7550 ゼンショーHD 2021-05-14 15:01:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信 日本基準 連結)
2021年5月14日
上場会社名 株式会社ゼンショーホールディングス 上場取引所 東
コード番号 7550 URL http://www.zensho.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長兼CEO (氏名) 小川 賢太郎
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 グループ財経本部長 (氏名) 丹羽 清彦 (TEL) 03(6833)1600
定時株主総会開催予定日 2021年6月25日 配当支払開始予定日 2021年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 :有
決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 595,048 △5.6 12,088 △42.2 12,215 △38.6 2,259 △81.1
2020年3月期 630,435 3.7 20,918 11.1 19,903 9.3 11,978 20.7
(注) 包括利益 2021年3月期 5,324百万円( △38.1%) 2020年3月期 8,594百万円( △11.7%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 14.82 - 2.6 3.2 2.0
2020年3月期 80.31 - 15.1 5.4 3.3
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 7百万円 2020年3月期 8百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 396,023 85,430 21.5 560.87
2020年3月期 365,853 86,793 23.7 563.30
(参考) 自己資本 2021年3月期 85,322百万円 2020年3月期 86,613百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 29,686 △23,519 1,753 37,643
2020年3月期 33,575 △35,188 △25,753 28,928
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 10.00 - 10.00 20.00 3,036 24.9 3.8
2021年3月期 - 10.00 - 10.00 20.00 3,044 135.0 3.6
2022年3月期(予想) - 10.00 - 10.00 20.00 33.3
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 336,091 16.7 9,530 - 8,643 - 3,627 - 23.84
通期 688,063 15.6 22,516 86.3 20,789 70.2 9,139 304.5 60.08
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 154,862,825株 2020年3月期 154,862,825株
② 期末自己株式数 2021年3月期 2,736,827株 2020年3月期 1,102,736株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 152,514,861株 2020年3月期 149,153,465株
(注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、16ページ「1株当たり情報」をご覧
ください。
(参考)個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 238,248 △6.5 4,776 86.4 4,699 △54.3 2,622 △63.4
2020年3月期 254,937 0.2 2,562 △5.7 10,276 42.3 7,159 13.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 17.20 -
2020年3月期 48.00 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 360,602 75,884 21.0 498.83
2020年3月期 350,250 79,891 22.8 519.58
(参考) 自己資本 2021年3月期 75,884百万円 2020年3月期 79,891百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含ん
でおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。上記予想に関する事項
は添付資料の5ページをご覧ください。
株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界
的流行を受け、個人消費及び経済活動の低迷が続き、厳しい状況となりました。
外食産業におきましても、政府・自治体の外出自粛要請や営業時間短縮要請等により、非常に厳しい状況が続い
ております。
このような状況の中、「すき家」をはじめとする牛丼カテゴリーの既存店売上高前年比は96.1%、「ココス」、
「ジョリーパスタ」をはじめとするレストランカテゴリーの既存店売上高前年比は78.8%、「はま寿司」をはじめ
とするファストフードカテゴリーの既存店売上高前年比は90.1%となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,950億48百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益120億88百万円
(同42.2%減)、経常利益122億15百万円(同38.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益22億59百万円(同81.1%減)
となりました。
当連結会計年度末の店舗数につきましては、9,948店舗(FC4,395店舗含む)となりました。
セグメント別の概況につきましては、以下の通りであります。
① 外食事業
外食事業の当連結会計年度の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化しており、売上
高は5,076億28百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益は105億71百万円(同48.0%減)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、お客様の生活スタイルの変化に対応した販売体制の強化を
行ってまいりました。しかしながら、2021年1月に2回目の緊急事態宣言が発出されるなど厳しい経営環境が続
いております。
外食事業における主要カテゴリーの状況は、以下の通りであります。
(牛丼カテゴリー)
牛丼カテゴリーの当連結会計年度の売上高は、2,162億43百万円(前年同期比1.6%減)となりました。
株式会社すき家が経営する牛丼チェーンの「すき家」につきましては、「ニンニクの芽牛丼」(並盛500円)、
「横濱オム牛丼」(同520円)、「食べラー・メンマ牛丼」(同520円)等の新商品を導入し、商品力の強化に努
めてまいりました。
また、「家でもおいしい」をテーマに、冬の定番商品である各種鍋商品をお持ち帰り可能にするなど、お客様
の新しい生活スタイルへの対応にも積極的に取り組んでまいりました。
今後ともお客様に愛される店舗づくりを目指すとともに、安全でおいしい商品を安心して召し上がっていただ
けるよう、さらなる品質管理の徹底と店舗水準の向上に努めてまいります。
株式会社なか卯が経営する丼ぶり・京風うどんの「なか卯」につきましては、新商品・季節限定商品の投入、
既存商品のブラッシュアップによる商品力の強化、テイクアウト商品の充実、効果的な店舗販促を行い、業績の
向上に努めてまいりました。
なお、牛丼カテゴリーの当連結会計年度末の店舗数につきましては、112店舗出店、45店舗退店した結果、
3,064店舗(FC9店舗含む)となりました。
(レストランカテゴリー)
レストランカテゴリーの当連結会計年度の売上高は、941億92百万円(前年同期比21.8%減)となりました。
株式会社ココスジャパンが経営するファミリーレストランの「ココス」につきましては、メニューのラインア
ップ強化、ごちそう感あふれるフェアメニューの投入、サービス水準の向上、テイクアウト商品のさらなる充実
を図り、業績の向上に努めてまいりました。
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
株式会社ビッグボーイジャパンが経営するハンバーグ&ステーキレストランの「ビッグボーイ」等につきまし
ては、メイン商品のブラッシュアップを図るとともに、お客様からご支持の高いサラダバー・スープバーをさら
に充実させ、テイクアウト商品の強化を行うなど、業績の向上に努めてまいりました。
株式会社ジョリーパスタが経営するパスタ専門店の「ジョリーパスタ」につきましては、「おいしさと楽しさ
を追求するパスタ専門店」として、メニューのラインアップ拡充、安全でおいしい旬の食材を活かした新商品の
投入を行い、一層のおいしさと楽しさを追求してまいりました。
株式会社TAG-1が経営する焼肉レストランの「宝島」、「熟成焼肉いちばん」、「牛庵」、「いちばん」
等につきましては、業態コンセプトのブラッシュアップを図るとともに、肉の専門レストランとして厳選された
牛肉と旬の食材を活かした品質の高い商品の提供、店舗サービス水準の向上に努めてまいりました。
株式会社華屋与兵衛が経営する和食レストランの「華屋与兵衛」につきましては、お客様の満足度向上を図る
ため、旬の食材を活かした和の魅力あふれる商品の開発、店舗従業員のサービス水準向上、労働生産性の改善等
に努めてまいりました。
なお、レストランカテゴリーの当連結会計年度末の店舗数につきましては、43店舗出店、140店舗退店した結
果、1,265店舗(FC79店舗含む)となりました。
(ファストフードカテゴリー)
ファストフードカテゴリーの当連結会計年度の売上高は、1,385億78百万円(前年同期比7.7%減)となりまし
た。
株式会社はま寿司が経営する100円寿司チェーンの「はま寿司」につきましては、積極的な出店による業容の拡
大を図るとともに、旬の食材を活かしたフェアメニューの投入及び商品品質の向上、店舗サービス・販促の強化、
テイクアウト商品の充実等に努めてまいりました。
TCRS Restaurants Sdn.Bhd.が経営するチキンライス専門店の「The Chicken Rice Shop」は、ハラル認証を受
け、マレーシアで広く展開しており、老若男女問わずファミリー層に支持されています。
なお、ファストフードカテゴリーの当連結会計年度末の店舗数につきましては、35店舗出店、11店舗退店した
結果、957店舗(FC1店舗含む)となりました。
(その他カテゴリー)
その他カテゴリーの当連結会計年度の売上高は、586億14百万円(前年同期比2.2%増)となりました。
当カテゴリーの主な内訳は、米国、カナダ、オーストラリアで寿司のテイクアウト店を展開しているAdvanced
Fresh Concepts Corp.、家庭用冷凍食品販売の株式会社トロナジャパン、グループの物流機能を担う株式会社グ
ローバルフレッシュサプライ、備品・ユニフォーム等を調達する株式会社グローバルテーブルサプライ等であり
ます。
なお、その他カテゴリーの当連結会計年度末の店舗数につきましては、195店舗出店、191店舗退店した結果、
4,533店舗(FC4,306店舗含む)となりました。
② 小売事業
小売事業の当連結会計年度の売上高は、874億19百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は15億16百万円(同
154.6%増)となりました。
当事業の内訳は、スーパーマーケット事業を展開する株式会社ジョイマート(※)及び青果販売等の株式会社ユ
ナイテッドベジーズ等であります。
(※)株式会社ジョイマート(旧 株式会社マルヤ)は、小売事業の更なるマネジメントの強化を図るため2021年
3月にグループ小売事業会社4社(株式会社マルエイ、株式会社尾張屋、株式会社フレッシュコーポレーション、
株式会社アタック)を吸収合併いたしました。
なお、小売事業の当連結会計年度末の店舗数につきましては、2店舗出店、5店舗退店した結果、129店舗とな
りました。
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産は3,960億23百万円となり、前連結会計年度末から301億69百万円増加いたしま
した。これは主に、現金及び預金、有形固定資産の増加等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は3,105億92百万円となり、前連結会計年度末から315億32百万円増加いたしま
した。これは主に、有利子負債の増加等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は854億30百万円となり、前連結会計年度末から13億62百万円減少いたしまし
た。これは主に、自己株式の取得等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
金額
現金及び現金同等物の期首残高 289億28百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー 296億86百万円
投資活動によるキャッシュ・フロー △235億19百万円
財務活動によるキャッシュ・フロー 17億53百万円
現金及び現金同等物の期末残高 376億43百万円
(参考)フリー・キャッシュ・フロー 61億66百万円
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、自己株式の取得等を行った一方で、
有形固定資産及び劣後特約付ローン等に伴う有利子負債の増加があった結果、当連結会計年度末には期首対比
87億15百万円増加し、376億43百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、減価償却費等により、296億86百万円の資金の増加とな
りました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、新規出店に伴う有形固定資産取得等により、235億19百
万円の資金の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、有利子負債の増加等により、17億53百万円の資金の増
加となりました。
(注) フリー・キャッシュ・フローは、以下の計算式を使っております。
フリー・キャッシュ・フロー=営業活動によるキャッシュ・フロー+投資活動によるキャッシュ・フロー
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が一部で開始されたものの、感
染症の収束時期は依然として不透明であります。
このような経営環境のもと、当社は「食のインフラ」として、お客様に安全でおいしい食をお届けすることを基
本方針とし、感染症拡大に対する政府及び各自治体のガイドラインに基づき、状況に応じて必要な取り組みを随時
行ってまいります。
今後も食材調達から製造、物流、店舗での販売まで一貫して設計・運営を行うマス・マーチャンダイジング・シ
ステム(MMD)の強みを活かして、安全でおいしい食を手軽な価格で提供する企業としてフード業世界一を目指し、
さらなる成長を続けてまいります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であるため、会計基準につきましては日本基
準を適用しております。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 28,928 37,643
受取手形及び売掛金 13,937 22,401
商品及び製品 20,779 16,841
仕掛品 782 813
原材料及び貯蔵品 6,237 7,810
その他 18,319 23,629
貸倒引当金 △131 △112
流動資産合計 88,853 109,026
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 205,939 204,127
減価償却累計額 △121,479 △120,920
建物及び構築物(純額) 84,459 83,207
機械装置及び運搬具 14,833 15,512
減価償却累計額 △8,985 △9,161
機械装置及び運搬具(純額) 5,847 6,351
工具、器具及び備品 69,588 72,966
減価償却累計額 △48,821 △51,470
工具、器具及び備品(純額) 20,766 21,496
土地 20,418 21,199
リース資産 29,551 45,670
減価償却累計額 △10,800 △15,641
リース資産(純額) 18,751 30,028
建設仮勘定 979 715
有形固定資産合計 151,223 162,997
無形固定資産
商標権 37,992 38,812
のれん 17,426 15,186
その他 3,428 4,244
無形固定資産合計 58,846 58,242
投資その他の資産
投資有価証券 2,507 2,668
差入保証金 33,405 33,259
長期貸付金 82 80
長期前払家賃 18,054 17,107
繰延税金資産 8,509 8,054
その他 4,277 4,546
貸倒引当金 △14 △14
投資その他の資産合計 66,823 65,701
固定資産合計 276,894 286,941
繰延資産
株式交付費 30 19
社債発行費 75 36
繰延資産合計 105 55
資産合計 365,853 396,023
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 20,261 24,678
短期借入金 1,441 1,149
1年内償還予定の社債 1,600 20,600
1年内返済予定の長期借入金 23,647 35,735
リース債務 4,150 8,439
未払法人税等 3,269 1,111
賞与引当金 2,269 2,224
その他 33,424 35,607
流動負債合計 90,064 129,545
固定負債
社債 25,600 5,000
長期借入金 128,500 132,641
リース債務 16,604 24,804
退職給付に係る負債 714 707
資産除去債務 3,336 3,456
繰延税金負債 10,652 10,919
その他 3,588 3,517
固定負債合計 188,996 181,046
負債合計 279,060 310,592
純資産の部
株主資本
資本金 26,996 26,996
資本剰余金 24,817 24,818
利益剰余金 42,090 41,230
自己株式 △2,260 △5,827
株主資本合計 91,643 87,216
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △79 △69
繰延ヘッジ損益 △66 431
退職給付に係る調整累計額 △35 △11
為替換算調整勘定 △4,849 △2,244
その他の包括利益累計額合計 △5,030 △1,893
非支配株主持分 179 107
純資産合計 86,793 85,430
負債純資産合計 365,853 396,023
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 630,435 595,048
売上原価 267,680 254,469
売上総利益 362,754 340,578
販売費及び一般管理費 341,835 328,490
営業利益 20,918 12,088
営業外収益
受取利息 548 380
受取配当金 4 5
持分法による投資利益 8 7
賃貸料収入 141 130
為替差益 - 208
補助金収入 780 1,923
その他 707 740
営業外収益合計 2,189 3,396
営業外費用
支払利息 1,986 2,225
賃貸費用 60 64
為替差損 57 -
長期前払費用償却 535 474
その他 563 505
営業外費用合計 3,204 3,269
経常利益 19,903 12,215
特別利益
収用補償金 134 -
受取保険金 161 421
受取補償金 121 27
協力金収入 - 7,604
その他 78 44
特別利益合計 495 8,098
特別損失
固定資産除却損 1,149 3,182
減損損失 2,405 2,260
新型感染症対応による損失 - 7,864
その他 1,192 1,569
特別損失合計 4,747 14,876
税金等調整前当期純利益 15,650 5,437
法人税、住民税及び事業税 5,969 2,833
法人税等調整額 △1,985 427
法人税等合計 3,984 3,261
当期純利益 11,666 2,175
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △311 △83
親会社株主に帰属する当期純利益 11,978 2,259
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 11,666 2,175
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △7 10
繰延ヘッジ損益 △65 497
退職給付に係る調整額 192 23
為替換算調整勘定 △3,187 2,614
持分法適用会社に対する持分相当額 △2 2
その他の包括利益合計 △3,071 3,148
包括利益 8,594 5,324
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 8,928 5,395
非支配株主に係る包括利益 △333 △71
9
株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 23,470 24,261 34,432 △8,021 74,143
会計方針の変更による
△919 △919
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
23,470 24,261 33,512 △8,021 73,223
た当期首残高
当期変動額
新株の発行 3,525 3,525 7,051
株式交換による増加 6,603 6,603
剰余金の配当 △2,807 △2,807
親会社株主に帰属する
11,978 11,978
当期純利益
自己株式の取得 △2,497 △2,497
自己株式の処分 802 8,263 9,065
親会社株式の取得 △4 △4
連結範囲の変動 △593 △593
連結子会社株式の取得
△10,162 △10,162
による持分の増減
非支配株主との取引に
△212 △212
係る親会社の持分変動
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 3,525 555 8,577 5,761 18,420
当期末残高 26,996 24,817 42,090 △2,260 91,643
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算
有価証券 に係る 包括利益
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △73 △0 △227 △1,680 △1,980 14,920 87,083
会計方針の変更による
△919
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
△73 △0 △227 △1,680 △1,980 14,920 86,163
た当期首残高
当期変動額
新株の発行 7,051
株式交換による増加 6,603
剰余金の配当 △2,807
親会社株主に帰属する
11,978
当期純利益
自己株式の取得 △2,497
自己株式の処分 9,065
親会社株式の取得 △4
連結範囲の変動 △593
連結子会社株式の取得
△10,162
による持分の増減
非支配株主との取引に
△212
係る親会社の持分変動
株主資本以外の項目の
△5 △65 192 △3,169 △3,049 △14,740 △17,790
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △5 △65 192 △3,169 △3,049 △14,740 629
当期末残高 △79 △66 △35 △4,849 △5,030 179 86,793
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 26,996 24,817 42,090 △2,260 91,643
当期変動額
剰余金の配当 △3,061 △3,061
親会社株主に帰属する
2,259 2,259
当期純利益
自己株式の取得 △3,571 △3,571
自己株式の処分 0 3 4
連結範囲の変動 △58 △58
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 0 △859 △3,567 △4,426
当期末残高 26,996 24,818 41,230 △5,827 87,216
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算
有価証券 に係る 包括利益
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △79 △66 △35 △4,849 △5,030 179 86,793
当期変動額
剰余金の配当 △3,061
親会社株主に帰属する
2,259
当期純利益
自己株式の取得 △3,571
自己株式の処分 4
連結範囲の変動 △58
株主資本以外の項目の
10 497 23 2,605 3,136 △72 3,064
当期変動額(純額)
当期変動額合計 10 497 23 2,605 3,136 △72 △1,362
当期末残高 △69 431 △11 △2,244 △1,893 107 85,430
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 15,650 5,437
減価償却費 21,999 24,775
減損損失 2,405 2,260
のれん償却額 1,761 1,723
負ののれん償却額 △2 △2
貸倒引当金の増減額(△は減少) △16 △20
賞与引当金の増減額(△は減少) △35 △56
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 71 23
受取利息及び受取配当金 △552 △385
支払利息 1,986 2,225
為替差損益(△は益) 133 94
持分法による投資損益(△は益) △8 △7
投資有価証券売却損益(△は益) △0 -
有形固定資産売却損益(△は益) △4 13
有形固定資産除却損 1,039 2,284
その他の特別損益(△は益) △49 123
その他の営業外損益(△は益) △6 △166
売上債権の増減額(△は増加) 309 △8,205
たな卸資産の増減額(△は増加) △309 2,546
仕入債務の増減額(△は減少) △2,371 4,095
投資有価証券評価損益(△は益) 2 -
協力金収入 - △7,604
未払消費税等の増減額(△は減少) 1,286 4,603
その他の流動資産の増減額(△は増加) 1,867 1,732
その他の固定資産の増減額(△は増加) 877 661
その他の流動負債の増減額(△は減少) △3,554 △49
その他の固定負債の増減額(△は減少) △349 △259
小計 42,130 35,843
利息及び配当金の受取額 286 137
利息の支払額 △1,988 △2,200
法人税等の支払額 △6,853 △4,874
協力金の受取額 - 779
営業活動によるキャッシュ・フロー 33,575 29,686
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △23,980 △20,286
有形固定資産の売却による収入 964 42
無形固定資産の取得による支出 △1,030 △1,135
長期前払費用の取得による支出 △167 △339
投資有価証券の取得による支出 △1,915 △403
投資有価証券の売却による収入 3 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△6,634 -
る支出
貸付けによる支出 △557 △150
敷金・差入保証金の差入による支出 △961 △1,170
敷金・差入保証金の返戻による収入 1,120 1,352
権利金の支出 △70 △50
長期前払家賃の支出 △1,542 △1,158
その他 △417 △220
投資活動によるキャッシュ・フロー △35,188 △23,519
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 628 △244
長期借入れによる収入 10,488 41,453
長期借入金の返済による支出 △25,006 △25,367
リース債務の返済による支出 △3,433 △5,863
自己株式の取得による支出 △2,497 △3,571
自己株式の売却による収入 4 4
連結子会社の自己株式取得による支出 △1,802 -
社債の償還による支出 △1,600 △1,600
配当金の支払額 △2,803 △3,056
非支配株主への配当金の支払額 △109 △1
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△150 -
による支出
その他 527 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △25,753 1,753
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,399 746
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △28,765 8,666
現金及び現金同等物の期首残高 57,240 28,928
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
453 49
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 28,928 37,643
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループの一部の在外連結子会社において、当連結会計年度よりIFRS第16号「リース」を適用しており、借
手のリース取引について経過措置に従い使用権資産およびリース負債を認識するとともに、使用権資産の減価償却
費とリース負債に係る支払利息を計上しております。
この基準の適用に伴い、当連結会計年度の連結貸借対照表において、有形固定資産の「リース資産(純額)」は
7,492百万円、流動負債及び固定負債の「リース債務」は合計7,243百万円増加し、流動資産の「その他」は248百万
円減少しております。
また、この変更により、従来の方法に比べて当連結会計年度の営業利益は14百万円増加し、経常利益は55百万円、
税金等調整前当期純利益は140百万円減少したほか、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・
フローは586百万円増加し、財務活動によるキャッシュ・フローは同額減少しております。
なお、当連結会計年度の1株当たり情報に与える影響は軽微であります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が、経営
資源配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、フード業の経営を幅広く行っており、「外食事業」及び「小売事業」を主な報告セグメントとし
て区分し、グループ戦略を立案・決定しております。
なお、報告セグメントに含まれる事業は以下の通りであります。
外食事業:外食店舗経営他
小売事業:スーパーマーケット経営
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成の基本となる重要な事項」における記載と
概ね同一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。
なお、当社では報告セグメントに資産及び負債を配分しておりません。
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
合計 調整額(注)1
計上額(注)2
外食事業 小売事業
売上高
外部顧客への売上高 547,677 82,757 630,435 - 630,435
セグメント間の
2,374 27 2,401 △2,401 -
内部売上高又は振替高
計 550,052 82,784 632,836 △2,401 630,435
セグメント利益 20,322 595 20,917 0 20,918
その他の項目
減価償却費 21,003 1,045 22,048 △49 21,999
のれん償却額 1,230 531 1,761 - 1,761
(注) 1.調整額は、主にセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.のれんの未償却残高は、17,426百万円となっております。
4.セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢価格に基づいております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
合計 調整額(注)1
計上額(注)2
外食事業 小売事業
売上高
外部顧客への売上高 507,628 87,419 595,048 - 595,048
セグメント間の
2,823 25 2,849 △2,849 -
内部売上高又は振替高
計 510,451 87,445 597,897 △2,849 595,048
セグメント利益 10,571 1,516 12,087 0 12,088
その他の項目
減価償却費 23,739 1,085 24,825 △50 24,775
のれん償却額 1,192 531 1,723 - 1,723
(注) 1.調整額は、主にセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.のれんの未償却残高は、15,186百万円となっております。
4.セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢価格に基づいております。
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株式会社ゼンショーホールディングス(7550) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 563.30円 560.87円
1株当たり当期純利益 80.31円 14.82円
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 11,978 2,259
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
11,978 2,259
(百万円)
期中平均株式数(株) 149,153,465 152,514,861
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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