内容 科目
(被所有) との関係 (百万円) (百万円)
氏名 (百万円) 職業
割合
その他の
東京都 玩具の製
関係会社 ㈱バンダイ 10,000 - 商品の仕入先 商品の仕入 33,340 買掛金 5,324
台東区 造・販売
の子会社
その他の
㈱BANDAI 東京都 玩具の製
関係会社 100 - 商品の仕入先 商品の仕入 16,386 買掛金 1,907
SPIRITS 港区 造・販売
の子会社
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
議決権等
会社等の 資本金又 事業の
の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 名称又は 所在地 は出資金 内容又は 取引の内容 科目
(被所有) との関係 (百万円) (百万円)
氏名 (百万円) 職業
割合
その他の
東京都 玩具の製
関係会社 ㈱バンダイ 10,000 - 商品の仕入先 商品の仕入 32,366 買掛金 6,620
台東区 造・販売
の子会社
その他の
㈱BANDAI 東京都 玩具の製
関係会社 100 - 商品の仕入先 商品の仕入 22,424 買掛金 4,215
SPIRITS 港区 造・販売
の子会社
(注) 1.上記(1)及び(2)の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
(1)経営管理料については、一般に公正・妥当な価格をもって決定しております。
(2)商品の仕入については、一般取引先と同様の取引条件で仕入しております。
15
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
2.連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
資本金又 議決権等の
会社等の名 事業の内容 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 所在地 は出資金 所有(被所 取引の内容 科目
称又は氏名 又は職業 との関係 (百万円) (百万円)
(百万円) 有)割合
その他の
㈱BANDAI 東京都 玩具の製 商品の仕入 182
関係会社 100 - 商品の仕入先 買掛金 56
SPIRITS 港区 造・販売 担保の差入 37
の子会社
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
資本金又 議決権等の
会社等の名 事業の内容 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 所在地 は出資金 所有(被所 取引の内容 科目
称又は氏名 又は職業 との関係 (百万円) (百万円)
(百万円) 有)割合
その他の
㈱BANDAI 東京都 玩具の製 商品の仕入 435
関係会社 100 - 商品の仕入先 買掛金 63
SPIRITS 港区 造・販売 担保の差入 56
の子会社
(注) 1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
商品の仕入については、一般取引先と同様の取引条件で仕入しております
3.担保の差入については、連結子会社の株式会社イリサワが株式会社BANDAI SPIRISの商品の仕入に対して株式会社バンダイナム
コホールディングスの株式を担保にしたものであります。
2021年4月1日付で株式会社イリサワの商号を株式会社ハピネット・ホビーマーケティングに商号変更しております。
16
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 1,713.78円 1,835.21円
1株当たり当期純利益 55.93円 118.24円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 54.64円 115.14円
(注)1.株主資本において自己株式として計上されている株式会社日本カストディ銀行(信託E口)に残存する自社
の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式数の計算において控除する自己株式に含めてお
ります(前連結会計年度 116千株、当連結会計年度 104千株)。また、1株当たり当期純利益及び潜在株式
調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めておりま
す(前連結会計年度 117千株、当連結会計年度 110千株)。
2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであり
ます。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する
1,224 2,591
当期純利益 (百万円)
普通株主に帰属しない金額 (百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,224 2,591
当期純利益 (百万円)
期中平均株式数 (千株) 21,888 21,914
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する
- -
当期純利益調整額 (百万円)
普通株式増加数 (千株) 517 590
(うち新株予約権 (千株)) (517) (590)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益の算定に含めなかった - -
潜在株式の概要
17
株式会社ハピネット(7552) 2021年3月期 決算短信
(重要な後発事象)
1.吸収分割による事業承継
当社は、2021年2月9日開催の取締役会において、当社の映像メーカー部門を当社の完全子会社である株式会
社ハピネットファントム・スタジオが会社分割により承継することを決議し、同日付で同社と吸収分割契約を締
結いたしました。
この契約に基づき、2021年4月1日付で吸収分割を実施いたしました。
(1)取引の概要
① 結合当事企業の名称及び事業の内容
結合当事企業の名称 株式会社ハピネットファントム・スタジオ
事業の内容 映像作品の企画・製作・配給・宣伝
② 企業結合日
2021年4月1日
③ 企業結合の法的形式
当社を吸収分割会社とし、株式会社ハピネットファントム・スタジオを吸収分割承継会社とする吸収分割
④ 結合後企業の名称
株式会社ハピネットファントム・スタジオ
⑤ その他取引の概要に関する事項
本会社分割は、当社グループの映像メーカー部門統合により、良質な作品をより多くの方にお届けしていく
ことを目指し実施するものであります。
(2)実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、
共通支配下の取引として処理を行います。
2.子会社間の吸収合併
当社は、2021年2月9日開催の取締役会において、当社の完全子会社である株式会社ハピネットファントム・
スタジオが株式会社ファントム・フィルムを吸収合併することを決議いたしました。
これに基づき、2021年4月1日付で吸収合併を実施いたしました。
(1)取引の概要
① 結合当事企業の名称及び事業の内容
結合企業(存続会社)
名 称:株式会社ハピネットファントム・スタジオ
事業の内容:映像作品の企画・製作・配給・宣伝
被結合企業(消滅会社)
名 称:株式会社ファントム・フィルム
事業の内容:外国語映画の輸入・配給・宣伝
日本映画の配給・宣伝
日本映画の企画・製作
② 企業結合日
2021年4月1日
③ 企業結合の法的形式
株式会社ハピネットファントム・スタジオを存続会社とし、株式会社ファントム・フィルムを消滅会社とす
る吸収合併
④ 結合後企業の名称
株式会社ハピネットファントム・スタジオ
⑤ その他取引の概要に関する事項
本吸収合併は、当社グループの映像メーカー部門統合により、良質な作品をより多くの方にお届けしていく
ことを目指し実施するものであります。
(2)実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、
共通支配下の取引として処理を行います。
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